※この物語はフィクションです。
  登場する人物・団体・名称等は
  架空であり、実在のものとは
  関係ありません。





前回の記事はこちら
ニビスとヘルマ~第一話~【ニビス編】











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さて、あのマスクの男から
金目の物を全て頂くとするか








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ピラミッドの修行でつけてきた力
今ここで試させてもらおう
対人間と戦うのは初めてだな
腕がなるぜ!








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おい!
お前が金を持ってるのは分かっている
痛い目見たくなければ金目の物を置いていけ
見たところ腕に自信ありそうだな
まぁ置いてこうが置いていかまいが
オレは今暴れたい!せいぜい全力で抵抗してみろ








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ひぃ!なんだこいつ!?
格好が変態じゃないか
何言ってるかよくわからないし
オノ担いでる時点で十分あぶねぇ!
ここは逃げといた方がよさそうだ…






男は素早く逃げ出した







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くそ!どこに行きやがった!








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「あの・・・すみません・・・」
と声が聞こえたので振り返ると
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地味な女
出来れば話しかけて欲しくない
なぜそのような眼鏡をかけるのか
理解に苦しむ
そのくせ服はセクシーというギャップ







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聞くと先程の男に絡まれてたらしく
律儀にお礼を言ってきた








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助けたつもりはないが
そうとあれば恩を売っておこう
そうだこいつから金を巻き上げよう



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ええええええ!?
と突然逃げ出す女




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運動神経なさそうなくせに
逃げ足は早いな
オレも歴代ファラオの1人
逃がしてなるものか








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くそ!
中々早い!
速度錬金装備か!?
ずるいぞ!





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くっ!
男に続き女までも逃がしたか!
逃げ足の速い奴め
今日の所は勘弁しておいてやるか








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それにしてもあの女…
服装が近いものがあったな
まさかピラミッドで生活する者に
近しい存在なのか!?
もしそうであれば興味深い
やはり会って話を聞こうではないか








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何せ私の周りには語れる者などいない
もしそうであれば初めての友好関係が
築ける相手かもしれぬ
そう思うと自然に口角が上がり走っていた








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周辺を探したが見つけられず
諦めかけピラミッドに戻ろうと歩いていると
CASINOにいた男が女に絡んでいた








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オレはこの女に用がある!
痛い目にあいたくなければ
立ち去れ!
と男を追い払ってやった








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女は助けられた事こそ礼は述べたが
身ぐるみ剝がされそうになった事は
相当怒っているようで怒りが静まらない
剥がさずともすでに半裸だろうに・・・
そしてなぜそのような眼鏡をかけるのか
理解に苦しむ







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どうしても話がしたいが聞く耳持たず
逃げられてしまった
下手に出てれば調子に乗りおって
すぐに追いついて見せようぞ





















また見失なった・・・
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くそう!くそう!
この時、初めて気づいた事がある
オレは足が遅いらしい
女が早いわけでもない
それよりもオレが遅いようだ
(あとオノが重い)








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結局何も得ないまま
おめおめと戻ってきてしまった・・・
仕事や修行をさぼったので
カーメン様に合わす顔がない
というか怖い!
何されるかわかったもんじゃない








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中に入ると真っ先に田中の所へ謝罪しに行った
ファラオの私がこいつなんぞに頭を下げる事は
本来しなくてもよいが強引にバイクを奪い
水没させた事はさすがに気が引けた








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どうせこいつも外の事はそんなに知らない
だから勝ち誇って自慢げに外界を話してやった
するとトントンと肩を叩く者が・・・








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振り返ればヤツがいた(古い)
ではなく
振り返ればあの女がいた
まさか私とは思っていなかったのか?
顔見ると同時におびえていた








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また逃げられてはかなわないので
光の速さで謝罪し非礼を詫びた
誠意が伝わり冷静に話が出来た








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話してみると
この女の名前は「ヘルマ」というらしい
ヘルマはピラミッドの管理をしているようだ
そのような存在がある事も知らず
話す事全てが新鮮だった
笑うという事も初めての経験だった







この日からオレは修行や仕事の合間に
ヘルマと出来る限りの時間を共有した








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私がピラミッドで安息出来る場所を教えると
ここの水質チェックはヘルマがしているらしい
水の状態を誉めると頬を赤らめていたが
気持ち悪かった
というかこの同じ格好で水を飲むなど
女としてどうなんだ?と思った








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外の世界には私が泳いだ海というものがあったが
ここにはそんなに広い場所はないので
水辺で水を掛け合ったりはしゃいだリした
いずれヘルマと本物の海に行ってみたいものだ
そうだ!落ち着いたらいつかきっと
海に連れて行ってあげよう!





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ヘルマが普段使っている寝床も教えてくれた
正直狭すぎて寝心地が悪かった
あと水辺の近くで下が湿っていて
すごく気持ち悪かった
こんな所で寝れるヤツの気が知れない




そんな感じで意気投合
お互いに長い時間は必要なかった
オレはヘルマと一緒になる事を決めた




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カーメン様にその報告をしに向かうと








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とても喜び祝福してくれた
祝いの花火の演出もしてくれたけど
でも近すぎて熱い








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わぁ!ダメージがまるで
ウェディングベールのようだ
これを狙ってたのですね
私たち幸せになります








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お祝いにと二人乗りの馬も貰った
名前は「エイトレイビョウ」にした








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そして無事第八霊廟の代表にもなれた!
今日からここがオレ達の城だ!
住処とは言ってもここを守護しなければならない
しかし主に対して
その見下した目つきはどうだろうか








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一緒になったからにはヘルマにも
戦ってもらおうと思いその事を告げると
戦闘に関しては何もできないと言う
重い物も持てず武道の心得もないという

か弱いアピールしやがって!
これだからインドア派は困る!






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しかしヘルマは勤勉だ
それでも何とかしようと自分で戦い方を
調べ始めムチを使う事に行き着いた
しかしそれだけでは物足りないので
オレからも提案した
オレは最近、外の世界を知るために
blogなるものを読み始めたが
その中に興味深いものがあった
金を降らしダメージを与える
「ゴールドシャワー」なる技がある








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これがそのブログというものの写真だ
確かにこれは使える!
ヘルマにもこれを習得する事を薦めた








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ヘルマはそんなに多くの金を持つ腕力もない
と言うので天井の四角部分に穴をあけ
ミイラに上から金を落とさせるよう提案した








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しかしそれには落とす合図が必要だ
このポーズをした時に金を降らすよう
タイミングを何度も練習した
さすがのオレもこの練習は何度も死にかけた
強すぎる…これはオレをも超えたかもしれぬ








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金も無限ではないので
投げた後はちゃんと探して再利用した
あとは冒険者を倒して増やしていくだけだ








というような事を日々繰り返し
冒険者達とも何度も戦い
この生活にも慣れてきた頃
今日もまた同じ日々の始まり
また戦いの日々の始まり
オレもヘルマも少し疲れてきたある日








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ふぅ~・・・また来たか・・・
1日に何度も荒らしに来やがって
人の墓の中でふざけるとは何なんだ

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今に始まった事じゃないじゃない?
でもそうね、気持ちは分かるわ・・・









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でも何だかとっても楽しそう
私達はお互いの事しか知らないけど
あんな風に多くの仲間で冒険も悪くないわね








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向こう側に行きたいのか?


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そうではないわ・・・でも・・・
そういう人生もありかなって
彼らを見てたら思っちゃってね


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情を持ったわけではあるまいな?


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そんなわけないじゃない!
ここを守る事が私たちの使命
そこに気持ちのブレはないわ!


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それならよかった・・・










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なんだかんだヘルマも面食いだからな
どうせあの魚の種族がタイプなんだろう
なりたいとも思わんがな!
それにしても隣のエルフ
というより隣のあいつは無いな
肌も病的に白い、そしてあの目は何だ!?








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ほら、来るぞ!
一転してやつらも戦闘態勢だ
いつも通りオレ達で葬ってやろう








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残るはこの二人かオレの攻撃に合わせて
トドメはヘルマが決めろ!
(最近田中がやけにオレの上に
G落としてくるから要注意な!?)







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問題ない
強者はオレ達だ
いつも通りだな
何も変わることはない
今までも。これからも。
そう、ずっとだ・・・







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まぁあれだ・・・
何だかんだ言っても
結局うちら最強だよね~wwwww

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そうよね~wwww
あははははははははwwwwwww












毎日毎日、戦いの日々・・・












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一見地獄の様な日々でも








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何も不満も心配もなかった








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一緒にいれる事だけで幸せだった








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ただ・・・静かに近づいてたんだ








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音もたてず








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崩壊へのカウントダウンが・・・








To be continue…




次回最終回
ニビスとヘルマその結末とは・・・




ニビスとヘルマ~第二話~【ヘルマ編】
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