2019年05月20日

読売・上原が引退

 日米で通算134勝を挙げるなどして活躍したプロ野球・巨人の上原浩治投手(44)が20日夕、東京都内で記者会見を開き、現役引退を表明した(朝日新聞)。

一時代を築いた、個性あふれる投手が突然の決断をした。
高校時代は控え投手。大学受験に失敗し、予備校に通いながらバイト生活をおくった。大半のプロ選手がスポーツ推薦で大学には入っているが、彼はそうではない。大学時代の成績もよかったという。そして大学で開花し、読売に逆指名入団。いわゆる野球エリートではないところからの読売ドラ1、そしてルーキーで20勝したことから、「雑草魂」と自称し、流行語大賞をもらった。その後も読売のエースとして活躍する。
05年にポスティングでのメジャー移籍を公言したため、以後球団との関係がぎくしゃくしていく。それにともない成績も下降線をたどり、07年には抑えに回った。
一方、国際舞台での活躍もあった。06年WBCでの世界一に貢献、アテネ・北京五輪含め国際試合では無敗だった。ルーキー時代の敬遠指示に対してみせた涙も含め、読売ファン以外にも強い印象を残した、一流の投手だった。
09年メジャーにわたり、一年目は先発として起用されたが低迷。その後はリリーフに回って経験を積んでいく。そしてレッドソックスでクローザーを任され、ワールドシリーズの最後のマウンドにいたのである。これは日本人として初めてのことであった。

とにかくコントロール抜群の投手だった。テンポが早く、調子が良ければ2時間ほどで試合が終わってしまう。ベテランになって球速が衰えても、このコントロールが生命線となったのである。ホームランを打たれることが多かったのは、球質の軽さだろう。奪三振は多いが、力でねじ伏せるタイプではなかった。ストレートとフォークが主な球種。それを何種類にも投げ分けた。

イチローが去って1ヵ月。同じ時代を彩ったスター選手がまたも去る。


ktu2003 at 22:21コメント(0)プロ野球  

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