2022年10月10日

キングオブコント2022感想

全組面白かったですねぇ。
大会ある度に今年はレベル高いと言われますが、
今年の大会は本当にレベル高かったなぁと思います。
ネームバリューで決勝に上がれるような時代は終了したように思われますね、
準決勝からちゃんと面白かったコンビをあげてるという感じがします。
去年から審査員変わりましたけど、やっぱりバランスが良いように感じますね。

コントのジャンル、好きなネタ、見るポイントなんかがそれぞれ違って、
出場者も多少スベっても高く評価してくれるような雰囲気もありますし、
結局優勝するのは、その日一番面白いコンビになるので、すごい良い5人だと思います。

あと今年、見て思ったのは、コントのキャラクターを演じるのに、
そのキャラクターが面白いだけでは足りなくなってきたのかなと。
例えば、コントで女装するのは、女性役が欲しいからであって、
その女性役が面白ければそれで違和感もないし、それだけで良かったと思うんですが、
今年のビスケットブラザーズとコットンがやった女装は、
男性が女装をするということにまで意味と笑いにつながる仕掛けがあって、
より厚みを増した気がするんですよねぇ。
なんならこれまで多かったコントはコンビのどっちもが男だけど、
ストーリーの都合上、女の方が良いから女装をする。
要するに、もし相方が女ならそのままそのキャラクターを演じても良かった。
そういうのが多かったと思うんですけど、その二組のコントは、それでは成立しないという。
それが、このコンビでなくてはいけないという理由になっていて、素晴らしいなと思いました。

それでは1組ずつ感想を。

1、クロコップ 460点(松本 93/飯塚 90/小峠 94/秋山 93/山内 90)
あっち向いてホイという誰もが分かる遊びをテーマにすることで、
説明なしで最初の笑いを作るところから始まって、
途中カードゲームの要素を入れつつ、見ている人を飽きさせない。
最初のVTRで構成全捨てと言ってましたけど、むしろ一番構成考えてるじゃんと思いました。
音と合わせなくちゃいけないから練習も相当した感じがしましたし。
トップじゃなかったとしても決勝には残れていなかった感じはしますけど、
もうちょい良い順位だったんじゃないかなぁと思います。
ずっと楽しく見れて素晴らしかったと思います。
最後のハシゴの展開はマンガみたいで良かったと思うんですけど、
その後の終わり方が惜しかったような気がしました。
老若男女楽しめる笑いだから、今後ネタ番組とかでは活躍出来そう。

2、ネルソンズ 466点(松本 92/飯塚 94/小峠 92/秋山 92/山内 96)
設定分かりやすいし、岸の行きそうな間とか要素は全部面白いんですけど、
ネルソンズがそこそこ売れて、ネタの感じっていうのが分かって見ちゃってるからか
爆発力に欠けた感じがします。それは言っても仕方のないことなんですけどね。
そんな感じで僕はクロコップの方が好きでしたね。
にしても山内のクロコップとネルソンズ、2組目で6点差はつけすぎじゃない?

3、かが屋 463点(松本 91/飯塚 92/小峠 93/秋山 93/山内 94)
日常にありそうな場面の笑いを上手く切り取って綺麗なネタしますよねぇ、かが屋は。
その分、賞レースで優勝するのは、コンビの色的に難しいというか、
結局そういう印象ですね。でも、かが屋の良いところが詰まった本当に良いネタだと思います。
ただ最初に書いたようにこのネタは賀屋が本当に女性だったとしても成立しちゃうネタなんですよね。
M-1グランプリもそんな感じになってきていると思うんですけど、
決勝に進むようなコンビの放つボケは面白いのが当たり前なので、
いかにそれ以外の仕掛けで笑いを作っていくか、ネタの厚みを増していくか
そんな勝負の次元に入ってきているのかなと思います。
そうなると1年で2ネタ作るのは相当シンドいよなぁ。

4、いぬ 459点(松本 95/飯塚 89/小峠 90/秋山 94/山内 91)
繰り返しの笑いが好きかどうかで評価が分かれるネタかなぁ。
僕は繰り返しそんなに好きじゃないので、評価は妥当な気がします。
それとこのネタは本来、男の2人がキスをするということで気持ち悪さによる笑いを
生み出していますよね。これが女役が本当に女だとまた別の感情が生まれるというか
同じ笑いにはならないので、こちらはコントで男が女を演じる意味を持たせているという意味で
新しい笑いの方向なのかなと思います。

5、ロングコートダディ 461点(松本 90/飯塚 92/小峠 92/秋山 95/山内 92)
設定分かったところまではめちゃくちゃ面白かったし、期待したんですけどねぇ。
このネタも結局帽子落とすということの繰り返しになっちゃって、
尻つぼみになっちゃったかなぁ。
かが屋と一緒で、日常に近い世界でふんわりしたネタだから賞レース合わせるのは難しい印象。
このネタは女装ではなくて、兎が演じるのはテレビに出る料理人というキャラクターですが、
今はもっとそこに意味が必要になってきているのかなと。
同性の場合は、本人のキャラクターがお客さんに浸透していてそれをフリにしているとか
そういうことなのかなぁと思いますが、
本当にそんなことが出来るのかは自分で書いてても疑問ですけどね…
あと、スタジオでの兎の「金髪は印象に残るんですよ」は番組通じて1番好きな発言でした。

6、や団 470点(松本 94/飯塚 95/小峠 93/秋山 95/山内 93)
全然期待してなかったので、面白くてビックリしました。
かが屋やロングコートダディとは違って、1本目は特に現実では起こりえない展開ですが、
それを上手に説得力持たせていて、凄いネタだなぁと思いました。
入りとかは日常の1コマっぽいところで東京03に近いですが、
中盤から狂気性にふれていくっていうのはなかなか見たことのない展開で、
長年くすぶってきた甲斐があったなぁと。
ただ現段階なのかは分かりませんが、東京03に比べても圧倒的に華が無いので、
残念ながら売れなそう…売れたら嬉しいけど。
03みたいに舞台中心に食べていけるようになると良いな。

7、コットン 470点(松本 96/飯塚 91/小峠 91/秋山 96/山内 96)
2本とも綺麗で素晴らしいネタでしたね。
1本目の、男を演じれるところとか、オチの坊主になるところとか
これこそコントで女装をする意味だったんだと気付かされるというか。
それはもちろんきょんの演技力があってのことなので、誰もが出来るネタではないし、
そういう意味でコットンらしいとんでもないネタだと思いました。

8、ビスケットブラザーズ 481点(松本 98/飯塚 95/小峠 97/秋山 96/山内 95)
出オチかと思いきや展開ちゃんとあるコント。
正直、1本目は2位と10点差もつくほどのネタかなと思いましたけど、
2本目は見たことも聞いたこともない設定なのに説得力があるという
不思議で面白い凄いネタだったと思います。
多分、僕の中で1本目はオチが弱かった気がしたんですよね。
気持ち良く終われなかったというか。
審査員の人たちにとってはそんなの気にならないくらいのバカバカしさと
突き抜けた面白さを感じたんじゃないかと思います。
あとは、や団、コットンといい感じで場があったまったっていうのもあるかもしれません。
構成とかむちゃくちゃしっかりしていて、セリフとかもしっかり練られていると
思うんですけど、そう思わせない画力というのがビスケットブラザーズの
強いところなんだと思います。

9、ニッポンの社長 455点(松本 90/飯塚 91/小峠 92/秋山 93/山内 89)
「暗転」がキーになってましたけど、このネタ結局ケツの顔なんですよね。
それを繰り返すという。
なので、途中で離れてしまうと、大きな笑いには戻ってこれないというか、
ニッポンの社長はそこにかけたけど、今回はそれがうまくいかなかったというだけだと思います。

10、最高の人間 462点(松本 93/飯塚 93/小峠 93/秋山 92/山内 91)
それぞれのキャラクターを生かした良いネタだったと思います。
ただ10組目に見るには、少し重たかったかなぁ。
僕だけかも分からないですけど、途中から何言ってるのか
何となくしか分からなくなってしまいました。

でも10組全部面白かったですね。
キングオブコントのチャンピオンはそこまで売れないっていうのが段々と変わってきそうな
感じがした凄い大会でした。


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2022年03月07日

R-1グランプリ2022感想

新しくなって2回目のR-1グランプリ。
去年が酷かっただけに、良くなったなぁという印象が強かったですね。
あとはザコシシショウの真面目さ、バカリズムの点の辛さが目立った大会ですね。
バカリズムはトップバッターに84付けたことで、他の出演者より基準点が低くなっただけですけどね。
だいたい賞レースでは、トップバッターは90点ぐらいを基準にするみたいな雰囲気があるので、
どうしても低く見えてしまいますけど、M-1とかキングオブコントとかのネタの質を比較したら、
個人的にはバカリズムの点数が割と妥当な気がします。
すなわち、ピン芸で爆笑は難しい、ゴールデンの番組としては
弱いってことになっちゃうんですけどね。
去年も書いたと思うんですけど、ピン芸人で、しかも、芸歴10年以内でって言ったら、
そんな凄いネタ作れる人、10人近くもいる訳ないんですよ。
そんくらいピンのネタって爆笑とるの難しいと思います。
だから、逆に言えば決勝に出てくる人は本当に凄いと思っています。

では、1組ずつ感想を。
1、kento fukaya(ザコシ90 野田90 小藪92 バカリ84 陣内93 計449)
去年の大喜利の羅列的な物よりは、1本筋の通った形になっていて良くなったなぁとは思いました。
が、人の絵を回転させると時刻表が出てくるっていうのは、ズルすぎるというか、
都合が良すぎる使い方な気がして、モヤモヤしました。
フリップネタの可能性というか、これまで見たことのない物を生み出しているっていう部分では
素晴らしいと思うんですけどねぇ、どこか引っかかってしまって素直に楽しめませんでした。
将来性はあるような気がします。

2、お見送り芸人しんいち (ザコシ93 野田95 小藪94 バカリ89 陣内92 計463)
1ネタ目、好きなもの。2ネタ目、応援。
ほとんど言ってること同じだし、言ったら大喜利の羅列なんですけど、
歌唱力の高さと、メロディーを所々変えることで、飽きさせない、
単純なネタに見せないって言うところが上手だよなぁと。
とんでもないネタという気はしなかったので、そっかぁチャンピオンかぁっていう感じですけどね。
でも、勝手にこういうこと言ってる人、好きだと思うので…

3、Yes!アキト(ザコシ90 野田90 小藪92 バカリ87 陣内88 計447)
単純にギャグの羅列は賞レース向きではないってことじゃないでしょうか?
せめてテーマが同じとかがないと他のちゃんとコントしたりする人たちと戦うには分が悪いよなぁと。
無茶苦茶に見えるザコシシショウでも一応モノマネという1本筋の通った形でしたしね。

4、吉住 (ザコシ91 野田93 小藪97 バカリ91 陣内91 計463)
今大会では一番好きなネタ。
オチも綺麗だし、自分とは無関係な不倫のニュースに怒ってる人を揶揄する
ちょうどいい悪意のある目線のネタ。
ただ吉住はある程度売れてしまって、ネタもいくつかバレているだけに、
期待値が高い分、突き抜けはしなかったのかなぁ。
このネタよりは女審判の方が面白いもんなぁって僕も思ったので。
でも「衣装エロかったのに!」という返しは、今大会でも一番印象に残るフレーズで、
THE W以降テレビに出た成果だなぁ、売れている人だよなぁと感動しました。

5、サツマカワRPG (ザコシ91 野田96 小藪94 バカリ88 陣内90 計459)
「そっか、大会近いもんね」という言葉を面白ワードに変化させていくという所は見事。
ただ中盤〜オチにかけてが弱かったのが残念。
それまでリアルにしそうな質問をギリギリついてきたのに、
会場を擬人化したところで、僕は何か冷めたというかちょっとガッカリしました。
あと将棋部って所と告白OKしてくれる所がそこまで裏切ってくれていないというか、
やっぱりバラしてくるなら、良いの言うだろうともっと下らない部活を期待しちゃってましたね。
設定は良かっただけに惜しかった印象。

6、ZAZY (ザコシ95野田96 小藪98 バカリ86 陣内89 計464)
完全に好みの問題。
芸人が好きな芸人って言うタイプで、
どこを評価するかによって点数は変わってくるネタだと思います。
爆発力で言ったら、六角精児の畳み掛けの部分なんて凄いものがあるし、
何か分からないけど笑ってしまうって言うのがあるんですけど、
何をやっているのかと言うと、オチと紙芝居はバラバラで繋がりも良く分からない。
つまり、構成の部分でいうともうちょっと工夫が欲しいと思う。
僕は構成とか綺麗な方が好きなので、点数つけるならそこまで高くはつけないと
思うんですが、ザコシ、野田、小藪が高得点つけているのも理解できなくはない。
ただ、なので、ザコシと野田が最終決戦でしんいちに上げたのがめちゃくちゃ意外でした。
個人的には2本目はZAZYの方が出来良かったように思えたので。

7、寺田寛明 (ザコシ90野田92 小藪94 バカリ85 陣内90 計451)
去年よりは面白くなってた気しましたけど、まだ細部甘すぎるというか、
引っかかるところが多すぎる。
初めて○○した人っていう設定は良いと思うんですけど、
例えば初めてJR作った人で、池袋新宿間の話はスッと入ってこない。
JRより前に電車はあるしとか、ネタの説得力がついてこないワードがあるんですよね。
あと芸人にしては、暗すぎるというか、笑い起こす気持ちが見えてこないのが
どうもしっくりこない。
バカリズムに憧れてること言わないで欲しいと言ったとこだけは
人間味が出てて面白かったので、もうちょいそういう部分が見えるようになればなと思います。
言葉使ったネタは大好きなので、磨いて磨いて出てきて欲しい。

8、金の国 渡部おにぎり (ザコシ93野田94 小藪93 バカリ90 陣内93 計463)
設定めちゃくちゃ良かったんですけどね。
それだけに展開が難しくなったというか、それをバラしたところが凄い質の高い笑いになったせいで、
それ以降、そこに見合うボケを望まれるようになってしまったのが逆に仇となってしまった印象。
設定が面白いに越したことはないし、悪いことではないんですけどね。
設定で凄いワクワクさせてくれた割に、オチ物足りなかったなぁと。
コントの難しさが詰まったネタだと思います。

去年よりは何倍も良かったんですけど、そこまでは面白くはなかったですね。
残念ですけど。来年はkento fukaya、ZAZYも出れずということで、
更なる弱体化が恐ろしいですが、ピン芸人の方々には頑張ってもらいたいですね。
いや〜でもお見送り芸人しんいちも売れる感じがしないんだよなぁ。
売れてくれたら嬉しいけど。

ktbr7010 at 14:23|PermalinkComments(0)

2021年12月20日

M-1グランプリ感想

今年は、スベった感じのするコンビがおらず、どのコンビもちゃんと面白い素晴らしい大会でした。
ただその中で突き抜けた感じのするコンビがいなかったので、
去年、一昨年の方が興奮度合いは高く、少しだけ物足りない印象。
毎年凄い物を見せてくれるので、そういうとこまで期待しちゃうのがM-1なんですよね。
完全にハードル上げすぎなんだと思います。

では、1組ずつ感想。

1、モグライダー(巨人91 富澤93 塙92 志らく89 礼二 90松本89 上沼93 合計637)
応援してたので、トップバッターだったのは残念。
順番によってはもっとウケてても良かったと思います。
というのは、トップバッターという笑いを受け入れる体制が整っていない状態だと
少し難しい設定だったかなと。
星座って誰もが知っていますけど、順番まではスッと出るほど覚えてないので、
見る側が少しだけ頭使うことになる設定なんですよね。
ただ多分、このネタは導入部分がめちゃくちゃ良いので、このネタだったんじゃないのかなぁ?
モグライダーを知らない人に興味持ってもらうには、早めに面白いコンビだと分かってもらいたいし。
初決勝っていうのも微妙に影響した気がします。
でも、芝さんの「おだまり案件」だの随所に良いところでてて嬉しかったです。
来年も出てきて欲しい!

2、ランジャタイ(巨人87 富澤91 塙90 志らく96 礼二89 松本87 上沼88 合計628)
想像してたよりちゃんとしたネタでビックリ。
やっていること無茶苦茶ですけど、意味が分からないことはないんで。
でも、凄いなぁと思ったのは、名前呼ばれてからスタジオまでにちゃんとボケたことですかね。
特にこれからネタをやるという緊張感の中で、席から立たないっていうボケは
ちょっと格好いいなと思いました。
落ちた時にちゃんとボケを用意しておくところとか、M-1での順位はどうあれ
バラエティ番組では活躍出来そうな面が見えて、良い戦い方見せたなと思います。

3、ゆにばーす(巨人89 富澤92 塙91 志らく91 礼二93 松本88 上沼94 合計638)
男女コンビという特徴を生かしたネタで、面白かったですけど、印象にあまり残っていません。
1個強いワードとか凄い設定とか、美しい台本だとか個人的にそういうのが見えるネタが好きなので、
単純に好みの問題で、そうなっているだけだと思います。

4、ハライチ(巨人88 富澤90 塙89 志らく90 礼二89 松本92 上沼98 合計636)
岩井で笑いを取りにくるというまさかのネタ。
面白かったですけど、正直、後半やること分かって飽きちゃったんですよね。
どうせ岩井がキレるんでしょって思って。そこにもうひと展開あったらなぁ。
前出た時、信じられないくらい岩井が緊張してたのが見えて、
悔しい思いしてただろうなと思うし、
確かM-1きっかけで芸人目指してたような気がするので、ホント復活出来て良かったと思います。
そういえば敗者復活そこまで人気投票にはならなかったですね。
結果はハライチという知名度高めのコンビにはなってしまいましたけど、
まさか金属バット、男性ブランコの順になるとは。
それと敗者復活でいうと、キュウが最下位でしたけど、それが疑問。
めちゃくちゃ良いネタだったと思いますけどね。
敗者復活もトップは相当不利ってことかな。

5、真空ジェシカ(巨人90 富澤89 塙92 志らく94 礼二94 松本90 上沼89 合計638)
1つ1つのボケが強くて、めちゃくちゃ面白かった。
ただ1日市長というネタで色んなシチュエーションでボケてたのが
どちらかというと大喜利の羅列感があって、そこに厚みを感じないっていうんでしょうか。
それが惜しかった気がします。
何よりオチがハッキリしないというかヌルッと終わった印象があったので。
もっとストーリーが綺麗に繋がってて、オチもバシッと決まってたら、
ボケの内容だけならトップクラスにウケてたと思うので、もっと上行けたんじゃないかなぁ。

6、オズワルド(巨人94 富澤95 塙95 志らく96 礼二96 松本96 上沼93 合計665)
1本目のネタは、今大会で頭2つ位抜け照るんじゃないかと思うくらい凄いネタだったと思います。
ピースで落とすところなんて、痺れましたね。
前の真空ジェシカでオチの重要性をうっすら感じていたとこだったので余計に。
畠中のボケも伊藤のツッコミも役割を外れることなく、ちゃんとずっと面白いのが凄いし、
ネタというより芸術作品というか、その位美しい物を見たという感じがしました。

7、ロングコートダディ(巨人89 富澤90 塙93 志らく95 礼二95 松本91 上沼96 合計649)
コント師がやる漫才っていう感じ。
ここまでそこまでコント感の強いコンビいなかったので、新鮮でしたし、
内容はファンタジーなのに、短い説明で設定が伝わるように出来ているのは素晴らしいと思います。
多分、ワニにはなれないんだろうけど、何になるかは当てられないっていう
お客さんが見て想像しながら何来るんだろうってワクワク出来る絶妙な流れ。
まぁただここまでコントに寄るとM-1という大会ではちょっとマイナスになるのかな?
もう1本見たかった。
全然関係ないけど、このタイミングでモグライダー出れてたら行けてた気するなぁ。

8、錦鯉(巨人92 富澤94 塙94 志らく90 礼二96 松本94 上沼95 合計655)
見せ方が上手。序盤はここ1年でよく見る錦鯉の漫才でしたけど、中盤〜後編にかけて
一気にボケの間隔詰めて、どんどん笑いを増幅させていく。
長谷川のボケがバカっていうベースのボケしかしないので、単純なネタに見えて、
実は緻密に計算されていたんじゃないかと思わせられました。
さすが第3のバイきんぐと呼ばれる渡辺、そんな感じがしました。

9、インディアンス(巨人92 富澤91 塙93 志らく94 礼二94 松本93 上沼98 合計655)
個人的に1個1個パンチの強いボケをするネタの方が好きなので、点数高いなぁっていう印象。
技術がめちゃくちゃ高いっていうのは分かるんですけど、
1つ1つのボケが想像を超えてこないというか、
ずーっとクスクスで気持ち良くないんですよねぇ。
これは完全に好みの問題なので、評価されるのも分かるし、仕方ないと思っています。

10、もも(巨人91 富澤90 塙91 志らく96 礼二95 松本92 上沼90 合計645)
これは巨人が言った通り、エンジンがかかるまでに時間がかかり過ぎましたね。
優勝予想にあげてたくらいなので、期待してたんですけどねぇ。
これは想像でしかないですけど、自分たちの知名度とM-1初出場っていうことを考えると
丁寧に説明した方が良いと思ったんじゃないかなぁ。
僕は予選の動画見てますし、事前に○○顔でボケて行く人たちと知っているので、
もっと早くその展開に持っていって、怒涛の掛け合いを見たかったなぁと思いますけど、
初見の人は何やってるのか分からないと思われてもおかしくないですからね。
決勝前は、システムがバレていないことが有利かと思ってましたが、
逆にマイナスに触れてしまいました。
来年以降は、バレてる分ネタは運びやすくなる一方、ボケが強くないといけなくなるという
別の難しさが生まれると思いますが、松っちゃんが「3年後優勝顔」と言ってくれたのに
応えられるような結果を出してくれることを期待しています。


最終決戦は、オズワルドのネタが1本目が良すぎて、比べるとだいぶ弱く見えてしまったこと。
逆に錦鯉は2本目の方が強く見えたこと。これが全てだったかなと思います。

錦鯉は1本目も緻密な計算されたネタっていう感じしましたけど、2本目はそれ以上でした。
特に渡辺がおじいちゃんの置き方?を説明するところは、
結果的にオチへのフリになっていたわけですが、普段そんなに動かないことで、
余計見ている人に違和感、つまり、印象を残せたことでオチを際立たせた。
これは、去年結果を出したことで、今年1年漫才を露出したという事実も効いてる訳で、
売れてネタ作りにかけられる時間は減ったでしょうけど、
その分で得た世間の人への知名度を武器に変え、しっかりM-1に向けて漫才を仕上げてきた。

錦鯉が優勝するなんて全く予想してなかったですけど、納得の優勝ですし、
思い入れなかったですけど、何か感動してしまいました。

あ〜来年も楽しみ。

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2021年12月14日

THE W感想

THE Wが終了。
予想は◎オダウエダが優勝、○Aマッソが準優勝と的中と言っていい結果に。
なんなら「面白かったわと思えそうなのは2組くらい、良くて4組くらいな気がします」って言うのも
当たってたんじゃないかって思うくらいの大会でした。
でも、最終に残った3組は例年と比べれば、接戦だったし、面白かったです。
前の記事でも書きましたけど、今週末M-1をより楽しむための、
M-1のレベルの高さを感じるための大会と思って見ると凄く良いタイミングにやってくれる
ちょうど良い大会になってきた気がします。
そもそもM-1では決勝どころか準決勝にも残ることの出来ない中から選ばれたファイナリストですから。
それも仕方ないかなと。

審査方法は明らかに順番が後の方が有利ですけど、前半でそこそこ結果残せたコンビニ関しては、
毎回のように寸評で審査員が褒めてくれるし、何よりトークでの出番が増えると言うのがあるので、
トーク力や持ちネタのあるコンビにとっては、世間に自分たちをアピール出来るので
メリットもあるんだろうなぁと思ってます。
特に今回は長く暫定1位席にいた紅しょうが、天才ピアニストが関西で鍛えた感じのあるやりとりを
していて、優勝出来なくとも番組に呼ばれたりすることはあるんじゃないかなぁと思いました。
特に天才ピアニストはこれまで全国的には上沼恵美子のモノマネ以外ではなかなかチャンス掴めなそう
だったところをコンビ芸で見せられたのは凄くプラスになるんじゃないかと。

では、1組ずつ感想。
Aブロック
ヨネダ2000
M-1の予選動画で上がっているネタと同じだったので、事前に思っていた通り。
単純に自分の好みじゃないので、ウケてるのが理解出来ないです。
M-1も準決勝まで来てたけど、ただただ不思議。生で見ると面白いのかな?

紅しょうが
ネタは…去年とそんな印象変わらなかったかな。
そんなに特徴も新しさも感じない、よく見る漫才という感じ。
良かったのは、ネタ後の暫定席でのトークで、ネタで売れるというよりタレントとして売れる方が
可能性あるのかな?
っていうか漫才対決でこっち勝つって、ヨネダ2000はよっぽどM-1の空気が合ってたんですかね?

茶々
子供のやりたいということを目の前でやってしまうという狂気的なネタ。
前半の方音声聞き取りづらかったし、見せ方から芸歴の浅さを感じました。

TEAM BANANA
ここまで3組本当に物足りなくて、「そうそう、THE Wってこんな感じだよなぁ」って思ってたところ「西武新宿線には偉い人乗ってない!」これでようやくちょっと面白い人来たかなと思いました。
悪口で押していくネタでしたけど、女子のあるあるよりもこのくらい偏見だけど、ちょっと納得感はあるくらい振り切ったこと言ってくれたらなぁと思いました。
ただそうなると結局芸人界全体で勝負することになるので、女性芸人という強みというかそういうものが薄れるのでそれはそれで難しいのかもしれないですけどね。
とりあえずネタで言ったら4組の中では1番良かったです。

オダウエダ
Aブロックで言ったら完勝でしょう。ハツの就活から始まるバカバカしさが気持ちいい。
ネタの入りからダサいし、余計な説明してるし、キングオブコントでは全然歯がたたないでしょうけど、自分たちはこうなんだっていうのがあって良い。
芸人が好きな芸人だと思うので、THEWのような芸人が、しかも点数つけないっていう審査方法にマッチしていたんだと思います。

Bブロック
天才ピアニスト
良いネタ。設定をバラしたところで大きな笑いがくるコントは見ていて美しいし、
その後も注意していたはずの竹内さんが乗っかっていくのもそんなに無理ないし、
台本だけで言ったら今大会で一番好き。
いやぁでも、ここから最後まで暫定席にいれたことで、番組的にも凄く良かったと思います。

女ガールズ
実は…って言おうとしたら別の秘密バラすっていうのと阪神に電話したどっちも発想的には
面白かったんですけどね、僕はどちらか1つだけでやって欲しかったなと。
あと少しだけ気になったのが、それぞれの見た目と役割がハマりすぎてというかそのまますぎて
本当にただただイジメの構図に見えたんですよねぇ。

ヒコロヒー
リンゴさんも言ってましたけど、緊張が何か見えましたよね?
一番売れてるのに意外だなぁと思いつつ、そうなるとプロの芸人の審査員は票入れづらいよなぁと。
パンクロッカーになりたい奴が音大で学ぶのは違うっていうのは凄くいい着眼点だと思いますけどね。
何だろう、賞レースというよりは単独ライブの中で見るネタという感じだったのがあんまり良くなかったのかなぁ?

スパイク
「漫画みたいな怒り方」それしか印象に残らなかったですけど、そこは凄い面白かったし、良かったですね。あまりにも強すぎて後半別のキャラとか展開出てきてもそれを期待しちゃうっていう。
ネタの作り方の難しさを感じさせるネタでした。

Aマッソ
こんなオーソドックスなこともするんだなと驚きました。
出来ない奴が敬語を間違える、混乱するっていうのは、凄い古典的な笑いの取り方なので、
勝手なイメージでこういう笑いは好きじゃない二人だと思っていました。
なすなかにしの言い方は素晴らしかったですけど、お笑い好きじゃない視聴者には伝わったんでしょうか?でもそう考えるとネタの幹は万人に分かるけど、枝葉でお笑い好きに刺さるボケをするという
ちゃんとウケようとしっかり賞レースを取りに来たネタだったのかなと思います。
いよいよAマッソが我を少しずつ削って、世間に受け入れられるようにシフトしてきている感じがするんで、来年活躍が楽しみ。

最終決戦は、
オダウエダ、Aマッソ、天才ピアニストというそりゃそうだろという3組。
敗者復活で天才ピアニストで本当に良かった。
このルール改正はある程度、ブロック分けや順番の運の部分の要素を解消出来て良かったかなと思います。

で、決勝のネタは、
Aマッソが去年もやったプロジェクションマッピングを使う
賞レースだとTHE Wでしか出来ないであろう漫才。
天才ピアニストが王道のコント。
オダウエダが、自分たちの好きなことをやった無茶苦茶なコント。
僕個人的には、天才ピアニストかなぁと思いましたけど、それは番組全体での貢献度も入れてみたいなところがある気がします。3組とも1本目の方が良かったので。
Aマッソは展開が多すぎて、もうちょっと気楽に見たかった。
オダウエダは1本目のバカバカしさを越えられなかったし、
家に行くという行為があんまり整合性がないというかスッと入ってこなかった。
ただオチだけは一応カニとかかってて、良いんですよね。
ネタの設定とか展開無茶苦茶なのにオチだけはちゃんと考えてるんかい!っていう。
天才ピアニストは逆にオチがイマイチ。

おそらくオダウエダは賛否あるタイプの芸人なので、結果出た時、また世の中は文句言うんだろうなと
思いました。分かりやすさで言ったら他の2組なので。
Aマッソに入れたのが、ヒロミとリンゴ
天才ピアニストに入れたのが、駒場と久本
オダウエダに入れたのが、田中と哲夫と友近
3組ともベクトルが違う方向むいたネタなので、審査員の好みが強く出るのは仕方ないと思います。
入れてる審査員見たら僕は割と納得感ありますけどね。
特に哲夫と友近はそりゃオダウエダに入れません?
同時に投票するので実際ポイントとかないんですけど、ポイントになったのは田中の票だと思います。
田中は色んな笑いの取り方出来ると言うかチャートで言ったらどこかが突出していると言うより、
バランスが良いタイプの芸人さんだと思うので。
ここが点数制だったら、オダウエダは人によってバラつきが大きく出そうだから、
平均点低めになって優勝はなかったんじゃないかなぁ。

でも、普通の番組で使い勝手が良さそうなのは、天才ピアニストやAマッソだから3組とも
テレビに出れる機会が増えたら良いなと思います。

いや〜それにしてもM-1楽しみ。
あ、あと笑けずりって凄い番組でしたね。

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2021年12月03日

M-1グランプリ決勝予想&THE W予想

M-1グランプリのファイナリストが発表になりましたね。

インディアンス
真空ジェシカ
モグライダー
ゆにばーす
ロングコートダディ
オズワルド
錦鯉
もも
ランジャタイ
の9組。

ちなみに前にあげた僕の予想は、
インディアンス
オズワルド

カベポスター
さや香
ダイタク
男性ブランコ
ニューヨーク
見取り図
もも
で的中はわずか3組。

最後に少し好みだけで有り得ないと思って書いた9組が
オズワルド
カベポスター
キュウ
金属バット
真空ジェシカ
ダイタク
モグライダー
もも
ランジャタイ

でこっちがまさかの5組的中という結果に。

予想外れた実際のファイナリストの方が好みに近いので、めちゃくちゃ嬉しいしワクワクします。
優勝予想として3組あげたうちオズワルド、ももが残っているのでその2組を応援したいなと思っています。
見取り図の代わりにあと1組入れるなら真空ジェシカかなぁ?

ついでにTHE Wについても少し。
決勝に進んだのは、
Aマッソ
オダウエダ
スパイク
TEAM BANANA
紅しょうが
ヒコロヒー
女ガールズ
茶々
天才ピアニスト
ヨネダ2000
の10組。

毎年そうですが、M-1のちょっと前に行うことで、M-1のレベルの高さを再認識させてくれる大会になりますよね。今年もメンバー見る限り、面白かったわと思えそうなのは2組くらい、良くて4組くらいな気がします。
優勝予想は
◎オダウエダ
○Aマッソ
▲ヒコロヒー
かなぁ。
M-1で決勝行けてない段階で漫才師の優勝は見たくないし、
ヨネダ2000はやたら評判良いけど、個人的には好きになれないタイプのネタやるので、
コントやる人に頑張ってもらいたいところ。
ヒコロヒーは人気で決勝に上げてもらえた気もしないでもないので、ちゃんとウケて欲しいなぁ。

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2021年11月19日

M-1グランプリ決勝進出者予想

M-1の準決勝進出者が発表になったということで、久しぶりに決勝進出者の予想したいと思います。
今年はデルマパンゲが決勝まで来ると思っていたんですが、準々決勝で敗退ということで、
実はすでに1外ししております。
そんな人間の予想なので、半分くらい当たればなと思っております。

準決勝に進出したのは、この25組。
アインシュタイン / アルコ&ピース / インディアンス / オズワルド / カベポスター / からし蓮根 / キュウ / 金属バット / さや香 / 真空ジェシカ / ダイタク / 男性ブランコ / 東京ホテイソン / 錦鯉 / ニューヨーク / ハライチ / ヘンダーソン / マユリカ / 見取り図 / モグライダー / もも / ゆにばーす / ヨネダ2000 / ランジャタイ / ロングコートダディ

で、僕の予想は、
インディアンス
オズワルド
カベポスター
さや香
ダイタク
男性ブランコ
ニューヨーク
見取り図
もも

オズワルド、ニューヨーク、見取り図の3組は現状のコンビの知名度等を考えると固そうなのではないかと。

で、インディアンスは正直、全く好きなタイプではないので、本音を言うなら予想にあげていないけど、
決勝に来たら嬉しい、キュウ、金属バット、真空ジェシカ、モグライダー辺りに頑張って欲しいんですが、準決勝はお笑いライブに近い場なので、そういう場所では強いだろうと思って入れました。

カベポスターは、キュウ、ロングコートダディの3組で迷ったんですが、その中では一番強そうと言うイメージ。僕の中で勝手にイメージしている何となく理屈で攻める漫才という印象でくくりました。

さや香は過去のファイナリストから1組くらいは来るだろうという予想で、からし蓮根と迷ってこっち。

ダイタクはただ見たい。双子の漫才師来たことないし、最近クズとして少しずつ認知度も上がってきたタイミングで決勝あっても良いのではないかと。

男性ブランコはキングオブコントからの勢いを異様に感じるので、審査員からの評価高そうということで。

ももは単純に予選の動画見て、これはハマりそう!優勝もあるかもと思わせてくれたので。
オリジナルのフォーマットを持っているということで、ミルクボーイ、ブラックマヨネーズに近いものを感じる。M-1グランプリという大会に合ったスタイルのネタな気がします。

ハライチ、アルコ&ピースは予選の雰囲気だと決勝は厳しそうな気がしています。

ついでに優勝予想も
◎オズワルド
○見取り図
▲もも
ハマったらデカいのは決勝でれたら初出場になるもも。
安定感で言ったらオズワルド、見取り図という感じ。
オズワルドのちょっとゆったりとしたテンポで優勝するのは難しそうな気もしますが、
雰囲気は一番ある気がします。

以上、一応自分の好みだけでなく若干の客観性を持たせて予想してみました。

ちなみに好みだけで言ったら
オズワルド、カベポスター、キュウ、金属バット、真空ジェシカ、ダイタク、モグライダー、もも、ランジャタイですが、この9組はないでしょ(笑)

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2021年10月04日

キングオブコント2021感想

過去と比較するのは難しいんで、どの大会でもよく耳にする「今年はレベルが高い」っていうのは
どこまで本当かはわかりませんが、今年も面白かったですね。

審査員が変わったキングオブコント。
審査員は過去のチャンピオンの中から今回出場していなくて、
今もちゃんと売れている人から選んだら今回の4人しかいないので、
妥当な顔ぶれすぎて、文句はないけど、じゃあ隠さないでよとは思いました。
以前の審査員でも空気階段優勝は変わらなかったと思いますし、
結果にはさほど影響はなかったと思いますが、
審査員の現役感が強くて、それぞれ自分たちのネタで大事にしている部分を審査に取り込んでいる
感じがして、そこは見ていて審査も楽しかったなと。

僕の印象では、
松本:コント感。
ニューヨークの時に「これ漫才でも出来た」そいつどいつの時に「スタジオコントの方が向いている」と言っていたように、コントでそのネタをする意味みたいな。
飯塚:リアルさ。
登場人物が言いそうなことというか説得力のあるセリフ回し。
見ている人がすっと見られるというか、引っかからないで見られるかどうか。
小峠:切り口。
こないだお笑い実力刃で、自分たちはよくある設定でも切り口変えて独自の物を見せたい
みたいなことを言っていたと思うんですが、その言葉通り、コントの設定部分。
秋山:キャラクター
1番手の蛙亭と2番手のジェラードンの間に6点つけているところから見て、
ネタの構成よりは単純に面白いもの、キャラクターが生きている物。
山内:作品としてのネタ
何度か「オチが決まっていればあと1、2点つけた」と言っていたように、
部分部分で面白いだけではなく、1つのネタとして完成された美しい物。

それぞれそのあたりを重視して採点していたように思いました。
ただ全部で高い点取らないと優勝は出来ないので、だから何だという話ですけどね。

それと番組全体のことで言うと、仕方ないんですが、
準決勝と決勝は同じネタをしなくてはいけないって言うのが、出演者にとっては難しいんだろうなと。
準決勝と決勝ってお客さんの質とか場の雰囲気でやっぱりウケるネタが違うと思うんですよね。
そのせいで決勝でスベった風になってしまうコンビが出てしまうと言う。
まぁ本人たちも何がウケるかは分からないので、
変えたら変えたでスベったコンビも出てくるんでしょうけど、
そこにも戦略性とかあったらなぁとは思ってしまいます。
あとは、ファイナルステージは1回戦との合計得点で競うので、
どうしても1本目に強いネタを持ってくることになるって言うのが、
番組的にもちょっとだけ残念なところかなと。
実際今回もファイナルに残った3組、全組1本目の方が面白かったと思うので。
これがいわゆるロッチ現象を生んだと言ってもいいんですけど、
それって悲しい逆転の仕方だし、それよりはこれは凄いって思える逆転劇を見たいのは見たいですよね。
そうなると昔みたいに全組2ネタっていう形になっちゃうからそれはそれで違う気もしますけど。

では、1組ずつ感想を。
1、蛙亭(松92、飯93、小93、秋90、山93)
優勝することはなかったでしょうけど、凄いネタだと思います。
最初にビックリさせるところからネタに入る。
説明するためのセリフが、物語上不自然ではない。
(中野が何も知らないで出てくるので説明する必要がある)
架空の設定なのに、なぜかどこかで見たことのあるような設定で分かりやすい。など
凄いなぁ、いいネタだなぁと思いました。

2、ジェラードン(松93、飯91、小92、秋96、山90)
ジェラードンらしさを生かしたネタ。
個人的には構成とかがきちっとしたネタが好きでキャラクターに頼りすぎるのが
そんなに好きじゃないんでイマイチ刺さらなかったですけど、
笑っちゃうのは笑っちゃいますという感じ。
海野の振る舞いは確かに素晴らしいけど、
もうちょっと展開作るのに動いて欲しいなって気もしました。

3、男性ブランコ(松91、飯95、小94、秋96、山96)
1度練習してから本番でもう1度同じこと見せたり、
夢だと振っておいて現実としてもう1度同じことしたりするっていうのは
何となく見たことありましたけど、
何も言わずに普通に見せて、実は想像でもう1度現実見せて、それが全く同じっていうので
笑わせるパターンは確かに見たことのないタイプのネタだなと思いましたし、
感情を爆発させるとこが凄い良かったと思います。
印象的にも最後盛り上がる感じになりますし、よく出来たネタですよね。
2本目のレジ袋を貰わない男は入りの設定凄く良いけど、
後半の実は昔の知り合いっていうのが、展開を作ろうとして付けた設定っていうのが
ちょっと透けて見えたというか、じゃあもうちょい前で気づいても良かったんじゃない?とか
引っかかってしまう部分があったのがなぁ。

4、うるとらブギーズ(松90、飯94、小93、秋93、山90)
最初、迷子を探している人が変な人でっていうオーソドックスな入りから
その後迷子センターの人が笑ってしまって上手く出来ないっていう展開を作ってという
構成としてはキレイなネタだと思うんですけど、
迷子センターの人が作る笑いのパターンが少なかったかなぁ。
3年も決勝行っているのに、他の番組で全然見ないというR-1でのおいでやす小田のような
不遇な感じがするので、頑張ってもらいたいですけどねぇ。
今年もこの後なかなか見れなそう。

5、ニッポンの社長(松89、飯90、小94、秋95、山95)
去年のネタよりグッと分かりやすくなりつつも、
ちゃんとケツの異常性みたいなのは残した良いネタだったとは思いますが、
1パターンボケはなかなかハマらないと厳しいですね。
好きな人はたまらんのでしょうが、僕は途中で飽きちゃったなぁ。

6、そいつどいつ(松95、飯89、小91、秋89、山92)
ホラー映画あるあるを上手くストーリーの中に組み込んでて、
僕は好きでしたけどねぇ。
ただ今思い出しながらこれ書いているんですが驚くほど印象に残っていないです。

7、ニューヨーク(松90、飯92、小90、秋90、山91)
今、売れててネタを目にする機会が多いから余計に何でこのネタなのかなぁと残念に思いました。
ただこれを準決勝でやって通ってるんでしょうから仕方ないんですよね。
去年、爆発したネタが結婚式の余興で、今回が結婚式の準備ということで、
設定がちょっとだけリンクしているせいでハードルがそれだけでも上がってる印象。
秋山も言ってましたけど、ニューヨークに期待しているのは、
やっぱりちょっと意地悪な目線で作られたネタなんですよね。
そういう意味で色々と期待はずれでした。
悲しいことにこないだテレビでやってたフリーターのネタの方が面白かった。

8、ザ・マミィ(松96、飯93、小95、秋96、山96)
1本目は、途中からミュージカルになったりはちゃめちゃだけど、
スジはちゃんと通っててバカバカしくてめちゃくちゃ面白い。
1歩間違えると差別とかに行ってしまいそうなところを良い人として描くことで
回避している…のかな?心温まるし、良いネタだと思います。
飯塚は本当に後輩だから点数辛くしてそう。
2本目は、面白いんですけどちょっと既視感がありましたね。
キングオブコントでもしずるがやった全部台本っていうネタに近いんじゃないでしょうか?
そこは今回の審査員だと特に厳しかったかなぁと。

9、空気階段(松97、飯97、小97、秋97、山98)
1本目は凄すぎましたね。
まずかたまりパンツ一丁という出オチとまではいかないかもしれませんが、
面白と驚きがある中から始めて、そこからもぐら侵入、もぐら消防士判明、かたまり警察官判明
という笑いと物語の進行を見事に同時に走らせていく。
無茶苦茶な世界なのにちゃんとリアリティーがあって、その上で笑いもずっとあって
感動すら覚える出来のネタでした。
このネタが見れただけで、今回の大会見る価値があるレベルだと思います。
でもこの設定のネタを準決勝でやるっていうのがまず凄いですよね。
コンプラガチガチのテレビの中ではSMクラブというのはきわどそうな世界ですから。
2本目は、点数見る限り今回の審査員は皆ファイナルはファイナルで男性ブランコで
基準を作ってそこから上か下かで付けたっぽいので、
「子供の時に考えた漫画のコンセプトカフェ」という世界が分かった瞬間に
笑いが起こった時点で勝ちだったと思います。
1本目に比べたらオーソドックスなネタなのであぁ面白かったなくらいの感想かなぁ。

10、マヂカルラブリー(松94、飯89、小89、秋91、山92)
松っちゃんも言ってましたけど、どうしてもつり革が頭よぎりましたね。
凄い設定だし、面白かったですけど、吊り革がよぎったのと、
後半は喋る事のできない指がボケになってしまったので、
会話として話を展開していく事が出来なくなってしまったのが厳しかったですかね。
特に空気階段のネタの後だったので。

しかし、松っちゃんは点数にちゃんと差を付けてるの凄いですね。

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2021年03月08日

R-1グランプリ2021感想

新しくなったRー1グランプリ。
見終わって一番思ったのは、結構同じこと言っている人多いので、ちょっと嫌なんですけど、
スタッフどうしちゃったの?っていうこと。
リニューアルして1回目とはいえ、それまでの歴史があるんだし、
そこに携わってたスタッフもいるはずなのに、こんなにも改善してほしいところが沢山見える大会に
なるものかねと。これは僕の完全な妄想ですけど、急遽芸歴10年以内にしたこととかも考えると
何かスタッフの中でゴタゴタがあって、全員いなくなって本当に新しく集められた人たちが大会を開催したんじゃないかと。雑誌とかではよく聞くような話ですけど。
まぁ時間の読み方を間違えたというか放送時間2時間に対して出場者が多すぎたということに
尽きると思います。
見てて思うことは沢山あってまず、審査員にせっかく現役感のある人たちを揃えたのに、
その人たちがどう思って点数をつけたのがほとんど分からなかったのが残念でした。
それ以外にも敗者復活の審査員にあべこうじ、COWCOW多田、アキラ100%という
今の活躍度の差とはいえ決勝の審査員に現役の人たち置いていること考えると
かわいそうなんじゃないと思ったり、
その一方で佐久間一行、三浦マイルドあたりも呼んであげてよぉと思ったり。
おいでやす小田の「わしいらんやないかい!」が番組の中で一番の笑いどこだったように、
決勝進出者以外の出演者のギャラ勿体無かったのでは?
それと結果には影響ないとはいえ、最初は1人ずつ点数発表してたのに、
急に一斉にドンってなったのも何か風情がなくなるというか、ドキドキ感は薄れましたよね。
あと1組ずつ見れない分、初見では審査員ごとの傾向を見ながら楽しむってことも出来なくて、
お笑い大好きな人間からすると残念でしたね。
他にもゆりやんの1本目のネタの再放送とか色々言いたいことありますけど、
大会自体の文句ばっかり言ってもしょうがないのでこのあたりでやめときます。
あと言っておきたいのは、これはMCの霜降り明星のせいではないよということ。

そろそろネタの話へ。
まぁこれまでのR-1も何組かパッとしない人たちが決勝に来てたので、
全体的にレベルが下がるというかイマイチなのは事前に予想していた通りでした。
っていうか今回の決勝進出者もラストイヤー何人かいること考えると来年以降も恐ろしいですね。
多くの芸人がコンビやトリオ組んでいるのは、やっぱりそっちの方がデカい笑い作りやすいんですよ。
だから、ピンのネタでとんでもない面白さを見せられる人が年に10組出てくるっていうのは
相当難しいことなんだと思います。そういう意味でR-1での芸歴10年以内っていうのは厳しいルールだなと。

では1組ずつ感想を
1、マツモトクラブ 637点(陣 89 / 友 93 / ホ 93 / 古 94 / 野88 / 川 89/ ハ 88/ 投票 3)
台本だけで言ったら今回の出場者の中で1番美しいのではないでしょうか?
トップバッターっていうのと、R-1っていう大会ではこういうよく出来たネタが
イマイチ跳ねないんですよねぇ。
順位は悪かったですけど、僕は好きです。

2、ZAZY 669点(陣 93 / 友 95 / ホ 95 / 古 99 / 野 95 / 川 93 / ハ 94 / 投票 5)
ここがそんなに跳ねるかと。めちゃくちゃ意外。
個人的には所々笑いが途切れるところがあって、流れで笑っていけないので、
そんなに好みではないです。
でも全体の世界観だけ見てると、滅茶苦茶なことやっているような感じがしつつ、
実はリズムのネタの後〜なんそれまでの間は凄いしっかりしたネタなんですよね。
ちゃんとボケとツッコミのある。
そう言った意味でプロが高く評価するのは納得する部分もあります。
予選の雰囲気見ると、優勝したと思いましたけどね。
クリップのミスのせいか、同型のネタ続けたからあたりが原因なんですかね?
ただなぜか最終決戦だけ内訳出ていないので、誰がどう点数つけたかが分からないからなぁ。

3、土屋 647点(陣 88 / 友 96 / ホ 94 / 古 95 / 野 93 / 川 90 / ハ 90 / 投票 1)
自転車の設定じゃなきゃダメでした?
イマイチ全体的に納得感がない感じがしました。
マツモトクラブの方が絶対良かったと思うんですけど、
ZAZYの高得点で基準点ズレちゃったような気が…
でも、友近はZAZYより高い点付けてるのか。

4、森本サイダー 650点(陣 91 / 友 91/ ホ 96 / 古 96 / 野 92 / 川島 90 / ハ 93 / 投票 1)
前半のコントをフリに使って、後半で回収するという仕組みだと思うんですけど、
だったら前半をもうちょい盛り上げておかないと厳しいよなぁという印象。
これ仕組みだけで言ったら、ゆりやんの2本目も同じなんですよね。
でも、ゆりやんのはボケとフリが行ったり来たりしたり、
また、ゆりやん自体のキャラクターをフリに使っている分説明少なくて良いし、
分かりやすさも出ている。
これは知名度の差もあるんで仕方ない部分もあるんですけど、
やっぱり自分の見せ方が分かっている人と分かってない人。
ひいてはテレビ出演の数で差が出ちゃったかなと。

5、吉住 646点(陣 90/ 友 95 / ホ 94 / 古 94 / 野 91 / 川 89 / ハ 88 / 投票 5)
自分で「こういうネタもあるんですよ」って言ってましたけど、
意外とR-1という大会の色に合わせて持ってきたんじゃないかと思います。
マツモトクラブはいつも良いネタするのに、意外と勝てないっていうのがあって
それは綺麗なコントじゃ勝てないってことだと思うんですよね。
どこか狂気を帯びたというか、飛び道具的な方が大会の色に合っている。
そういうのを考慮してたんじゃないかなぁ。
そこまでの結果は残せなかったけど、引き出しの多さとしたたかさを見たような気がしました。

6、寺田寛明 633点(陣 87 / 友 89 / ホ 93 / 古 93 / 野 89 / 川 88 / ハ 89 / 投票 5)
芸歴10年以内に区切った弊害がこれかなと。ネタの中身より芸の粗さが目立った気がします。
まず、フリップをめくる前にチラッと次のフリップを見る動作が入るんですよね。
それが一気に2枚めくったりしないようにと思ってそうしているのか、
次のネタの確認のためにめくっているのかは分かりませんが、
正直練習不足に見えるんですよね。次のネタ覚えてないの?って。
素人の僕がそう見えるくらいですから、プロの人たちはよりその動き気になるんじゃないかなぁ。
それとそもそもI LOVE YOU を今宵は月が綺麗ですねと訳したという導入スタートなら、
それから出すフリップの下にちゃんとした和訳は書いてはいけないような気が…
それだとこういう意味の言葉をこう言い換えましたっていうだけなので、ちょっと違うかなと。
最下位は妥当な気がしました。

7、かが屋 賀屋 655点(陣 90 / 友 93 / ホ 96 / 古 95 / 野 94 / 川 92 / ハ 90 / 投票 5)
2本とも素晴らしかったと思います。かが屋の世界観は崩さずちゃんとピンのネタになってて。
前にも書いたように、美しいコントがあまり評価されないR-1という大会で3位になったのは
凄いと思います。そもそもかが屋のコント自体爆発力があって、
賞レースで優勝してっていうタイプのネタではない気がするからなぁ。
僕は2本合わせて見て一番好きでした。

8、kento fukaya 650(陣 92 / 友 90 / ホ 94 / 古 93 / 野 92 / 川 92 / ハ 92 / 投票 5)
フリップネタが多い中では、毛色も違ったし、見やすかったんですけど、
なぜだか全然印象に残ってないです。
前に出したフリップを受けて、次のフリップに展開していくっていう感じなので、
どうしても単発の大喜利を繋いでいるっていう感じがして、
何かそこに1本筋みたいなのがあったりすれば違ったのかなぁと思います。
強いて言えば、霜降りとのやりとりが仲の良さが見えて一番良かったかな。

9、高田ぽる子 652(陣 93 / 友 89 / ホ 95 / 古 92 / 野 92 / 川 93 / ハ 93 / 投票 5)
ここは芸歴の浅さが逆に良い方に転がったパターン。
乳首の大きさが特大だとか、色がモスグリーンだとか、これまでの選択肢に近いのがなかったのに
強引に持ってくるところとか本当は意味あって欲しいんですけど、
そもそも乳首が取れて、買いに行くという無茶苦茶な設定なので、
意味なんかなくても大丈夫、理解出来なくはないっていう。
何言っているのかがわからないのが、子供の曲みたいのには合ってたし、良かったと思います。
芸歴2年目だからこそ見せられる可能性もありますが、面白い頭の中しているんだろうなとは
伝わってきました。

10、ゆりやんレトリィバァ 666(陣 95 / 友 94 / ホ 95 / 古 97 / 野 95 / 川 93 / ハ 92 / 投票 5)
やっぱり凄いんだなぁって。引き出しが多い。
正直、ゆりやんのネタ好きではないんですけど、
笑いを生み出す仕組み作ってそれが伝わったところで畳み掛けていくっていうのが凄い。
1本目は特に、ロッカーに植物入れておくっていう割と正統派なこととかもしていて、
2本目は全く別の角度のネタやって。
現状の芸人界で10年以内のピン芸人に絞ってやったら、経験値の差もあるし、
そりゃ優勝するかって納得させられる結果でした。

う〜ん、ゴールデンで真剣で見るコンテンツとしては弱いんよなぁ。
別の番組でもっと面白い人たちがたくさん見れるから。
どういう訳か初回みたいな大会になったので、
伸び代は沢山あるし来年以降面白くなるよう願いたいと思います。

ktbr7010 at 17:29|PermalinkComments(0)

2020年12月21日

M-1グランプリ2020感想

今年もお祭り終わってしまいましたね。
先週,THE W見たおかげでレベル爆上がりのM-1はやっぱり面白いなと。
ただ去年のミルクボーイ、かまいたちがやっぱり凄かったんだなと思いつつ、
ちょっと物足りなさも感じました。
その分、最後までどこが優勝するか分からなくて大会としては楽しかったですけどね。

では1組ずつ
1、インディアンス(敗者復活)(巨人89富澤89塙85志らく89礼二90松本90上沼93)
敗者復活がトップという驚きの展開ではありましたが、
トップバッター不利理論で言ったら敗者復活がトップでやるのが一番公平な感じはしますけどねぇ。
去年よりは面白かったですけど、可もなく不可もなくという感じ。
一番気になったのはきむが噛んだとこを掴まえてボケ広げていっているところ。
その後尺取りすぎな感じもするので、それがアドリブなのかわざとなのか分からなくて、
わざとだったらきむの技術すごい、そうじゃなかったら田淵の技術すごいってことなんですけど、
その数が1回じゃなかったんで何かモヤモヤするというか。
そもそもそんなに好きなタイプじゃないってのもあって、あんま印象に残らなかったです。

2、東京ホテイソン(巨人86富澤91塙85志らく89礼二88松本86上沼92)
悪くなかったと思うんですけどねぇ。少なくとも最下位になるようなネタではなかったと思います。
富澤だけインディアンスより2点上でそれ以外みんなインディアンスより下ですが、
僕の中では全然上でした。
ホテイソンのあのツッコミを前提として知っていたかどうか、さらには数年前の形を知っていたかどうかで評価が変わるのかなと。富澤は同じ事務所なので、苦労してきた様子も見ているので、そりゃ評価高くなるのは当然かと。
ハライチがすぐに決勝に来ていたように、数年前に一度決勝きていれば同じネタでも全く違う結果になっていたはず。巨人が「見る側が頭使ってみなきゃいけないのがきつかった」と言っていたのは
その通りかなとも思うので、ネタのチョイス的に回文か英語のネタの方がM-1の1本目にやるには
良かったのかなと。でも、他の番組で見せたネタは本人はやりたくないよなぁ。
初出場が功を奏すかと思いましたが、逆に仇となってしまいました。
結果だけ見たら数年前に出れていなかったのが一番の敗因のような気がしました。
それにしてももっと評価されて欲しかったなぁ。

3、ニューヨーク(巨人88富澤93塙93志らく91礼二91松本92上沼94)
らしさが出た良いネタ。
去年は置きに行って失敗したので、今年はやりたいことやってやろうと思ってやりましたというような印象。シンパイ賞でやっていたので、初見ではなかったですけど、面白かったです。
オチのセリフが「ホンマにちょっとオモロいんかい!」だったんですけど、
軽犯罪の方にめちゃくちゃ気が行ってて、輸血、献血の話題がそこまでスッと入ってきてなかったので、それがあんまりピンと来ないというか、バチっと決まってない感じがしてそこが惜しかったかなと。もうちょっと終わらせ方工夫出来てればなぁと思いました。

4、見取り図(巨人91富澤92塙93志らく93礼二93松本91上沼95)
今大会の正統派。
コントに入る漫才ですし、本当はそこまで正統派じゃないと思うんですけど、
今回のメンバーの中では一番漫才らしい漫才やってて、それが高評価につながったと思います。
盛山の言葉選びは心地いいし、良いなと思うんですけど、何でかちょっと物足りなかったです。

5、おいでやすこが(巨人92富澤93塙93志らく96礼二95松本95上沼94)
1本目はめちゃくちゃ面白かったし、めちゃくちゃよく出来てますよね。
西野カナの歌手名じゃなく曲名だったっていうボケがちゃんと成立していながら、
前に歌っていた曲とつながるっていうのはめちゃくちゃ気持ちいい。
しかも、前に歌っていたとこちゃんとウケてないと、見る側が忘れちゃうのでフリにならないっていうところを考えるとしっかり計算していてカッコいい。
小田のツッコミも「火曜日まで待ったぞ」とか痺れます。
で、それが良すぎたせいで2本目期待していたほどのネタじゃなかったかなという
ちょっとしたガッカリ感があって、そういう部分で最後の最後でユニットの弱さが出てしまったかなと。2本目は歌が英語だったせいで、意味がスッと入ってこないので、歌がちょっとノイズになってしまった印象。「go to hell」みたいなボケがもっと入ってきたらよかったんでしょうけど。
いやぁでも、一瞬でもトップに立ったってのは凄いことだと思います。
おいでやすだけ売れそうだけど、二人とも売れて欲しい。

6、マヂカルラブリー(巨人88富澤94塙94志らく90礼二96松本93上沼94)
以前の予想で▲にしていたくらい期待していたので、優勝は本当に嬉しい。
まだ記事とか読んでないんで全然分からないですけど、何となく世間からは「あれが漫才なのか?」とか「意味が分からない」とか言われそうな感じ。
でも、今回のマヂカルラブリーは、1本目と2本目連作として見てもらえれば完全に漫才だと思います。1本目は、ボケは無茶苦茶かもしれませんけど、練習させてうまく出来ず、
1回立ち話に戻ってもう1回やるけどやっぱり出来ないっていう割とよくあるスタイルの漫才で、
2本目はその自らのスタイルをフリに使っていて、最初から大ズラしして最後まで突っ走ったということだと。ネタの順番逆だったらそこまで爆発しなかったはず。
で、その2本やること前提の作戦が優勝出来た要因のような気がします。

7、オズワルド(巨人88富澤91塙95志らく93礼二95松本88上沼92)
ツッコミのトーンって難しいんだなと。
最初普通に喋っていたけど、ボケがおかしなことをずっと言うからヒートアップして、
声大きくなっていっちゃうみたいなのが良いと言うか基本かと思ってましたけど、
そうじゃないんですねっていう。
冷静な雰囲気のツッコミなので、ずっと淡々との方が面白くなったりするのかなぁ。
個人的には去年のネタよりもしゃべくりで勝負してる感じがして凄い面白かったんですけどねぇ。

8、アキナ(巨人89富澤88塙87志らく90礼二91松本85上沼92)
スベってましたねぇ。
もっと面白い人たちなはずなので、ネタのチョイスミスでしょうね。
設定が古いというかありきたりだったかなぁ。

9、錦鯉(巨人87富澤92塙95志らく95礼二92松本89上沼93)
ひたすら楽しい漫才。
ただ単発のボケが続くだけで、あんまりストーリーというか流れが感じられなったかな。
レーズンパンのギャグは待ってましたってなっていいんですけど、
「リーチじゃなくて高知」「もう当たってる」などのボケが後にも生きてくるようだったら
もっと楽しかったのになと思いました。そこで1回ツッコミ入れて怒ってるのに外れた時に
そこを気にしないのは不自然な感じがしました。
でも、売れて欲しいなぁ。

10、ウエストランド(巨人88富澤91塙85志らく86礼二90松本90上沼92)
想像通りのウエストランド。
準決勝では魂のいぐちんランドが出てたっていう噂を聞いていたので、
期待していたんですが、そこまでの熱量は感じなかったなぁ。
優勝予想も最下位だったし、もっと卑屈な感じのネタを見たかった。


審査に関して巨人師匠が全体的に点数辛くて、上沼恵美子は92〜95っていう狭い幅で審査してて、
何か本当に辞めたいんかなっていう感じがしました。
あんまり自分たちの点で全体点に影響与えたくないっていう風に思ってるのかなぁって。
それと最終決戦だけ投票で、1本目のネタの点数影響しないっていうのがキングオブコントより
最後までドキドキ保てていいなと思いました。

去年よりはやっぱりレベル下がった感じしたけど、
今年はコロナで舞台に立つ数減ったっていう影響はあったのかなぁ?
それ踏まえて来年も楽しみ。

ktbr7010 at 13:31|PermalinkComments(1)

2020年12月15日

THE W 感想

吉住は間違いなく面白かったんで、世間に見つかるという意味で良かったなぁと思います。

全体的には、まぁ想像通りというか想定内というか
M-13回戦くらいのレベルだと思うので、ゴールデンでやることかなぁとは感じますけどね。
土日の夕方くらいだとちょうどよく見れそうなイメージ。

Aグループ
TEAM BANANA
シンデレラの話にいちゃもんつけるって2020年の賞レースでやる題材かなぁって。
煽りVでめちゃくちゃネタ書いたって言ってたので、もっと良い設定期待したというか…
ツッコミの人にもっと成長してもらいたいなぁ。
ノックアウト方式は1組目が不利だと思うけど、その分勝ち抜くと平場の喋りの出番が増えるってのは
良いですね。トークのスキルはある感じしたので。

オダウエダ
笑けずり見てた頃好きだったんですけどねぇ。その頃と悪い意味であまり変わってなかったですね。
一番変わったのはオダが垢抜けてたとこかな。
目飛び出るとこからはらしさ全開で面白かったですけど、そこに行くまでが弱すぎかなぁ。

にぼしいわし
このくらいの人たちなら何処でもいるけどなぁっていう印象。
女性でこのタイプの人少ないから決勝までこれてるのかなと。

紅しょうが
Aグループの中では一番上手だったので、そりゃ勝ち上がるかと思いましたけど、ネタは…
散らかってるっていうか、中身が入ってこないんですよねぇ。

ターリーターキー
そりゃ次点のコンビが勝てる訳ないよなっていう。
細部が弱々な感じ。展開が読めすぎる。


Bグループ
吉住が結果待ってる間に言ってましたけど、本当に死のグループ。
AとBの2つしかないのになんだと思いますけど、AとBでレベルが違い過ぎる。
Aマッソ、ゆりやん、はなしょーはAグループなら勝ち上がってたんじゃないかと思います。
それだけに勿体無い。

Aマッソ
Wに合わせてきたネタって言ってたけど、本当に良いネタ。
村上が後ろに出ているのを気づいているのかいないのかがはっきりしないとこだけ
気になりましたけど、それ以外はよく出来てると思いました。
Aグループに入っていればなぁ…
僕はゆりやんより面白かったんで、吉住、Aマッソの決勝が見たかったですけどね。

ゆりやんレトリィバァ
メイクもネタの中身もちゃんと理解出来ていない気がします。
所々は面白かったですけど、一体何をやっているのか分からないとこが多々あったんで、
多分ゆりやんのしたいことを汲み取れてないのかなと。
ゆりやんに票入れた審査員は分かった上でだと思うので、
プロの芸人にしか分からない何かがあるんじゃないかと思うのですが…

吉住
女審判っていう設定も良いし、その上で審判というキャラクターを生かしたボケで
笑いを取っていくからカッコいい。
1本目に関しては周りとはレベルが違ったかなと思います。

はなしょー
もっとドタバタでツッコミがいるコントの方が合ってるんじゃないかなと。
去年のもよく覚えてないんですけど、去年のはツッコミがいたような…
ツッコミの方ばかりに気が行っちゃうんですけど、
見た目と不良キャラが合ってないんで、勿体無いと思うんですよね。
演技力があるので、不良に見えないことはないし、ネタとしては成立してるんですけど、
よく漫才でもその人が見えると良いみたいに本人に近いキャラクターの方が
大きな笑いになるんじゃないかと思うんですよね。

ぼる塾
良くも悪くもいつも見ているぼる塾。
フォーマットあるし、めちゃくちゃバレてるので、賞レースで結果残すようなネタではない。
面白いとか面白くないとかの話ではないように思います。


それにしても視聴者投票でいちいちCM挟んだりするし、3時間長かったなぁ。

ktbr7010 at 15:22|PermalinkComments(0)