井上浩二のブログ:現在(いま)を考える

株式会社ケーティーコンサルティング株式会社シンスター の代表取締役井上浩二が、ビジネスに関して日々考えていることを発信。

株式会社シンスターでは、人材育成に関するコラムを発信しています。是非こちらもご覧ください。

向き合って話をしていますか?

今年の漢字は、「北」だそうですね。勿論、北朝鮮の事が最も大きいと思うのですが、発表した清水寺の森貫主は、

「『北』という漢字は2人が背を向けている姿を表している。」

と、語っています。北朝鮮と世界の対立、トランプ大統領がもたらした米国の分裂などに象徴される、互いが背を向けて対立しあうことの多い今年の時勢を良く表した漢字ですね。森貫主は、更にこう続けています。

「同じ2人でも『仁』はお互い話をし、平和な世の中を築こうという仁愛に通じる。話し合いをしなければ思いは通じない。平和に向かって努力することが大事だ」

正に、その通り。良い事言うなぁ。卑近な話しなのですが、約2か月前にヤフオクで購入した大河ドラマの「龍馬伝」、息子が気に入りもう見終わってしまいました。反目しあう薩長の同盟を実現し、内紛を起こさずに大政奉還を結実させた龍馬は、ドラマの中で何度も

「皆が笑って暮らせる国にする」、「憎しみからは何も生まれない」

と言っています。格好良いなぁ。もし龍馬が今の時代にいたら、どうこの世を見るのでしょうね?平和を実現するために、どんな行動をとるのかなぁ?

話さなければ、何も解決しない
最近は、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都として承認するなんて話もありますね。こんなことしたら、イスラムとの対立を助長するだけなのは火を見るより明らか。早速、NYで爆弾テロ。ロシア問題含め、色々と上手く行かない部分から目を逸らし、ユダヤ人の支援を勝ち取りたいからかもしれないですが、トランプ大統領はそもそも対立を煽る喧嘩好きにも見えませんか?憎しみからは、何も生まれないのになぁ。でも、互いに向き合わず、話し合わないから、問題が全く解決しないなんていうことは身の回りにも結構ありますよね。仕事をしていて、「あの人は・・・だから」と決めつけ、腹を割って話もしない。で、最悪は表には出さないものの、心根では反目しあう。互いに協力しない。同じ組織に属し、その組織の成功のために最善を尽くすべきなのに・・・勿体ないですよね。大河ドラマでは、岩崎弥太郎が龍馬を「人たらし」と呼んでいましたが、誰にでも会って本音で議論しようとする。兎に角行動して、話し合う。やっぱり大事なのは、向き合って本音で話し合うことなんでしょうね。それがなければ、何も生まれない。仕事や普段の生活でも、そんな姿勢を持たなければと思う限りです。

怖いのは周囲の「無関心」
自分は当事者の場合はさて置き、よくあるケースは、背を向けあう当事者が話し合おうという姿勢を持たず、周囲もそれを放っておくなんてことじゃありませんか。「仕方がないよね」と周囲が諦めたり、そもそも関心を持たなかったら、それはそのまま何も良くならない。「一度話し合うてつかあさい」、坂本龍馬のそんな行動、ある意味お節介があったから「無理」と言われたことが実現した。身の回りのことでも同じで、当事者が話し合う「場」を周りが設定してあげることが時に必要なのでしょうね。そのためには、「関心」を持っていなければいけない。世界での出来事も、レベルは違えど基本は同じ。昨日、あるニュース番組で視聴者から「エルサレムがイスラエルの首都になって何が問題なの?」なんて意見が寄せられていました。中東戦争なんてついこの間のことなんですけどね。関心ないのかなぁ?そんな無関心が、あるいは自分のことしか考えない姿勢が、現代の様々な問題を改善できない一つの理由にも思えます。色々なことに関心を持って、自分に出来ることがあればやる、そんな姿勢も持ちたいなぁ。

話は全然違うのですが、最近の厳しい寒さと、時に暖かな日差しを楽しめる気候。これが、庭の河津桜の感覚をまた狂わせ、何輪かの花を付けました。季節外れの桜、ちょっと嬉しいですね。異常がもたらした偶然、そういうものも皆で笑って楽しめるような世の中になって欲しいものです。来年は、少しはそんな年になるかなぁ。
201712_季節外れの河津桜

体験していますか?

いやぁ、本当にビックリ!体験してみないと分からないものですねぇ。発売して約1年がたつプレステVR、初めて触ってみました。以前だったら、テーマパークなんかでしかお目にかかったことの無いVRが家庭で楽しめちゃうんですね。しかも、こんなに高品質で。流石、ソニーしかし、1年以上もこんな製品を自ら体験しないでいたかと思うと・・・駄目ですねぇ、世間知らず。

体験しないと分からない
「プレステのVRは買いじゃないかなぁ、かなり品質も良いし」、昨年のこの時期にITに詳しい友人に言われました。そうなんだ、彼が言うのだったら息子に買ってやってもいいかな、とも思ったのですが、話は流れて1年。きっと「こんなレベルだろう」と高を括っていたのですが、想像以上でした。眼鏡をかけたままでOKで、使ってみると360度3次元の世界が広がっていました。やっぱり、自分で体験しないと分からないですよね。この友人、先日はグーグルのスマートスピーカー、Google Homeを購入して楽しんでいますメルカリも一度使ってみないとと、家族で要らなくなったツリーを販売。(労には見合わないようですが。)世の中の変化に付いていくためには、こういう果敢な姿勢、積極的な行動が必要なんですよね。見習わないと。私も、机の前に座っているばかりではなく、どんどん行動しないとと反省しました。(ちなみに、先日乗馬を初体験。自然の中を馬に乗って散歩するコースだったのですが、乗せて頂いた馬が”道草”大好きのお馬さん。所々で草を食べようとするのを静止して乗るように言われたのですが、その力に本当にビックリ。でも、乗馬って気持ちいいものなんですねぇ。

どう体験してもらうか?
一方、提供する側からすると、如何に少しでも体験してもらうかが大事ですよね。しかし、これがなかなかハードルが高い。プレステVRにしても、私のようなそもそもゲーム機にあまり関心がないような人間には、興味を持ってもわざわざ体験しには行かない。そうなると、普段の生活の中で体験できる場を作るしかない。今や中国でもプレゼンスを作れているTOTOのウォシュレットも、最初はホテルや空港など、公共の場に設置して体験を促し、市場に浸透していきましたよね。米国での日本食ブームを引き起こす先陣となったキッコーマンは、スーパーで散々試食の場を提供した。大事なのは、普段の当り前の生活の中で、体験できる場を提供することなのでしょうね。これに対して、プレステVRは何だか勿体ない気がするなぁ。販売店とか、体験する場を提供する場を作っているようですが、そこはゲーム好きが集まる場のように思います。それも良いとは思うのですが、ゲームに関心のない人も体験する場を生活の場に作ったら良いのに。例えば、駅やショッピングセンター。道を調べたり、広いお店の中で、自分が行きたいところを検索したら、VRでどう行けば良いかを現実感がありつつも、少し夢の世界のような形で見せたりしたら、その凄さが分かると思うのですが。で、そこから興味を持ってもらえたら、勿論ゲーム機として買ってもらえる可能性が高まるし、別の用途で使おうとする提案も増えるのでは。ま、ソニーの人達だったらこんな事は当たり前に考えていて、ハードの耐久性とか色々な問題があってやってないだけなんでしょうけどね。でも、何かもっと「普段の生活の場」で「体験」出来るような工夫をしたら、面白いと思うんだけどなぁ。

今回書いたプレステVRですが、買った理由は息子の誕生日。息子のために買ったのですが、これだと大人も思いっきり楽しめそう。遊び過ぎに注意しないといけないですね。
2017_KokiBirthday

今、人生のどんなステージにいますか?

昨日、めでたく53歳となりました。家族や友人が祝ってくれるのはとても嬉しいのですが・・・もう53なんですよねぇ。この歳になると、本当に1年なんてあっという間。そろそろ、老後のことも考えないといけないのかなぁ。

人生のステージをどう区切るか
若い頃は、当然のことながら「その時」が大事で、後先あまり考えない。しかし、この歳になると、相応に考えるようになりました。ビジネスマンのスタートを23歳とすると、私の捉え方は―盤戦:23-35歳、中盤戦:36-50歳、終盤戦:51-65歳なんてここ数年考えています。ん?、66歳からは?って、それは延長戦かな。序盤戦は、あまり深く考えずに、兎に角一生懸命ビジネスに取り組む、経験を積む時ですね。中盤戦は、その経験を生かして何かに取り組み、自分なりの軸を作って基盤を相応のものにするステージでしょうか。で、終盤戦は、これを生かして社会や自分の属するコミュニティに価値を発揮する、つまりは社会に恩返し出来るぐらいにならないといけない。ここ数年、私は人生のステージをそんな風に考えています。で、個人的に振り返ってみると、序盤戦、中盤戦はそこそこかな。しかし、終盤戦に入って自分が何をすべきか、どうもちゃんと考えられていないような気がします。駄目ですねぇ。これだけ社会の変化が激しい時代だからこそ、その流れを作った時代を生きてきた人間としてどんな価値を出すべきか、年末年始を利用して考えてみようと思います。

ロールモデルは誰ですか?
そんな事を考える時、やっぱり「こんな人になりたいなぁ」というロールモデルがあると良いですよね。私が、大学生の時から敬愛する人物は、ジョージ・ケナンという方。第2次大戦後、米国のソ連封じ込め政策の柱を作った方ですね。ただ、軍事力による封じ込め策に傾斜していく政府に対し、一貫して経済力による封じ込め策を訴え続け、中枢からは外されていったわけです。最終的には、ソ連は経済的な問題から崩壊するわけですが、そんな時代の流れも見ながら私の会社の社是の一つ、「正しいと信じることを、正しいと言い続ける」を作りました。最近、他に「この人、素敵だなぁ」と改めて思うようになったのが、坂本龍馬。くだらない話なのですが、社会が嫌いな息子に「歴史って面白いぞ」とどう伝えるか考え、NHKの龍馬伝のDVDをヤフオクで手に入れました。一緒に見ながら、幕末と明治維新などに関して息子が興味を持つように話しているのですが、坂本龍馬も良い男ですよねぇ。私利私欲に絶対に走らない、日本を皆が笑って暮らせる国にする、ドラマを見て息子もそんなことも学んでくれたらいいなぁ、なんて思っています。この二人に共通するところは、時代の変革期、潮目が変わる時代に生きたこと、そして何よりも強い「志」を持っていたことでしょうか。現在(いま)も、ある意味時代の大きな変革期のように思います。私も、自分の「志」が何か、もう一度考えないといけませんね。

そんな事を考えるきっかけとなった誕生日ですが、家族とご近所の友人が祝ってくれてとても楽しい時間を過ごしました。こういう時間があるから、それをバネに頑張れるんですよね。
2017_Birthday
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