2012年12月

2012年12月30日

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ウシガエル防除活動について、今年度のデータをまとめましたので、一部をご紹介致します。
上の表は、2011年と2012年の4~11月において、117ヶ所のため池に仕掛けたトラップによって排除された、ウシガエル(外来種)の個体数、それ以外は捕獲された日本在来の両生類の個体数を年度別に表し、比較したものです。

ガムシやトンボのヤゴ類など、大型水生昆虫類の個体数は増加の傾向にありましたが、在来の両生類の個体数については、大きな変化はえられませんでした。因みに本格的な防除活動を始めて、今年で2年目です。

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特に、こちらの「ツチガエル」については、個体数が殆ど変わらず、しかも減少の傾向がみられました。その原因として、本種の繁殖期がウシガエルの繁殖期とほぼ一致している事(5~9月)、オタマジャクシの生育場所(ため池)も同じである事、しかも本種のオタマジャクシの一部は、子ガエルに成長するまでに約1~2年もかかるため、ウシガエルによる本種の生息圏の減少、捕食圧などのダメージをかなり大きく受けており、防除の効果が反映されにくいのではないかと考えられます。

他の両生類も、昆虫類に比べて繁殖、生育のペースが遅いため、なかなか効果が反映されにくいですが、これからも地道な防除活動を続ける事が必要不可欠です。

今回のページをもちまして、今年度の更新は終了いたします。この活動ブログについて、沢山の方々に見て頂き、応援して頂き、大変感謝しております。来年も皆様にとって良い1年間でありますように願っております。


防除の方法など、関連ページは、下記のタグ、「ウシガエル防除」から、ご覧いただけます。↓



kubokawablogkubokawablog at 13:26コメント(2) 

2012年12月25日

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今年度の知勝院、当研究所の野外作業は本日で終了です。新年は、また雪掻きからスタートです。
外はかなりDarkな感じ。。。寒いです。しかし、年明けには更に寒くなり、朝は気温マイナス10℃くらいになります。(())(())

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外に出しっぱなしになっていた、水中用の捕虫網を片付けようとしたら、アミの中から冬眠中のテントウムシが沢山出てきました。
押しくらまんじゅう状態です。ちょっとキモチワルイかも。
(カメムシよりだいぶマシですが。)

集団の左下にサイズの大きいものがいますが、これは、「カメノコテントウ」という種類で、それ以外は「ナミテントウ」という種類です。この「ナミテントウ」は、個体によって背中の模様がそれぞれ異なるという特徴があり、それは遺伝により決まります。

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「シジュウカラ」も寒そうです。大きさはスズメくらいで、胸からお腹にかけての黒ネクタイ模様が特徴です。メスは、オスに比べてその模様の幅が細いのですが、実際、2羽を並べて見比べないと分かりづらいですね。たぶん写真はオスですが。都市部の公園にもよくいるので、さがしてみてください!

因みに、研究所の机の上の作業はまだ終わっていません(苦笑)。。。

kubokawablogkubokawablog at 16:49コメント(3) 

2012年12月24日

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22日から雪が降り、写真の通り銀の世界。。。今度こそ根雪になるのだろうか?

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凍った池の上に誰かが立っています。逆光でよくわかりません。
あなたは、何?!

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あ、「ハクセキレイ」か。一年中地域で見られる野鳥です。河川の岸辺などに多く、都市部でもよく見かけます。
飛ぶときに「チュチュン、チュチュン」と鳴きます。
大きさはスズメより一回りほど大きいでしょうか。丸っこい鳥にみえますが。。。

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横から見るとそれほど丸っこくなく、どちらかというと長い感じがします。

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こちらも「ハクセキレイ」。尾羽が長い分、スマートに見えるのかもしれません。若い鳥は顔が黄色っぽいという特徴があります。「ダメだね。顔が黄色いうちは。(笑)」
「え?それを言うなら顔じゃなくてクチバシだって?!」









kubokawablogkubokawablog at 14:13コメント(1) 

2012年12月20日

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あんなに沢山積った雪が、1日あまり降った雨によって、殆ど解けてしまいました。
自然はいつ何時、どのように変化するか分かりませんね。

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現在、墓地内では、落ち葉かき、低木の間伐などを行っています。
作業を行えば、林の中に日の光が多く差し込むようになり、来年、沢山の草花が芽を出せるようになります。
雑木林は昔、畑の肥料や炭とする材木を採るために手入れされ、偶然的に「さとやま」の多様な生態系をつくる大きなポイントとなっていました。現在、それを、墓地の管理として持続する事で、生態系の再生と保全をすすめています。



kubokawablogkubokawablog at 16:54コメント(2) 

2012年12月15日

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どうも、オラは、ブナ科の「コナラ」の葉っぱでがす。今日は、オラの仲間を紹介すっから、まず宜しく。
ところで、オラは、雑木林の代表的な木で、幹はシイタケのホダ木やマキ、炭なんかとして使われます。
夏の頃は、樹液に「カブトムシ」や「クワガタ」、そんでもって子供達もよく集まって来るんだっけ~。

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こいつは、同じブナ科の「ミズナラ」っていう木の葉っぱでがす。オラ(コナラ)よりもなんだかイカイカ(トゲトゲ)した感じだな。木の全体の雰囲気とか、人間からの使われ方も殆ど同じだけれども、ただ、オラよりも標高の高いところに多く生えている木なんだや~。

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こいつも、同じブナ科の「クリ」の木の葉っぱだぁ。「コナラ」とよく似た葉っぱだけども、若干長めで幅が狭いのが特徴かなぁ~。昔の縄文人って~人間の住み後から、クリのイガグリが沢山見つかってるようで、たぶん、その頃からクリを食べるために栽培されてたんでねぇかなって~話しだよ。幹も腐りにくくて堅いから、色んなモノに使われるようだっけ~。

ブナ科の仲間は皆、見た目はそっくりなんだけどさっ。それぞれ、ちゃ~んと特徴あんのだから覚えてけろ~(笑)






kubokawablogkubokawablog at 15:00コメント(3) 
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