2020年03月15日

いかに持ちこたえるか?

新型肺炎の流行は長期化する可能性が高い。
ならば、それを見越して、いかに長期にわたる非常事態を持ちこたえるか?

それが大事になってくる。
欧米と比較すれば日本は流行の広がりは抑制されているように見える。とはいえ死者は20人をこえて、世界的にみればやはり多い地域である。高齢者が多く、リスクはもともと高いのである。そこを、医療水準の高さでかわしてきてはいるが、医療関係者の労働条件が厳しいことももはや周知。長期化すれば持ちこたえられるかはわからない。

緊急事態宣言が可能になる特措法が成立したが、すぐに宣言とはならないだろう。使ってしまったらそれ以上は打つ手もないし、実際に起きることへの反発もある。今やっている対策が効果がなかったことを示し、政策的な批判も起こる。強権的な権力発動には警戒しなければならない。

感染者の発生状況も変わってきた。ここのところは、海外からの帰国者が目立っている。エジプト、スペイン、イタリア、フランスといったあたりだろうか。欧米の急速な流行の中で、楽観的な見通しで行ってしまった人たちだ。やはり渡航や入国の制限についても、もう一段の検討を要するだろう。

経済対策については、いろんな議論が始まっているが、まずは当面持ちこたえるための対策が必要である。通常の経済活動ができないのだから、これは資金という形でばらまくしかない。そして感染対策になるものは公共事業としてもやっていく。たとえばベーシックインカムのような、無条件で人々の生活を支える策も検討していいだろう。一方で消費喚起策については、事態が鎮静化するのを待って、経済再建の段階で打ち出すのがいい。消費税減税があるとすればそのタイミングだろうか。またぞろ企業減税をやって、結局企業が肥え太っただけということになったら、国民の意欲がさらに低下するだろう。

そして今回は世界全体が影響を受けている。日本一国だけでは危機を克服できない。緊縮財政や格差容認論がはびこってきたが、それが感染症の流行にも悪影響を与えたかもしれない。ほんとうに人々のあいだに広がる格差や貧困の解消に向けて、世界が動くべきときだ。

個人がやれるのは予防策を徹底すること。そして、いろんな生活上の工夫である。リスクの高い行動を避けながら、いかに生活を潤いあるものにするか。家族とのふれあいを密にするのもいい。普段やれないことをやるのもいい。それぞれの生き方を見つめなおす機会になる。

ktu2003 at 18:44コメント(0)国内ニュース  

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