井上浩二のブログ:現在(いま)を考える

株式会社ケーティーコンサルティング株式会社シンスター の代表取締役井上浩二が、ビジネスに関して日々考えていることを発信。

株式会社シンスターでは、人材育成に関するコラムを発信しています。是非こちらもご覧ください。

2014年06月

「気配り力」が『報・連・相』の肝?

会社の上司が部下に、
「昨日お客様からクレームがあったなんて、そんな大事な事を何故直ぐに報告しないんだ!」
「明日の避難訓練には出てくれって?何でもっと早く皆に連絡しておかないんだ!」
「提案内容を3日も考えて何の進捗もないって?何でもっと早く相談しないんだ!」
なんて事を言っている場面、皆さんも幾度となく見かけているんじゃないんですか?所謂、『報・連・相』ですが、これがなかなかちゃんと出来ない。「うちの会社は、こんな基本の『き』が出来てないんですよ」なんて話を、私も良く耳にします。先日もそんな話を聞いたのですが、悪いことに「あんな事も連絡してこないなんて、あいつ(部下)は私の事を嫌ってるんじゃないかな?」なんて、相手の気持ちまで疑ってしまっていました。確かにビジネスマンの常識ではあるものの、なかなかしっかりと、『報・連・相』がやり切れている会社、組織はないように思います。どうしたら出来るようになるのでしょう?そもそも、、『報・連・相』を行う力の本質は何なんでしょう?皆さんは、どう思われます?

方法論は色々あれど・・・
、『報・連・相』をしっかりやって行こう、そのための方法論と言うか、工夫は色々ありますよね。まずは、どうやって『報・連・相』を行うか。フェース・ツーフェースを好む方は、朝礼などの日時定例会でやったりしますね。会議の時間を持ちたくない、あるいは勤務場所が分かれるなど物理的に集まるのが難しかったりすると、メールで行うところもある。どちらも、日報なんかのテンプレートを上手く作ると、よりスムーズにやれたりしますよね。ま、どちらのやり方をしても難しいのは、相談ですね。これは、比較的タイムリーに、時に細目にやらないといけない。そんな時に考えるのがルールですね。例えば、自分で10分考えて納得するやり方が出てこなかったら、必ず相談するなんてルールを作っている会社もある。また、自分に意思決定の権限があるかどうかをチェックして、なかったら必ず相談するなんてルールもある。ただ、これだけだとモチベーションが上がらない場合があるので、公式・非公式の評価に組み込んでいる会社もありますね。良い相談をした人やしっかり報告・連絡をしている人を、皆の前で褒める。これだけでも、人としては嬉しい。それだけでなく、MBOの目標に組み込んで、正式な評価項目にしている場合もありますね。こんな工夫をすることで、、『報・連・相』を改善して行くわけですが、どうしても最後に残る問題は『漏れ』と『内容の適切さ』ですね。これを防いだり改善したりするためには、方法論としては互いに質問したり、やっている事の一覧(To Doリストのようなもの)を作ってチェックリストとして活用したり、なんて言うやり方があります。しかし、それでもやり切れない事が多々ある。そもそもは、各人のスキルの問題?そのスキルとは?難しいですよねぇ。

自分がしてもらってうれしいことは他人にもする、嫌な事は他人にはしない
このフレーズ、私が良く使うフレーズです。「幼稚園で習いましたよね。人間としての基本として」なんて言ったりしています。、『報・連・相』ですが、その本質はここにあるんじゃないかなぁ、なんて個人的には思っています。
「この話し、ちゃんと報告しておかなかったらあの人はなんて思うだろう?そもそも、自分があの人の立場だったら・・・」これを一歩立ち止まって考えられるかどうかなのではないでしょうか。連絡も相談も同じ。「この件、きっとこのやり方で出来るよな。でも、あの人に相談しないでやったら、あの人はどう思うだろう?」を考えれば、相談しないでやるなんて出来ないのでは?要は、相手がどう思っていて、どうしたら気持ちよく、楽しく仕事が一緒にできるか、相手に対しての気配りですね。そんな視点で色々な人を見ていると、、『報・連・相』の三拍子がそろっている人は、実は非常に気配りに長けている人が多い。顔色が良くない人には声を掛けたり、困って良そうな人には手助けできる事はないか聞いたり、掃除や整理整頓を率先してやったり、更には食事や飲み会などの席で周りが楽しくできるように色々と身軽に動いたり・・・周りの人を良く見ていますよね。で、できるだけ皆が気持ちよく、楽しく仕事ができたり、その場を共有できたりするように気配りをしている。その延長が、自分の仕事での、『報・連・相』なのではないかなぁ、なんて私は思うのですが、皆さんはどう思いますか?

受ける側も相手が気持ちよくできるようにしないといけない
これまで、、『報・連・相』をする側の事ばかり書いてきましたが、一方で受ける側の気配りも非常に重要ですね。例えば、何か相談してきたことに対して、
「なんでこんな事、いちいち相談してくるんだ!俺だって忙しいんだぞ!」
なんてセリフを吐く人がいますね。寅さんじゃないですが、「それを言っちゃおしめぇよ」ですね。相手が、、『報・連・相』をする気がなくなりますよね。自分がどんなに忙しかろうが、難問を抱えていようが、部下の、『報・連・相』をちゃんと受け止めてあげないといけない。で、相手が何を考えて、どう思ってそれを話しているのかをしっかりと考えた上で適切な対応をすることが大事ですね。例えば、もう相談しなくてもこの手の事はやって良いと判断したら、
「その考えで良いよ。こういう事は、もう君は自分の判断で出来るようになっているから、次からは相談せずに進めても良いよ。」
ぐらいの事は言ってあげないといけない。ただ、ここで曲者なのは「こういう事」ですね。それってどんな内容、レベルの事なのかがなかなかクリアには共有されない。そうなると、時に次にその部下が「そういう事」と判断して相談せずに何かをやって失敗する場合がある。その時に、
「なんで相談しなかったんだ!」
と頭ごなしにやると、これまた悪循環にはまるリスクありですね。なんで相談しなかったを聞き、それは何故相談しなければいけないことだったかを説明しないといけない。ま、これは正論ですけど、そんな綺麗には行かないですよね。人間ですから。感情もあるし。組織として、『報・連・相』を定着させるためには、成功や失敗を繰り返しながら、その組織ならではやり方を作っていかなければならないのだと思います。そこで本質的に必要な事は、相手に対する敬意と気配り、私はそんな風に思うのですが、皆さんはどう思われますか?

10年後はどんな働き方をしてますか?

Aさんの月曜日は、毎週とても多忙を極める。朝9時からは、食品メーカーのX社の営業会議。先週の進捗を確認した上で、今週の具体的な活動を指示し、自分もどの営業をどのようにサポートするかも決める。12時からは、アパレルメーカーY社の営業会議。午後3時からは、日用品メーカーZ社の営業会議。18時からは、この3社の営業会議の結果を受け、翌日以降の自分のスケジュール調整を行った上で、実際の営業に向けた自身の準備と部下への必要な指示を行う。翌日以降の段取りをすべて終えてビールを片手に一息つけるのは、大抵日付が変わっている。しかし、火曜日から金曜日までは、自分でしっかりとスケジュールを管理して部下への指示を適切に行い、必要なフォローを確実に行えば良いので、比較的ゆとりと自由度を持って仕事ができる。土曜日は、家族とゆっくり1日を楽しむ。日曜日は・・・翌日の会議に向けての準備があって、多少忙しいのだが。

人材が不足する社会での働き方は?
最近は、本当に人材不足が顕在化し、各企業の今後の成長に向けての大きな課題になっているようですね。私が学生のころは、喫茶店でバイトして昼間の時給が確か650円、夜間の時給が750円ぐらいだったと記憶しているのですが・・・ネットで検索してみると、今や時給1000円以上のところがごろごろ。それでも人がなかなかな集まらないそうですね。私の知っている飲食店でも、夜にアルバイトが集まらないので、夜の営業日は半分にされたそうです。更に、今や就職してくれるだけで、手当てがつくケースもあるとか。いすゞ自動車では、7月2日までの入職者に仕事に就いただけで手当17万円、3カ月働くと慰労金21万円が支給されるそうです。凄いなぁ~。
冒頭のAさんの話し、勿論私の考えた架空の話です。Aさんは、コンサルタントとかいう訳でなく、3社で働いている3社の正社員と考えてみました。働く時間を自己裁量とする代わりに残業代の支払いなどの労働時間規制を適用しない「ホワイトカラー・エグゼンプション」なんて制度が出来れば、結果さえ出せれば別に特定の1社だけで働く必要はない。能力のある人は複数社の正社員となり、自己裁量で仕事を管理し、能力に応じて報酬を得るなんて働き方も出てくるんじゃないかなぁ、と想像してみました。随分前から言われているユビキタスな仕事環境が整ってきた、そして今後は更にその利便性が高まることを考えると、こんな働き方も当たり前になるかもしれません。ただ、このやり方で正社員を採用するには、色々と考えておかないといけないですよね。利益が相反する企業、つまりライバル社で同時に働くことが内容に、つまり雇用側には他のどの会社で働いているかを明示しないといけないでしょうし、社員と会社が機密保持などに関して契約をする必要も出てくるでしょう。違反者と企業の訴訟なんて話も増えそうですね。しかし、能力のある人にとっては、同時に複数の会社で異なる経験を積むこともでき、企業にとっても優秀な人材を確保することができるかもしれない。皆さん、どう思われます?こんな事、本当に現実の話になりますかね?もしそうなったら、皆さんはどんな働き方をしていますか?

消費税増税で、景気がまた停滞するのでは・・・なんて心配がありましたが、これまでのところ杞憂に終わると言う見方が多くなって来ましたね。日経の記事では、

増税後の4月、全国の食品スーパーの既存店売上高は前年同月比3.6%の落ち込みとなった。しかし、マイナス幅は駆け込み需要があった3月のプラス幅の半分にとどまり、5月はすでにプラスマイナスゼロに回復。「6月は駆け込みの反動減がなくなり、数%のプラスになる」(日本スーパーマーケット協会)見通しだ。

そうです。そんな中、今後の成長の足枷は「人材不足」との見方が強くなってきました。少子高齢化の進展、働き手現象のリスク・・・こんな事は言われて久しいですね。しかし、長引くデフレ経済の中、就職市場は2年前まで非常に厳しかった。それが、ちょっと景気が上向いて来たら、今度は今のような状態になる。なんでこんな事になるのでしょうね?正論を言えば、もっと前から先を見越した手を打っておけば良かったのでしょう。でも、なかなか出来ない。競合の一歩先を行く、お客様のニーズが顕在化する前に手を打つ、なんて言葉をよく耳にしますが、実際に行うのはとても難しい。

・論理的な仮説は立つが、その仮説が現実になる確率が分からない。
・いつ現実の課題として対策を打ち始めないといけないかが見極められない。

こんな理由があるのかなぁ、と個人的には思います。そうだとすると、現実になると言う確立を何で見るのか、いつ判断するのかをまず決めておかないといけないのでしょうね。そして、もっとも重要な事は、仮説が本当に現実になると判断した時に、

・具体的にどのような行動をとるか
・その行動を直ぐに実行できるようにするために何を準備しておけばよいか


をしっかり考え、備えておくことなのではないかなぁ、と、理屈としては思います。完璧になんて無理ですから、少しでも考えて準備しておく企業や個人と、そうでないところの差が大きく出るのでしょうね。また、「そもそも論」としては、仮説が現実になった時、

・どうなっているのかの具体的イメージ

を持っていることが重要なのだと思います。多くの場では、机上論としては議論しても、具体的なイメージが湧いていないことが多いのではないかと思います。どうでしょう?皆さんは、10年後どんな働き方をしていますか?周りの人はどうでしょう?ちょっと考えていくつかの具体的イメージを持ってみると、今後自分として、自社としてどんな備えが必要になるか見えてくるかもしれませんよ。

『無料の世界』はどこまで広がると思いますか?

「何かがソフトウエアになると、それは必ず無料になる」、先週日経の記事で「そうだよなぁ。」なんて思わず考えてしまう記事に目が留まりました。主に、スマホやタブレット端末で利用するビジネスアプリ、カーナビも含めて旅行やお出かけをサポートしてくれるようなアプリ、そしてゲームなども含めたホビー系アプリ・・・一昔前ではそれなりのお金を払わなければならなかったソフトがどんどん無料になっていますね。LINEやSKYPEを使えば電話代もかからない。ネットが広がり始めた頃には、色々な情報をお金をかけずに簡単に検索できるだけでも、「凄い!」と思ったものですが、この20年の変化はすさまじいものがありますよね。所謂、『無料経済圏』ですが、この経済圏はどこまで広がるのでしょうね?

航空運賃が無料になる?
上述のコメントは「ソフトウエア」の話ですが、他にはどんなものが無料になるのでしょう?確か、欧州LCCの牽引者であるライアン・エアーのマイケル・オリーリーCEOが、以前こんな事を言っていました。「我々の目指す究極の姿は、航空運賃を無料にすることだ。」如何でしょう?こんな事、可能でしょうか?考えようによっては、可能なのでしょうね。例えば、こんな仕組み(絡繰り?)は如何でしょう?
フライト予約時には、現在と同様にその時のプライスで一旦決済を行う。フライトの最中に、ライアンエアー利用時にだけ繋ぐことができるECサイト、もしくはその時だけ提供されるスペシャルプライスで提携企業の商品を購入できるようにする。その購入額に応じてポイントが付き、相応額の買い物をすれば航空運賃と同等額、あるいはそれを超えるポイントが戻る。つまり、航空運賃は実質無料になる。
こういう考え方であれば、別に買い物をしてもらわなくても良いかもしれませんね。会員を募集しているサイトへの会員登録斡旋、あるいはそもそもネットで販促費を使って宣伝している企業の広告を行い、クリックしてもらうだけでも良いのかもしれない。(但し、これで動くお金は少額なので、航空運賃無料にまで達するのはちょっと難しいかもしれませんが。)ビジネスを行う側としては、ここでこのポイントをどのように創るかが重要になりますね。ナナコやWAONのような電子マネー、つまり自社経済圏の通貨として成り立つポイントを使えば、お客様の囲い込みに繋がり、新たなビジネス創出に結び付けられますよね。
どんなものが無料となる可能性があるのか、それは、

・多くの人を引き付ける力がある
・ひきつけた人を元に、あらたなお金の流れを考えることができる


ものなら、何でもそうなんでしょうね。(単なる可能性だけの議論ですが。)野球やサッカーなんかのスポーツ観戦やテーマパークなんかも可能性としてはないわけではありませんよね。現在のビジネススキームや商習慣を0ベースで考え直すのは難しいですが、チャレンジしてみると面白いかもしれませんね。

無料経済圏の光と影
色々なものが無料になる、あるいはコストレスになる、これは消費者の立場からするととても嬉しい事ですが、一方ではこのような変化が社会にもたらす負の側面も考えないといけないですよね。何故無料にできるのか、それは言うまでもなくこれまでのお金の流れを変えているからですよね。例えば、LINE。通話もチャットも無料。何故それが可能かというと、
・スタンプなどの付加価値商品やサービスの販売
もありますが、ネットやアプリビジネスに多く見られる
・広告収入
が今のところ、大きな葉柱ですよね。更に、最近はユーザー情報を分析して企業に提供する
・マーケット分析やプロモーションプラットフォームビジネス
が加わってきており、その収入があるから無料にできる。逆に言えば、市場ニーズがあるところに無料で何かを提供して人を集め、ユーザーが集まることを梃に収益源となるビジネスを創っているわけです。圧倒的な低価格を実現するビジネスモデルを創ることで、広告やマーケティングなどに関する既存のプレーヤーからビジネスを奪っていると言うことですね。例えば、小売業界では折り込みチラシで集客するのに一人当たり単価は120~140円ぐらいかかるのに対し、LINEなどの新たな手法を使うと70~80円で済むそうです。勿論、このような比較から全ての小売業が折り込みチラシを止めるわけではありませんよね。ネットもスマホも利用しない、あるいは持っていてもリテラシーが低いユーザーがまだまだいるのですから。しかし、長期的なトレンドで考えると、ネットの重要性が増して、その方向性にシフトして行くのでしょうね。そこで考えなければならない事は、例えば宣伝広告においては、流す量が変わらなければ
・ビジネスの絶対額が減る
と言うことと、
・既存プレーヤーで変化に対応できない企業が数多く出てくる
と言うことではないでしょうか?その結果としては、
・ビジネスの寡占化が進むリスクがある⇒優勝劣敗がさらに進む
・変化に対応した知識、スキルを持たない人は、最悪仕事を失うリスクがある

といったことも考えないといけないのでしょうね。資本主義社会であり、競争の世界ですから、当然と言えば当然の事なのですが、持つ者と持たない者、貧富の差が広がっていくリスクがあるように思います。
ユーザーとして、一消費者としては嬉しい事ですが、ビジネスのシフトが社会にもたらす影響も考え、社会自体もより良くなるような取り組みを今からしておかないと(もう遅いぐらいですが)、いけないのではないかと個人的には考えてしまいます。皆さんは、どう思われますか?

自己採点したら何点?

今年もあっという間に6月、半分が過ぎようとしていますね。年初に立てた目標はどこまで達成できましたか?それ以前に、今取り組んでいる事は自分で納得いくレベルまでやり切れていますか?ここ2か月半ほど、私自身は土日も全くなく仕事をしなければいけない状況だった(そんな風にしか仕事を組み立てられなかった自分の能力のなさが情けない)のですが、この週末は春分の日以来の少し落ち着いた週末を過ごしています。やっと一息ついた時に、「自分は本当にやるべべきことをやり切ったのだろうか?、目的は達成できたのだろうか?」なんてふと考えてしまいました。「やりきったかどうか」をどう評価したらいいのか、自分は何点だったのだろうか、皆さんはどう自己採点していますか?


プロセスを評価する
まず考えることは、自分がやるべきことをちゃんとやったかどうかですよね。つまり、正しい行動をとったかどうか。これを評価するためには、目的を達成するためにやらなければいけない事を定義していなければいけませんね。その上で、それを本当に実行できたかどうかで評価する。私の対外的な仕事は、大きくはお客様の戦略策定とその実行のサポートを行うコンサルティングの仕事と、企業の人材を育成するための研修や講演などの仕事の2つに大きくは分けられます。コンサルティングはちょっと複雑なので、分かり易い企業研修を例に「やらなければいけない事」の基本パターンを書いてみますね。

◆目的の定義
研修参加者のレベルも見極めた上で、何を目的にこのプログラムを実施するかを、お客様と議論して定義する。
必要に応じて、
・お客様ビジネスの理解のためのリサーチ、インタビュー
・参加者のインタビュー、アセスメント
を行う。

◆プログラムとコンテンツの作成

・目的を達成するためのプログラム案を考え、お客様と議論して内容を定義する。
・プログラムの詳細内容を定義し、必要に応じてコンテンツを開発する。
・コンテンツを開発する場合には、必要なリサーチ内容を定義して依頼し、リサーチ内容を元に具体的なコンテンツを作成する。
・上記作業を、達成すべき目的に則しているかどうかを適宜評価し、必要に応じて作業内容を追加、変更する。

◆実施準備
・実施する研修内容詳細を、詳細のタイムテーブルに落とす。
・事前課題がある場合は、提出物に目を通し、研修中に盛り込む内容を考える。

ま、こんな感じでしょうか。この内容を、お客様、プログラムごとに具体的な内容に落とし、実行すると言った感じです。こういう風に書いてみれば非常に分かり易い事なのですが、「やり切る」となると、これがなかなか・・・


結果を評価する
次に考えなければいけない事は、勿論「結果」ですよね。「やるべき事と思ったことをやったからOK」では、単なる自己満足に終わってしまう。やはり、結果が伴ったかどうかをきちんと評価に入れるべきですよね。(プロセスと結果の比率は、個人のレベルに依りますよね。私の場合は、80%が結果評価ですね。)研修の場合は、実施した時にアンケートを取るのでその研修自体の評価は比較的やり易いですね。満足度や有益度、講師自体などいくつか評価項目がありますが、私が最も重視しているのは勿論「有益度」です。実ビジネスに活用できなければ、何にもなりませんからね。コンサルの方は、ちょっと難しいですね。実施と結果にタイムラグがありますからね。
・策定した戦略、その実行のための戦術がどれ程実行できているか
・やっている方々に納得感があり、策定した仕組みが定着して行っているか
・売上向上、コストダウン、新規顧客数・・・と言った数値的な結果KPIが伴っているか
などがプロジェクト自体の結果評価のポイントでしょうか。ただ、研修にしても、コンサルにしても、どちらも最終的にはお客様の満足度、つまりは継続的・発展的なビジネス関係に繋がっているかが評価となるのだと思います。

さて、ではこの2か月半の私自身の評価となると・・・自己採点では90点かな。甘いですか?ま、他の人になんと言われようと自己採点ですから、ご容赦を。採点の内容としては、結果はOK、しかしプロセスが80点かな。本当はもっとやろうと思っていたのに、やり切れなかったことがある。プランニングのまずさ、自分への甘さ・・・色々と原因ははっきりしています。こういう自己採点、採点して満足しても意味がなく、今後に繋げることが重要ですよね。

・出来たこと、上手く行ったことは再現する。
・出来なかったこと、上手く行かなかったことは、「何故、どこが上手く行かなかったのか?やれなかったのか?」を反省し、次は同じことを繰り返さないように工夫する。


私は、2週間ほどのモラトリアム期間があるのですが、その後はまた先週までと同じように全力で走り続けなければならない状況です。今度は、11月初旬まで。長いなぁ、この2か月半の反省を活かし、今度はもっと上手くやらねば。如何でしょう?皆さんも、この半年とか、自分を出来るだけ客観的に自己採点してみては?残り半年をより充実したものに出来ると思いますよ。
蛇足ですが、日本の政治家の皆さんももっと頻繁に自己採点してくれたら良いなぁ、なんて事も思うのですがね。

喉元過ぎても熱さは覚えていますか?

先週木曜日、私の住む逗子では早くも花火大会が開催されました。多分、日本で一番早い花火大会ではないかと思っているのですが・・・5月にも関わらず気温は30度近くにまで上がり、天気も良く、友人を招いて庭でBBQをしながら花火を堪能しました。
逗子花火2014その1逗子花火2014その2















5月に真夏日で良いのだろうか?
5月に行われる花火大会を快適に楽しめたのは良いのですが、5月にしては異常な暑さが続いていますよね。30日には大分県日田市で34.3度を記録し、気象庁の気温観測点でなんと266カ所も30度以上の真夏日だったそうです。ここ数年思っているのですが、日本にはもう昔の素敵な四季はないですね。夏と冬の二季の国。亜熱帯の国ですね。私が子供のころは、5月は爽やかな日が多く、6月後半の梅雨に入ると結構寒い日があり、冬物を引っ張り出して着るなんて事があったのを憶えています。今や、5月に冷房を入れ、巷では熱射病対策。随分と変わってしまいましたよね。その原因は、随分前から言われている地球温暖化の問題なのでしょうね。その対策として、二酸化炭素排出削減の取り組みが一時は声高に叫ばれたりしたのですが・・・最近はあまり耳にしませんね。そんな事より、集団的自衛権やTPPの方が大事らしいですね。
しかし、我々も個人的に自分が何が出来ているのか考えてみる必要がありますよね。家計のためもあるかもしれませんが、温室効果ガスを削減するために自分が何が出来ているか。車も乗るし、電気も散々使う。我々の想像を絶する損害をもたらした3.11の際には、皆が「今、自分にできること」を考え、実行しましたよね。直後は、街の灯りも消え、皆が節電にも協力した。しかし・・・いつの間にやら、街は一晩中煌々と光り輝き、眠ることを知らない。時に、本当にこんな生活が必要なのかと疑問に思ってしまいます。昔は、夜中の1時を過ぎて営業している店はほんの一握りで、殆どの人が終電までに帰宅したものです。夜は街も眠り、安全面からの光が残っていたぐらい。それでも皆が十分ナイトライフも楽しんでいたし、不自由はなかった。どうなんでしょうねぇ、今の世の中は?夜間工事や漁業など、夜間もしくは未明からの仕事に疲れている方々のために、CVSなどが営業することは非常に良いことだと思いますが、それ以外はもう少し考えた方が良いかもしれませんね。1週間に1日、月に1日でも良いから、深夜1時以降の営業を止めるなどの施策が試行されても良いと個人的には思うのですが。皆さんは、どう思われますか?

痛みを忘れてはいけない
私も含め、多くの人が自分に厳しくするのは難しいですよね。喉元過ぎれば・・・で、時が経つに連れて思いが薄らいでしまう。例えば、いじめや体罰の問題。事件が起こった時は随分と色々な動きがありましたが、最近はあまり話題にも上らない。どこかで事件が起こると、また一瞬注目されるが消えて行く。こういう事ばかりでなく、自分の身近な話でもそういう事は多々ありますよね。私も、プロジェクトの終盤、とてもきつい思いなんかをすると、「よし、次回は前倒しで色々とやって、最後にこんなにタイトにならないように・・・」なんて思うのですが、次にプロジェクトではまた同じような状況になる。つい、つい甘い方に流れてしまう。どうしたら改善するのかと考えてみるのですが、やはりその時の『痛み』を忘れない事が大事なんでしょうね。どれだけきつかったか、どんなにプレッシャーが掛かったかをまず思い起こし、それを避けるために次はどうするか、今どうするか、なんて考えるようにしないといけないなぁと思います。3.11の問題、原発の問題も同じ。今や、「重要なベース電源」なんて政府は言っています。あの時、そして今もどれだけ多くの人が大きな犠牲を払っているかを自分事として考えると、もっと違った方向性が出るのではないでしょうか?社会的なことでも、個人的な事でも、『喉元を過ぎても熱さを忘れない』ように心がけないといけないですね。

さて、最後に花火大会の話に戻します。綺麗だったので、最後のフィナーレの写真もアップしますね。しかし・・・花火大会も花火は勿論、大会全体の人の動員やビジネスも含めて見ると、地球温暖化を助長するものですよね。そう思うと、能天気に「素敵!」とばかり言ってられなくなる。綺麗なだけに、こういう事をどう考えて行くべきか、考えさせられますね。
逗子花火2014その3逗子花火2014その4
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Koji

美味しい食べ物とお酒をこよなく愛すコンサルタントです。戦略立案とBPR、及びこれを実現するためのITなどに関するコンサルティングを提供しています。また、ビジネスリーダーを育成するシンスターで企業研修などの講師も務めています。
株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター代表取締役

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