2017年03月09日
今回で11回目です。
2月22日、午前11時~14時頃。
岩手県一関市の蘭梅山(らんばいさん)を訪れました。
最寄駅は一ノ関駅。そこから約3kmに位置する標高151mの山です。
一ノ関からバスで市役所前下車、徒歩15分。。。
上の配志和神社(はいしわじんじゃ)を通って蘭梅山を目指すのがいいでしょうかね。
蘭梅山は色々なルートがあり、
ゆっくり歩いて一周すると2時間くらいかかります。
当日は「愛鳥の森(野鳥の森)ルート」を中心に歩きました。
松の木に黄色い「マヒワ」がいました。(上の写真)
他にはヤマガラ、シジュウカラ、カシラダカ。。。
いつも見る顔ぶれですね。かなり沢山いました。
山の中はかなり手入れされているようです。
一応、山なわけですが、かなり気楽に散歩できます。
小さな沢に「ネコノメソウ」の姿。いい葉の色です。
頭上で「フィーフィーフィー」と鳥の声。
お?この声は?!⇩
あ。「ゴジュウカラ」。
夏は奥山のブナ林に多い野鳥です。冬になると低山に下りてきます。
ここでは中々の数が越冬している様子!久保川流域では少ないのに。
やはり、流域は越冬するには厳しい環境なのか。
姿はシジュウカラに似ていて、大きさも同じくらいですが、
「ゴジュウカラ」は独立したゴジュウカラ科の野鳥。
幹に対して垂直に、
頭を下にして止まることの出来る野鳥はゴジュウカラ科のみ。
仕草や生態が色々面白い鳥ですね。
晴れていれば、もう少しマシに撮れたのに。
山頂の展望台からの風景。
送電線が邪魔すぎる。元からこんな様子ではなかったろうに。
折角のぼったのにこれは残念、残念。
「フクジュソウ」は満開の様子。
緑のネコノメソウに楽しげな鳥のさえずり。
まだ冬が居座る久保川流域に戻ると、今日のことが夢のように感じられるのでした。
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2017年03月08日
「今日の水辺公園」と言っても…撮影は今月6日のこと。
水辺公園の様子。だいぶ雪が解けていました。
7日の晩から8日にかけてだいぶ雪が降ったようですが、
暖かいのですぐに解けるでしょう。
現在、東京に出張中で状況が分らないのでした。
水辺公園の田んぼ後にはアカマツが生えています。
マツは切らずに残したのですが、その種子を食べに野鳥が集まります。
上の野鳥は「ヤマガラ」。
冬は平地へ移動しますが、今年は暖冬のせいか、
久保川流域周辺では例年より見かけます。
黒の帽子に口元にはチョビヒゲ。
スズメより小さく、すばしっこいので撮影は少し難しいかも。
水辺公園に隣接する知勝院。
寺務所周辺では「マンサク」が咲き始めています。
毎年、同じ場所に「フクジュソウ」が咲きます。
冬枯れの里に、黄色い花はとても目立ちますね。
それでも東北は、まだ冬。春はもう少し先でしょうか。
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2017年03月03日
久しぶりに、朝の長倉(知勝院第二墓地/自然再生事業地)へ行きました。2013~2016年には野鳥の調査で月に3回以上通いました。
今回の目的は珍鳥、「オオマシコ」の撮影と、
ついでに「ミソサザイ」の撮影も…(ついでというには難しい。)
知勝院第一墓地山頂が標高250m。長倉山頂は350mに達します。
さすが、長倉地区は雪深いですが例年に比べれば全然です。
近頃は、よく「ホオジロ」がさえずっています。
春を待ちきれないようですね。(左)
沢筋には青々とした「ユリワサビ」が。葉を噛むとピリリと辛い。(右)
暗い沢筋に「ミソサザイ」出現!
スズメよりも小さな小鳥ですが複雑で美しいさえずりをします。
今日は、そのさえずりも確認。長倉で聞くのは初めてです。
久保川流域へは越冬のために飛来。
夏になると奥山の沢筋にすみかを移して繁殖します。
大きなミズナラの木の根元に「アカマツ」の子供(実生)の姿。
親は漢字の通り、立、木、見守る。
長倉山頂の様子。遠くに須川岳が見えます。
今回は「オオマシコ」発見ならず。記録は3月に多いですが。。
山頂の雪が解けるころには植物の種を求めてやって来るかもしれません。
出会えることを願いましょう。