先週、SMAPの草磲剛さんが公然わいせつ容疑で逮捕されたことは、皆さんご存知ですよね。酔っ払って羽目を外してしまい、翌日目を覚ましてから色々と反省した経験はこのブログの読者にもいらっしゃると思います。(勿論、私も例外ではありません。)全国区のタレントさんだけに、ここまでの騒動になってしまうのはやはり多少気の毒に思わざるを得ません。(周囲に対してかけた迷惑に関しては、当然反省していただかなければならないですが。)一方、この件に関し鳩山邦夫総務相が「最低の人間」と発言したことも、多くの物議をかもしていますね。鳩山氏の事務所にも相当の抗議電話があったそうですが、鳩山氏のサイトにも多くの抗議や非難のコメントが寄せられているようです。麻薬でもやっていたのであれば分かりますが、34歳の青年が酔っ払って醜態をさらしただけですからね。皆さんは、どう思われましたか?


発言力のある人・機関は責任を持って言葉を発しているだろうか?

今回の鳩山大臣だけでなく、麻生総理を始め多くの政治家の問題のある発言は最近枚挙に暇がないですね。一国民としては、このような方々に日本の政治を任せていることを非常に不安に思います。しかし、政治家ばかりでなく、定評のあるビジネス誌や新聞を読んでいても、記者や評論家の方々にもっと言葉に責任を持って欲しいと感じることが多々あります。例えば、昨年のサブプライム問題以降で良く目にするようになった内容があります。所謂「米国流経営の限界」とか「米国流経営の弊害」と言った内容の記事です。何流であれ、基本的には一つの経営手法ですから、その経営手法を理解し、自社の状況に合う形にして導入しなければなかなか上手くいくはずがありません。それを、一刀両断に「米国かぶれが悪い」などと言った稚拙な表現で論理展開している記事などを目にすると、さすがに目を覆いたくなります。しかも、つい1,2年前には、現在批判している米国流経営手法を導入した企業を、先端の取組みを行っている優良企業のように書いていたにも拘らず。また、その時々の実績に基づき、簡単に評価を上げたり、下げたりしている記事もありますね。例えば、最近の勝ち組の代表例となっているユニクロに関して。業績が良いだけに、最近は良い内容の記事しか目にしませんね。しかし、2001年のピーク後、更には経営陣の刷新などがあった頃には、同じメディアで「ユニクロの限界」と言った論調の記事を多く目にしました。このような事象をみていると、定評のあるビジネス誌や新聞の記者の方々には、読む人への影響も考えて、もう少し言葉を選び、内容にも責任を持って記事を書いてもらいたいものだと思います。(現在の事実に誤りがないという責任は多くの場合とっておられるとは思いますが。)一方で、読者の我々は、そのような記事などを鵜呑みにするのではなく、自分なりの解釈をして読む必要があると言うことになりますが。


ビジネスリーダーとしての言葉に対する責任とは

では、私達個々人はどうでしょうか?自分が発した言葉に責任を持っているでしょうか?難しいですよね。私自身、振り返ってみると多々反省すべきことがあります。そのような反省に基づき、特に会社としての方向性を出すときや、社員を巻き込んで何かを行うような時には、以下のことを心がけて「言葉に対して責任を持つ」と言うこと私自身実践するようにしています。

・言葉を発する前に、その内容を自分なりに徹底的に考える
・話す相手のスキルや現在の状況、私の言葉を聞いた時にどう考え、感じるかを考え、適切な言葉とタイミングを選ぶ
・話したことが実践できるように、周囲を巻き込みながら必ず自分なりのアクションを取る
・実践できなかった場合は、何が悪かったのかを謙虚に反省し、謝らなければならないことは素直に謝り、反省に基づき次のアクションを考える

偉そうに書いていますが、これが実行できているわけでは勿論ありません。分かっていても、なかなか出来ない。常に「心がけている」だけです。しかし、最後の「実践できなかったときの謙虚な反省」と「謝らなければならないときは素直に謝る」は必ず実行しています。これは、曲りなりにもビジネスを司る者としては、必須のことだと思いますので。
皆さんは、如何思われましたか?皆さんのお考えや実践していることなど、是非コメントして下さい。

ちなみに、私は草磲剛さんは好感の持てるタレントさんだと思っています。ユーモアーのセンスもあるし、国際的な視野も持とうとしているし。是非、できるだけ早いタレント活動の再開を期待しています。

最後に、お知らせと告知です。

4月15日に、東京商工会議所の渋谷支部で「 〜社長の思いは伝わっていますか?〜社員の日々の行動を変えるだけで会社は伸びる!!」と題してセミナーを行ったのですが、50名定員のところ130名もの方の応募を頂き、大勢の方にお断りをすることになってしまいました。大変申し訳ありませんでした。(質問などございましたら、お気軽にお問合せ下さい。)

また、同じく東京商工会議所で6月26日に「実務に活かす経営戦略講座」と題したセミナーも実施しますので、宜しければご参加下さい。

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