皆さん、こんにちは!







1月17日、京都で行われた

全国都道府県対抗女子駅伝の取材に行ってきました。







鹿児島は去年は5位入賞でしたが、今年は13位。

2年連続の入賞とはなりませんでしたが

全員が一つになり、粘り強く走り

最後まで入賞争いを繰り広げました。







鹿児島を背負って走るという責任感

トップ選手ばかりが集まるという重圧





そんななか

ふるさと・鹿児島のたすきを胸に

9人は最後まで走り抜きました。









1区の上原美幸選手(第一生命)

レースの中盤、他選手との駆け引きの中で

前に出ようか悩んだ瞬間があったそうです。

そこで仕掛けることができなかった自分を悔やんでいました。

「来年は絶対に区間賞を取ります」と約束してくれました。

見るたびに走る姿は力強くなり、精神的な成長を感じる上原選手。

これからも鹿児島を引っ張っていってくれると思います。







2区の倉岡奈々選手(鹿児島女子高校3年)

中継地点でウオーミングアップをする彼女は本当にリラックスしていて

お父さんやお母さん、コーチと笑顔で話をする姿が印象的でした。

今回、全国大会の駅伝で自身初の区間賞。

もっと力をつけて、都道府県駅伝で1区を任される選手になりたいと

話してくれました。

今後は、実業団の強豪、デンソーへの入団が内定。

さらなる進化が楽しみです。







3区の平田歩弓選手(隼人中3年)

初めて出場した都道府県駅伝で

中盤につなぐ重要な3区を任された平田選手。

身長170センチ以上の平田選手、

とにかく走りがみとれるほどキレイなんです!

中学生チームの中ではムードメーカーのような存在。

今後の活躍を期待しています!








4区の一山麻緒選手(出水中央高校3年)

練習のときから、走りでチームを引っ張っていた一山選手。

最後までぶれないフォームと走りで、区間4位の快走。

チームに勢いと勇気をもたらしてくれました。

今後実業団チームに進むと言うことで、

これからがますます楽しみです!







5区の上田敏斗美選手(京セラ)

鹿屋体育大学出身で、私と同じ1988年生まれの上田選手。

チーム最年長として、都道府県駅伝経験者として

チームを引っ張っていました。

レース後は、自分の走りに納得がいかず大粒の涙を流していました。

その姿を見て、私も負けていられないと刺激をもらいました。

上田選手の涙が、彼女の強さに変わりますように…。







6区の中島愛華選手(神村学園高等部2年)

中島選手にとっては初めての都道府県駅伝。

鹿児島チームの中でも小柄な方ですが

ストライド(走るときの幅)がとっても大きく

走る姿はダイナミックでパワフルな彼女。

順位を2つ押し上げました。

中学一年生まではサッカーをしていたという中島選手。

まだまだ伸び盛りの選手です。







7区の満枝まどか選手(第一生命)

2年連続鹿児島チームのキャプテンを任された23歳の満枝選手。

大会前日には

「今回のチームは本当に仲が良くて、元気が良いんです!」と

話していました。

だからこそ、このチームで絶対入賞したいと思っていたと、

レース後は悔しさをにじませていました。

満枝選手は、本調子じゃないながらも順位を3つ上げる区間3位の走り。

「来年こそは区間賞を取ります!」と話してくれました。







8区の原田まつり選手(田崎中3年)

2年連続の出場となった、原田選手。

去年は3区を走り区間24位。

チームは15年ぶりの入賞、5位という成績を修めたなか

ふがいない走りをした自分を悔やんでいました。

そんな原田選手、今年は7区を任され区間6位の走り。

レース後は「今回は100%の力を出せました!」と

あどけない表情で話してくれました。







9区の久保愛結美選手(鹿児島銀行)

中学3年生のとき、

都道府県駅伝の選手の最終候補に残ったものの

メンバーに選ばれず、すごく悔しかったと久保選手。

今回、この一年間で急成長を遂げ

5000mの自己ベストタイムを1分以上縮めメンバー入り。

初めての都道府県駅伝で、エース区間のアンカーを任されました。

「来年は、もっと強くなって必ず戻ってきます」と話してくれました。

人懐っこくて、笑ったときの笑顔が本当にかわいくてステキでした。









京都の西京極陸上競技場には

多くの女性ランナーたちの思いがあふれていました。







今年は、オリンピックイヤー。



鹿児島チームはもちろん、

今大会に参加した選手の中から

何人の選手がオリンピックに出場するのか…

本当に楽しみです。





改めて、スポーツが大好きだと感じた京都取材でした。





鹿児島チームの皆さん

本当にお疲れさまでした!!!







【上原美幸選手、満枝まどか選手、倉岡奈々選手と、ともに取材をした前原アナウンサーと】

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【西京極陸上競技場に続く道。1区とアンカーの選手はここを通過します。

     澄んだ青空がとてもキレイで、選手たちの背中を後押ししているように見えました。】

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【まいど、おおきに!スポーツ最高!】

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