井上浩二のブログ:現在(いま)を考える

株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター の代表取締役井上浩二が、ビジネスに関して日々考えていることを発信。

株式会社シンスターでは、人材育成に関するコラムを発信しています。是非こちらもご覧ください。

2020年11月

コロナに打ち勝つ工夫してますか?

ある会社の調査によると、今年の4月から6月にキャンセルまたは延期されたウエディングは21,000組もあったそうです。ホテルなど式場を運営する会社にとっても大打撃だったと思いますが、花き業界も厳しい状況に陥りましたよね。その他にも、卒業式、入学式など様々なイベントが無くなり、毎年の恒例需要が吹き飛んだ。生き残りをかけて何とか皆さん凌いでおられるのではと思っていたのですが・・・何と今年の1〜10月の売上が前年比10%増となっている生花店があるとのこと。多くの企業が苦しんでいる中、何故この生花店はこんな業績を出せているのか、考えさせられました。

対応の速さにビックリ!
この生花店、今治市にある「花心(Kashin)」というお店ですが、なかなか強かなビジネスの軸を持った経営をされているのではと感心しました。ま、私が思ったことは後述するとして、私なりに思った取り組みの面白さを書いてみますね。
3月に始めたのが「ワンコインブーケ」だそうです。500円で通常1,000円はする小ぶりな花束を売り始めたそうです。余剰在庫を抱えていたにもかかわらず、「採算度外視」でガーベラなどを仕入れて販売したとのこと。そして、4月には立て続けに「フライングマザーズデー」という企画を実行。このネーミング、良いですねぇ。正に、フライング!4月配送なら、花を10%増量して届けたそうです。その結果、自社サイトのネット注文は例年の2.5倍だったとか。企画内容とネーミングの妙、どちらも素晴らしいですが、何と言っても対応力の速さが凄い!巷では、殆どの人達が「どうしたら良いんだ!?」とあたふたとしている時に、バンバン企画を打ち出して実行する。これは、「備え」がなければ出来ないことと思います。コロナなんか関係なく、市場に何を提供すべきかを考えていたからこそ実行できたのではないかと私は思います。

市場ニーズと環境変化の捉え方
ここからは、私の勝手な解釈なので真実は花心の経営者に聞いてみなければ分かりません。と言うことで、気ままに私の考えを書きますね。
そもそも、生花は高い!と思いませんか?花があると場は華やぎますし、癒しにもなる。でも、高い。こんな風に思っている人が多い、そういう人達に良い花を少しでも安く届けられたら・・・なんて事を花心の経営者は思っていたのではないかと思います。コロナで花の流通が止まる、当然仕入れ値は安くなる。そこを先取りし、更に物流も安定させれば・・・というのが「ワンコインブーケ」であり、「フライングマザーズデー」の根底にある考えなのではないかと思います。
また、花心の市場の捉え方が一般的な生花店とは違うのだと思います。一般的な生花店と言えば、自店の周囲何キロという商圏を見ていると思いますが、花心はネットを通じて日本中を市場として見ているように思います。つまり、すそ野の広い市場で規模のあるビジネスで売上と利益を上げる。そのために、ネット販売ばかりでなくITを活用した生産性の向上にこの時期にも積極的に取り組んでいる。業務処理の生産性を上げるために、受注伝票と宅配伝票を同時作成できるようにシステムを改善する。顧客へのメールに花束の写真を添付して顧客サービスを向上させると同時に、花束のパターンをデータベース化して知識やスキルの低い人でも花束を構成できるようにする。花の構成を入れれば写真とともに利益率を計算する仕組みも用意する。このコロナの期間に、自ら仕掛けて増加していく注文に対し、品質を下げずに生産性を上げて対応できる仕組み作りに投資している。強かだなぁ。
きっと、コロナ以前から「何とか安く良い生花を提供できないか」と言う事をずっと考えてきていたからこそ、コロナがもたらした環境変化(生花の流通ストップ⇒仕入値低減)をチャンスと捉え、面白いアイデアを迅速に展開しながら、ITも活用して基盤を作るなんて取り組みが出来ているのでは、苦境でも好業績を達成しているのでは、というのが私の勝手な解釈です。機会があったら、花心の経営者の方と話してみたいな。

本日の写真は、広島平和大通公園のドリミネーションです。3年連続で見させて頂いているのですが、今年は人出もまばらな気がします。コロナで皆が厳しい時ですが、花心のように考え、工夫して何とか乗り切り、コロナが収束したら今取り組んでいることをバネに皆が飛躍できるようにしたいものですね。
20201125_ひろしまドリミネーション

料理はお好きですか?

コロナの感染拡大、止まらないですねぇ。湿度が下がり、寒くなり、これからは増々感染拡大のリスクが高まりそうですね。そんな中で、GoToの見直し論なんかが出ている。でも、何だか根本的に打ち手が間違っているような気がするんだけどなぁ。声高に「ニューノーマル」なんて言いますが、やっている施策はコロナ前の社会メカニズムを強引に動かそうとしているだけのような気がしませんか?人が出かけて集えば、感染が拡大するのは自明の理。そこをどう変えるかが知恵の使いどころと思うのですけど。

家にいても楽しく過ごすには?
仕事でどうしても出かけなければいけない、これは致し方ないですよね。でも、これまでの感染推移を見れば分かる通り、この人の動きだけであれば感染は一定レベルで押さえることが出来る。今の問題は、外食や旅行という人の動きですね。まぁ、私も食事も旅行も大好きですから、行きたくなる気持ちは本当に良く分かります。しかし、そこを我慢して・・・って言うからうまく行かないんじゃないかなぁ。家にいても十分に楽しく過ごせる方法を伝えたり、何か家でやる際のコストを支援すれば良いのにと思うのですが。映画や音楽が好きな方々には、どこかのストリーム配信を無償で使えるようにしてはどうでしょう?ゲーム好きの方々には、国がオンライン大会でも主催してはどうでしょう?何かを習いたい、勉強したい人には、オンライン講座を無償で受けられるとかはどうでしょう?こういうこと以外にも、家族がいる家庭では家族で何か作ったりするのも楽しいし、それを競い合うオンラインの大会なんかを開いても良いのでは?要は、家にいても十分に楽しい事があれば、あるいは「あると分かれば」状況は変わってくるんじゃないか、なんて稚拙ながら思うわけです。
一方、人が巣籠りすると立ち行かない業界に対しての支援も考えないといけないですよね。更に、単に支援するだけじゃなくて、経済を動かさないといけない。そうなると、コロナ前の事を前提にしてはダメですね。例えば、巣籠り消費に対応するビジネスに取り組んだり、人手の不足しているところに一時的に社員を派遣することに取り組んだりすることなどを条件に、企業存続に必要なお金の支援をしてはどうでしょう?今の旧態依然としたビジネスモデルを前提としたGoToなんかより、ずっとニューノーマルを視野に入れた取り組みになると思うのですが。

料理って楽しいですよ
最近は料理をしない人も増えているようですが、意外と簡単に美味しいものを作れるんだけどなぁ。食わず嫌いというか、難しいと思い込んでいてやらない人が多いように思えます。これからの忘年会季節、各自が自分の好きな料理を作り、それを自慢しながらオンライン忘年会なんて言うのも楽しいのではないかと思うんですけどね。何だったら、食材は行きつけの好きなお店から仕入れられるようにして、簡単に料理できるレシピなんかもお店の人が教えてあげたらどうでしょう?ただ、こういう事をやるにもお店側に基盤がないから出来ないんじゃないかな。そういう部分を国が支援すれば良いのに。
ま、それはさておき、先日は知人から牡蠣を頂いたのでクリームパスタを作ってみました。リクエストされたご近所さんにも、家族にも大好評!たった5分で作れるので、私流のレシピを書いておきますね。良かったらお試しあれ!

【牡蠣とほうれん草のクリームパスタ - 井上流】
・ほうれん草を炒める際に、ちょっと香り付け。ベーコン少々をみじん切りにして中火で炒め、その油でサッとほうれん草を炒めます。
・使うパスタはフィットチーネ。生めんであれば3〜4分で茹で上がるので、ほうれん草をさっと炒めたらパスタを鍋に投入。(初めての方は、ソースを完成させてから麺を茹でた方が間違いないかも。)
・クリームソースは、牛乳と生クリームを半々で。3人分ぐらいなら、各々100mlです。一度にフライパンに入れず、強火にしてフライパンの淵から何度かに分けて入れて行きます。
・クリームが温まったら、牡蠣の投入。火は中火に戻して、くつくつと2分程度煮ればふっくら状態で火が通ります。ここで、味見をして味を塩コショウで調える。貝類を料理する際に気を付けたいのは、塩味ですね。海水を含んでいるので、素材に十分自然の塩味が付いていることがあります。ですので、牡蠣の出汁が出てどんな味になったかを確かめてから、味を調えるようにした方が良いですよ。
・最後にパスタを上げてからめるのですが、ここでも一つ重要な事が。パスタは、アルデンテ直前でお湯から揚げ、クリームソースと絡める工程で完成させるようにしましょう。ま、まだもう少し固いかな、ぐらいであげるようにすれば良いだけです。で、フライパンでソースにからめていると、それでちゃんとした茹で加減になりますから。
以上ですが、簡単でしょ。

2-3人前の素材は、
・フィットチーネ
・牡蠣:食べたいだけ
・ベーコン:少々
・ほうれん草:適当
・牛乳:100ml
・生クリーム:100ml
・塩、コショウ、お好みに応じて粉チーズ
です。で、私が調理すると5分かな。下ごしらえ入れても10分もかかりません。
やってみると、次はこうしてみようとか、自分なりの工夫をしたくなる。で、色々とやってみると、結構楽しい。お料理男子もなかなか良いものですよ。家族や友人にも喜ばれるし。いろんな料理に挑戦してみると、家にいても夜の時間なんてあっという間に過ぎてしまうと思うんですけどねぇ。
20201115_牡蠣パーティー

本当に困っている人をどう助けますか?

高校生2年生と中学3年生のお嬢様と暮らすシングルマザー、月半ばにして所持金は1万2,000円ぐらい。このお母さま、コロナ前にちょうど転職されようとして仕事が決まっていたそうですが、コロナでそれが白紙に。コロナで失業した方への再就職支援も受けられず、新たな職に持つ付けずに本当に困っておられるようでした。テレビのニュースで見たのですが、一方では株価がバブル崩壊後の最高値なんて報道も同時に行われている。ご近所さんと食事しながら、「これってどういう事?コロナの影響で自殺者も増えているのに。」なんて質問も受け、答えにたじたじでした。日本だけではないですが、現在の社会システム、資本主義社会の大きな課題で、今手を打たなければならないこと。今、政治に求められる役割はとても大きいと思うんですけどねぇ。

社会インフラを最大限に活用する!
こんな事を考えていたら、私の手元には市から応援クーポンが。一人2,000円何ですかねぇ。3人家族の私の手元には6,000円分が送られてきました。「やらないよりはまし」のバラマキの施策。Go Toも給付金も、明日のお金にも困る人には正しく届かない。バラマキじゃなくて、本当に困っている人を正しく支援する仕組みを何で考えないんでしょうね?ま、考えるまえから「無理!」って諦めているのかな?私なんかが何言っても変わりませんが、もう少し考えて欲しいなぁ。
困っている人がどれぐらい困っているかを出来るだけ正確に把握して生活に必要なお金を支援する、どんな対策が考えまれますかね。役所はダメですね。先のニュースで見た女性は、生活保護を相談しに行ったら「まずはご親族に相談して下さい」とシャットダウンだったそうですから。だったら何処が?きっと最も現実的なのが銀行なのでしょうね。都銀、地銀、信金・・・多くの銀行が、「自分達には与信審査能力がある」と公言してカードローン残高を散々増やして儲けたのですから。国もバブルやリーマンの時には税金で支援し、消費者金融業界を叩き潰してその利益を銀行にあげたのですから、こういう時こそ銀行さんの言う「無くてはならない社会インフラ」として活躍してもらったら良い。カードローンも、「スピーディーな審査」が売り物だったのですから、今回も出来るでしょう。相談に来られる方の状況をしっかりとヒアリングし、「生活に必要なお金」を「月々」お貸しする。当然無利子で、返済開始は国がコロナ克服を宣言し、かつご当人に適切な収入が入るようになってから。この適切な収入も、実は銀行が支援すれば出来ることが多い。だって、一生懸命ビジネスマッチングやら何やら活動してきているのですから、ビジネスの現場とリレーションがある。人手がなくて困っているところの情報を全銀行で共有し、その仕事を紹介すれば良い。そこで、働き口に注文を付けて働かないような人にはローンをストップする。この活動の貸し倒れは、それこそ国が保証すれば良い。どうせバラマキ策に散々お金を使っているのですから、こういう取り組みの貸し倒れなんて大した金額にはならない。(借りたお金をちゃんと返そうとする人も沢山いますからね。)
ま、私なんかがこんなこと考えても、どうにもならないんですけどね。でも、私ごときでもこれぐらいのこと考えるんですから、お偉く賢い政治家さん達にはもっともっと素敵な策を考えて、スピーディーに実行してもらいたいものですね。その時に大事なことは、国だけでは、または1企業だけでは出来ないことを、社会全体で協力して取り組む仕組みの検討、実行のための工夫ではないかと私は思います。まずは、「今そこにある危機」を何としてでも乗り越えなければなりませんからね。
20201114_逗子応援クーポン

異文化を理解できますか?

「コロナ禍のとても厳しい環境下の今だからこそ積極的に取り組むべきことは?」、先日友人達とそんなことを議論をしてみました。(BBQしながら、楽しくですが。)例えば、インバウンドマーケットを狙っていた企業では?いずれ、ワクチンは開発される。(って、前回書いたように私は中国は既に持っていると疑っていますが。)であれば、インバウンドも徐々に戻ってくる。そこで、他社に先んじて市場から評価されるビジネスを創るには・・・やっぱり、「人」が重要。日本だけでなく、海外でも優秀な人材で仕事を無くしている人達が沢山いる。例えば、ホテルマン。コロナが落ち着いて最初に戻ってくる海外の人たちとは、どんな人か。その人達向けに、どのようなサービスを用意し、どこでどうアピールすると市場が共鳴してくれるか、こういう非常に難しくもあり重要な事を考えられる人ですら職を失っている。そういう人を迎え入れることが出来れば・・・なんて話をしたのですが、実は異文化理解、その難しさをここ数日私自身が痛感しているからなんですよ。それは、言うまでもなく米国大統領選挙。今回の選挙で起こっていることを見聞きし、皆さんはどんな事を考えていらっしゃいますか?

アメリカには私なんかでは理解できない人たちが沢山いる
トランプ大統領の選挙戦終盤の活動、明らかにお金を掛けているバイデンよりずっと上手かったと個人的には思いました。しかし、ここまで接戦になるとは、ここまでトランプ大統領が票を獲得するとは・・・信じ難い。アメリカ第一主義、白人を優先する考え方、勿論ここに賛成する人達はいるでしょう。しかし、世界でアメリカだけ、アメリカ中で白人だけと言うのは・・・自分の生活に不満だらけで、それをトランプが解消してくれたと感じている人達が沢山いるのかなぁ?今後も、期待できると思っているのかなぁ?先住民を駆逐してアメリカを征服したフロンティア精神こそがアメリカ文化、その現代版を実践しようとするトランプこそ偉大なリーダーだ、そんな考えがまだまだ奥深く根付いているのかなぁ?正直、私には全く分かりません。バイデン、民主党も政策的に全くぱっとせず、「情けないなぁ」と思いますが、トランプ大統領のこれまでの言動(女性蔑視、他国の元首にすら敬意を欠いた物言い、コロナへの無知さ加減、BLMへの対応・・・言い出したら切りがないですね。)を見ていてまだ自国のリーダーにしておきたいという気持ちがあることが理解できない。私は、アメリカで仕事もし、友人もいるので、相応にアメリカは理解していると思い込んでいたのですが、全然足りないんですね。「異文化理解」、本当に難しいと痛感しています。

アメリカは後進国?
暴動を心配して窓に板を打ち付ける小売店、投票所に州兵や警官を派遣、トランプ大統領のツイートに反応して投票所に詰めかけ「開票停止」をがなり散らす人の顔・・・恐ろしい。とても世界のリーダー、先進国アメリカとは思えない。そもそも、選挙システムを疑って大統領が訴訟を起こすなんて、信じられない。日本でこんな事が起こる?、とても想像できないですよね。しかし、実際にアメリカでは起こっている。「異文化」ですね。こんな光景は、独裁をひっくり返そうとする発展途上国などでしか見ないと思っていたのですが、これも私の思い込み。そんなアメリカを見ていて私が思ったことは、色々な環境変化がある中でアメリカは悪くなっている、50〜60年代の黒人の公民権運動が起こっていた頃に後戻りしているのではないかという事。発展途上国ではなくて、後ろに進む「後進国」なのかもしれませんね。しかし、一体何がそうさせているのでしょう?難しい問題だなぁ。ま、「異文化」を理解できない私には、到底想像できる事ではないですね。

こんな事を考えながら友人達と色々と話をしたのですが、明るい時間に、美味しいものを食べながら、開放的に話をするのは良いですね。話が暗くならないので。コロナ禍では難しいと思いますが、アメリカの方々も彼らが大好きなガーデンパーティーでも開きながら、トランプ派もバイデン派も一緒に美味しいもの食べて話をすれば少しは変わるかもしれないと思うのは、あまりに楽観的ですかね。コロナで、外出も押さえられ、経済的にもとても厳しい状況に追い込まれている人が沢山いる。こういう要素、社会のフラストレーションが大きく後押しして今のアメリカが作られているのかもしれませんね。
20201106_仲間とのBBQ

人手は足りてますか?

「錦糸町のローソン新店の人材募集に応募が殺到」、先日そんなニュースを目にしてその数にちょっとびっくりしました。実際何人募集されたのか知りませんが、350人を超える方の応募があったそうです。人材不足に悩まされていたコンビニ業界には、嬉しい悲鳴かな。コロナ禍で、飲食店などの経営が厳しくなり、新たな働き場を求めている人が沢山いるんだなぁ、と実感しました。一方、働き手が足りなくて困っているところもある。先日、テレビのニュースで物流センターの人材争奪戦の話を耳にしました。ネットでの購買ばかりでなく、内食が増加してスーパーなどへの物流量も増えており、稼働がかなり高まっているそうです。物流センターは交通の便の良いところに集まりますから、周辺の人材獲得競争になってしまう。テレビでは、コロナ前と比べると時給が100円以上上がっているそうです。働きたくても仕事に就けない人がいるところもあれば、足りなくて困っているところもある。ニューノーマルでは、こんなアンバランスをどう解消して行ったら良いのでしょうね?

ライフスタイルを変えられるか
コロナが流行しだして、最初に人手不足に大きく悩まされたのは農業のように思います。海外からの研修生がストップしてしまい、当てにしていた人手が来なくなってしまった。そんな人手不足を解消するために、逆にコロナでお客様が激減してしまった宿泊業の方々が一時期農業に人材を派遣するような取り組みが行われているなんて事を以前のブログでも紹介しましたが、今はどうなっているのでしょうね?これまでに人員の削減も行い、Go Toキャンペーンでにぎわいを取り戻している宿泊業では、とても農業をお手伝いする余裕はないと思います。秋の収穫期を迎える今、人材不足に悩む農家にとっては更に深刻な問題になっているところがある。ちょっと極端な言い方になりますが、街では仕事に就けない人が溢れ、地方では人手が不足している。先のコンビニの例でも、錦糸町のような都心ではあんなことになっていますが、郊外や地方ではこんな事ばかりではない。
こういう人材のアンバランスを解消するためには、我々がライフスタイルを変えて行かないといけないのだと思います。QOL(Quality of Life)の追求、こんな事が言われて久しいですが、正に今はQOLを考え、その実現に向けて動き出すべき時なのかもしれませんね。在宅勤務が実現可能だと認識した企業も増えている。そういう働き方が出来る人は、郊外の地価が安く自然も多い所にどんどん移ってもらった方が良いのかもしれない。(都会の喧騒を好まれる方には、まったくもって無理な話ですが。)移った先で、副業で農家を手伝うなんて事も出来るのでは?物流センターを手伝う事も、あるいは人手が足りない小売業を手伝う事も出来るのでは?コロナになったからって、日本の生産人口減少の問題はなくなったわけではない。一方で、ITの進化によるIoTの進展、AIやRPAの活用による働き方の変化はさらに加速する。今のコロナ禍だからこそ、QOLを考えて新しい社会に対応するライフスタイルを作り出していくチャンスのように思います。学術会議の問題とか議事録の問題とか、色々と菅首相も世間を騒がせていますが、そんな事よりライフスタイルを変えて今起こっているアンバランスを解消する企業や人を支援する策とかを考えてもらえると長期的には日本にとってとても良い結果をもたらすと思うんですけどねぇ。皆さんは、どう思われますか?

話は変わるのですが、昨日友人と一緒にゴルフを楽しんできました。4〜5年に1度しかゴルフをやらなかった私が、今年は何と2回目!私としては、それなりにライフスタイルの変化です。しかし、今のゴルフ場混んでるんですねぇ。コロナ禍で人気が上がっており、プレーヤーも増えているとか。そんな状況で、ゴルフ場もキャディーさんの増員に取り組まれているそうで、昨日は3人でのプレーに見習いさんと教官キャディーさん2人が付いて、非常に丁寧なサービスをして頂きました。こういう所でも、人手不足が発生しているんですねぇ。
20201031_ゴルフat葉山
livedoor プロフィール

Koji

美味しい食べ物とお酒をこよなく愛すコンサルタントです。戦略立案とBPR、及びこれを実現するためのITなどに関するコンサルティングを提供しています。また、ビジネスリーダーを育成するシンスターで企業研修などの講師も務めています。
株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター代表取締役

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