2014年03月20日

元大関・琴欧洲が引退

 大相撲の元大関で西関脇の琴欧洲(31)=本名安藤カロヤン、ブルガリア出身、佐渡ケ嶽部屋=が春場所12日目の20日、日本相撲協会に引退届を提出した。(朝日新聞)

大関から陥落しての関脇2場所目、明らかに気力のなくなっていた相撲ぶりだったが、その時が来てしまった。

初土俵は2002年。以後、とんとん拍子に出世し、序の口から出世した力士としては史上最速の所要11場所で入幕を果たす。小結で初めて負け越したものの、最初の大関とりのチャンスで昇進を果たした。この所要19場所も、序の口からでは史上最速だった。ヨーロッパ出身力士として初めての上位力士であり、大相撲国際化に新たな扉を開いたのである。

端正なマスクと優しい人柄から当時は人気もうなぎのぼりで、当然ながら横綱も期待された。朝青龍のライバルとすら目されていたのである。だが、肝心な一番でのハートの弱さが目立った。さらに、長身により腰が高くなることから、小柄な力士に足技を使われて敗れることが多かった。そして膝を悪くする。なかなか2ケタ勝利すら挙げることができず、優勝は1回にとどまった。

まわしを引けば、朝青龍や白鵬といったあたりにも、力で対抗できる実力を持っていた。だがいかんせんハートが弱すぎた。優しい性格が、勝負の世界では災いしたのである。

今年初め、日本に帰化した。親方になれるということで、そういった一種の区切り感もあったのかもしれない。

モンゴル勢と並んで多くの力士を出してきたヨーロッパ勢だが、不祥事があったり、けがが多かったりで、ここのところ元気がない。協会に残ってくれるということなので、故郷ブルガリア、ないしはヨーロッパを含めて才能を発掘し、大相撲界に新しい流れを起こせる指導者として、今後は期待したい。





ktu2003 at 19:28コメント(0)トラックバック(0)スポーツ全般  

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