2012年08月

2012年08月31日

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こちら、謎の現象、「トンボ螺旋」(勝手に命名)が見られると言う、とある「ため池」です…
池の草をよく見てみると?!

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なんと沢山のトンボが螺旋階段のごとく、草に止まっているではありませんか\(☆0☆)/
これはいったい何が起こったのでしょうか?!

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実は、このトンボは「アオイトトンボ」という種で、現在、産卵の真っ最中なのです。
受精、産卵の際は、オスとメス(オスが先頭)が連結しますが、特に集団で産卵する習性はありません。
恐らく、同じ池の中でも、「アオイトトンボ」にとって、共通の産卵の好みの場所があり、皆、そこに集中的に集まったのだと思います。

しかし、池にいるトンボの数が多くなければ、見られない光景だと思います。これほど多くのトンボの産卵は、去年は見られなかったので、研究所が行っている、「ため池」の生き物を食べ尽くしてしまう「ウシガエル」の防除作業の成果ではないかと思います。

イトトンボに関してはこちらもございます。どうぞ!↓
2012年07月20日LOVER DRAGONS








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2012年08月30日

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とある山中にて、写真のナデシコ科、「フシグロセンノウ」を見つけました!名前はミステリアスな感じですが、花はとてもかわいらしい。沢沿いなど、湿った日陰に出てきますが、分布は、太平洋側にややかたよるそうです。研究所周辺は、雪が多く、日本海側の気候に近いため、そのせいか本種はやや少なめです。

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こちらは、キク科の「ハンゴンソウ」の花です。「フシグロセンノウ」の側で見つけました。背の高さが2m程になる大きな植物ですが、小さめの黄色い花が愛くるしいですね。こちらでは中々珍しい植物です。

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こちらは、「ハンゴンソウ」に似ていますが、花がボテッとしていて大きいことで区別できる「オオハンゴンソウ」です。実は、北米原産の帰化植物で、荒れ地などに大繁殖をします。/(×0×)\やはり、2m以上背が伸びるのでかなりの威圧感です。環境省の特定外来生物(生態系などに被害を与える「侵略的外来種」の内、防除の対象になっている種)に指定されています。花は美しいのですが、放っておくと、他の植物が激減してしまうのでご注意を





kubokawablogkubokawablog at 17:09コメント(3) 

2012年08月27日

一関は32~35℃以上の暑い日が続いていますが、夜は虫の音が心地よく聞こえて来ます。というわけで、本日から鳴く虫の紹介をしていきます

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こちらは、キリギリスの仲間の「ハヤシノウマオイ」です。成虫は8月上旬頃から現れ、オスは夜間、「スイーチョンッ、スイーチョンッ」と鳴きます。(メスは鳴きません。)この鳴き声が、親馬を追う子馬の鳴き声に例えられ、「ウマオイ」の名が付いたそうです。

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むしろ鳴き声よりも顔の方が馬っぽいかも…(笑)
見かけによらず、キリギリスの仲間の中で肉食性の強さはトップクラス!前足にあるトゲトゲを利用して、他の昆虫を捕らえて食べてしまいまいます。\( 0д0;)/

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闇の中で際立つ緑色が美しいですね。翅(はね)も本当の葉っぱのようです。オスは、この翅にあるヤスリの様な「発音器」をこすり合わせて音を出します。うっすら触角も見えるでしょうか?長く発達した触角は視界の悪い茂みや夜の世界で大変便利なのです。

「秋の夜長を鳴き通す、あぁ面白い虫の声









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2012年08月26日

2012年08月24日岩手日日に載りました!

の新聞記事の件で、用語や意見など、内容の部分で訂正部が2つありますので、ここでUPさせて頂きたいと思います。(さと研究員より)

①「文章全体のイメージ」
記事の内容は、外来の生物がとても悪いものというイメージが強いですが、しいて悪者をあげるとすれば、それは、外国の生物を日本へ持ち込んだ人間と、その身勝手さだと思います。勿論、人間と外来種も自然の一部で、その行動で日本在来の生物が少なくなることは仕方がない事です。しかし、だからこそ、「日本らしい生態系が残っている地域が一ヶ所ぐらいあってもいい」と思うのです。

②「日本固有種?」
記事5段落目の4行目に「日本固有種が~」とありますが、正しくは、「日本の在来種が~」です。「日本固有種」とは、日本にのみ生息、生育、繁殖している種のことです。「日本の在来種」の中には国外にも広く分布している種もいます。また、都心の一部の緑地公園、特に皇居の中には、ごく僅かですが、絶滅に瀕しているような貴重な生物が生き残っています。しかし、川や池などの水環境に関しては、外来種が大量に入り込んでおり、日本の在来種が殆どいなくなってしまった場所も少なくありません。都市環境の場合、一番に都市開発による生態系の破壊が大きく、外来種が追い打ちをかける、という状況です。

補足「研究所としての課題」
研究所の活動の中で、ウシガエルをはじめ、外来種の防除作業やその命について、特に子供達にどのように伝え、考えるかが重要な課題です。また、このような保全の活動を行う場合、一番大切なのは、地域の人々をはじめ、多くの方々に理解して頂くという事です。研究所の常勤の研究員は、現在1名ですが、普段の作業は多くの地域住民の方々、時には子供達にも作業に協力して頂いています。(写真1)人間の営みと多くの生き物たちが、失われつつある「さとやま」の姿と共に生きている「久保川イーハトーブの世界」をより発信できるように努力してたいと思います。
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(写真1)地域の子供達と共にウシガエルの防除作業

ウシガエル防除作業についての新聞記事はこちら。
              ↓
2012年08月17日朝日新聞(岩手版)に載りました!





 


kubokawablogkubokawablog at 15:21コメント(2) 

2012年08月24日

岩手日日(県南ローカル新聞)に研究所の取り組みが載りました!
来月になると思っていたら、いつの間にか記事になっていました。(記事は8月23日)

画像でUPすると、字が小さく見づらいので、お手数ですが、下記のURLからご覧下さい!お願いします!
http://www.iwanichi.co.jp/ichinoseki/item_30844.html



kubokawablogkubokawablog at 17:31コメント(5) 
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