井上浩二のブログ:現在(いま)を考える

株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター の代表取締役井上浩二が、ビジネスに関して日々考えていることを発信。

株式会社シンスターでは、人材育成に関するコラムを発信しています。是非こちらもご覧ください。

2017年11月

一瞬のチャンスを捉えてますか?

勤労感謝の日、午後から友人宅でBBQをやったのですが、午前の雨が嘘のように「最初」は素晴らしい天気。その方の庭からは江の島越しに富士山が見えるのですが、その時は本当に素敵な富士山の雪景色。写真に撮りたいな、と思ったのですが、乾杯したばかりだったのでまずは歓談。なんて思っていたら・・・ちょっとしたらすっかり曇ってしまって富士山は全く見えなくなってしまいました。駄目ですよね、一瞬のチャンス、そこを逃がしたら後の祭り。ま、目に焼き付けたし、素敵な景色が場を盛り上げてくれたから、これはこれで良しとしました。

誰が考えたかは問題ではない?
ビジネスの世界でも、同じような事って沢山ありますよね。誰にでも平等にチャンスがある事が沢山あっても、それを掴もうと行動するかどうかで差が付く。ちょっと前に何かで読んだのですが、イーロン・マスクだったかなぁ、ジェフ・ベゾスだったかなぁ、兎に角誰かが「誰が考えたのかは問題ではない。誰が上手くやっるかが重要だ」というようなことを言っていました。情報の拡散が早い現在(いま)の時代では、やはり行動力はとても重要なのですよね。先日、日経を読んでいて「日本企業も(良い意味で)変わったなぁ」と思うことがありました。JR東日本が、大宮駅で無人店舗の実証実験を始めたとの事。以前のブログでも取り上げましたが、Amazon Goが先陣を切る中、生産人口が減少する日本でも必要な取り組みですよね。しかも、それをJRが始めたというのが良いですね。自前主義で動きが遅く、JRという強みがありながらカード事業も伸び悩むようなJRが、ベンチャーと果敢に新たなビジネスに取り組む。もしかしたら、後1年も経ったらAmazonもしくは中国企業の仕組みがデファクトになってしまい、そのプラットフォームを利用するだけになってしまうかもしれない。今だったら、まだチャンスがありますからね。「良い」、「自社にも勝算がある」と思ったら、行動を起こす。そういう姿勢が、企業にも個人にも大事なんでしょうね。

昨日の午前、書斎で仕事をしていたら、日差しが海に反射して「キラキラ」していて、とても綺麗でした。今度は「逃さないぞ」とばかりに、パシャリ!でも、写真にしちゃうとやっぱりイマイチかな。行動を起こす、そのためにはやっぱり「備え」が必要。「こういうチャンスがあったらこうする」を考えておくことも、いざという時、一瞬のチャンスを逃さない行動を取るためには大事なんだなぁ、なんて事も再認識しました。
201711書斎からの風景

どんな夢を見ますか?

先週の金曜日は、我が社毎年恒例のボジョレーの会。全部で80人ぐらいの方にお越し頂き、今年のボジョレーを楽しみました。今年は、初めてお越し頂く方も多く、新たな出会いも多くて楽しい会でした。お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。中でも、とても珍しいお客様?は、私の父親。十数年ぶりかな、私の会社に足を運んでもらい、我が社のメンバーも紹介することができました。

失敗を考え続ける事が、次の成功に繋がる
私の父は、もう86歳。あるサービス業を0から立ち上げ、中堅企業にまで育て上げました。折角の機会なので、我が社の若いメンバーとも、ボジョレーを片手に色々な話をしてもらいました。そこで、私も気になった話は、

「(会社を引退してからも)見る夢は、仕事のことがほとんど。それも、失敗した時のことばかり。上手く行ったことも沢山あるんですけど、そういう夢は見ないなぁ。あの時、ああしておけば良かった、こうしておけば良かったと、今思えばということが沢山あるんですが、そういうことばかり夢に見るんですよ。」

というくだり。父親からは、最近見る夢の話なんて聞いていなかったし、聞きもしなかったのでちょっとびっくり。やっぱり、相応の規模の会社を経営していたわけですから、どうすればもっと良くなるか、企業が成長するかということを常に考えていたのでしょうね。もう一つビックリしたのが、うちの若手がその話を聞いてキョトンとした表情をしていたこと。その場でどう思ったのかは聞きませんでしたが、成功した経営者がこんな話をするのが意外だったのかな?それとも、そんな夢はあまり見ないのかな。夢のことは詳しくは知りませんが、感覚的には潜在意識に強く残っていることを夢に見るように思います。私の場合も、その多くは失敗談や心配事。今でも、学生の頃や会社を立ち上げた頃のこと、今やっている仕事の事(準備が間に合わないとか・・・)が、夢の多くを占めています。夢にまで出て来ると、時には目覚めてからも考えてしまうことがありますよね。それが、「あの時、ああしておけば・・・」を考えることに繋がる。こういうことを考え続けるから、人間は成長する、次の機会には以前より上手くやれるのかもしれませんね。もっと考えなきゃだめだよ、久しぶりに親父にそんなアドバイスをもらったような気がしました。

過信は禁物
非常にくだらない話ですが、先週経験したことの一つは今後の夢に出てきそう。前回のブログにも書きましたが、先週の日曜日は息子とフォレストアドベンチャーのアドベンチャーコースにチャレンジして来ました。動画なども見て行ったのですが、滑り降りたり、細い梯子のようなところを通ったり・・・「ま、別にこれぐらいなら」と思っていたのが大間違い。息子からは、「なんでそんなに大変なの?簡単じゃん。」と叱責されながら、頑張ってきました。本当に大変だったのは、緩くしか固定されていない網をよじ登る事。普段運動していない身としては、80キロを超える体を腕で引っ張り上げるのはかなりきつい。最初の方は良かったのですが、コースも半ばを過ぎるころになると・・・腕に力がもう入らない。そんな状況で周りを冷静に見ると・・・参加しているのは子供と30代から40代前半と思しき親、あるいは若者カップルやグループ。50歳を過ぎて参加している人なんて、どうも私以外にはいない。騙された!と思っても、時すでに遅し。せめて、HPのどこかに普段運動をしていないXX歳以上の方、体重XXキロを超える方は・・・なんて注意書きがあって欲しかった。登ってしまったらやり切るしかないので・・・先週は腕だけひどい筋肉痛でした。あの辛い、拷問にも近い状況は、たまに夢に出てきそうだなぁ。やっぱり、いくつになっても体重はそこそこに搾り、上半身も鍛えておかないといけませんね。先週書いたように、やっぱり深く反省する休日となりました。でも、紅葉がすごく綺麗で、家族と楽しく過ごせたので、そういう意味ではとても良い1日でした。こっちの楽しかったことが夢に出てきてくれると良いんだけどなぁ。たまには、「今日の夢は楽しかった、ずっと見ていたかったなぁ」なんて朝を迎えたいですからね。

話をボジョレーに戻すと、今年のボジョレーは比較的味がしっかりしてして、葡萄の味を楽しめるのが特徴と思いました。香りはそんなに高くないかな。テーブルワインとして飲むには、悪くないと思いますよ。
2017KT_SS_ボジョレー

省みてますか?

先日、息子の勉強を見てあげたのですが、国語の問題で送り仮名が間違っているものは?という問題に「省る」が選択肢にありました。単独で漢字が出され、さらに間違送り仮名を付けられると読めないものですね。正解は、「省みる」ですよね。意味は、「振り返ってよく考える」ことですが、息子に字の意味も説明しながら、その重要性を改めて考える良い機会となりました。

何を省みますか?
先週、とても久しぶりに人材育成会社のシンスターで一般公開のセミナーを行いました。なんと、5年ぶり。会社を設立したころには、結構頻繁にやっていたのですが、随分とサボっていたわけです。反省ですね。お蔭様で、なかなか盛況で、参加して頂いた方々にもご満足頂けたようです。良かった。で、そのセミナー後に、若手?社員二人にちょっと課題を出してみました。今回のセミナーに関して、「良かったこと、改善を要すること」を1時間以内で書いてレポートすること。要は、「省みなさい」と言ったわけですが、私としてはこの2つの質問のうち、「良かったこと」を省みることを重視しています。「省みる」というと、多くの場合「良くなかったこと」、あるいは「失敗したこと」などを考える傾向があるように思いますが、そもそもの意味は「振り返ってよく考える」ですよね。しかし、「反省しろ!」という言葉に象徴されるように、そこでは「ダメだった事」を考え勝ちです。これはこれで重要なのですが、出来なかったことを出来るようにするのは結構難しい。一方、出来たことを再現することの方が容易。但し、出来たことを、「何故出来たのか」、「次に再現するにはどうしたら良いか」まで考える人は少ない。勿体ないですよねぇ。「よく」考えれば、出来たことなのですから再現できる確率は高い。こんな風に、何かを省みることも重要では?

どう省みますか?
で、2人のレポートを見ると、とても良い事は「良かったこと」と「改善を要すること」の両方がしっかり書かれており、両方とも次のアクションへの繋ぎ、つまり「良かったことは再現し、良くなかったことは繰り返さない」方向で考えられていたこと。一方、「良く考える」はもう一歩だったなぁ。その要因は、ポイントが具体的ではない事のように思いました。例えばですが、今回のセミナーでは当社のプログラムの説明もしたのですが、そこに関して「何故このプログラムを開発したのか、その背景を説明したことが参加者の理解を深めた。今後、お客様の説明に生かす」というようなことが書かれていました。本当に再現できるかなぁ?書いていないけど分かっているのであれば良いのですが、具体的に背景説明の中のどの部分、どのような説明が聞き手に響いたと思ったのか(何故今まで自分はそのことに気が付かなかったのか)、などを「省みて」いないと、自分の活動で同じような事をするのは難しい。つまり、概念レベルで考えていてはいけない、次に生かすためにはとにかく「具体的」に考えなければいけない。何かのアクションに対して評価を受け、「上手く行った。」、「失敗した。」は当然感じ、考えるわけですが、そこで「何故?」を考えないといけないですよね。「何故?」を考えるには、当然「具体的」でなければならない。しかし、特に上手く行ったことに関しては、その要因を具体的に分化して考えることは少ないように思います。それって、勿体ないですよね。

話は変わりますが、私は昨日から1泊の家族旅行。近場なのですが、箱根の温泉に来ています。宿泊しているホテルはネストイン箱根というところで、ここがなかなかいい。犬も連れて来ることができ、自然を楽しむようにと部屋にテレビもない。考えてみると、家族での泊りがけは今年初めて。いやぁ、いかんですねぇ。反省です。今日は、これからフォレストアドベンチャーに行きます。家族で楽しもうと思っているのですが・・・普段体を動かしていない私は、きっと明日にはまた反省しているんだろうなぁ。

201711家族で箱根

LINEはお好きですか?

「メール来てないなぁ」、昨日小学校5年生の息子が携帯(子供用)を見て一言。「何か送ったの?」と聞くと送ってないと言うので、「じゃ、何か書いてみたら?」と伝え、他愛もないメールを送るとすぐに返事が。息子は大喜びだったのですが、後からあんなアドバイスしなければ良かったんじゃないかと、ちょっと考えてしまいました。皆さんだったら、どんなアドバイスをしますか?

「既読」は必要?
最初の息子の一言で思い出したのは、94年に会社を立ち上げた頃のこと。会社のHPも作り、そこへの問い合わせが来るととても嬉しかったものです。メールを使う人も増え、名刺交換した方から連絡が来たり、友人からメールをもらえるようになった頃も、嬉しかったなぁ。しかし、今は・・・広告メールも含め、1日に来るメールの量が膨大、更に使うツールもFBにTwitter、LINE・・・色々と増え、各々に連絡が来る。50過ぎのおっさんには、ちょっと大変。それでも、多くの方といつでも、簡単に連絡が取れるようになったので、やっぱり便利ですね。ただ、おっさんとしてはちょっと気になるのがLINEの「既読」マーク。仕事なんかで、大事な知らせを読んでくれてるかどうかが分かる、そういう意味ではとっても便利なのですが・・・ある方から、「井上さんはアクションが遅いよね。」なんて言われたことがあり、「えっ、どういうことですか?」と聞くと、「だって、既読になってから返事が来るまで何日も経ってるじゃないですか。」とのこと。「そんな風に見てるのね」とその時はじめて気付き、今度は返事を書く余裕がある時に読むようにすると、別の方から「井上さんはLINEで送っても読んでくれないから・・・」と言われ。難しいですよねぇ。LINEだからいけないのだと思い、LINEは使わないというと、「LINEぐらい使って下さいよ。こっちの方が便利なんですから」と言われることも。で、結局使うことになってしまっているのですが、そうするとこまめに対応するしかないですよねぇ。面倒臭がり屋の私としては、結構ストレス。「既読」なんて機能がなければ良いんですけどね。(内容や相手により、この機能のオン・オフが上手く使えれば良いのかなぁ。)

表情のないコミュニケーションの難しさとどう付き合いますか?
これからの子供たちは、大変ですよねぇ。こんなツールに囲まれて、育つのですから。大分前から、LINEなのかなぁ、既読にならないと「しかと(無視)した」となり、そこからいじめが始まったなんてニュースを目にします。「バカじゃないの」こんな一言も、相手と顔をあわせてニコニコしながら言えば全く問題ないですが、表情の見えない会話では相手の受け止め方次第で話は変わってしまう。便利になる反面、新たな難しさ、問題も生まれる。個人的には、コミュニケーションはやっぱり直接話すのが一番とは思いますが、こんな便利なツールが広まってしまっているのですからもう後戻りはできない。大統領が、Twitterで四の五の言っちゃう時代ですからね。そうなると、やっぱり言葉使いを磨く、気をつけて言葉を使うしかないんでしょうね。しかし、ツールが身近で簡単になればなるほど、そういう所への気遣いが疎かになる。そして、誤解を生む。そこを補うのは、やっぱり顔を合わせての直接コミュニケーション。会った時に、誤解が無いようにフォローするしかないのでしょうね。本当に難しいし、ややこしい。こんなこと考えていると、今の世の中は本当に便利になっているのか、住み易くなっているのか考えちゃいますね。

昨日、息子と一緒に実家に行き、久しぶりに仲良しのイタリアンに行きました。息子にとっては、そのシェフが作るニョッキが「世界一」で、何とおかわりして3皿も食べていました。前菜にデザートまでペロリ。凄いなぁ。良い人間関係って、やっぱり人の食事の量まで変えてしまうんですよね。やっぱり直接会って親交を深めるのは、良いですね。私もシェフと奥さんに久しぶりに会えてとても嬉しかった。根っこに信頼があれば、どんなツールを使っても、ちゃんとしたコミュニケーションはとれんだよなぁ、なんてとっても綺麗な逗子の夕焼けを見ながら考えてしまいました。
201711夕焼けとニョッキ
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Koji

美味しい食べ物とお酒をこよなく愛すコンサルタントです。戦略立案とBPR、及びこれを実現するためのITなどに関するコンサルティングを提供しています。また、ビジネスリーダーを育成するシンスターで企業研修などの講師も務めています。
株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター代表取締役

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