2017年03月07日

森友学園、小学校認可は困難

大阪府豊中市の国有地を取得した学校法人「森友学園」が、4月に開設予定の小学校の認可をめぐって府私学審議会に事実と異なる報告をしたことについて、松井一郎知事は7日、「ミスというレベルではない」と学園側を批判した。今後、学園が提出した資料を確認した上で、府教育庁が不認可も含めて検討するとの考えも改めて示した。府庁で記者団に語った(朝日新聞)。

問題が大きくなってきた。当初は不透明な土地取引だったが、鴻池元防災相など政界工作の実態や、海陽学園との提携など、私学審議会への報告事項に多数の誤り(虚偽?)が判明し、そもそも教育内容以前の問題となってきた。いったいこの学校の経営者は、何のために学校を開こうとしていたのだろうか?へたをすると詐欺に近いとすらいえる。

当初は教育内容に好意的な評価を示していた安倍首相は一転して距離を置き始め、昭恵夫人への批判も高まっている。名誉校長に就任していたというからには、無関係というのははっきりいって無理がある。首相夫人が関係する学校なら、特別な便宜をはかったほうがよい、という発想が周辺にあったとしても不思議ではない。それを、少なくとも籠池氏が利用したのは濃厚であるし、昭恵夫人が講演までやっているのだから、むしろ学園を後押ししていたとみるべきではないだろうか。そして首相との思想的なつながりも明確である。

それにしてもここまで杜撰な認可申請が明らかになるのも珍しい。幼稚園の教育内容が非常なインパクトを与えているが、それ以前にそもそも入学・入園希望者があまり集まっていないのではないだろうか。さすがに評判は周辺に広がっているはずであり、よほど思想的に共鳴する親でない限り希望しないだろう。

そして腰が引けているのが維新の会である。松井知事も思想的に共鳴していたはずだが、もう見捨てることにしたようだ。地元大阪でこんな学校を認可したとなれば、それだけで政治的失点となり、大阪での支持も失うことになる。問題は、この学校と経営者を切り捨てるだけでよいかという話である。認可寸前まで話がいったというのは、政治力を使ったということではないのだろうか。その動機は、前にもふれたように利権というよりは、思想的なネットワークによるものと考えられる。

ともかく幼稚園にも、小学校の入学希望者も含め子どもたちが被害者である。結論は早急に出した上で、もし学校を経営するならまともな経営者と事業計画を練り直すべきだろう。

ktu2003 at 19:12コメント(0)トラックバック(1)国内ニュース  

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