井上浩二のブログ:現在(いま)を考える

株式会社ケーティーコンサルティング株式会社シンスター の代表取締役井上浩二が、ビジネスに関して日々考えていることを発信。

株式会社シンスターでは、人材育成に関するコラムを発信しています。是非こちらもご覧ください。

2022年10月

未来への警告を生かせますか?

子供の頃からテレビや映画で見てきた世界、「こんなものあったら良いなぁ」とか「こんな世界になったら良いなぁ」なんて思ったことありますよね。ウルトラセブンのウルトラ警備隊、時計が通信機になっていて相手とビデオ通話が出来る。私にとっては、正に「こんなものあったら良いなぁ」だったのですが、今や現実。先日父にプレゼントしたスマートウォッチも、スマホ連動で時計で電話できちゃう。しかも、誰でも買える1万円もしない値段で売っている。寝ていたら、映画を見ていたら目的地に着いてしまう自動運転車。しかも、再生可能エネルギーを利用する電気自動車で、燃料費もかからない。これも、もうすぐ現実の世界になる。凄いですよね。

こんな怖い世界は映画の中だけ・・・ではなくなっている
民間旅客機を武器にして都市を攻撃した9・11。あの時までは、「あんなことは映画の中だけ」と思っていませんでしたか?それが現実に起きる、人間の狂気は怖いと感じた出来事でした。しかし、そういう事がどんどん起こる。先日、テレビを見ていて本当にそう感じました。ウクライナでドローンが街を、市民を襲っている。あの画像を目にして私の脳裏に浮かんだのは、「ターミネーター」のシーン。無人の攻撃機が人間を容赦なく殺していくシーンでしたが、正にその風景に見えました。(機械が意思を持っているわけではありませんが。)多分、これまでの兵器よりかなり低コストで作れているのだと思います。しかし、街を攻撃するには効果抜群。小型爆弾を積めば、攻撃の精度はすごく上がるんでしょうね。方や、配送や空のタクシーのような利便性を向上する用途にも使われている。新たに生み出される技術、その使い方次第で描かれる世界が変わるとともに、恐ろしい世界も現実になるのだと感ぜざるを得ませんでした。
人間が作り出すものだけでなく、自然界にも多々ありますよね。日本人の誰もが記憶に留めている東日本大震災。あんな津波が街を襲うのは映画の世界だけ、と思っていました。しかし、現実に起こるんですよね。いつも70年周期で起こっていた関東大震災。前回は1923年だったので、1990年代半ばには随分と関東大震災が起こると報道されましたよね。(って、誰も覚えてないですかね。)その後時間が過ぎ、時々思い出されたように特番なんかが組まれますが、他人の意識からはだんだん薄れていく。でも、いつ現実になってもおかしくないんですよね。例えば、富士山大噴火。そんな事が起こった時どうすべきか、そもそも何を備えていなければいけないか。
テレビが映すウクライナの悲劇を目にし、一方で平和な日々に冠雪する富士山を眺めながら、映画などが描いた未来への警告を生かさないといけないんじゃないかなぁ、なんて考えてしまいました。
20221030_富士山冠雪

他人を信じていますか?

売上が合わない、仕入額が合わない、現金が合わない・・・ビジネスでよく耳にする話ですが、こういう時皆さんはどんな風に解決していますか?いつもよくミスをする誰かに、「間違って処理してないか?」って聞く?結構な頻度でシステムトラブルがある場合なんかは、まずシステムがちゃんと正しく動いているかを確認する?そうそう、まずはどこか疑わしきを疑ってかかっちゃうんですよね。他人の思い込みって怖いですよね。でも、やっちゃう。皆さんは、そんなことなく、人を信じて行動できていますか?

事実認識をきちんと行う
まず誰かを疑う、こういうことがなぜ起きるのか。まずは、前科と言うか、しょっちゅうミスを起こしているとそこを疑っちゃいますよね。更に、急いでいる、あるいは自分に余裕がない時は。そういう時、本来取るべき行動をおざなりにしてしまう。余裕がある時、冷静な時はどんな行動をとるかというと、
・合わないとか間違っていることの現象を具体的に把握する
・原因となる可能性があるところを出来るだけ素早く調べる
・ファクトに基づき原因を分析し、可能な範囲で検証する
と言う事になるでしょうか。その上で、原因となっている可能性を確度順に調査し、具体的に原因を特定する。しかし、急いでいるとこれを端折るんでしょうね。で、疑わしきに・・・なのだと思いますが、そもそも他人を信用していないことって多くありませんか?信用していないから疑いたくなる。人の性としては致し方ないところもありますが、そこをグッと抑えて正しい行動をとる胆力みたいな力を付けないといけないのでしょうね。つまりは、まずは他人を信じるところから行動を開始することなのかな。そんな力をもっと付けないと思う事が仕事上でもあり、自分の未熟さを最近感じたりしています。

実は、プライベートでもそんな事があったので、より深く考えたりしてるんですけどね。息子が、平日の夜中の3時過ぎにPCのバッテリーの調子が悪いと連絡してきました。(アメリカの夜中なので、日本は昼間です。)えっ、こんな夜まで、さてはまたゲームでもやっていて・・・なんて疑った自分が恥ずかしい。宿題が沢山すぎて、今までやっていたとのこと。日本にいる時には、「勉強なんてやる必要性を感じない」なんて事を時々言っていた息子が、こんなにも変わるなんて。そんな息子を信じていない自分が、本当に情けない。そもそも、他人を信じることから行動しないといけない、痛感しました。
20221020_KokiHomework

心を亡くさずにいられますか?

「あ〜忙しいっ」最近の口癖になっていたような気がします。
佳境に入っているプロジェクトに問題が多く、土日もない生活が1カ月以上。なかなか思ったように留学先の生活のリズムが掴めない息子からの相談も、相応に。そして、父が急に心不全となり救急車で病院に。ま、こんな状態だと、流石に忙しくて気が滅入っても仕方がないとも思うのですが・・・

冷静に自分を見つめる習慣を身に付けたい
病院に駆けつけて担当医から詳細な説明を受け、父の容態がそんなに悪くないと分かって一安心。実家から帰ってきた時に、ふと玄関の傍に植えている姫林檎の木を見ると、真っ赤な実が2つなっている。しかし、地面にはいくつもの実が転がっており・・・今年は結構大きな実を付けてくれていたんですよね。夏には、収穫を楽しみにしていました。しかし、このところの忙しさで、すっかり忘れていたわけです。で、先日の風雨で実が落ちてしまったよう。残念であると同時に、一生懸命立派な実を育んでくれた姫林檎の木に申し訳ないと思わざるを得ませんでした。ダメですねぇ。
「忙しい」と書いて、「心を亡く」なんて言いますよね。この数週間、自分がそんなだったか、ちょっと思い出して考えてしまいました。姫林檎の実のように、普段の生活では周りに対する心配りは全く出来ていなかったと思います。また、お客様との会話なんかも思い出してみると、結構イラついて相手の状況や言っている事への配慮を欠いた物言いも多かったように思います。表情は・・・多分疲れて不機嫌そうな顔をしていたんでしょうね。「忙しい」オーラを最大限に放ちつつ。そんな自分がいたことを、姫林檎の木が「おいっ、そんなに周りが見えていなくてどうする!」と叱ってくれたような気もして来ました。
忙しい時、それは自分の許容範囲の処理量を超えるものが降ってくる、あるいは想定していなかった事柄が多々発生して対応しなければならなくなる、あるいはその両方。そんな時、心に一分の余裕もなくなると、こんな風になっちゃうんでしょうね。そうならないようにするには・・・?もし、皆さんが心掛けてやっていることがあったら、教えて下さいね。私が今回思ったのは、毎日少しの時間で良いから、客観的に、もう一人の自分が自分を見るぐらいの感覚で自分を見るようにすることが大事なんじゃないかと。何かをやらなければならないと自分をせっつき、ため息ばかりつき、周囲に異臭を放っている自分がいる。そこに気付くようにしないといけないですよね。難しいけど、意識できるよう頑張ります。

さて、収穫できた姫林檎ですが、退院祝いに両親に持って行きました。二人が、喜んで食べてくれたのが何よりの救い。来年は、必ずや素敵な実をタイムリーに収穫すると心に誓う限りです。
20221015_姫林檎

いつまでシークレットを続けますか?

ラッキー!たまたま、完璧に鑑賞することが出来ました。7日の葉山マリーナで行われたサプライズ花火。実は、仕事中。オンライン会議していたら、外で雷のような音が。しかし、連発するので見てみたら・・・雨上がりに打ち上げられる数々の花火。ビックリです。このところ休日返上で働き続けている事へのご褒美かな。あまりにも奇麗だったので、ちょっとTwitterで調べてみたら、2,000発も打ち上げられたんですね。凄い!
しかし、このシークレット花火、幾らぐらいかかってるのかな?誰が負担しているんだろう?どなたかご存じでしたら、教えて下さい。

変化に対応できない?
これまたちょっと調べてみると、花火って1000発で凡そ1000万円ぐらいかかるんですね。そうなると、今回のは約2000万円!?凄い!とても個人では払いませんよね。どこかの企業が払う?でも、そうだとするとそのコストに見合う効果を求めますよね。複数の企業で負担?それは、あるかも。でも、それだけじゃなかなか2000万円は集まらないでしょうし、今年サプライズ花火は結構頻繁に行われていることを考えると・・・難しそうですね。だとすると、そもそも花火大会用に用意していた市の予算が使われている?税金?むむむむむ・・・何れにしても、こんなに大きなお金が動くのであれば、流石にもうシークレットでのは如何なものかと。全国旅行支援も、11日には始まるのですから。その経済効果は8,300憶円なんて試算もあるようで、花火大会なんかはその効果を大きく高めますよね。いや、それ以上にこれだけのコストをかけた素敵な花火、より多くの人で愛でなければ勿体ない!
しかし、いつまでもシークレットが続いている。何故でしょう?クラスタとか発生した時に責任取りたくないから?ま、誰も世間から非難されたくはないですよね。でも、今や色々な事が徐々にコロナ前の状況に戻ってきていることも多い。だったら・・・ま、これは私の個人的感覚ですが、ビートたけしさんの「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ってすごく日本人の習性を言い当てた言葉だと思うんですよね。一人先頭切ってやる人はなかなかいない者の、誰かがやり出して大丈夫だったら多くの人が続く。で、今はまだ大声で「花火大会再開」といって多くの人を集めているところは皆無に近い。しかし、これからはいくつかの花火大会が冬に行われるようですね。国が旅行支援始めるんだから、ちょっと様子見て大丈夫だったら開催しようと言うところでしょうか?問題が起きたら、また中止にしてシークレットに切り替える。う~ん。こういう状況を見て、何かスッキリしないのは私だけ?そんなこと思いながら、自分も公私の場で同じようにならないようにしないとと思うところ、これも日本人らしいのかな。
20221007_サプライズ花火

若さを保つ工夫、してますか?

アルポルト・カフェ20周年記念、おめでとうございます!ということで、お祝いDinnerお邪魔してきました。生ハムの黒イチヂク包みから始まり、クエのカルパッチョに生うにのコンソメゼリー寄せ。鱧のフリットからのワタリガニのパスタにラビオリ、そしてステーキにデザート!太る―!なんて事は全く気にせず、ワインを思いっきり飲みながら堪能させて頂きました。片岡シェフ、末松シェフ、ありがとうございました!

毎日が新しい!
しかし、このお二人、いつも本当にお若い。片岡シェフなんて、16歳も私の先輩ですが、写真で並ぶと全然そんな風に見えない。末松シェフと並ぶと、親子か!って感じですよね。(今度から、写真撮る時は必ず間に誰か入ってもーらおう。)どうして、このお二人はこんなに若いのか、Dinnerの最中に皆で話しちゃいました。皆さんは、どうしてだと思われます?
我々の結論は、毎日新しい料理を考え、チャレンジしているから。毎日、料理の火で温度が上がっているキッチンに立って、アイデアを形にしようと奮闘しているから。上手く行ってお客様に出し、お客様が美味しさを感じている姿を見て喜んでいるから。つまりは、毎日が「新しい」から。ではないかと思うわけです。これって、素晴らしいですよね。ビジネスの世界では、毎日が同じことの繰り返しで単調になっていくことも多々ある。それを考えずに受け入れると、それはそれで楽かもしれませんが、日々がつまらなくなる。⇒老け込む?毎日新しい事を考える、それはとても大変な事ですよね。そして、考えたことを現実にしようとチャレンジする。失敗も多く、時に落胆することもある。あるいは、お客様から苦言を頂くこともあるかもしれない。そこに勇気をもってチャレンジする。これが若さを保つ秘訣なのかなぁ?いや、それだけじゃないような気がします。これを楽しんでやっているから、良いんじゃないかなぁ?お二人とも笑顔が良いんですよね。片岡シェフは、お客様の前でとっても楽しそうに笑う。末松シェフは、照れくさそうに、だけど時にいたずらっ子が何かを企んでいる時のように、はにかんで笑う。どー見ても、楽しんでいる。(お二人に怒られちゃうかもしれないけど。

今更ながら、自分もこうありたいと思いつつ、本当に美味しい料理とワインを堪能させて頂いた一夜でした。ありがとうございました。そして、20周年本当におめでとうございます!
20220927_アルポルトカフェ20周年
livedoor プロフィール

Koji

美味しい食べ物とお酒をこよなく愛すコンサルタントです。戦略立案とBPR、及びこれを実現するためのITなどに関するコンサルティングを提供しています。また、ビジネスリーダーを育成するシンスターで企業研修などの講師も務めています。
株式会社ケーティーコンサルティング、株式会社シンスター代表取締役

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