2012年03月15日

読売の新人契約金は最高10億円もあった

プロ野球・読売巨人軍が、球界で申し合わせた新人契約金の最高標準額(1億円プラス出来高払い5千万円)を超える契約を多数の選手と結んでいたことが、複数の関係者証言と朝日新聞が入手した内部資料から明らかになった。(朝日新聞)

このニュースそのものについても、それに対する読売側の反応のありようも、まったく驚くことではない。読売側は、「申し合わせだから、守らねばならないというものではない」と居直っている。これはこの球団の常套手段なのである。「申し合わせ」など、守るに値することではないのだ。それも、多少オーバーするくらいならともかく、阿部に10億払ったというのだから恐れ入る。野間口にも7億。阿部はともかく、野間口の現状はそれだけの価値のある選手だったとは思えず、コストパフォーマンスからすると非合理的である(笑)。

上原や二岡のルーキー時の年俸が3000万円を超えていたという報道も出ている。そりゃルーキーにこれだけ払ってくれるんだから、読売に入りたいと思う気持ちもその限りにおいてはわかるというものだ。そのまま一度も一軍で活躍せずとんずらしても、返還請求される恐れはないのだから。

いまさら読売を批判したところで、屋上屋を重ねるだけのことにすぎないが、注目すべきは、確かに10年近く前の、制度が現状になる前の話がなぜ今出てくるのかということである。「複数の関係者」というのがくせもので、これは最近の読売を考えれば、あの清武騒動が一枚かんでいるのではないか、とは容易に推測できる。その点がむしろ興味深いのである。読売のタガが緩んでいる。

他球団の意見も分かれているが、厳密に申し合わせを守っていた球団のほうが少ないのであろう。横浜ですら那須野に5億払っていた。

もう一つ思うのは、今の読売にはもう払えない金額かもしれないということである。放映権料もだいぶ下がったし、観客動員も頭打ち。親会社の読売新聞とて、新聞業界が斜陽化している現在ではなかなか難しくなっていることだろう。そういう意味でも、この報道は過去の話になったといっていいのではないか。

読売という球団は何もこのことだけが問題なのではなく、存在自体が問題なのである。その思いを新たにした。

ktu2003 at 18:37コメント(0)トラックバック(5)プロ野球  

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