ある会社の調査によると、今年の4月から6月にキャンセルまたは延期されたウエディングは21,000組もあったそうです。ホテルなど式場を運営する会社にとっても大打撃だったと思いますが、花き業界も厳しい状況に陥りましたよね。その他にも、卒業式、入学式など様々なイベントが無くなり、毎年の恒例需要が吹き飛んだ。生き残りをかけて何とか皆さん凌いでおられるのではと思っていたのですが・・・何と今年の1〜10月の売上が前年比10%増となっている生花店があるとのこと。多くの企業が苦しんでいる中、何故この生花店はこんな業績を出せているのか、考えさせられました。
対応の速さにビックリ!
この生花店、今治市にある「花心(Kashin)」というお店ですが、なかなか強かなビジネスの軸を持った経営をされているのではと感心しました。ま、私が思ったことは後述するとして、私なりに思った取り組みの面白さを書いてみますね。
3月に始めたのが「ワンコインブーケ」だそうです。500円で通常1,000円はする小ぶりな花束を売り始めたそうです。余剰在庫を抱えていたにもかかわらず、「採算度外視」でガーベラなどを仕入れて販売したとのこと。そして、4月には立て続けに「フライングマザーズデー」という企画を実行。このネーミング、良いですねぇ。
正に、フライング!4月配送なら、花を10%増量して届けたそうです。その結果、自社サイトのネット注文は例年の2.5倍だったとか。企画内容とネーミングの妙、どちらも素晴らしいですが、何と言っても対応力の速さが凄い!巷では、殆どの人達が「どうしたら良いんだ!?」とあたふたとしている時に、バンバン企画を打ち出して実行する。これは、「備え」がなければ出来ないことと思います。コロナなんか関係なく、市場に何を提供すべきかを考えていたからこそ実行できたのではないかと私は思います。
正に、フライング!4月配送なら、花を10%増量して届けたそうです。その結果、自社サイトのネット注文は例年の2.5倍だったとか。企画内容とネーミングの妙、どちらも素晴らしいですが、何と言っても対応力の速さが凄い!巷では、殆どの人達が「どうしたら良いんだ!?」とあたふたとしている時に、バンバン企画を打ち出して実行する。これは、「備え」がなければ出来ないことと思います。コロナなんか関係なく、市場に何を提供すべきかを考えていたからこそ実行できたのではないかと私は思います。市場ニーズと環境変化の捉え方
ここからは、私の勝手な解釈なので真実は花心の経営者に聞いてみなければ分かりません。と言うことで、気ままに私の考えを書きますね。

そもそも、生花は高い!と思いませんか?花があると場は華やぎますし、癒しにもなる。でも、高い。こんな風に思っている人が多い、そういう人達に良い花を少しでも安く届けられたら・・・なんて事を花心の経営者は思っていたのではないかと思います。コロナで花の流通が止まる、当然仕入れ値は安くなる。そこを先取りし、更に物流も安定させれば・・・というのが「ワンコインブーケ」であり、「フライングマザーズデー」の根底にある考えなのではないかと思います。
また、花心の市場の捉え方が一般的な生花店とは違うのだと思います。一般的な生花店と言えば、自店の周囲何キロという商圏を見ていると思いますが、花心はネットを通じて日本中を市場として見ているように思います。つまり、すそ野の広い市場で規模のあるビジネスで売上と利益を上げる。そのために、ネット販売ばかりでなくITを活用した生産性の向上にこの時期にも積極的に取り組んでいる。業務処理の生産性を上げるために、受注伝票と宅配伝票を同時作成できるようにシステムを改善する。顧客へのメールに花束の写真を添付して顧客サービスを向上させると同時に、花束のパターンをデータベース化して知識やスキルの低い人でも花束を構成できるようにする。花の構成を入れれば写真とともに利益率を計算する仕組みも用意する。このコロナの期間に、自ら仕掛けて増加していく注文に対し、品質を下げずに生産性を上げて対応できる仕組み作りに投資している。強かだなぁ。

きっと、コロナ以前から「何とか安く良い生花を提供できないか」と言う事をずっと考えてきていたからこそ、コロナがもたらした環境変化(生花の流通ストップ⇒仕入値低減)をチャンスと捉え、面白いアイデアを迅速に展開しながら、ITも活用して基盤を作るなんて取り組みが出来ているのでは、苦境でも好業績を達成しているのでは、というのが私の勝手な解釈です。機会があったら、花心の経営者の方と話してみたいな。

本日の写真は、広島平和大通公園のドリミネーションです。3年連続で見させて頂いているのですが、今年は人出もまばらな気がします。コロナで皆が厳しい時ですが、花心のように考え、工夫して何とか乗り切り、コロナが収束したら今取り組んでいることをバネに皆が飛躍できるようにしたいものですね。


湿度が下がり、寒くなり、これからは増々感染拡大のリスクが高まりそうですね。そんな中で、
声高に「ニューノーマル」なんて言いますが、やっている施策はコロナ前の社会メカニズムを強引に動かそうとしているだけのような気がしませんか?人が出かけて集えば、感染が拡大するのは自明の理。そこをどう変えるかが知恵の使いどころと思うのですけど。

(初めての方は、ソースを完成させてから麺を茹でた方が間違いないかも。)
日本だけではないですが、現在の社会システム、資本主義社会の大きな課題で、今手を打たなければならないこと。今、政治に求められる役割はとても大きいと思うんですけどねぇ。
アメリカ第一主義、白人を優先する考え方、勿論ここに賛成する人達はいるでしょう。しかし、世界でアメリカだけ、アメリカ中で白人だけと言うのは・・・自分の生活に不満だらけで、それをトランプが解消してくれたと感じている人達が沢山いるのかなぁ?今後も、期待できると思っているのかなぁ?先住民を駆逐してアメリカを征服したフロンティア精神こそがアメリカ文化、その現代版を実践しようとするトランプこそ偉大なリーダーだ、そんな考えがまだまだ奥深く根付いているのかなぁ?正直、私には全く分かりません。バイデン、民主党も政策的に全くぱっとせず、「情けないなぁ」と思いますが、トランプ大統領のこれまでの言動(女性蔑視、他国の元首にすら敬意を欠いた物言い、コロナへの無知さ加減、BLMへの対応・・・言い出したら切りがないですね。

