井上浩二のブログ:現在(いま)を考える

株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター の代表取締役井上浩二が、ビジネスに関して日々考えていることを発信。

株式会社シンスターでは、人材育成に関するコラムを発信しています。是非こちらもご覧ください。

2022年05月

落し所を考えていますか?

全長40�兌紊硫爾亮命燭里舛腓辰肇哀蹈謄好�な魚。皆さんご存じですか?私は、初めて釣ったので、知りませんでした。知り合いの料理屋さんに聞いてもご存じなく、「分からない魚だから食べない方が良いですよ」とのご忠告。「仕方ない、捨てようか」とも思ったのですが、食に貪欲な私は・・・

知識や経験を元に考える!
とりあえず、なんていう魚か知りたいと思った私はネットで探してみることに。でも、探しようがなく、写真付きの図鑑で片っ端から・・・って面倒臭い!こんな事やってられんなぁ、と思いつつ、逗子の小坪沖で釣れるのだから、そんな珍しい魚のはずはないと思い、普段魚屋で目にしない魚だから・・・とも考え、ひらめきました!「そうだ、蒲鉾とかの材料にしかならない雑魚がいたはず」で探してみると、ドンピシャ!いました、いました、マエソだそうです。魚屋にもいないし、私は釣った事もなかった。ま、やっぱり蒲鉾とかの材料なんですね。軽く幾つかの記事を読んでみると、小骨が多いから食べられないと捨てられるか、フードプロセッサーにかけるか、何ですね。でも、もうちょっと見ていくと、焼き物や握りにしているものもある。ちゃんと料理すれば、美味しい魚のよう。だったら・・・と考えて私が辿り着いた答えは、フリット!仕上げに高温の油でカリッと揚げてしまえば、骨なんて気にならない状態に出来るはず。高級蒲鉾に使われる食材だから、美味いに違いない、ということで、やってみました。
まずは、3枚におろす。身を触ってみると、なるほど小骨が凄い。鱧レベルかと思っていたのですが、ずっとしっかりした小骨がわんさか。で、骨抜きをして、骨切りをしました。これに、衣をつけてガーリックで風味付けしたオリーブオイルでカラッと揚げる。身はふんわり、小骨は全く気にならない。塩で食べてみたのですが、明らかにタルタルソースが合う。作っておけばよかった、と後悔しつつも、冷めないうちにと言う事でマヨネーズで食べると・・・旨い!実に、美味い!ここまで自分の思った落し所通りになると、本当に嬉しい限りです!

ま、こんな些細なことで喜んでいる私なのですが、こんな事をしながら「落としどころを作る」のはビジネスでも同じだなぁ、なんて考えていました。お客様と何かに取り組む、そこで自分なりの考えを持つために必要な事は調べる。しかし、今の世の中情報は溢れている。その中から良い情報を探し出すために、自分の知識や経験を生かして、あたりを付けて情報を探す。何か、具体的な行動を起こす時には、上手く行くイメージを持つことが重要。そのためには、自分の持っている知識と経験をフル活用して、最善の落し所を考える。どんな場でも、こういう事の繰り返しなんだな、なんて思いつつ、捨てずに良かったマエソ!ということで、海の幸に感謝しながら味わいました。
20220529_マエソのフリット

お金を大事にしていますか?

「パパが渡してくれたクレジットカード、殆どのお店で使えないんだよね」と留学中の息子がクレームを。「マスターカードだから、そんなはずはないんだけど・・・」と言うと、「今日だって、使えなかったもん」とのこと。15歳の息子なので、当然のことながらその時チャージしているお金が使用限度額のカードを渡しています。で、残高を確認すると・・・何と僅か2週間で2万円入れたカードの残高が265円に。「残高ないから、使えないんだよと」と説明すると、「僕は、そんなに使ってない」と切り返す。で、一つ一つ使用履歴を確認して行くと・・・当然のことながら、やっぱり使ってるんですよね。お金の管理の仕方、教えないと。

管理しながら本当に必要なことに使う
そもそもカードを使わせるのは、あまりよくないですよね。しかし、現金持ち歩きより安全なので、今回は持たせました。しかし、カードで払うとお金を使っている気にならない。そこで、まず金銭感覚がなくなるんですよね。今回、その事をしっかり教えるつもりです。使ったお金はメモするように。これに加えて、USドルの感覚がないのも金銭感覚のずれを生むんですけどね。ま、何れにしても、親が与えたお金なので、自ら管理しようという意識が薄い。一応、外で毎日買わなければならない昼食用として渡しました。本人に、毎日お昼代が幾ら必要かを聞いて、確認して、チャージしたわけです。但し、もし毎日の昼食代を節約したら、その分は自分の小遣いにしても良いとも伝えました。本人、その時は分かったと言いながらも、買わなくても良いくだらぬものを買い、友人とレストランで昼に2000円を超える金額を使い・・・ま、そう言う意味では、本当にチャージした金額しか使えないカードで良かった。
息子にも教えないといけないですが、実は大人でもお金を「管理」しながら、「本当に必要なこと」に使うが出来ていない人がいますよね。先日から、社会を賑わせている山口県阿武町のコロナ給付金の件。誤送金の原因が、チェック漏れのようですね。しかも、振込依頼のデータを新人が作っていたとか。これ、当然のことながらこの新人さんが悪いわけではない。やらせた側、チェックすべき側が悪い。こんな多額の支払をするのに、なんでその管理が出来ていないのか?そもそも、政府は一律の支援金や助成金を何故払うのか?その額は、どうやって決めたのか?良いですよね、自分の懐が直接痛むお金じゃないですから。ま、政治家の皆さんも一部は負担することになるでしょうが、それよりも企業や一般人の方が圧倒的に税金でこれを負担している。また、債務が膨らめば、今後の国民負担、つまり若者につけを回すことになる。そこに対しての責任を考えた上で本当に必要な事に使おうとしたら・・・給付金や支援金の在り方、あるいはその支給の仕方、事務処理も今よりずっと良くなると思うのですが。何となく、今のわが息子と政府や地方自治体が同じレベルに見えてなりませんでした。
20220522_ルームメイトと友達

冒険していますか?

息子が、アメリカ留学に旅立って行きました。しかし、今は便利なもんで、着くとすぐLINEで連絡、ビデオ電話。まるで隣にいるみたい。ちょっと閉口したのは、月曜日から毎朝?2時にLINEが鳴る。今日の予定が分からない、事務局の人が言っていることが分からない、Homeworkへの対応の仕方が分からない・・・こんなんで大丈夫かと思っていたのですが・・・

成長⇒冒険⇒成長の好循環
ビックリしたのが、金曜日、土曜日とかかってこなくなりました。で、心配になって私の方から連絡。話してみると、授業なんかはもうだいぶ慣れて、クラスが楽しくなっているとのこと。そして、週末はもう向こうで出来た友達とマンハッタンへ遊びに行く約束をしている。もっと驚いたのは、現地には日本人もそこそこいるのですが、出来る限り日本人には近づかず、日本語を話さないようにしているとのこと。日本語を話すのは、外人から日本語を教えてと言われた時だけにしようと極力頑張っているそうです。息子の成長に嬉し涙です!
今回、きっとかなり不安やプレッシャーもあったのだと思います。中学1年の時に3週間NYの学校に放り込んだ時は、日本人見つけて話していた息子がこんな風になるとは。成長したのだなぁと思います。成長して冒険する、その冒険がまた成長に繋がる。素晴らしい好循環!私も若い時にこんな経験したかった。

冒険しなくなる?
こんな息子を見ていて、ちょっと考えちゃいました。自分は、最近冒険をしているだろうかと。50も後半になり、何となく今までに蓄積したものを消費しながら生きている気がして来ました。まだまだ先は長いし、面白く行きたいとは思っている。しかし、日常を振り返ると全く冒険していない。テレビで、カンブリア宮殿、ガイアの夜明け、がっちりマンデー・・・などなど、色んなビジネス系の番組を見ると、老若男女冒険をし、そこで得たもので社会に貢献している人達が沢山いる。世の中の困りごとを解決する、利便性をさらに高める、全く無かった価値を生み出す・・・こういう事をするためには、冒険しなきゃダメですよね。たった1週間ですが、息子の行動を見ていて、反省すると同時に元気をもらったような気がしています。
20220508_浩喜USへ

日常に感謝していますか?

国外に避難した方が575万人、亡くなった子供たちが少なくとも223人ですか。信じられないですね、今の時代にこんな事が起こるなんて。ウクライナのニュースを毎日目にして、怒りも覚えるし、とても悲しくなるし、何もできない自分の無力さも感じるし・・・兎に角、何とかして早くこの惨事が終わって欲しいと祈るばかりです。

真実はどこにあるのか?
この戦争、色々な報道がありますが、個人的には何が真実なのかよく分からなくなってきました。我々が目にしているのは、勿論欧米の報道。現地の状況も、ちゃんと中継で繋がって報道される。きっと信じて良いのだろうと思います。一方、ロシアでは報道統制が行われて真実が国民に伝えられていないと言う。その結果、プーチン大統領の支持率は82%、ウクライナ侵攻も74%。報道統制だけで、あるいは恐怖政治でここまで現代の人を抑え込めるのでしょうか?本当に、我々には真実が伝えられているのでしょうか?自分の目で確かめなければ、本当の真実は分からないのでしょうか?情報技術のお陰で、世界中の情報を瞬時に把握できるようになった今、その技術を使って情報を分からないように改ざんして伝えられるようにもなっている。聞いたことを安易に鵜吞みにせずに、自分で考えて、必要に応じて自分の目で出来る限り事実を確かめながら物事を判断する力が求められているのでしょうね。善意で使えば人間の強力な武器になるはずの情報技術が物事を信じられなくするなんて、物凄く残念に思います。
ただ、言えることは、何の罪もない人達が犠牲になっている。一部の政治家、あるいは野心のある狂人のために。これは、何とかしないといけないのでしょうね。こういう事を目にすると、あの私の大好きな歌の歌詞を思い出します。何で、みんなジョンレノンのようになれないのでしょう?

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too

Imagine all the people
Living life in peace

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one

そんな事を考える傍ら、個人的には平和な日常にもっと感謝しないといけないと思うようになってきています。この週末は、来週から留学する息子に料理を教えました。息子の中学での学校の問題とか、勉強の事とか、その時には色々大変だと思う事がありましたが、そんなのは些細な事。皆で、笑ったり、怒ったり、悲しんだりして過ごせる日常があるだけで、本当に感謝しなければいけないのだと思うこの頃です。
20220506_CheffKoki

救済すべき人を救済していますか?

「会場は天井が非常に高い聖堂などで、『3密』を回避しての開催は可能だった。不可抗力での中止ではない」こんな結論を東京地裁は出しているのですね。ちょっとビックリしました。

将来のある若者の救済とは?
20年の3月28日に挙式を予定していた30代の若者が、495万円のキャンセル料の返還を求めた裁判。不可抗力との主張は、上記の理由で棄却されたそうです。皆さんは、どう思われますか?20年の3月は、コロナがどんなものかもわからず、兎に角日本での拡散を抑止しようとの機運が高まっていた時。誰かがどこかでクラスターを発生させようものなら、白い目を向けられて非難されかねなかった時。身内や友人の安全確保、日本の政策や世論を考えたら『強行』出来る方がおかしいと私は思います。それを、正直『後付け』の議論で、開催できたと言うとは・・・そもそも、『3密』が安倍元首相の口から公にされたのは、正に2020年の3月28日、この方の挙式と同じ日のようですね。それを『避けられた』って、この時に誰がどうやってわかるのでしょう?外野ながら、ちょっと頭に来ませんか?
新型コロナで色々な救済策が出されたので、若者の結婚式に対してはどうだったのだろうとちょっとGoogle先生に聞いてみたのですが、政府からの救済はないんですね。佐賀県は、10万円の救済など行ったようですが、全体の費用から見たらどうなのでしょうね?少子化への問題、生産人口減少の問題など、今の日本社会を元気にしていくための原動力になってもらわないといけない20代、30代の方々。子供に比べたら社会的弱者ではないかもしれませんが、社会人としてはひよっこ、独立したばかりでお金もない人達が沢山いる。その人達の人生の一大イベント。希望を持って元気に活躍してもらうためには、年収や貯蓄などの条件があっても良いので支援策を考えるべきと思います。直接支援出来合いのであれば、せめてこういう判決のガイドラインぐらい作ったらどうでしょう。不足しているかもしれませんが、ホテルや結婚式場などの企業に対しては支援策が出ているのですから、その先の一般顧客に対しても効果があるようにメカニズムぐらい考えて欲しいものです。

斯く言う私も、こういう事に目を向けたのはかわいい姪の結婚式があったから。彼女も、一度は延期して漸く実現できました。若い二人の晴れの日、それを祝えるのは本当に嬉しいですね。昨年の体調不良で出席を見合わせようとしていた両親(姪にとっては祖父母)も、送り迎えをして無事出席出来ました。(運転手の私は、初めてノンアルの結婚式でちょっと残念でしたが。)新しい親族を迎える機会が減っている昨今、私のファミリーにも社会にも暗い時代の夜明けになってくれたらと願うばかりです。
20220429_mifumiwedding
livedoor プロフィール

Koji

美味しい食べ物とお酒をこよなく愛すコンサルタントです。戦略立案とBPR、及びこれを実現するためのITなどに関するコンサルティングを提供しています。また、ビジネスリーダーを育成するシンスターで企業研修などの講師も務めています。
株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター代表取締役

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