2021年05月14日

 政府は14日、新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象に、北海道、岡山、広島の3道県を追加することを決めた。(朝日新聞)

ゴールデンウイークが明けると、感染拡大は地方へと広がってしまった。中でも今回の3道県は連日過去最多を更新している。さらに3県にまん延防止等重点措置が適用される。その他の地域をみても、高い水準のところが多い。おそらく、宣言対象外の地域へ移動したか、地域内で活発に人が動いたかのいずれかだろう。

関東は横ばい、関西はやや減少傾向がみえるものの、目に見える改善はまだみられない。感染者が減ったとしても、入院患者が減ってくるのは時間差がある。まだ大阪は重症者や死者が多い。神戸市では死者のカウントが追い付かない。

今月末までと措置の期限は設定されているが、あと2週間で事態が劇的に改善する可能性は低い。ワクチン接種にしてもスピードが上がるまでには相当の時間を要するだろう。

北海道に関してはまん延防止を適用したばかりということでいったん見送りの判断がされ、岡山・広島もまん延防止にとどめる当初案だったが、専門家が強く反発し、政府が宣言に変更したという。この感染状況の中で、政府を追認する機関になってしまっていた分科会が危機感を強める一方で、政府が自信を失いつつある様相が見える。

「オリンピックはワクチンを前提としない」などと言っていたのである。しかし諸外国でワクチン接種が進んでくると、逆に日本の遅さが懸念されるようになった。インド変異種がもし各国にわたってしまったらワクチンの効き目が悪くなり、せっかく沈静化してきた流れが台無しになりかねない。

日本政府や五輪組織委がやるべきだったのは、開催に向けた世論を醸成するために感染対策をしっかりすることだった。しかし実際には神経を逆なでする発言が相次いだり、急激な感染拡大を見せる地域が続出するなど、世論の支持を得ることに失敗した。今月末に宣言を再度延長する事態になった段階で、一定の決断がなされる、とみる。ひとつは五輪を完全無観客にするというもの。もう一つは都知事によって開催返上が決断されるというもの。前者は最後の切り札的なカードであり、後者は都議選をひかえて知事が政治的破壊者になるというシナリオである。

ktu2003 at 20:08コメント(0)国内ニュース 

2021年05月11日

【ロサンゼルス共同】プロ野球阪神で強打者として活躍したハル・ブリーデンさんが3日に死去していたと出身地ジョージア州の地元紙が10日までに報じた。76歳だった。(朝日新聞)

また日本で活躍した助っ人外国人選手の訃報が入ってきた。
1971年にカブスでメジャーデビュー。翌年エクスポズ(現・ナショナルズ)に移籍し、73年には105試合に出場して15本塁打をマークしたがその後は活躍が続かず。76年から日本でプレーし、「赤鬼」の異名をとるほど迫力ある姿で、長打を売り物とした。チーム最多の40本塁打をマークし、打点も92と、強烈なインパクトを残した。翌年も37本塁打90打点と大活躍。ラインバックとともに助っ人としてチームの中心となった。78年に故障のため帰国し、そのまま退団し引退した。通算成績はメジャーで273試合、148安打、21本塁打、76打点、.243。日本では260試合、79本塁打、194打点、.251。

引退後は地元で長く保安官を務め、日本の取材も受けていた。

活躍した期間は短かったが、強力打線の一員として言及されることの多い打者である。歴代、阪神にはインパクトのある外国人選手がやってきていた。それがバースを最後に成功率が下がり、それにともなって暗黒時代に突入していく。

ktu2003 at 18:50コメント(0)プロ野球 

2021年05月07日

現役時代に名捕手として活躍し、ブレーブス時代にはワールドシリーズ(WS)優勝も経験したダル・クランダール氏が5日に亡くなった。91歳だった。(日刊スポーツ)

1949年にブレーブスでメジャーデビュー。2年プレー後朝鮮戦争に従軍。53年復帰後レギュラーに定着した。捕手ながらパンチ力があり、8年連続2ケタ本塁打を記録している。57年にはワールドシリーズ制覇に貢献した。盗塁阻止率では5回リーグトップとなり、オールスター11回出場、ゴールドグラブ賞4回獲得するなど、メジャー屈指の捕手となった。61年に肩を痛めてからは低迷し、3球団を渡り歩いて66年限りで引退した。通算成績は1573試合、1276安打、179本塁打、657打点、.254。

引退後はブルワーズ、マリナーズで計6シーズン監督を務めた。

ktu2003 at 20:44コメント(0)プロ野球 
 菅義偉首相は7日、東京や大阪など4都府県に出している新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言について、11日までの期限を5月末まで延長することを決定した。12日からは新たに愛知、福岡も加えて計6都府県にする。(朝日新聞)

効果があったとはとても言えない中、やはり延長である。さらにまん延防止等重点措置も次々と追加されていく。一方で休業要請やイベントの入場制限は緩和するという。迷走がますます深まっている。
状況はますます深刻で、大阪では過去最多の50人の死亡が発表されたほか、福島・石川・愛知・岐阜・岡山・香川・福岡・佐賀・大分で過去最多の感染者数が記録されたという。GW中の人の行き来が影響した可能性がある。4都府県のみの宣言だったから、ある程度の移動はあったのだろう。

東京五輪への逆風も強くなってきた。海外マスコミが開催に否定的な見方を示したほか、日本でも芸能人やコメンテーターの発言も厳しくなってきているし、宇都宮元日弁連会長による署名運動も早くも20万に迫る署名を集めた。「理解を得る」と組織委は言っているのだが、今まで理解を得るためのどんな活動をしたのか不明である。札幌でのプレ大会や、選手団へのワクチン投与など、およそ国民の理解を得ようとする姿勢は見えず、強行開催の方向性が打ち出されている。
おそらく無観客というカードを切って開催に踏み切る思惑だろう。ただ一方で、世論が厳しくなっている中では、直近の選挙を控え、あるいは都知事が返上の決断をするかもしれない、という憶測もある。

このままでは強行開催となっても、世論の支持を得るのは極めて難しいだろう。医療従事者を割くことへの理解もおそらく得られない。かりにこれから感染者がまた減って規制を緩和したら、五輪開催のころに再び感染拡大局面に入るという予測もある。

もはやワクチンしか打つ手がない、という姿勢に見える中、そのワクチン投与のスピードが上がらず、諸外国もおそらく不安を抱くだろう。もはや、決断の時は近い。

ktu2003 at 19:51コメント(0)国内ニュース 

2021年04月29日

全国高校女子硬式野球連盟と全日本女子野球連盟は28日、第25回全国高校女子選手権大会(兵庫県丹波市、全国高校女子硬式野球連盟主催)の決勝を、男子の第103回全国選手権大会の休養日にあたる8月22日に甲子園で開催することを発表した。(朝日新聞)

この話、数年前に出ていてその後どうなったのかと思っていたが、ついに実現する。
すでに識者からの提言もあった。実現の背景としては、日程に休養日が設けられるようになってその穴埋めができるということ。そして野球人気低下が叫ばれる中で、すそ野を広げるという意味合いもあるだろう。人気低下といわれるが、女子の野球人口は年々増加中である。高校野球に関しては年々野球部のある学校は増えているし、男子の強豪私学が女子部をつくるケースが最近相次いでいる。プロ野球は存続が厳しくなっているが、阪神や西武がレディースチームを発足させるなど、プロ野球界も動き出しているところである。

また、スポーツ界全体を考えてみても男子だけ、女子だけという種目はなるべくなくしていくような動きがある。オリンピックはそうなった。日本では、野球が一番人気のあるスポーツであるにもかかわらず、女性はプレイヤーとしてこれまであまり顧みられなかった。サッカーなどとは対照的といってもいい。逆に言えば、野球にとって女子プレイヤーは未開拓で、可能性が開けているともいえる。

ただ、女子高校野球はまだ予選なしで全国大会をやるぐらいの規模だ。今年は41校が参加予定だというが、男子の100分の1程度しかない。大会自体のスケールを大きくして、予選・全国大会という形がとれるようになれば、男子のように甲子園で全国大会の試合をもっとやれるようになるかもしれない。そのことによって互いの休養日を設ければ、一石二鳥だろう。甲子園でプレーできる道を女子選手にも開くならば、大会の認知度やグレードを上げるのに資するのは間違いない。

ktu2003 at 11:22コメント(0)高校野球 

2021年04月26日

菅政権にとって初の国政選挙となった参院広島選挙区再選挙と参院長野選挙区補欠選挙、衆院北海道2区補選が25日投開票され、自民党は与野党対決となった広島と長野でいずれも敗れた。(朝日新聞)

実質的には再選挙の広島が勝負だった。北海道はそもそも自公が候補者を出さず、長野は羽田元国交相死去のため、野党の議席。不祥事によるとはいえ、厚い保守地盤の広島だけは勝ちたいという与党の思惑はあった。広島を地元とする岸田元外相の力が試されるところだったが、逆風をはね返すには至らなかった。多くの地方議員が金を受け取って、表立って動けなかったうえ、河井克行氏の後釜に公明党の斉藤氏が決まったことは地元自民では相当不満があり、一枚岩になり切れなかった面がある。広島県の自民党自体の力がこれから低下していくのではないか。

衆議院の任期はあと半年だが、解散を打てずに総裁選で交代し、新総裁で選挙、という可能性も高まってくるのではないだろうか。あるいは五輪が行われなければその時点で政治責任論も出てくる。いずれにしろコロナ対応がまたも緊急事態宣言で失敗に終わることが明らかになる中、菅首相のもとで選挙が行われる可能性が下がってきたとみてよいだろう。

野党側もまとまりがない。今回は不祥事と死去。実力とはいいがたい。もし自民党が顔を変えてきてすぐ選挙をやってきたら、また同じ敗北を繰り返すのではないか。

ktu2003 at 19:42コメント(0)国内ニュース 

2021年04月24日

【ニューヨーク共同】プロ野球広島の打者として1979年の日本一に貢献したエイドリアン・ギャレットさんが肺炎のため22日に死去した。AP通信が23日、報じた。78歳だった。

1970年代、日本のプロ野球では助っ人外国人の存在がチームの浮沈にとって重要なカギを握るようになった。そのころ活躍した印象的な選手たちも、年を取って訃報を聞く年代になっている。

1966年、ブレーブスでメジャーデビュー。しかしその後は4年に渡りメジャー昇格すらなく、70年以降も出場機会は限られた。8シーズンを過ごしたのち、77年広島に入団すると、1年目から35本塁打、91打点の好成績。さらに2年目には月間15本塁打の日本記録を打ち立て、25試合目で17本塁打に達するなど打ちまくり、40本塁打をマークした。オールスターでは1試合3本塁打を放っている。79年は打率が.225と低迷したためこの年限りで去ることになるが、27本塁打を放っており、チームの日本一には十分貢献できたといえよう。通算成績はメジャーで163試合、51安打、11本塁打、37打点、.185。日本では384試合、338安打、102本塁打、247打点、.260。

引退後はロイヤルズで4年間コーチを務めたほか、マイナーのコーチを歴任した。日本との交流も続き、OB戦で来日したり、日本球界のOBと動画に出演したりもしていた。

ktu2003 at 09:54コメント(0)プロ野球 
東京、大阪など4都府県への緊急事態宣言を決め、23日夜の記者会見に臨んだ首相は冒頭から謝罪を口にした。「再び多くの皆さまにご迷惑をおかけする。心からおわび申し上げる」(朝日新聞)

いろいろなことを首相は言うが、達成できた試しがない。
今回は宣言解除からわずか1ヵ月ほどでの再宣言である。だが内容は第1次に近くなり、休業要請は飲食店に加えて公共施設や大型商業施設、娯楽施設に及ぶ。そしてゴールデンウイークを直撃する。とりあえず連休明けまでと設定されたが、第1次でも1ヵ月近くかかっている。今回はそれより感染状況がかなり悪く、より時間がかかるのではないか。

状況はさらに深刻になっている。感染力が強いとされる変異種が流行の主流になりつつある。関西圏の急激な広がりはそれが要因とされる。大阪・兵庫は医療危機となった。近畿では奈良・和歌山・滋賀で過去最多を更新。京都も最多に近い水準となっている。
一方首都圏は、1月に比べるとまだ踏ん張っているといえる。ただ東京は増加傾向が1ヵ月近く続いていて、もし変異種が広がればさらなる流行は避けられない。また、それ以外の地域でも過去最多を更新する地域が続発しており、まん延防止措置を要請する県が相次いでいる。完全に第4波が全国にやってきた。

この状況の中で聖火リレーは続く。公道を走らなかったり、有名人がどこを走るか公開されなかったりする。聖火リレーは五輪ムードを高めるためのイベントなのだが、こうなると一体何のためにやっているのかわからない。やった、という事実だけしか残らず、関係者が気の毒になる。
いまだに五輪開催に際してどんな対策を取るのか見えてこない。対策を決めても準備を万全にする時間はあるのか?組織委はなぜ世論が五輪開催に批判的なのか理解しているのだろうか。大会期間中に選手間でクラスターなどが発生すれば、競技を行うこと自体が困難になるだろう。あるいは大会後に選手から各国に持ち込まれたりすれば国際問題になる。そのリスクをゼロにできるのか。世界情勢をみても、インドでの大流行などワクチン接種をやっている国でも流行が収まらない地域が多い。ワクチンが効かない変異種が広がっているとみられている。五輪に関しては再延期ないしは中止に向けて動き出すときだろう。

そのワクチンは日本では接種が遅々として進まない。医療従事者への接種がまず進んでいない。高齢者へは始まったところ。離島や小規模自治体などでは一般接種もはじまっているが、それでは社会的効果が薄い。みんなにいきわたるころには最初に打った人の抗体がもたなくなるのではないか。さらにいえばワクチンが効かない変異種が広がる恐れもある。

休業補償はほんとに微々たるものでしかない。これでは生活が苦しくなるだけでおまけに宣言の効果はすぐになくなる、というのでは我慢のかいがない。1年以上経過しているのに対策が進歩した様子がまるでうかがえないのである。


ktu2003 at 09:42コメント(0)国内ニュース 

2021年04月22日

米大リーグ、レンジャーズやプロ野球南海(現ソフトバンク)でもプレーしたトム・ロブソンさんが20日に死去したと21日、AP通信が報じた。75歳だった。自然死という。(サンケイスポーツ)

1967年メッツに入団。74年にレンジャースでメジャーデビュー。76年シーズン途中で南海に移籍したが、腰痛などで成績を残せず引退。通算成績はメジャーで23試合、10安打、4打点、.208。日本では37試合、23安打、3本塁打、9打点、.209。
86年からレンジャースコーチとなり、92年まで務め、95年にレンジャース時代の監督バレンタインから招聘されてロッテ打撃コーチに就任し、バレンタインが1年で去ったが翌年もとどまった。97年からはバレンタインに呼ばれてメッツ打撃コーチとなり、2003年にはレッズでもコーチとなった。

そして04年からのロッテ第二次バレンタイン時代にも来日し、3年間務めた。まさにバレンタインの右腕というべき存在だった。

ktu2003 at 19:49コメント(0)プロ野球 

2021年04月17日

政府は16日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県と愛知県について、緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の適用を決めた。期間は20日から5月11日までの22日間。月末からの大型連休を控え、感染拡大地域との往来の自粛要請の呼びかけなどを行うことも決めた。(朝日新聞)

第4波は果たしてどうなるのだろうか。4県、ということだが市町村単位での適用になるため、たとえば千葉だと県庁所在地の千葉市は対象に入っていない。神奈川・愛知も政令市だけだ。これで果たしてどれほどの効果があるのだろうか。
大阪では火曜日から連日感染者は1000人以上に達し、兵庫も過去最多を更新。おそらく大阪との行き来が多い徳島も過去最多を記録した。やはり人の流れをどれだけ抑えられるかなのだろう。飲食店はその一つでしかない。大阪府は来週の動向を見極めて緊急事態宣言を検討するという。そして宣言が出されることになれば、今度は休業要請など、強い措置になりそうだ。

関西では大学がまたオンライン授業に逆戻りする。今年の新入生も本来の大学生活は難しそうだし、2回生は昨年に引き続きということなる。さすがに同情する。それでも基本的には大学生活は4年だ。中高生の部活も制限されるようになっている。こんな中でオリンピックはやる、というのは感情的に釈然としないものがあるだろう。日本人の「オリンピック」へのイメージが相当低下したことだけは、この間の経緯をみると疑いようがない。アスリートももっと発言したほうがいいだろう。

ワクチンは高齢者向け接種もはじまったがスピードがやはり遅い。医療従事者への接種も十分には行き届いていない現状をみると、高齢者3600万人への接種がほんとに今の見通しどおりにいくのか。もちろん副作用も心配だし、効かない変異種が広がったらどうするかなど、楽観的でないシナリオは、少なくとも想定だけはしておかないといけない。

ktu2003 at 18:18コメント(0)国内ニュース 
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