2012年07月

2012年07月27日

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日当たりの良い田んぼの畦で、キキョウ科の「キキョウ」の花が咲いていました。
清々しい蒼い色は、この季節、かなり癒し形ですね。
今では全国的にかなり珍しい植物となってしまいました。。。残念。。

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昔、お盆に仏壇やお墓に「キキョウ」と共によく添えられた野の花、オミナエシ科の「オミナエシ」はまだツボミの状態です。もう少しすれば、淡い黄色の打ち上げ花火のような花がさきます。しかし、花が終わった後は、変な臭いがするらしいので、その前に仏壇から下げないといけません。(笑)こちらも今では珍しい植物となってしまいました。

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東北も梅雨明けし、本日、一関では気温32℃、東京では36℃を記録しました。
猫もかなり暑そうです。外に出る場合、40分に一回は水分を補給すると良いそうです。



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2012年07月26日

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昨日は、研究所付近の久保川で水生生物の調査(水質調査)を行いました。
この地域の地形は、火山灰が降り積もってできた地面で土の部分が薄く、1mも掘らない内に厚く堅い岩盤にぶつかります。
川も同様に、写真の通り岩盤剥き出しの状態です。果たして、このような場所に生き物はいるのでしょうか(?~?)

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川の流れはやや速いですが、岩と岩の間の窪みは流れが緩やかになり、砂利と砂が堆積していました。
ここをアミですくってみました。

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数回すくっただけで沢山の生き物が見つかりました。
ダビドサナエというトンボのヤゴ(写真の黒くて平たい虫)が一番多く見つかりました。他にはエビやドジョウ、捕まえられませんでしたがアブラハヤという魚もいました。

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石の下にはこんなものがいました。見た目は「ヒル」のようですが、つぶらな瞳が可愛らしい(?)「プラナリア」という生物です。(ウズムシとも言われますが、こっちの名前はちょっと響きが悪いような…)
大きさは1㎝前後で、水のきれいな川の石の下、落ち葉の下なので見られます。また、恐ろしい再生能力をもっており、体がちぎれてしまっても、切り口から新しい頭や腹部が生えて来るのです。つまり、1ぴきの本種を2等分すると、傷口から新しい体が生えて、2匹になるわけです。。。(怖)

石の下には様々な「カゲロウ」や「トビゲラ」の幼虫の仲間が見つかりましたが、いずれもきれいな川に生活しているものばかりでした。小さな生き物は周りの環境の影響を大きく受けるため、いつも気を付けて観察していれば、自然の色々な事がわかります。








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2012年07月25日

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こちらでは、暑かったり、寒かったり、グズついた天気が続いていますが、少しづつ夏の花も多くなり、セミの羽化もはじまっています。

(上の写真は「アブラゼミ」の羽化です。)

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こちらの花は、サクラソウ科の「オカトラノオ」です。
名前の通り、日当たりの良い山野に生え、獣のしっぽ状(穂状)に沢山花を咲かせます。

植物のなかには、「虎」の名がつくものが多いですが、
黄色と黒のシマシマ模様のものはあった記憶がありません(笑)

昔(江戸時代くらい?)は「虎」も「竜」と同等くらいの伝説上の生き物に近かったようですが…
名前にそのようなものを付けるのが「はやり」なのでしょうね。

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こちらはユリ科の「ヤマユリ」。
細い茎に大きな花がとても目立ちます。

開花すると、ほのかなあまい香りが辺りに立ちこめます。
花芽は「カモシカ」に食べられたり、根は「イノシシ」に食べられたり、
森の生き物達にとっても特別な植物です。

動物に食べられ、倒れたユリの姿を見ると、少し悲しくなりますが、しょうがない事ですよね



トラの名が付く、「ヌマトラノオ」については、下記からどうぞ!↓
2012年08月15日くらべてみてね(・∇・)/


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2012年07月22日

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先日、研究所から離れた深い森に「ライトトラップ」を仕掛けました。
このトラップは、夜間、虫の光に集まる性質を利用して採集(調査)する方法です。
今回は、森の中の開けた場所に車を止め、白いシーツを掛け、
発電機を使用して水銀灯の明かりをつけました。

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18:30頃から明かりをつけ、22:30頃まで観察しました。
かなりの「ガ」の仲間が来ています。「ガ」の幼虫は植物を食べるので、これだけの成虫が集まるということは、この森が豊であるという事の証明になります。
細かく見ると、「ガ」の種類から、具体的に森にどのような植物があるのかも分かります。

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運がよければこんな子にも会えるかもしれません。
この厳ついクワガタは「ミヤマクワガタ」の♂(オス)です。
名前の通り、平地よりも標高の高い(寒冷な)山地を好みます。(ミヤマ、とは奥山の意味があります。)

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研究所前に仕掛けた蛍光灯には、やはり沢山の「ガ」と写真の昆虫が集まりました。
左上から順に、「スジクワガタ♀」、「コクワガタ♂」、「ミヤマクワガタ♀(小)」、「ミヤマクワガタ♀(中)」、「カムドムシ♀」です。因みに、森にある木の種類が大きく違うと、集まる(生息している)「クワガタ」の種類も
違います。

昆虫を調べることによって、周りの環境の色々な事がわかるのです。
しかし、調査する事より、単純に捕まえる事の方が楽しくて、いつの間にか目的がすり替わっている事も。。。(笑)



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2012年07月20日

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ト、トンボがハートの形に!連結しています。これは、結婚が成立したモノサシトンボの様子です。
先頭がオスで、しっぽ(腹)の先端で、後ろのメスをしっかりと捕まえています。
写真の行動でメスは卵を受精させているのです。
この際、全てのトンボがハートの形にはなず、限られた種類限定で見られます。

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「ギンヤンマ」は連結した状態で、後ろのメスが水中の水草に卵を産み付けています。
卵の生み方も、種類によってかなり違いますが、受精の際は、オス、メスがリング状に連結します。
なかなかロマンチックな結婚式でしょ

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雨上がり。踏み石の上にもハートの形がっ
イーハトーブの世界は「愛」に満ちあふれているのです






kubokawablogkubokawablog at 18:30コメント(0) 
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