2020年03月11日

選抜高校野球、中止を決定

 第92回選抜高校野球大会を主催する日本高校野球連盟と毎日新聞社は11日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大会を中止すると発表した。同日、大阪市内で開かれた大会の臨時運営委員会で決まった。選抜大会の中止は、戦争の影響で中断した1942〜46年以外では初めて。(朝日新聞)

やはり決まってしまった。
私の見解としては4日の記事で書いたとおりなので、ともかく選手が全力でプレーできる環境には、現在ないということでやむを得ない判断だろう。また、ここのところ大阪・兵庫で感染者数が増加傾向にあり、さらに昨日の首相発言やJリーグ、プロ野球連絡会議での議論も踏まえての決断とみられる。

実際に試合を行うリスクよりも、現地への移動や宿泊などに伴うリスクがある。そして期間中に感染者が出たら結局そのチームは試合ができなくなるし、大会自体も中途で中止になるだろう。それもむごい話だ。

夏の大会は米騒動と戦争で中止があった。いずれも、国家的な非常事態だった。選抜大会は中止はないが、戦争を挟んだ中断があった。今回の感染症は、世界情勢をみてもわかるように国家的な非常事態ということになったのである。一見世の中は平穏だが、目に見えないウイルスの恐怖にはかなわなかったのである。

選手たちにはかける言葉もない。二度とないチャンスの選手が大半である。もちろん夏の大会はまだ残されているが・・・。ともあれ事態が落ち着いた段階で、出場予定だった選手たちには何らかの救済は検討してもいいかもしれない。

あの国家的悲劇から9年目の日、その震災があっても中止されなかった大会が、別の形の「国難」の前に消えた。


ktu2003 at 19:01コメント(0)高校野球  

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