2013年12月09日

八重の桜第49回

早くもエピローグのような趣。

襄の死後、覚馬の衰えも激しくなった。日本は帝国憲法の制定から、対外戦争も視野に入れた、富国強兵の道を進んでいく。教育勅語に疑問を呈する覚馬だが、時代は先を急ぐ。京都を訪れた山川健次郎からは、兄・浩が患った情報が。浩は会津の悲劇を書き残そうとしているという。覚馬の「薩長も勤王の志はあった」との発言に、健次郎も八重も納得がいかない。

襄なきあと、同志社は残った教員たちを中心に運営されていった。覚馬も一線を引き、卒業生の小崎弘道がトップについた。ナレーションだけで処理されたが、もう次の世代が中心になっていった。

1892年、覚馬死去。翌年には、旧藩主の松平容保も世を去った。そして1894年。日清戦争が勃発。八重は篤志看護婦として大山巌と談判。敵味方なく看護する赤十字の活動を認めさせた。ジャーナリストとして活躍している徳富蘇峰は、国民新聞を根城に戦争報道に力を入れていた。

戦争と距離を取っているように描きたいのだろうが、八重の行動からそれを引き出すことはできない。八重は自己実現のために、戦争協力をしたというのが史実である。それを無理やり現代の価値観に引き付けようとすると無理が生じる。この時八重は数えでちょうど50歳。もう考え方を変えられる年齢ではない。長い八重の人生も半ばを過ぎた。いよいよ最後だ。

ktu2003 at 19:02コメント(0)トラックバック(3)テレビ  

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1. 八重の桜 第49回  [ 宴の痕 ]   2013年12月09日 20:26
覚馬のもとに山川健次郎が現れる。 かつて尚之助が記した「会津戦記」を仕上げるべく、覚馬に当時のことを詳しく聞きにきたのだった。 覚馬は、会津藩だけでなく薩長にも志があっ ...
2. 『八重の桜』第49回「再びいくさを学ばず」★グッバイ覚馬(西島秀俊)  [ 世事熟視〜コソダチP ]   2013年12月10日 14:08
『八重の桜』第49回「再びいくさを学ばず」 今週は日清戦争前まで進んだから、八重(綾瀬はるか)さんは大雑把に言うと天野春子(小泉今日子)より少し年が上で、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)くらいの年齢かな・・・。 なかなか老けない八重さんは、今風に言うと美魔女!
3. 『八重の桜』第49回  [ 悠雅的生活 ]   2013年12月10日 22:26
再び戦を学ばず

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