井上浩二のブログ:現在(いま)を考える

株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター の代表取締役井上浩二が、ビジネスに関して日々考えていることを発信。

株式会社シンスターでは、人材育成に関するコラムを発信しています。是非こちらもご覧ください。

2021年07月

オリンピックをどう楽しみますか?

遂に始まりましたねぇ。しかし、個人的に驚いたのはこの4連休に入ってからの報道?政治家の発言?かな。つい先日までは、バッハ会長の発言や行動への批判や既に破綻しているバブル方式の問題などが大きく取り上げられていたのに、始まるとなると開会式を盛り上げる報道や試合結果に一喜一憂するコメントが殆どに。いやぁ、こんなんで良いんですかねぇ。今回のオリンピックは、競技ばかりでなくコロナ関係などでの不測の事態にいかに対応するかも個人的には見所の一つ。どんな事にも適切に、そして迅速に対応して、日本の対応力と『準備力』の素晴らしさを世界に示して欲しいものだなぁ。ま、それ以前に、そんな不測の事が起こらないように出来たらもっと素晴らしいですけどね。

試せたら・・・
ま、色々と社会への批判めいたことを書いていますが、やっぱり私も日本人。始まっちゃったら、楽しんじゃうんですよね。そもそも、スポーツを見るのもやるのも大好きですから。今回のオリンピック、33もの競技が行われるんですね。中には、オリンピック代表選考やどっかの大きな大会で日本人が勝った時だけちょこっとしかテレビには取り上げられない競技もある。私から見たその代表的な競技は、アーチェリー、射撃、馬術かな。こういう競技、中継されていると見ちゃうんですねぇ、私は。勿論ルールも分からないゲームもある。でも、見ているうちに解説もあってだんだん分かるようになる。すると、引き込まれていく。ま、本音は「私もやってみたい」なんですけどね。見ていると、自分でも出来るんじゃないかとい感覚を持つのも私の癖かな。見ている時は結構気分も盛り上がり、「やってみたいなぁ」と思うのですが、1週間もたたずにその気持ちは消えていく。(そもそも、やっても「難しさ」を実感するだけの事と思いますが。)
こんなこと考えていたら、これって実は非常にもったいない事なんじゃないかと思えてきました。日本でも、大阪ナオミがテニスで勝ったらテニスを習わせる親が増え、大谷選手だったら野球、渋野選手や松山選手の活躍でゴルフ・・・色々とビジネスのモメンタムが生まれる。今回のオリンピック、終了後の盛り上げはどうなっているんでしょうね?勿論、建設に多大な投資をした競技場などの活用もある。しかし、それ以上に日本選手が活躍した、あるいは競技にドラマがあった種目など、コロナで沈んでいる日本市場を活気づける材料になるかもしれない。オリンピック終了後、日本人の熱が冷めないうちにこれを活用するビジネスを虎視眈々と狙って仕込んでいる方、相応にいるんでしょうね。しかし、都や国はどうなのかな?「やって終わり」、「やる事が目的」になっているような気もします。ま、準備段階から実行に向けて、これほどドタバタするのですから、しょせん無理な、あり得ない発想なのかな。

ま、私個人は、先ほど書いたようにテレビ観戦で満喫させてもらいます。更に、我家を盛り上げる道具としては・・・最近始めた簡易BBQですね。正月、炭火で持ちを焼いたり、干物を焙ったら楽しかろうと買ったミニコンロ。ベランダでちょろっとBBQをやるには最適なことに気付きました。先日は、友人が送ってくれた採れたてトウモロコシを炭火で満喫。旨いのなんのって。さて、近くの漁港からサザエや地魚なんかを安くで買ってきて、美味しいものを食べながら一杯やりつつこのオリンピックを堪能させて頂きまーす。
20210725_ベランダ簡易BBQ

旬を楽しんでいますか?

キューピーさん、やりますねぇ。植物由来原料を使って卵を使わずに作ったスクランブルエッグ、「HOBOTAMA(ほぼたま)」を6月30日から出荷するそうです。キューピーのオリジンは、卵。その会社が、卵を食べるのを控える、食べられない人達のために、こういう食品を作る。企業としては素晴らしいなぁと思いつつ・・・価格が3倍するこの卵?、皆さんは好んで食べますか?

代替品は社会の要請に応えるもの
お肉の代替品、最近はかなり美味しくなってきたそうですね。以前、テレビ番組で取り上げられて、ハンバーガーを2種類、本物と代替品を食べて見分けられない人が沢山いるのを見たことがあります。そこまで進化している代替品、最近は世界中で開発されて数多くのメーカーが商品化していますね。私の記憶では、最初はベジタリアンの方々向けに開発されたように思いますが、今となってはもっと大きな目的に応えるために開発が進んでいるのだと思います。それは、地球温暖化がもたらす現在の社会的な課題への対応。地球温暖化で干ばつの問題が年々深刻になっているのは、皆さんもご存じだと思います。この問題がさらに深刻になると、大量に水を飲む食肉用の動物を飼育できる範囲が減ってくる。更に、世界の食糧問題を考えると、動物に大量の資料や水を与える余裕がなくなる地域も増える。そもそも、食糧不足に悩む人々を救う事を優先すべきという話になる。こういう温暖化下での人口増という地球的課題に対応する一つの方策として、代替肉や代替卵は非常に重要なんだと思います。キューピーだけでなく、食肉業界の多くのプレーヤーもこのような技術の開発に取り組んでいますね。是非、美味しい代替品を安く提供できるようになって頂きたいですね。頑張って下さい!

代替品は本物を超えられるか?
こういうことは分かっているものの・・・多くの代替品は本物を全く超えていない!以前、体重を減らすためにこんにゃくで作った麺の冷やし中華を食べましたが、物珍しさとしては良いですが、やはり味はイマイチ。食べたことのある大豆のお肉も、きっと安いものだったのでしょうが、あまり美味しくはなかった。というより、本物の肉の方が旨い。最近は、健康志向で肉を避け、代替品を選ぶ人も増えているとか。それって、どうなんでしょうね。食べた分運動する、運動して体を鍛え、美味しくエネルギーも補給する、その方がずっと健康志向だと思いのですが。健康志向と言って、必要な運動をしないで人工的な食べ物でコントロールするのは本末転倒のような・・・って、そんなことより、美味しいものを美味しく食べた方が良いというのが私のポリシーかな。そもそも、美味しいものって食べ過ぎると体に良くないものばかりのような気がします。でも、美味しいから食べる。その結果、健康問題を引き起こす人が増えているのも事実。そんな現実を見ていると、
・食糧難などの問題への対応には、味なんかよりも安くて栄養のある代替品
・ちょっと高いけど、(卵など)食べられらない人も楽しめる美味しい代替品
・その延長として、技術が進化して安くて美味しい代替品
の順で作られてくると、より良い世の中になるんでしょうね。

私としては、やっぱり美味しいものを美味しく食べる、ですね。旬のもの、採れたのものは、やっぱり旨い。先日は、頂いた西瓜を海に入った後に頂いたのですが、サイコーでした。カヤックで釣ってきたイナダ、これも新鮮なものを刺身にしたら本当に美味。私は、新鮮な卵とバターを使ったスクランブルエッグを食べずにはいられない。ま、こういうある意味体に良くないものを美味しく食べられるように運動するのが良いかな。旬のものを楽しめない生活なんて、私には想像できないですからね。
20210718_夏の始まり

視点を変えて見ていますか?

4回目ですか、緊急事態宣言。流石に、もううんざりです。出して、騒いで、ちょっと下がったら終了して、また上がったら出す。手旗信号じゃないんですから、もう少し先を見通して政策を決め、実行して成果を出すことはできないのでしょうか?しかし、そんな中でもオリンピックは強行される。多くの会場では無観客で。単にオリンピックを見るのを楽しみにしていた一国民としては、今国が実行しようとしていることにはかなり疑問であったのですが・・・昨日の朝、散歩をしていてふと気が付いた事があります。愛犬と散歩していて山の裏側に行ってみると、普段は目にしない逗子の街の風景が広がっていました。違う方向、確度を変えたり、逆から見たりすると、同じ所でも違った景色が見える。オリンピックに関しても、きっと私が見ているのとは違う景色があるんですよね。

何が何でも観客を入れて実施して欲しいと思う人は?
先日、無観客が発表された直後に出場辞退した選手がいましたね。そう、オーストラリアのテニス代表ニック・キリオス選手です。「観客のいないスタジアムでプレーすることは自分にはふさわしくない。」そうです。アスリートの中には、オリンピック、世界中が注目するこの場を目指して取り組んできた人たちが沢山いるのですから、これは当然のことですよね。では、選手以外ではどうでしょう?オリンピック開催を見込んで多大な投資をして準備してきた企業、個人事業主の方々の気持ちは察するに有り余ります。我慢して延期に耐え忍び、漸くと思った矢先に無観客。かと言って、政府からの支援に事前の投資の多寡は関係ない。「人命をリスクにさらしてでもオリンピックを開催するのか!」という意見、私もその通りだと思います。しかし、それは分かっていても、何が何でも観客を入れて実施して欲しいという人がいるのも分かる。その人達にとって、今の日本社会はどんな風に見えているのでしょう?計り知れない闇夜に映っているかもしれないですね。日本経済、社会の今後を見据えた時、こういう方々に対する支援策、金融機関を活用した追加支援などをもっとしっかり議論すべきでは?とも思うのですが・・・経済再生担当相がそういう人が見ている景色に目を向けず、要請に応じないで酒類提供を続ける飲食店に金融機関を使って脅しをかけようとするようでは・・・(ま、中には罰しても良いような飲食店も少数あるとは思いますが。)

今からでも中止して欲しい人は?
今になっての中止、それはきっと無理なのでしょうが、心の中ではまだそれを本気で祈っている人もいるのかもしれませんね。来日する選手団には、既に出国時に陰性だったものの、入国時には陽性になっている選手が出ている。そんな状況の中、例えば空港で働いている人、選手村で働く人、競技会場で働く人たちはどう思っているのでしょう?世界では、ワクチンを接種してもデルタ株には感染し、死亡している人も出ている。本当はその場に居たくない、しかし仕事だから、生活があるからやむを得ずオリンピック運営に携らなければいけない人はいないのでしょうか?その有無って調査したのかな?そういう人の声って拾っているのでしょうか?世間に伝えているのでしょうか?もしそういう人がいたら、今のオリンピック開催に向けた準備をしている日本、そしてその人がいる現場の景色はどんな風に見えているのでしょう?恐怖の色で染まっているのかもしれない。そういう景色に少しでも思いを馳せたら、実施するにしても受け入れ準備態勢は今のようになっていないような気もするのですが・・・

私自身、意識して違う角度から物事を考えよう、逆から見てみようと思わないと、上述のようなことは考えられていません。普段から、こういう視点を持ち続けられるようになると良いなぁ、と思います。ま、ついでにオリンピックに関して個人的に思っていることも書いておきますね。(って、以前書いたことと同じですが。)私は、今やっていることとは全く逆の方向を見て、その景色を想像した方が良かったと思います。つまり、「中止」です。でも、ただ中止するわけではない。コロナが収束した段階で、「幻の東京五輪」を開催する。コロナでストレスが溜まっていた世界は、オリンピックを開催できなかった日本への同情も追い風となって、パンデミック克服の象徴として積極的に参加してくれるのではないでしょうか?また、本当は実施したいところを我慢して中止した日本の政治家、それを後押しした国民を世界は英断のできる国と評価するのでは?ま、こんな事を言っても、今更ですが。

20210710_梅雨の合間の逗子

実りある収穫してますか?

早いですねぇ、もう7月。今年も半分が終わってしまったのですが、その間に何ができたやら?しかし、私の会社はそんな悠長なことを言っていられません。9月が期末なので、最終Quarterに何をなすべきか社員の皆と話し合って取り組んでています。ビジネスですから、当然のように今年の最後の「収穫」、刈り取りをすべきであり、来年に向けての種蒔きもしなければならない。どうすべきか、なんて事を考えていたのですが、そもそも「刈り取り」の意味を取り違えないようにしないといけないと改めて気づきました。ビジネスでの「刈り取り」、皆さんはどんな風に考えていますか?

「皆で育てたか?」が重要
ビジネスで「刈り取り」というと、投資を回収するための「売上を作る」というニュアンスで使われていることが未だに多い気がします。ま、自社の売上を作れなかったら食っていけないわけですから、ある意味当然。でも、重要なのは利益ですよね。ま、こんな事は実に初歩的な話なので、私のブログの読者の方々には当たり前かな。私が会社のメンバーと話していて気になったのが、本当に意味のある収穫とは何かを考えることです。自社の売上・利益、それだけを考えていてもだめですね。それだと、先に繋がらなくなってしまうリスクがある。じゃ、どう考えるか?収穫は、私たちだけでやっているのではなく、お客様や関係者も一緒に収穫していることをしっかり意識することが大事なんだと思います。例えば、私の会社の研修事業。勿論、研修をやって売上・利益が上がるのは収穫ですが、それ以外にもこの仕事を通じての社員の成長も我々にとっては収穫。一方、お客様はどうか?当然のことながら、その研修を通じて受講者が育つ、その成果を組織に生かす、会社の文化を変える・・・などなどがお客様にとっての収穫。私たちと同様に、いや、それ以上にお客様が多くを収穫して下さることが大事。そういう結果を出せれば、当然のことながら先のビジネスに繋がる。こういう収穫、どうやったらできるかと考えてみると、収穫時に考えてもだめなんですよね。その実を得るためには、そもそも種蒔きから育てる間でお客様と一緒に丹精込めて育てなければいけない。ビジネスを作って行く過程でお客様との関係性を深め、協力して育てるから皆が望む収穫が出来る。それが、互いの将来の成長に繋がるのだと思います。「今期も残すところあと3ヵ月、皆で取り組んでしっかり結果を出せ!」なんて事だけを言う経営者であってはいけないですね。

さて、オリンピックも近づき、コロナ対策も強化されているようですが・・・なかなか思ったような結果にはなっていませんね。ま、理由は色々あると思いますが、その一つとして政府と国民が同じ思いで一緒に取り組んでいない、コロナ収束の果実を得るための結束が足りないことも挙げられると思います。総理が、施策の裏にある考えや根拠を分かり易く説明しない。次に考えている具体的施策も明示しない。そういうやり方では、本当の実り、そしてその収穫はかなり難しいかもしれませんね。大事なのは、皆で丹精込めて育てる事。見て下さい、写真の西瓜。きっと、物凄く大事に育てられたのでしょうね。だからこれほどの実になる。私のプランター菜園も、私なりには丹精に育てています。毎日、時に日に2回、気を付けて水をやり、時に肥料もやる。大事に育てると、収穫も・・・先週は、バジルでジェノベーゼを作りパスタで楽しんだのですが、家族の喜びが一番の収穫になりました。

20210703_ジェノベーゼ
livedoor プロフィール

Koji

美味しい食べ物とお酒をこよなく愛すコンサルタントです。戦略立案とBPR、及びこれを実現するためのITなどに関するコンサルティングを提供しています。また、ビジネスリーダーを育成するシンスターで企業研修などの講師も務めています。
株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター代表取締役

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