2021年10月26日

143試合目で終戦

143試合目まで優勝の可能性を残した。そのことはたたえられるべきだが、同時に優勝する大きなチャンスを逃したともいえる。

今年は開幕ダッシュに成功し、最大2位に8ゲーム差をつけた。外国人が開幕時点で揃っていたうえ、ルーキーで主力になったのが佐藤・中野・伊藤と3人もいた。そして岩崎・スアレスが盤石の勝ちパターンとして機能。しかし五輪ブレイク前後から暗雲が立ち込め、まず読売に迫られて逆転された。読売はむちを早めに入れ過ぎて急失速していったが、代わってヤクルトが浮上してきた。ヤクルトはもともと強力な打線に加え、課題の投手陣の整備に成功した。

阪神は好調だった打線が一転して不調に陥った。象徴的だったのはルーキーには酷だが佐藤である。一時は新人ホームラン最多記録更新が期待されたが、逆に連続打席無安打記録を作ってしまうほどに打てなくなった。長いシーズンの疲れが指摘されている。また、近本・中野をのぞくほとんどの打者が不振になった。そして大山・近本はけがにも見舞われた。そしてなんといっても今年も、守備の乱れで試合を落としたり、勝つにしても苦しい試合になる要因になった。最終戦がまさにそれを象徴する内容だった。投手陣が非常に頑張っていただけに、惜しまれるところである。

もちろんCSはあるし、勝ちぬけば日本シリーズもある。ただそういう試合ならますます守備は大事になる。そこを勝ち切れるかどうか。来年以降の課題であるとともに、まずは短期決戦でどう克服できるかである。

矢野体制は1年目、2年目、3年目と着実にステップアップしてきた。そして今年は優勝できるだけの戦力になったし、そういう展開だった。しかし結果はあと一歩及ばなかった。機動力を使う、ムードを盛り上げる、そういうチーム作りは実を結んでいる。課題は、緻密さと確実性だと思う。ムードや勢いだけでなく、理詰めの作戦をチームに期待したいのだ。若い選手が多く、まだまだのびしろはある。

ktu2003 at 22:26コメント(0)プロ野球  

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Archives
最新コメント
livedoor プロフィール

ktu2003

  • ライブドアブログ