井上浩二のブログ:現在(いま)を考える

株式会社ケーティーコンサルティング株式会社シンスター の代表取締役井上浩二が、ビジネスに関して日々考えていることを発信。

株式会社シンスターでは、人材育成に関するコラムを発信しています。是非こちらもご覧ください。

2018年07月

そこに愛はありますか?(^_-)-☆

「あと10分したら起こして」、「Bill Evansかけて」、「今日のニュース教えて」・・・便利ですねぇ、言えば色々な事をやってくれる、つまらないことは言い返して来ない、ただ毎回名前を読んであげないといけないのはちょっと面倒ですが。何の話か、お分かりですよね。そうです、先日ついに私もAmazonのecho dotを手に入れました。計算もしてくれるし、思い出せない曲名も教えてくれるし、土用の丑の日の由来も教えてくれるし・・・とても気に入っています。BluetoothでBOSEのスピーカーに繋げば、音も抜群!今更ながら、色々な人にお勧めしています。まるで、私の親友Aさんと私はAmazonのセールスマン。なかなかいい腕してますよ。きっと、2人の話を聞いて数人が買ってくれていますから。

愛がないものを売れますか?
ITコンサルタントのAさんは、若い頃からPCでも音楽プレーヤーでもなんでも、買う時には複数のメーカーの製品をしっかり比較し、自分が気に入ったものを買う。そして、使ってみてその良さを実感すると、機会がある度にその良さを色々な人に話す、しかもとっても嬉しそうに。こんな素晴らしい営業はいないなぁ、なんて若い頃からずっと思っていました。やっぱり、愛ですよね、愛。愛を持っている人がその製品やサービスの良さを実感値を持って語ると、興味を持つ、時に別に欲しくもなかったのに買ってしまうこともある。逆に、実感値なく、とりあえず売り文句だけをなんとなく話されても、別に買う気にはならない。そうそう、Aさんの愛があるなぁと思うもう一つのポイントは、「他社のXXと何が違うんですか?」と質問すると、適切に答えてくれる。競合製品に対する優位性、良さを意識し、情報を集めるのもやっぱり愛があるから。実は、先日あるお客様で営業改革に関しての議論があったので、こんな話をしたんです。会社としてかなり力を入れたい新商品を開発したので、その販売に向けて営業のあり方にも変革を起こしたい、そういう話でした。議論していると、営業を如何に教育するか、製品の良さを如何に分かり易く伝えるか、という当然の議論が最初のうちはあったので、「改革に本当に必要なことは何ですかね?」なんて聞いてみたら、ある方が「やっぱり愛がないと駄目なんじゃないですか?」と言う答えが。素敵!自分が良いと思っていないものを、他人に本気で勧めることは出来ない。営業を本当に変えたかったら、小手先のテクニックではなく、売るものの良さを体験し、そこに共感し、出来ることなら愛す。共感まででも十分。そして、その良さを本気で伝える。こういう泥臭さが、実は営業の本質のようにも思うのですが・・・最近軽視されてる気がしませんか?

他人に話す必要がなく、自分で感じるだけでうれしい愛も沢山ありますよね。話は全然違うのですが、先日出張の時に久しぶりに一人で愛妻弁当を堪能しました。市販の色々な弁当もしいですけど、やっぱり愛妻弁当は最高!浜名湖を眺めながら堪能しました。やっぱり、愛は良いですねぇ。
愛妻弁当201807

イメージを持っていますか?

「10年後の社会ってどうなっていると思いますか?」、この問い、以前から色々なところでして来たのですが、考えるのは結構難しいですよねぇ。皆さんは、どうですか?具体的なイメージはお持ちですか?

概念だけでは議論できない
ということで、私が最近こういう場で多用しているのが、以前にこのブログでも紹介したトヨタの考えるモビリティ社会の未来、e-Paletteのコンセプト動画です。これ、なかなか役に立ちます。これを見てもらって、「どう、こんな社会、本当に実現すると思う?」と聞くと、個々人色々な意見が返ってくる。先日、ある企業の若手の方々と議論したところ、9割以上の人が2030年にはこんな社会が実現していると言う。限られた場所でという条件付きとなると、2025年には実現していると考える人も大勢いる。こうなってくると、議論はとても面白くなりますよね。だって、こんな社会になったら自分達の会社のビジネスはどんなインパクトを受けるか、こういう社会を実現する技術はどうか、なんて事をどんどん議論できる。そう言う時に私が付け加える最近の一言。「2025年、私のようなおっさんは生きているかどうかも分からないし、生きていてもビジネスはもしかしたらそろそろ上がり。でも、皆さんは、ビジネスを動かすど真ん中の主力ですよね。」なんてね。こんな事を言うと、議論はがぜん真剣味を帯びる。楽しいなぁ。具体的にイメージできない事は、そしてそれを共有できない事は、なかなかしっかりと議論できない。やっぱり、具体的なイメージを持つ事が非常に重要と再認識します。これは、業務改革、変革でも同じことだと思います。「生産性向上に取り組め!」なんてスローガンを良く耳にしますが、どんな状態になることをイメージして仰っているのでしょうね。具体的なイメージがなければ、実現は難しい。イメージしていたって、出来ない事が多いのですから。「あるべき姿」なんてよく言いますが、それを具体的なイメージで持つ事がとっても重要なのだと思います。

車社会の未来は?
せっかくなので、ちょっとこれにも触れておきましょうか。皆さんは、e-Paletteコンセプト、実現すると思いますか?私は、限定された場所であれば、2025年には実現するのではないかと考えています。技術的には、トヨタよりもGMやウェイモの方がずっと先に行っているのでしょう。エヌビディアが牽引してECUも高性能化と低コスト化が進み、ドイツのHEREのような会社が分散型リアル地図を利用可能にしていくのだと思います。各種センサも実用化に耐えうるレベルになって来ており、ネットワークも5Gで更に早くなる。技術ばかりでなく、各国の法整備も進む。でも、きっと一番にこのコンセプトレベルで実現させるのは、中国なんでしょうね。自動運転車の新たなモビリティ社会をリードするために、人工的に特区を作り、最初から自動運転車をベースとした街を作って実現しそうですからね。日本には、そんな土地はないですからね。

しかし、10年後の社会、本当にどうなっているのかな。最近の日本の異常気象を見ていると、その頃にはきっと日本も亜熱帯国。今楽しめている綺麗な夕暮れ、10年後ももっと素敵に楽しめると良いけどな。
20180715ミトちゃんとサンセットディナー

常識って何ですか?

セブン・イレブンの冷凍食品「牛カルビ焼き」ってご存知ですか?私は、食べたこともないし、知らなかった。しかし、これがなかなかの売れ筋商品になっているらしいですね。売り上げは、ギョーザやチャーハンに並ぶとか。これを報道していた日経の記事をちょっと前に読んだのですが、


との事です。「常識は覆った」って、一体誰の常識?

個人の価値観⇒同世代の共通の価値観⇒常識 = 「思い込み」
牛肉をレンジでチンして食べる、これまでになかったそうです。お肉は、レンジでチンしたら固くなりますからね、ってこれも思い込み?そうならないやり方も、きっとあるんでしょうね。この記事では、

しかも女性の支持率が意外に高い。「女性はカルビ弁当を持ち帰るのは何となく気恥ずかしい」

なんてまことしやかに書いてありましたが、どうなのかなぁ?以前からの傾向、ファクトで考えてみると良いですよね。まず、中食がグッと成長。ドラッグが、冷食を中心に食品へ進出して成長している。こういうことの背景には、晩婚化、女性の社会進出と共働きの増加、なんてことがある。で、更に若い世代はだんだん食事を作るのが苦手になる。更には、大事なのは可処分時間。で、後片付けも含めて料理にはあまり時間を使いたくない、そういう人は増えているんでしょうね。一方で、家族に料理を出す時にはちょっとだけ手を加えて手抜きでないように見せたい、こんな動向も以前何かの調査で見ました。そうなると、冷食惣菜でこれまでになかったもの、でも食卓では結構な人気メニュー、そういうのはこれからの狙い所なのかもしれないですね。ま、色々書きましたが、「焼肉なら、家でたれ付のカルビを焼くだけで良い」は誰の常識なのでしょうね。匂いもそうかもしれませんが、これやったらフライパン、もしくは焼き肉プレートが汚れて洗い物が増える。しかも、油がギトギト。今時やりたくない人は沢山いそうですね。こう考えると、冷食の「牛カルビ焼き」アリですよね。ただ、やってみなきゃわからない。そんな風に見えるのですが、意思決定者なのかな?、おっさんたち古い人間にとっては「常識外れ」に見えるのかな?それは、常識じゃなくて思い込みですよね。こう言うこと、良くあるし、これからは増えるような気がします。だって、ここ数年の社会変化のスピード、以前と比較すると物凄く速くなっていますからね。その数年間を生きている我々、どの年代を生きたかで価値観が違う。その年代が、もしかしたら5年刻みぐらいで見ないといけないのかもしれない。だって、5年前なら、IoTもAIも・・・まだまだでしたからね。でも、今ではかなり実用レベルになってきている。言葉をしゃべるようになった時からアレクサと会話している子供と我々じゃ・・・違いますよねぇ。そんな事を意識して、常識と言う言葉に隠された思い込み、排除できるようにしないといけないですね。

話は全く変わりますが、最近は夫婦二人で外食する機会がちょっと増えてきました。当然のことですが、子供は親よりも自分の友達、遊びに走る。すると、我々大人はこっそりと自分達だけで楽しむ時間を増やす。先日も、近所のイタリアンで家内と二人(愛犬もいましたが)で食事をしました。いつもは、子供用にデザートピザも入るのですが、今回は完全に大人が楽しむピザ。更に、そこに小坪獲りたての生シラスを自分達でトッピング。正に常識を超える美味しさでした。って、これも私の思い込み?
Bettei201807

疑わずにやり続ける事、ありませんか?

「井上さんは、コンサルの癖にクライアントに捨て台詞を吐くからなぁ」、私が若かりし頃、お客様にこんな風に皮肉られたことがあります。その台詞とは、「本当にこれで良いんですか?皆さんが良いと仰るのであれば、私は別に良いんですけどね」という感じの言葉です。当然のことながら、こんな風に言う時は私はちっとも「これで良い」とは思っていない。それを、「捨て台詞」と指摘されたわけです。最近は、多少なりとも言葉に気を付けていますが、やはり色々な場面で「本当にこれで良いのかなぁ?」と考えることが多い。皆さんは、如何ですか?

何でこんな無駄な事をやっているのだろう?
典型的な話としては、「やることが当たり前、だからやり続ける」、なんて事がありますよね。以前は当たり前だったかもしれませんが、今もやり続ける必要があるのか、考えないといけない事は多々ある。最近、こんな事を考え始めるきっかけになったつまらぬ体験をしてしまいました。前回のブログで書いたスマホでの新幹線予約、これは本当に便利なのですが、一方でそれを使えるようにするまでの手続きが・・・と思うのです。この手続きで、時間もコストも、色々と無駄だなぁ、と思うことが盛り沢山。
まずは、JRのエクスプレス予約。この申し込みは、勿論スマホから可能。利用料1000円が掛かることを了承すると・・・「手続きをするので1週間お待ちください。」何だ?ネットでカード決済、そこから何の手続きがいるの?で、1週間後にエクスプレス予約のカードが送られてくる。読みもしない紙の資料と一緒に。で、そのカードに書いてある番号を使って再度ネットから登録、それでようやく使えるようになる。この手続きをお望みの方、特にスマホなどがなくカードを使う方には必要な手続きであり、掛けるべきコストかも知れません。しかし、選択制にしたら、私は絶対に全て不要。説明書などは、ネットで見れば良い。必要なら自分でプリントアウトする。カードを発行するぐらいなら、自動券売機でネットのIDとパスを入れて処理できるようにしてくれれば十分。この対応にコストが掛かり過ぎるというのであれば、スマホが故障したりした場合は、緑の窓口に行って、身分証明書を出してアナログ処理してもらっても十分。この方々、何を考えているんでしょうね?次に、ビューカード。モバイルスイカを使う、ポイントのこととか考えたらビューカードがそりゃ一番いいだろうと思い、今更ながら追加でクレジットカードを作ることに。ネットで申し込むと、引き落とし口座の登録が銀行のサイトと連携してその場で出来る。これは、良いですねぇ。しかし、使うまでには本人証明受け取りでクレジットカードを物理的に受け取らないと使えない。その間、これまたやっぱり1週間。この期間も無駄だし、私は物理的にクレジットカードを発行してもらいたいとは思わない。明らかに、持っていても使わない。こんなユーザーに、何で不要なコストをかけてカードを作って郵送するんでしょ?意味ないなぁ。何でこんな事、利用開始を遅くさせ、更にコストをかけて不要なカードと書類を送る、やり続けているんでしょうね?疑問に思わないのかな。正に、思考停止!なんて思っちゃうんですけどね。

生産性向上!そんな事が、国家レベルで声高に語られていますよね。働き方改革だの、色々と言ってますが、そもそも無駄なこと、やらなくて良い事を止めるだけで、随分と生産性は上がると思うんですけどねぇ。そういうことは、考えないのかな?考えたら、そういう無駄が一番多い国会や役所の改革が必要になるからかな?どうしたもんなんでしょうねぇ、なんてことを言う私も、無駄な事を今までと同じようにやり続けてる。先週の金曜日は、最近あんまりにも疲れているから、メンバーと一緒に中華で美味しく会食。検診で酒を控えるように言われても、美味しく飲んじゃうんですよねぇ。気分転換、もっと他の方法があるのかもしれないけど、私も「思考停止」、いつも、どうしても美味しい食事にワイン、これを繰り返してしまう。生産性、低いなぁ。
楽しい会食201807

肌で感じていますか?

先週は、とても素敵な友人が家族で泊まりに来て下さいました。以前、オーストラリアのケアンズで飛行機がキャンセルになってしまった時、空港で知り合った見知らぬ我が家族を泊めて下さったPaul & YukaさんFamilyです。(詳しくは、以前のブログで。)人の縁って、本当に素晴らしい。ひょんなことから家族ぐるみの付き合い。今回は今回で面白いハプニングがあったのですが、それはちょっと置いておきますね。Paulが来てくれてふと振り返ると、今年になって海外からの我が家への来客がもう3組目。それも、何れもプライベート。国は、イギリス、カナダ、オーストラリア・・・凄い!うちもインバウンドの波!と言うか、改めて海外の方が日本に来るようになったんだなぁ、と感じました。ニュースでは勿論見ています。ホテルに泊まると、海外からのお客様が多いことも感じています。渋谷の街も、外人で溢れていることも見ています。しかし、やっぱり自分事としては感じられていなかったなぁと思うわけです。「肌で感じる」と言いますが、その通りですね。大事なのは、自分の実感値。それがないと、人間ってやっぱり鈍いなぁなんて思うのですが、皆さんは如何ですか?

「頭では分かっている」は分かっていない?
これも、良く使う表現ですよね。話はガラッと変わるのですが、最近これも痛感する出来事がありました。今年になり、かなり出張が増えたので、おサイフケータイ、モバイルスイカにJRのエクスプレス予約を携帯で使えるようにしました。一緒に出張に行くAさんも、同じようにスマホで新幹線の予約が出来るようにしたのですが・・・

私:スマホで新幹線の予約が出来るのは便利だねぇ。
Aさん:直前でも変更まで出来ちゃうしね。
私:今までみたいに「みどりの窓口」に並ぶなんてもう出来ないね。
Aさん:ホント、ホント。

さて、この会話、皆さんはどう思われますか?「お前ら、本当にコンサルか!」と知っている人には起こられそう。勿論、出来ることは知っていました。きっと便利なんだろうということも知っていました。でも、たまにしか新幹線を使わない身としては、平気で「みどりの窓口」に並んでいたわけですね。結構ストレスを感じながら。やっぱり自分で使わないと、体験しないと、肌で感じないと・・・人間はちゃんと分からないんですねぇ。それと、もう一つ。これまでの習慣を変えるのは、やっぱりかなり大変。今回、私個人は、モバイルスイカの自動引き落としを最もいい条件で行うために、ビューカードを作りました。知らなかったのですが、その後JRのエクスプレス予約に登録して、会員になるまで1週間ぐらい。更に、また会員登録してやっと使える。正直、結構面倒臭い。こういうことまでしてこれまでとは違うやり方をするには、余程のやる気がないと難しい。私はそう感じます。今回の経験では、勿論「肌で感じる」ことの重要性も再認識したのですが、一方で人の腰は重い、習慣や慣れ親しんだやり方を変えるのはハードルが高い、なんて事を痛感しました。ビジネスで自社のBPRやIT導入なんかに携わっている方、お気を付け下さい。人は、こんなものですから。

さて、Paul一家のハプニング、ちとややこしいのですが、まずはスーツケースが消えた事件。家から送って電車で羽田へ。着いてみると一つスーツケースがないのに気付き、必死に探したそうです。でも、どこにもないので、家内と警察に逸失物として届けました。幸運にも、出発が翌日なのに今日だと勘違いしていたことに気付いたそうです。で、夜になり警察から連絡があり、幸運にもスーツケースが届けられました。で、戻って翌日の午後1時、飛行機にチェックインしようとすると・・・フライトはその日の午前1時だったそうで、既に行ってしまった。翌日、振替をお願いしようと航空会社に電話しても、旅行代理店に電話しても「変更不可の旅券だから」の一点張り。そこで、「スーツケースが盗まれた、事件に巻き込まれたから乗れなかった」という話を、航空会社のマネージャーにしたら、とアドバイスしたら、ちゃんと振り替えてくれて無事日本を発たれました。もう笑い話になっているのですが、下手すると笑えない大失態ですよね。スーツケースを置き忘れ、奥さんに旅程を全て任せきりにしていたPaulは、大分反省していたようでした。こういう失敗も、やっぱり体験、自分の肌で感じないと・・・なんですよね。
Paul&YukaFamily201806
livedoor プロフィール

Koji

美味しい食べ物とお酒をこよなく愛すコンサルタントです。戦略立案とBPR、及びこれを実現するためのITなどに関するコンサルティングを提供しています。また、ビジネスリーダーを育成するシンスターで企業研修などの講師も務めています。
株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター代表取締役

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