2014年10月20日

小渕経産相、松島法相が相次ぎ辞任

 安倍晋三首相は20日午後、小渕優子経済産業相と松島みどり法相の辞任について「任命したのは私で、任命責任は私にある。こうした事態になったことを国民に深くおわびする」と首相官邸で記者団に語った。(朝日新聞)

第1次内閣の教訓を踏まえたということだろうか。あるいは、わかりやすすぎてとてもかわせないというところか。
どちらにしても、2人の閣僚が同じ日に辞任するというのはそうあることではない。

小渕大臣は2度目の入閣で、40歳とまだ若く、将来の首相候補とまで言われている。特にめだった政治的実績を残したという記憶はないが。ともかく、政治資金の収支が絶望的に合わない。支持者向けに催していた観劇会の収入額の記載が、1000万単位で食い違っている。こんなことは書類をみればすぐにばれる話なのに、なぜそんな記載になっていたのだろうか。結局記者会見では「わからない」としか説明できなかった。
さらに、化粧品や親族企業の商品、ベビー用品やクリスマスプレゼントまで購入している。これについては贈答品だとしてかわしたが、あまり納得のいくものではない。ワインを有権者に贈ったという話も出ている。これは明確な公選法違反だし、大臣辞任だけで済む話ではないかもしれない。小野寺前防衛相は、有権者に線香を配ったかどで一度辞職しているという事例もある。

松島法相は夏祭りでうちわを配ったということが問題にされた。たかがうちわ、という風にも思うが、有権者にうちわを配るという行為は、どうやら政界の常識では公選法違反と認識されているようだ。国会答弁でなかなか「うちわ」を認めなかったのは、うちわなら違反になるという認識があったからではないのか。法務大臣という立場であることも、弁明を苦しくした。

首相の意向で、女性を積極的に登用した改造内閣だったが、悪いことにその中から2人も辞任してしまった。改造する前はこういう不祥事が途絶えていたから、改造自体が裏目に出てしまったといえる。改造は、党内向けのガス抜きだったという話もある。

うがった見方をすれば、特に小渕大臣の場合は、人事に不満を持った自民党内からのリークだったかもしれない。また、小渕・松島両氏とも首相と政治的なスタンスが近くはない。したがって切り捨てやすかったともいえる。

そもそも女性を積極的に登用、といっても、自民党には女性の政治家自体数が少ない。能力の伴わない人物にげたをはかせてしまう危険性がある。当たり前だが適材適所。そして、女性登用というのなら、まず擁立する候補者の数から変えていくべきではないだろうか。

ktu2003 at 19:24コメント(1)トラックバック(2)国内ニュース  

トラックバックURL

トラックバック一覧

1. たったの1ヶ月半で  [ ハローお馬ちゃん ]   2014年10月22日 04:36
 このところ、週刊誌やTV等で問題になっていた小渕経産相と松嶋法相が、共に20日
 プロ野球のCSという制度はどうもしっくりこないんだけど、大谷と松浪の甲子園での

コメント一覧

1. Posted by ましま   2014年10月21日 07:26
ささいなことのようにも思えるが、2件とももろに法律にひっかかる可能性が致命的でしたね。

民主党内閣時代は、法に触れないことでもどんどん首が飛んだ。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
Archives
最新コメント
livedoor プロフィール
  • ライブドアブログ