井上浩二のブログ:現在(いま)を考える

株式会社ケーティーコンサルティング株式会社シンスター の代表取締役井上浩二が、ビジネスに関して日々考えていることを発信。

株式会社シンスターでは、人材育成に関するコラムを発信しています。是非こちらもご覧ください。

2019年01月

強い気持ちを持ち続けられますか?

素晴らしい!やりましたね、大坂なおみ選手、全豪優勝です。私は、しっかりテレビ観戦、ファイナルを堪能させて頂きました。対戦相手のクビトバ選手も、実は凄い苦難を乗り越えてきた選手だったんですね。試合中の解説で知り、これを書くためにネットでもちょっと調べてみました。一方、錦織選手は非常に残念な結果に。クォーターファイナルで棄権。まだ今日の夜に男子のファイナルがありますが・・・テニスを結構堪能した2週間でした。そして、結果だけでなく、テニス界の人達に人としてとても大事なことを再認識させてもらったような気がします。

気持ちの持ちよう
今回の全豪で私が一番記憶に残っているのが、大坂選手の3回戦、シェイ・スーウェイとの熱戦後のインタビューの言葉。「去年までだったら、負けていた」。第1セットを取られ、第2セットも先にブレークされる。0-3の苦境から一気に形勢を逆転して第2、3セットを取って勝った試合です。大坂選手は、勿論技術的にも肉体的にも昨年よりずっと進化しているのでしょうが、一番の進化は気持ちの強さなのかもしれませんね。この変化は、昨日のファイナルでも発揮されましたね。ブレークでのトリプルチャンピオンシップポイントを逃して、更に第2セットも落とした後、トイレブレークを要求する大坂選手の瞳には涙が。あの落ち込み、昨年だったら回復せずに負けていたのかも。しかし、今の大坂選手は跳ね除けられる。残念ながら大坂選手に敗れたクビトバ選手、ウインブルドンを2回制した凄い選手ですが、2016年に自宅に強盗に入られ抵抗して利き腕の左腕に重傷を負い、手の感覚が全くなくなったとか。そこから腱と神経の再建手術を受け、厳しいリハビリを乗り越えてカムバックした選手だそうです。凄い。諦めない、不屈の精神。今回、残念ながらジョコビッチ戦棄権となってしまいましたが、錦織選手も凄いというか、神がかっていましたよね。安心して見る事が出来た試合は3回戦だけでしたね。後は、負けても全くおかしくなかった。特に4回戦のカレーニョ戦。正直、この時は第2セットで私は完全に蒔けたと思っていました。しかし、お客様と会食していると、何と錦織勝利のニュースが。驚きました。どんな時にも諦めない、強い気持ちで立ち向かうと何かが起きる。諦めずに全力で挑み続ければ、結果は帰ってくる。そんな大事なことを、世界で活躍する選手たちに再確認させてもらった気がします。

大坂選手は日本の選手?
大坂選手がなんで日本選手として戦っているか、皆さんはご存知でした?これは、私も実は疑問に思っていた。で、今回たまたま分かったので、小話として?お知らせしますね。大坂選手は、日本で生まれてアメリカで育ったので、日米の二重国籍を持っています。アメリカの報道陣やテニス関係者は、大坂選手は米国国籍で大会に出るべきと言っているそうです。それでも、そうしないには訳があるんですねぇ。テニスに打ち込んでいた子供時代、本格的に取り組むために米国のテニス協会に支援を申し込んだ大坂ファミリーですが、大勢に埋もれていた大坂選手は完全に相手にされなかったそうです。しかし、見ている人がいたんですねぇ。日本テニス協会の女子代表コーチだった吉川真司氏は、13年の東レパンパシフィックで、予選第1戦で敗れたにも拘らず大坂選手の才能を高く評価。その後、支援し続けて来たそうです。その恩義を忘れない大坂選手とご家族、世界大会に日本国籍で出場しているとの事。ここでも、吉川氏の「強い気持ち」を感じますね。周りの評価は気にしない、協会の投資にも責任を持つ、そういう強い気持ちがあったから今があるように思います。選手だけでなく、関係者の方々も素晴らしいですね。ま、今回はたまたまテニスの話ですが、強い気持ちをもって何かに挑んでいる人達は沢山いる。そして、その中には栄光を手にできる人もいるけど、そうでない人もいる。しかし、栄光を手にできなくても、強い気持ちで何かに挑んだ経験は後に必ず生きる、私はそう思います。また、見ている周囲の人の気持ちも明るくするなど、良い影響を与える。こういう強い気持ち、持ち続けないといけないですね。
全豪2019

占いを信じますか?

『2月3日まで、とにかく精一杯やって下さい!これからの2週間が、この先1年で非常に重要です。積極的に動く、人にもどんどん会う、そうすれば今年は素晴らしい年になります!』
相応の権威を持っている方にこんな風に言われたら、皆さんはどう思います?信じて動く?関係ない?皆さんはどっち派ですか?

亥年は『はじまりのはじまり』
先週の金曜日は、お客様が毎年向島で開いて下さっている新年会。芸者さんたちの新年らしい出し物を見ながら、美味しい食事と楽しい話を堪能しました。そして、いつもいつも色々と新たな企画を考えて下さるのですが、今年は陰陽師の家系の占導師(占いで人を導く方だそうです)さんを呼んで、年初のお話を聞き、個人的にも今年の運勢を占って頂きました。で、今年亥年なんですが、実はこれまでに関東大震災や阪神淡路大震災、伊勢湾台風などに見舞われた災害の起こり易い年なんだそうです。ま、十二支で見ると最後の年、運気的には落ち込む年だそうです。今年も、こんな天災があるかもしれないので、注意した方が良いかもしれませんね。ただし、輪廻転生の考え方ですかね、終わりは次の始まりで、亥年は『はじまりのはじまり』とも言われるそうです。この年に何かにしっかり取り組むと、猪突猛進とも言われるように、その勢いがずっと続くとの事です。更に、もう一つ情報が。陰陽師とか、こういう占いのような世界では、歴は旧暦で見るとの事。つまり、新年は2月4日から始まるという考えですね。なので、2月3日まで頑張ると、その勢いが今年1年ずっと続き、素晴らしい年になる。そして、それが来年以降のサイクルにも続いていくとの事です。さて、こんな風に説明されたら、皆さんはどうしますか?2月3日まで、意識して頑張っちゃう?

信じる者は救われる?
こういう考えを言ったら、占導師さんには怒られちゃうのかもしれませんが、私は都合よく解釈するタイプ。ま、例えば何か迷うことがあったら、「そう言えばこんな風に占いに出ていた、よしやってみるか!」ぐらいの信じ方をするということ。やるかやらないか半々で迷っている時は、背中を押す材料にはなりますからね。で、上手く行けば「信じる者は救われる」、上手く行かなければ「所詮占いだから・・・」なんて思うわけです。要は、占いなどをあまり信じないタイプです。でも、今回の個人的な気質なんかの評価は、80%ぐらい納得感があってちょっとビックリ。気質は天火人だそうで、「クオリティにとことんこだわる「匠」のような気質」なんて性格診断で書かれると、私の良さでもあり、悪さでもあるところを見透かされたような気もしました。ま、正月に引くおみくじ、街でたまたま見てもらう手相(私は、どちらもやりませんが・・・)何でも良いのですが、自分に都合よく活用すれば良いですよね。自分の背中を押したり、時に慎重になったり、自分の弱さを意識してそれを補完する道具としては、占いも悪くない。信じる者は、救われる!ですよね。じゃ、2月3日まで、ちょっとアクセル踏んで頑張ってみますか。
2019NK3新年会

応用力はありますか?

先週の土曜日、広島のお客様のセミナーで講演をさせて頂きました。「未来への挑戦」を新たなスローガンとされているので、少々未来の話なんかをしようと用意してたところ、当日たまたまホテルでもらった中国新聞に面白い記事が出ていたので引用を。宇部線、小野田線という赤字のローカル鉄道を廃止して、自動運転のバス高速輸送システム(BRT:Bus Rapid Transsit)を構築するという内容です。講演で自動運転車の話をする予定だったので、中国地域でも既にこんな形で活用されるようになっている!という事例としてはドンピシャでしょ。しかし、考えてみるとこの事例は個人的には奥が深いというか、非常に面白いなぁなんて思ったのですが・・・

日本の地方でも起こるリープフロッグ
このBRTシステム、鉄道より何が優れているかというと、言うまでもなくコストですね。鉄道車両車両よりも、バスの方が車両はずっと安い。自動運転だから、運転手もいらない。電気自動車は、恐らく鉄道よりも燃費が良いんじゃないかな。そして、何よりもメンテナンスコストが低い。電車よりもバスの方が、そして路線よりも道路の方がずっと手間がかからない。素晴らしい!ですね。少子高齢化の時代に過疎化で悩む地方で交通網を維持するには、一つの重要な選択肢となるのかも。なんて考えていくと、この事例の面白さが増してきました。何を思ったかというと、リープフロッグ現象。既存インフラがない新興国で、蛙飛びのように一気に新たな技術が普及する現象ですね。東南アジアで、電話網が整備されていなかったのにいきなり携帯電話が浸透するような現象です。昨日の日経にも、中国ではアリババが6億人の個人情報を元に新たなサービスをどんどん作りだし、スマホの広がりでは中国が日米を凌ぐなんて記事が出てましたよね。こんな状況下で、日本のITベンチャーのファイナンシャルワンの17歳の社長は、スマホアプリは米国よりも中国の方が進んでいると評価していました。さて、上述の中国地方の事例に戻ると、日本でも自動運転やドローンを使った新たなサービスなんかは、過疎化が進む、土地が広くて過密な都心部で構築されている様々なシステムがない「地方」で進むのかもしれませんね。日本では、新たな技術が地方でどんどん活用されていく、都心部よりも地方の方が新たな社会システムが構築されていく、そんなリープフロッグ現象が展開するのかもしれない。今後、地方から目が離せませんね。

応用力をどれだけ発揮できるかが鍵
このリープフロッグ現象、鍵となるのは応用力ですね。実験レベルでは実用可能な新たな技術、ソリューションがどんどん出て来る。これを適用したら、具体的に何が出来るのか。様々な困難、課題を抱える地方で、どこで活用することが出来るのか。それが、どのような価値を生むソリューションとなるのか。こういう力が必要になる。つまりは、新たなテクノロジーを地方などが抱える課題を解決する、社会の要請に応えるソリューションに、当然のことながら収益面でもプラスになるビジネスモデルに昇華する力が求められるわけです。我々も勿論ですが、新たな発想で我々なんかが考え付かないようなアイデアを出してくれる若者がこれからどんどん出てきてくれると良いな。成人の日に、そんな事も考えのはおっさんになった証拠かな。

さて、話は全然変わるのですが、正月から家族で新年を祝ったり、旧友と会ったり、旧知のビジネスパートナーの昇進を祝ったりと、とても楽しい日々を過ごさせて頂いています。今年は、この調子で楽しくも意味のある、そんな年になると良いな。
2019新春の日々

自ら行動して体験していますか?

皆様、明けましておめでとうございます。今年は、亥年。猪突猛進で頑張る、なんて言葉も耳にしますが、どうも亥年はそんな風に捉えてはいけないようですね。十干十二支では、今年は『己亥(つちのとい・きがい)年』となるそうで、
・己:繁栄したものを統制する意味
・亥:生命が閉じ込められている状態(果実となる種子の意)→次のステージに向けた準備
と言う意味があるそうです。そこで、一般的には己亥年は『今現在の状況を維持し、守りの姿勢に徹した方が良い』と言われているそうです。そうかなぁ?皆さんは、どう思われますか?

行動・体験が準備となる
「繁栄したものを統制する」とは、現在の時代ではどういうことでしょう?衛星を使った制度の高いGPS、エッヂコンピューティングも進んだIoT、量子コンピュータも視野に入れたAI・・・2018年までには今後の10年、20年を支えていくITの基礎が確立してきたように私には思えます。この繁栄を如何に統制するか、つまりこれらの技術を如何に統制して企業や個人の活動を支える仕組みに組み上げるか、2019年に求められる『統制』の一つの捉え方ではないでしょうか。これを、2019年から上手くやっていく。そのために必要な準備とは?これは、個々人によって異なるのでしょうね。私のような揃うとにとっては、兎に角『体験』して実感値を持つ、その実感値を持って考えることが準備のように思います。そのためには、まずは行動、自ら動いてどんどん経験しないと駄目ですよね。昨年も、キャッシュレス決済がどこまで通用するか自ら試してみたり、たまたま出張が多くなったためにスマホのEX予約を体験したりして、その便利さを実感しました。自動運転も、一昨年ですがテスラで体験しました。しかし、自ら体験してないものの方がずっと多い。アレクサで体験するAIなんて本の序の口で、もっと賢いAIが沢山あるのに体験できていない。最新の、自動運転トラクターも体験したことがない。そもそも、現在の私のお客様が市場に提供しているものも、体験し切れていない。今年が、これからの未来に向けた準備期間であるならば、その準備のために体験しないといけない、そのためには行動しなければいけない、そんな事を思います。私の今年の抱負、「兎に角行動!」ですね。頑張ります!

今年の干支から、こんな事を考えてみたのですが、その裏には休暇中の実体験もありまして・・・家族でマレーシアのペナン島に行ってきたのですが、そこでとても素敵な体験をして来ました。まずは、国立公園。ジャングルを抜けて反対側のビーチまでトレッキング。早く歩けば1時間、ゆっくり歩いても1.5時間で、絶対に迷わない分かり易い道と地元の案内人に説明されたのですが・・・数日続いたスコールの影響もあり、ぬかるんだジャングルのアップダウンは結構辛く、家族で統派に2時間かかりました。まさに2時間後に迎えのボートを予約していたので、かなり焦ったのですが、途中の景色は最高でした!あんなにも自然が生き生きとしている中を歩けるなんて、素晴らしい!帰りのボートでは、自然のカワウソが岩の上で食事をしているところを目撃するなんてご褒美も。それから、翌日に飲茶目当てに行ったジョージタウンのワイヤーアートと壁画アートにも感動しました。お腹一杯になって街中を散策すると、とても素敵な作品に沢山出会えます。こんな風に、アートが息づく街を作れるんだなぁと、つくづく感心しました。何も考えず、準備もせずに行ったペナンだっただけに、個人的にはとても感動的な体験をすることができました。しかし、それが単なる偶然じゃ駄目なんですよね。自分で予め調べたり考えたりして、行動し体験する。それこそが、これからの準備期間となる。体験で得た感動を通じ、今年の抱負を考えるとても良いきっかけとなる家族旅行でした。
201812Vacation
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Koji

美味しい食べ物とお酒をこよなく愛すコンサルタントです。戦略立案とBPR、及びこれを実現するためのITなどに関するコンサルティングを提供しています。また、ビジネスリーダーを育成するシンスターで企業研修などの講師も務めています。
株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター代表取締役

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