ケンタッキー・フライド・チキンが、2月5日に「ビストロ風ハンバーグサンド」を発売するそうです。ケンタと言えば、当然のことながら肉はチキン。そのケンタが、遂に牛肉と豚肉を使った新商品を投入するそうです。マックの異物混入事件が取りざたされて顧客離れが進む中、マックに取って代わってケンタがハンバーグを提供すれば、ビジネス面では大きな機会になるのかもしれません。しかし・・・チキンが看板のケンタがハンバーグを売るのはどうなのでしょう?市場は受け入れるでしょうか?皆さん、どう思われますか?
創業の思いとの一貫性
この話しを聞いて思い出したのが、スタバがフラペチーノを発売する時の議論。うろ覚えではあるのですが、確か「スターバックス成功物語」に書いてあったと思います。創業の思いである「美味しいコーヒーを提供する」という考えに照らしてどうか、CEOのハワード・シュルツも思い悩んだ結果、「お客様が望むのであれば、それに応える形でコーヒーを提供しよう」ということで、フラペチーノの販売に踏み切ったとの事でした。結果は、皆さんご存じの通り大成功ですよね。では、ケンタの場合はどうか?ケンタを創業したカーネル・サンダースが最初に飲食業に参入したのは、自分の経営するガソリンスタンドに併設した「サンダース・カフェ」。思いは、「おいしいもので人を幸せにしたい」だったそうです。それから幾度の苦難を乗り越え、フランチャイズ形式のケンタを作り上げて行くのですが(詳細はKFCのHPをご覧ください)、そもそもは「チキンだけ」に拘っていたわけではなく、「おいしいもの」の提供だったわけですよね。更に、ガソリンスタンドの経営を始めた頃のサンダースは、「他の人に一生懸命サービスする人が、最も利益を得る人間である」という信念を実践していたそうです。そんなサンダースが、フランチャイズで最も気にいっていたのが日本と言うのも有名な話ですよね。生前、サンダースは「日本だけが私の味を守っていてくれる」と仰っていたそうです。これを実践したのが、日本でケンタを立ち上げた創業メンバーの一人で、日本KFCの代表などを務めた大河原氏。大河原氏は、コストダウンのために原材料であるチキンをコストの安い海外から調達するように本部から迫られても、品質と味を守るために国内産に拘ったそうです。(その裏には、日本の養鶏業を守りたいと言う思いもあったようですが。)幾度となく繰り返された円高局面でも、この圧力には屈しなかった。素晴らしいですね!
ここ数年の同社の業績はそんなに芳しくはないですが、海外の食肉問題に巻き込まれることなく、昨年は3年ぶりに来店者数も対前年比で増加に転じたようです。これも、ケンタの本当の味、品質に拘り続けたからでしょう。やはり、創業の思い、原点は大事ですよね。
一方、苦境に陥る様々な企業の中には、原点を忘れて会社の規模拡大やお金への執着に走ったところも多くあるように思います。人の暮らしを豊かにしたい、生活をもっと便利にしたい・・・創業理念はとても崇高で立派なのに、段々と成功に胡坐を書いて原点を見失う、そこに落とし穴があるようにも思います。では、今回のケンタの「ビストロ風ハンバーグサンド」はどうなるでしょう?まだ食べていないので分かりませんが、サンダース、大河原さんの思いを引き継いで、「おいしいもので人を幸せにする」ものになっていれば、想像以上の成功に繋がるかもしれませんよね。
一方、原点を忘れて業績を追求するだけのものであれば・・・
ま、食べてサービスも受けて見ないと分からないので、2月5日をちょっと楽しみに待ってみましょう。皆さんも、もし食べる機会があったあら、感想を聞かせて下さいね。
原点を大事にしてもらいたい
こんな事を書こうと思ったきっかけなのですが、土曜日にお昼を食べながら日テレでやっていた番組をたまたま見たからなんですけどね。そこでは、「日本の魔法使い 落合陽一氏」が紹介されていました。空中にものを浮かせたり、シャボンに世界で初めて画像を投影したりしている、若き研究者ですね。
番組で、何でこんな研究をしているのかと聞かれた際に、落合氏が言っている事が良いんですよね。(これも、うろ覚えですが
)
私は、コンピュータを無くしたいんです。今、コンピュータの中では、CGなどを使って色々なものが実現できる。それを、現実の世界に出したいんです。・・・日本の技術、物理世界での細やかさや精密さは物凄く秀でている。現実の成果でコンピュータの世界のものを実現できれば、匠の技を持つ日本の企業はもっと強くなり、日本が良くなると思うんです。
確か、こんな事を仰ってました。素晴らしい!
流石、落合信彦氏の息子さん。
しかし、これが偽りのない落合氏の原点であれば、本当にこれを忘れずに今後色々な事に取り組んでもらいたいですね。こういう若き優秀な研究者を見て勇気付けられるとともに、原点の大事さなんかを考えさせられた午後でした。
創業の思いとの一貫性
この話しを聞いて思い出したのが、スタバがフラペチーノを発売する時の議論。うろ覚えではあるのですが、確か「スターバックス成功物語」に書いてあったと思います。創業の思いである「美味しいコーヒーを提供する」という考えに照らしてどうか、CEOのハワード・シュルツも思い悩んだ結果、「お客様が望むのであれば、それに応える形でコーヒーを提供しよう」ということで、フラペチーノの販売に踏み切ったとの事でした。結果は、皆さんご存じの通り大成功ですよね。では、ケンタの場合はどうか?ケンタを創業したカーネル・サンダースが最初に飲食業に参入したのは、自分の経営するガソリンスタンドに併設した「サンダース・カフェ」。思いは、「おいしいもので人を幸せにしたい」だったそうです。それから幾度の苦難を乗り越え、フランチャイズ形式のケンタを作り上げて行くのですが(詳細はKFCのHPをご覧ください)、そもそもは「チキンだけ」に拘っていたわけではなく、「おいしいもの」の提供だったわけですよね。更に、ガソリンスタンドの経営を始めた頃のサンダースは、「他の人に一生懸命サービスする人が、最も利益を得る人間である」という信念を実践していたそうです。そんなサンダースが、フランチャイズで最も気にいっていたのが日本と言うのも有名な話ですよね。生前、サンダースは「日本だけが私の味を守っていてくれる」と仰っていたそうです。これを実践したのが、日本でケンタを立ち上げた創業メンバーの一人で、日本KFCの代表などを務めた大河原氏。大河原氏は、コストダウンのために原材料であるチキンをコストの安い海外から調達するように本部から迫られても、品質と味を守るために国内産に拘ったそうです。(その裏には、日本の養鶏業を守りたいと言う思いもあったようですが。)幾度となく繰り返された円高局面でも、この圧力には屈しなかった。素晴らしいですね!
ここ数年の同社の業績はそんなに芳しくはないですが、海外の食肉問題に巻き込まれることなく、昨年は3年ぶりに来店者数も対前年比で増加に転じたようです。これも、ケンタの本当の味、品質に拘り続けたからでしょう。やはり、創業の思い、原点は大事ですよね。一方、苦境に陥る様々な企業の中には、原点を忘れて会社の規模拡大やお金への執着に走ったところも多くあるように思います。人の暮らしを豊かにしたい、生活をもっと便利にしたい・・・創業理念はとても崇高で立派なのに、段々と成功に胡坐を書いて原点を見失う、そこに落とし穴があるようにも思います。では、今回のケンタの「ビストロ風ハンバーグサンド」はどうなるでしょう?まだ食べていないので分かりませんが、サンダース、大河原さんの思いを引き継いで、「おいしいもので人を幸せにする」ものになっていれば、想像以上の成功に繋がるかもしれませんよね。
一方、原点を忘れて業績を追求するだけのものであれば・・・
ま、食べてサービスも受けて見ないと分からないので、2月5日をちょっと楽しみに待ってみましょう。皆さんも、もし食べる機会があったあら、感想を聞かせて下さいね。原点を大事にしてもらいたい
こんな事を書こうと思ったきっかけなのですが、土曜日にお昼を食べながら日テレでやっていた番組をたまたま見たからなんですけどね。そこでは、「日本の魔法使い 落合陽一氏」が紹介されていました。空中にものを浮かせたり、シャボンに世界で初めて画像を投影したりしている、若き研究者ですね。
番組で、何でこんな研究をしているのかと聞かれた際に、落合氏が言っている事が良いんですよね。(これも、うろ覚えですが
)私は、コンピュータを無くしたいんです。今、コンピュータの中では、CGなどを使って色々なものが実現できる。それを、現実の世界に出したいんです。・・・日本の技術、物理世界での細やかさや精密さは物凄く秀でている。現実の成果でコンピュータの世界のものを実現できれば、匠の技を持つ日本の企業はもっと強くなり、日本が良くなると思うんです。
確か、こんな事を仰ってました。素晴らしい!
流石、落合信彦氏の息子さん。
しかし、これが偽りのない落合氏の原点であれば、本当にこれを忘れずに今後色々な事に取り組んでもらいたいですね。こういう若き優秀な研究者を見て勇気付けられるとともに、原点の大事さなんかを考えさせられた午後でした。
性善説に基づいて使うか、性悪説に基づいて使うか、同じソリューションでも使う人次第で変わってしまう。これは、これまでの様々な発明でも同じことなわけですが・・・歴史は繰り返すわけで、性悪説に基づいて使われることもあるのでしょうね。





