2015年11月14日

フランス・パリで大規模テロ

フランスのパリで13日夜(日本時間14日早朝)、中心部のコンサートホールや北部のサッカー場などを標的とした同時多発テロ事件が起きた。ホールで起きた銃撃事件では、100人以上が死亡。現地メディアは一連のテロによる死者は少なくとも120人以上としている。AFP通信によると、けが人は200人以上で、うち80人が深刻な状態だという。(朝日新聞)

1月に新聞社を狙った悲惨なテロがあったばかりのフランスで、今度は不特定多数を狙った同時多発テロが発生した。いずれも人が集まって楽しく過ごす場所ばかりだ。
もっとも被害があったのはコンサートホール。ロックコンサートが開かれていたが、そこに犯人が銃を乱射。そして人質を取ってたてこもり、情報では次々と人質を殺害し始めていたという。そこに特殊部隊が突入し、犯人グループは自爆あるいは射殺されたようだ。

また、サッカースタジアムではフランスとドイツの代表戦が開催されていた。オランド大統領も観戦していた場所で、2度の爆発があった。このほかにもカフェや飲食店などが狙われたようである。

1月のテロ以来、そして今月末に国際会議を控えていたパリは、厳戒態勢にあった。そんな厳しくなっている警備をよそに、組織的なテロが実行されたのである。また確定情報ではないが、イスラム過激派によるものと考えられている。フランスは全土に非常事態が宣言された。01年のアメリカ同時テロと同様な態勢が、フランスにもしかれるであろう。

フランスはシリア・イラクでISに対する空爆を実施している。その報復だったという説も出ているが、やはり世界は今、新たな形の世界大戦に突入しているとみるべきだ。そこで命を落とすのは、多くが罪のない一般の人々である。力の政策だけでは、そうした被害を防止することはできない。死を恐れないテロリストは手ごわい。

警戒を強めれば、特に娯楽や観光産業は大きな影響を受ける。それは資本主義の論理からいってなかなか受け入れられないが、人々の不安が増していく。日本でもいつなんどき、こういったことが起きるか。そして多分、海外のようにはすぐに鎮圧できないだろう。

武器を持たない私たちにできることは、国家の尻馬に乗って不安をかきたて、警察国家を作ることではない。理解しがたいとみがちな文化的・思想的相違をどう乗り越えるか、考えることだけだ。

ktu2003 at 18:52コメント(0)トラックバック(0)国際ニュース  

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
Archives
最新コメント
livedoor プロフィール
  • ライブドアブログ