井上浩二のブログ:現在(いま)を考える

株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター の代表取締役井上浩二が、ビジネスに関して日々考えていることを発信。

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2019年09月

「信じられない事」って何?

やったー!やりました、ラグビー日本!アイルランドに勝利!関係者の皆さん、日本ラグビーを応援している皆さん、おめでとうございます。私は、昨日は年に一度の私の会社の合宿2日目で、皆とBBQをしながら観戦。勝てるわけがない・・・失礼ながらそんな風に思っていただけに、本当に感動&大盛り上がりでした。こんな「信じられない事」って、あるんですねぇ。

「信じられない事」は起こるもの?
1994年に創業した私の会社も早25年が経ったのですが、これも信じられない事だなぁなんて思ってしまいます。こういう「良い意味」での信じられない事はハッピーですが、「悪い意味」での信じられない事もありますよね。今回のラグビーの試合でも、日本にとってもそうですが、アイルランドの方々にとっては信じられない事だったのでしょうね。まさか、日本に負けるとは・・・先週のニュースの中にも、私にとってはかなりの驚き、ある意味信じられない事がありました。ついこの前ファストファッションで一世を風靡したフォーエバー21が日本撤退、米連邦破産法11条の適用申請も検討中とか。どんどんamazonされちゃうんですねぇ。米国では、19年1〜9月中旬に米国で小売事業者が公表した店舗の閉鎖は8567店もあるそうです。シアーズもトイザらスも潰れたし、この流れは止まらず、どんどん加速して異業種も飲み込んでいくのかもしれませんね。ちょっと前には、正に「信じられない事」が起こる。本当にビックリです。私の会社も、いつ信じられない事が起こるか分からない、そういう考えをもって日々取り組まないといけないですね。

「信じられない」のはボーっと生きてるから?
先ほどから、「信じられない、信じられない」と連呼していますが、それは現実をしっかりと見て、その事実を正しく評価して考えるという行為を疎かにしているからかもしれませんね。例えば、ラグビー日本でも、日本チームのメンバーと関係者は、今回の勝利には嬉しいけど、「信じられない」なんて思ってないのだと思います。どれだけ練習し、体を鍛え、相手を分析し、戦略を立てて試合に臨んだか。これが分かっている人には、「信じられない」ことではない。(多少は、驚きがあったかもしれませんが。)数年前から起こっているECでのファッションの取り込み、そしてアマゾンの動きなんかをちゃんと見た上で考えていれば、フォーエバー21の件もそんなに驚くことじゃないかもしれない。逆に言えば、ちゃんと事実を押さえ、最悪のシナリオも考えて対応すれば、「悪い意味」での信じられない事は未然に防げる可能性が極めて高くなる。ボーっと生きてちゃいけませんね。チコちゃんに叱られないように、普段を過ごさないといけませんね。

話は私の会社の合宿の話に戻るのですが、毎年2日目は皆で釣りを楽しんでいます。釣り後は、私の自宅で皆でBBQ。そこで、一つ信じられない事が!桜の木に何か白いものが・・・寄ってよく見ると、なんと花が咲いている!この時期に!この信じられない桜の花、日本ラグビーの奇跡に貢献していたりして。あれ、私はまだ今回の勝利を「信じられない事」と思っているようですね。
20190927合宿

「必死」になることはありますか?

昨日は、息子の体育祭。見事、息子の所属するブロックが優勝し、昨夜の我が家は祝勝会。グラウンドで必死の形相で競技に参加する息子を見て、なんだかとっても嬉しくなりました。一方、少し気になった事もあり、ちょっと考えてみました。

チーム一丸
一つは、やっぱりチーム戦は個人力ではいかんともし難いところがあるのだなぁ、ということ。色々な競技を見せてもらったのですが、チーム戦で勝つための要因はやはりチームワークだということを実感しました。あの子は凄く足が速い、あの子は物凄く俊敏、なんて傍で見ていて個人力に勝った子に目が行ったりするのですが、その子がいても必ずしもそのチームが勝つわけではない。と言うよりも、チームの中にあまりやる気のない子がいると勝つのは難しい。仕方ないですよね、子供たちの体育祭ですから。中には苦手意識を持っていたり、そもそも体育祭なんて参加したくないなんて子がいてもおかしくない。(ただ、そういう「白け」感みたいなものを、私みたいなオッサンは最近の若者に感じることがあるのも事実なのですが。)ここを放置しておいたチームは、やっぱり勝てないですねぇ。言うまでもない事と思いますが、これは会社、つまりビジネスでも同じことが言える。組織が一丸になって頑張っていると、やはり強い、良い結果を生むことができる。それが分かっているのに、やることに賛同していない、やる気を持っていない人がいるのを知っていて、しかし放置している事がある。それじゃ、全員が必死に頑張る状況なんて作れるわけないですよね。そんな事を再認識させられました。

なりふり構わず取り組む
もう一つ感じたことは、自分も何かに対して必死に、なりふり構わず取り組んでいるかなぁ、ということ。子供の必死な顔、見ていて本当に気持ちが良いですよね。一方、我々はどうか、そんな風に何かに取り組んでいるか?話はちょっと違うのですが、先日日経を読んでいてふと気になった記事がありました。「活気ある低成長」、シェアリングエコノミーなどが浸透し、モノを作るよりも情報を共有し活用することによりビジネスを作っていくこれからの社会は、これまでのモノ作りが必要としたようには投資や人的工数が必要なくなるため、見かけ上は低成長になる。そのような低成長でも活気のある世の中にするには・・・なんて事が書いてありました。活気、それは何から生まれるんでしょうね?私は、達成感や、そこから生まれる次へのチャレンジ、そんなところから生まれてくるような気がします。では、その達成感はどうやったら生まれるのか?勿論、どれだけ本気で、必死にストレッチして目標達成に取り組んだか、だと思います。やっている時は大変だけど、やり切った時に生まれるものがある。いつも、常時そうするべきとは思いませんが、メリハリをもって仕事や普段の生活にも取り組まなければいけないのでは、なんて事も考えてしまいました。

さて、話は家での祝勝会に戻るのですが、食事は息子の好物の鮨にしようかと思いきや・・・息子から「パパのクリームパスタ」という嬉しい要望が。実は、先週懇意にしているアルポルトの末松シェフから生ポルチーニを分けて頂き、まずはリゾットを作ったのですが、その半分が残っている事を彼は知っていたわけです。で、作ったのが生ポルチーニのフィットチーネ。勿論、息子からもかみさんからも大絶賛を受けましたよ。だって、素材を最大限に生かせるように、私も「必死」に料理しましたからね。
2019浩喜体育祭

リフレッシュしていますか?

愛犬の散歩に息子とのサイクリング。昨日は、自分としては良いリフレッシュになったと思ったのですが・・・今日のブログに何を書こうと思った瞬間に、「本当にリフレッシュになったのかな?」なんて考えてしまいました。で、リフレッシュの意味をネットで調べてみると、


だそうです。今日の朝は、実の所サイクリングで良い感じでだるさが残り、本当はベッドから起き上がりたくない。犬の散歩で少々癒され、息子とサイクリングして楽しかったけど、別に気分が一新した気はしない。なんて考えると・・・本当にリフレッシュになっているのかなぁ?

元気は回復する
プライベートの時間を楽しく過ごす、肉体的には疲れるけど、「精神的」には自分を元気にしている。そう考えると、昨日はやっぱり私にとっては「リフレッシュ」ですよね。しかし、気分は一新したか?と考えると、そこまでではない。良く考えてみると、リフレッシュってなかなか難しいですね。個人でもこんな感じですから、組織的なリフレッシュとなると非常に難しいのでは、なんて考え始めました。誰もが学校、会社、地域・・・国?などという何らかの組織に所属している。その組織が疲弊しているとしたら・・・リフレッシュしたくなりますよね。でも、どうやって?元気にするには、やっぱり何らかの刺激策が大事なのかな。報酬を上げたり、新しい人を引き入れたり、仲間を褒めたり表彰したり・・・組織の状況によりますが、上手く刺激策を使えば程度の差こそあれ元気には出来そうですね。しかし、気分一新となると難しい。組織の気分を一新する、どんなやり方がありますかねぇ?

怖いのは「茹でガエル」
先日、ZOZOの前澤社長が突然の退任を発表しましたね。スタートアップ時はとても面白い、良い企業、良いトップと思ったのですが、残念ながら単に時流に合っていただけだったのかもしれませんね。自分達の着たい服を品揃えして格好良く売る、自分達が好きな服を扱うからこそ属人的な要素が業務の中に入って来ることが是となる。理屈よりも情緒性に比重を置いているような新たな企業と思っていたのですが、変に成功してしまうと人も変わってしまうのかな?最初のポリシーが色褪せ、組織が大きくなるとともに金儲けの策に走り・・・ま、そんなZOZOにとっては今回のトップ交代、外部との提携が効果的なリフレッシュになると良いですね。(難しそうな気もしていますが。)経営陣が変わることで組織の気分が一新する、実はそんな簡単な話ではないですよね。当然のことながら、そこには前からいる人が、これまでの文化を受け継いでいる人が残っている。そこで気分を一新しろと言われても難しいですよね。ならば、外部からトップを連れてくる。上手く行った企業もありますが、失敗した企業も結構ありますね。では、経営陣刷新に何かもう一手、例えばこれまでの会社文化を作り上げてきた重要な制度を変えたらどうでしょう。例えば、評価制度。これまでとは違う視点で評価されるようになれば、それが短期間で具体的に実行されているのが見えれば、組織の気分一新も図れないですかね。
でも、これも難しいかなぁ。これまでの制度で点数をためてきた人がいますからねぇ。そこを考えると、抜本的な制度の見直しは簡単ではない。組織にいると、「やれない理由」を並べ立てる人も沢山いますからね。しかし、そんな事考えて「茹でガエル」になるのが一番怖い。変化を感じず、リフレッシュもせずに、いつの間にか変化に付いていけなくなって立ち行かない組織になってしまう。

私の会社も、この9月で設立して丸25年経ったことになります。私も、もっと考えて工夫しないといけないですね。組織のリフレッシュ、とても難しいですが、その組織に合ったやり方がきっとあるはず。皆さんも考えてみて、何かいい案があったら教えて下さいね。
201909_江の島サイクリング

相手を驚かせてませんか?

先月、NYの帰り、初めて米国のインスペクションでスーツケースが壊されて帰ってきました。恐らく、友人からもらった美味しいジンをボトルで入れていたのが原因。写真の通りで、これは絶対に直らないと思って損保会社に申請したのですが・・・流石サムソナイト!損保の修理部門から、ロック部分のパーツ交換で修理可能です!という連絡がありました。しかも、修理期間は約2週間とのこと。この「修理可能です!」と聞いた時には、本当に驚いたのですが、こういう「嬉しい驚き」は良いですよね。しかし、逆の場合は・・・

相手を脅しても・・・
先日、あるお客様先で大手ITベンダーさんと会議を行っていた時のこと。お客様と策定した戦略を元にITへの要件を検討してもらったところ、相手の営業部長さんから「試算したところ、今のままでは提案時の3倍になります!」と、真顔で少し強い口調で言われました。正直、ビックリですよね。「えぇ、本当ですか?!」以外に発する言葉もなく、説明を聞くと・・・正確な数値では2.3倍にしかなっていない。しかも、その見積根拠がかなりあいまいで、リスク分をとって多く出している。当然のことながら再検討することになったですが、この会話を皆さんはどう思います?私が弱気な人間で、「なんとかして下さい。」と頼み込むようであれば、意味があるかもしれませんね。まぁ、そんな訳もなく・・・これだと、部長さんの印象が悪くなるだけのように思います。しかも、その人へのその後の信頼がゆらぐ・・・

他にも、やっぱりビックリすることが最近ありました。横浜地方裁判所から郵便物が送られて来たのですが、そこには何と「会社法違反事件」とあるではありませんか!私、何かした?B級ニュースで、「コンサルティング会社社長が・・・」と書かれちゃう?!何のことはない、会社の登記申請が遅れた分の罰金だそうです。最初から、手続き遅延に伴う罰金とか書いてくれれば、すんなりお支払したかもしれませんが、こういうやり方をされると・・・なんて思っちゃいますよね。
人を驚かせる、良い意味で驚かせて相手を乗せるのであれば時に良いコミュニケーション手法と思いますが、悪い意味で驚かせる、しかもそれが公式の場であればあるほど私は逆効果になると思います。皆さんも、お気を付け下さいね。

さて、ここからは蛇足。日本の役所は、やっぱり古くてバカなことが多すぎる!と今回も本当に腹立たしくなりました!税金払って真面目にやっている会社、それが理由もあって提出が遅れただけなのに、こんな通知を送ってくる。その前に、個別事情聞けば良い!だって、こんな事を時間をかけて書類審査し、こんなものを送りつけるのに時間とお金を掛けているのだから。更に、この決定に異議申し立てがあれば、書面で、更に郵便切手1072円分を添付して送り返せ!ですって。なんだ、この高飛車な態度は?誰の税金で飯食ってると思ってるんだ!と、本当に腹立たしくなってきます。申請が遅れた会社をチェックするぐらいだったら、申請間近の企業をチェックして、手続きが遅れないように通知することにお金を使うべきとしか思えないのは、私だけではないはず。登記に関しては当然システムに登録しているのでしょうから、そこでチェックして企業にシステムから自動でメールを送るだけで良い。そんな事、今時簡単にできる。調査が難しいとか、時間が掛かるとか、お役所の人は「出来ない言い訳」ばかりしそうですけどね。いつまで、何年も変わらぬ、改善も改革もない無駄の多い業務を続ける気なのでしょうね?汗水たらして働いている血税の意味、もっと考えてもらいたいなぁ。
201909ビックリ

気候変動阻止に貢献していますか?

先週の九州の大雨、物凄かったですね。これからの後片付けも含め、被災された方々は本当にお気の毒に思います。この大雨の間、NHKで何度も「命に危険を及ぼす・・・」という表現を聞きましたが、そう言われるとちょっと怖い気がしました。この手の大雨、今年何度目でしょう?昨年からは?大雨以外にも、色々と異常気象を肌で感じますよね。7月の冷夏、梅雨に似合わぬゲリラ豪雨に季節先取り?の台風。8月一杯の猛暑に、異常なまでの湿度。日本は、もはや亜熱帯を通り越して熱帯地域の一部?!世界に目を向けると、ヨーロッパは日本の暑さを超えていたようですね。本来だったら、日本よりずっと過ごしやすいはずなのに。この気候変動、一体どこまで行っちゃうんでしょうね?

何が出来る?
こういう気候変動の減少と共に、先週良く報道されていたのがアマゾンの問題。『アマゾンは地球の肺』とか、『地球の酸素の20%を生産』という表現は、科学的には実は誤りなんてことも言われているようですが、この気候変動は自然のバランスを人間が崩したことによって起こっているのは事実。その自然を守るために、現在起こっている問題に対して声高に警告を鳴らすのは良い事だと思います。そこに反応する人も沢山いる。そんな中で、X JAPANのYOSHIKIが基金に1,000万円寄付したなんてこことも報道されていました。正直、個人的には結構感心しました。バラエティ番組に出ているのを何度か見たことがありますが、こういう活動もする人とは思っていませんでした。YOSHIKIさん、他にも最近の災害に対して何度も多額の義援金を拠出している。社会で起こっていることに対して意識の高い、素敵な人なんですね。
大事なのは、社会に関心を持つ事。そして、自分で出来ることを考え、実行すること。それが分かっていても、自分は今安穏と冷房を入れて快適な部屋でこのブログを書いている。(せめて、温度は28度にしよう。)多額の寄付は出来る人がやれば良いですが、一人一人の生活で自然を守る、排出する二酸化炭素を減らす小さな行動がある。世界中を見渡せば、そういう小さなことの積み上げが大事。生活の中で、出来ることを少しずつでもやらなければとまたまた感ぜざるを得ない1週間でした。

静観が一番の罪
今日は、最近の気象変動のことを書きましたが、似たような事って普段の生活にも沢山ありますよね。会社の中でも、「これは良くない」と思うことがあっても、「さわらぬ神にたたりなし」とか「自分が何か言わなくても・・・」なんて思って、何もしない。そして、それがそのまま続く。どこにでもある「解決されない問題」ですね。何も自分が主体になって解決しなくても良いと、私は思うんですよね。周りの人と、「これどう思う?」と話すだけでも、十分な価値!皆の関心を高め、話し合って、皆で解決すれば良い。ただ、何もしないで静観しているのは、一番駄目なんでしょうね。そんな事を思い、自分自身も反省しきり。この異常な気象が作ってくれた虹を見ながら、「もっと行動しよう!」なんて事を思いました。
8月小坪の夕暮れに掛かる虹
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Koji

美味しい食べ物とお酒をこよなく愛すコンサルタントです。戦略立案とBPR、及びこれを実現するためのITなどに関するコンサルティングを提供しています。また、ビジネスリーダーを育成するシンスターで企業研修などの講師も務めています。
株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター代表取締役

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