2015年08月

2015年08月29日

暑い夏は過ぎ去ったのでしょうか?
涼しい毎日は過ごしやすいですが、どこか寂しげ。

夏に鳴くセミやキリギリスの仲間から、
すっかり秋に鳴くコオロギの声が目立つようになりました。

当地域では、まだ「ミンミンゼミ」が鳴いています。
気温が低いので、体が鈍るのか、かなりゆっくり鳴いています。

今月、東京都内の昆虫観察中に撮影した「ミンミンゼミ」を動画で紹介!下の中央部、再生ボタンをクリック!⇩

撮影:2015年8月19日 東京都23区内某所にて

※動画プレイヤーの右下にある歯車のアイコン(設定)をクリックし、
  解像度を上げると、高画質で視聴できます。

                        


虫たちは縄張りの主張や求愛のために鳴きます。
鳴く虫はオスだけが鳴いてメスが鳴かないものが多いです。

お次は「アシグロツユムシ」の動画です。

オスは普段と違う優しめの声を出してメスを誘うもフラれてしまう…
という動画です。再生ボタンをクリック!⇩

撮影:2012年8月10日 久保川イーハトーブ世界周辺にて

※動画プレイヤーの右下にある歯車のアイコン(設定)をクリックし、
  解像度を上げると、高画質で視聴できます。


最近、「哀愁」という言葉を多用していますが、
今回紹介した動画も、それに相応しくなってしまいましたね。
健気です…


kubokawablogkubokawablog at 22:19コメント(4) 

2015年08月27日

こちらはお盆過ぎから
すっきり晴れた日がありません。
曇りか小雨の日々が続いております…
P8260049

畦に咲く「ツリガネニンジン」。
風鈴の様に揺れる花々。それでも花期は夏よ言うよりも秋。

秋の風鈴。。曇り空。。哀愁。。

本種の根は「チョウセンニンジン」に似ていて、
それが名前の由来。

花は風鈴というよりも神社の鐘に似ているかも。
だから「釣鐘」なのです。

P8260059
久保川の下流を歩くと、まだ夏の花が残っていました。
暗い藪の中から鮮やかな花を咲かせたのは「フシグロセンノウ」。

茎はかなり伸びるのですが、
力が弱いのか他の草にもたれかかってしまいます。

もたれるものがないと、倒れてしまいます。
その根元で一緒に咲いていたのは?⇩

P8260069
東北地方を中心に分布する「ツガルフジ」。
岩手県では絶滅危惧種(絶滅危惧Ⅱ類)に指定されています。

津軽で発見されたことが和名の由来のようです。
当地域では久保川の下流の一部でしか見られません。

夏場の下流域は草ぼうぼうで歩くのは困難。
イバラがあったり、熊が出そうだったり…

今年は熊の出没が多いです。
山に出かける際は十二分に注意しましょう。





kubokawablogkubokawablog at 10:04コメント(4) 

2015年08月26日

ここ数日は、かなり涼しい…
というよりも寒いに近いかもしれません。

今まで暑い日が続いていただけに
急激に気温が下がったのでそう感じるのかも。
P8240105
今年の「キキョウ」は長持ちな花が多い気がします。
もうすぐ9月ですがまだ元気なものが多いです。

園芸用のキキョウも出回っていて時々見かけますが、
花の数が多くて茎も太くがっちりした感じです。

上の写真のキキョウは自生のもの。
1本の茎は細くて花の数も少なく、哀愁が漂います。

小雨が降る中、撮影したので花に若干の水滴が見られます。

P8240019
「ヤマジノホトトギス」は花の最盛期を迎えました。

多年生の本種は、1年間で根が絶えることなく、
冬は葉を枯らしても数年は同じ場所から芽吹きます。

若いものは草丈が低く、あまり花の数も多くないですが数年ものは草丈が60㎝になり、上の写真のように沢山の花が咲きます。

そして、キキョウの花のそばで見つけたのは?。。⇩

P8240118
「なんだべ、こいつぁっ?!」 と、思わず言ってしまいそうな色の昆虫。

これは「エビイロカメムシ」。
見たまんま、茹でた海老の色のような色をしたカメムシの成虫です。

ですが、ずっとこの色ではありません。
上の本種は羽化したてでこのような色をしていました。

成虫は若干赤みがかった黄土色をしていて、
幼虫の方が赤みが強く、こちらが種名の和名になったみたいです。


…秋。山の木々はまだ色づいていませんが、
野の花や虫は色とりどりのものが目立ちます。

P8160008

寒くなって蚊や虻がだいぶ少なくなりました。
もう少しで蚊取り線香とも暫しの別れ?

最近は渦巻型の蚊取り線香を入れるケースまで色とりどり。
畑仕事をする女性のかわいいお供になりそうです。


※「キキョウ」については、下記からもどうぞ!⇩
2015年08月03日キキョウ祭り



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2015年08月25日

ものすごく久しぶりとなってしまった「朝~長倉」シリーズ。。
早朝、長倉の自然再生事業地、
知勝院第二墓地で野鳥を中心に生き物観察をしています。

このシリーズは、今年4月以降更新していませんでしたが、
観察自体は月に3回以上行ってきました。

本日の観察で見つかったものの一部を紹介!

P8240003
道端にあった綺麗な花と果実。それぞれ別種です。

花の方は「クズ」というツル性の植物です。
果実の方は「ヤブデマリ」という樹木です。

園芸用の「オオデマリ」は「ヤブデマリ」の改良種です。

P5280006
白いアジサイのような花。こちらが「ヤブデマリ」の花です。
(2014年5月28日、同場所で撮影)

アジサイはユキノシタ科。
「ヤブデマリ」はスイカズラ科で「ガマズミ」に近い仲間です。

ちなみに園芸用の「コデマリ」はバラ科の植物です。

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日陰からヒョロヒョロと顔を出す黄色い花。
こちらは「キンミズヒキ」。

「ミズヒキ」はタデ科ですが、本種はバラ科です。
名前が似ていても植物の仲間としては違うものが多いです。

※ミズヒキのページは下記からどうぞ!⇩
2014年09月29日沢の秋

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こちらも道端で見られる「クサコアカソ」の花です。
地味に美しい?

葉はシソ科っぽいですが、本種はイラクサ科。
イラクサ科は素手で触れると「じんましん」が出るかもしれないので注意!

今回は山地の道端で普通にみられる植物を紹介しました。
ですが、当ブログで紹介するのは今回が初めてでした。


所で野鳥の方は。。?⇩

「キジバト」    「カケス」    「ヒヨドリ」

「ホオジロ」    「ヤマガラ」    「アオゲラ」

…計6種類。。 少ない。。

当地域は渡りを行う鳥の通過点です。夏場は野鳥が少ない。
秋になると国へ帰る渡り鳥や冬越しのために平地へ移動するとりがやってきて数が増えます。

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赤く成熟したアカトンボの仲間、「マユタテアカネ」の雄を発見。
もうそろそろ秋ですね~☆


※以前の「朝~長倉」のページは下記の「タグ」からどうぞ!⇩



kubokawablogkubokawablog at 00:20コメント(4) 

2015年08月22日

皆様、お久しぶりです。

常勤研究員は今週の半分を東京で過ごし、
昆虫類の生息状況調査を行っていました。

また都市部で見られる生き物を紹介します。

P8180031
上の写真の生き物。ご存じでしょうか。
トカゲのような姿のこちらは「ニホンヤモリ」です。

暖地の、しかも市街地に住む生き物なので久保川流域には生息していません。夜行性で光に集まる虫を狙って捕えます。

手の平には無数の繊毛が生えていて、
それを利用して垂直な壁にはり付いて移動できます。

アカハライモリ
そして、こちらの上の写真は水の中に生息する「アカハライモリ」です。
久保川流域のため池群に点々と生息しています。

本種の場合は、まず都市部では見られない生き物です。
東京都では絶滅寸前の生き物です。

…さて、イモリとヤモリ、名前が似ているだけに混同している方が多いので、
下記に違いをまとめてみました。⇩

図1
●イモリ=水の中にいるので漢名は「井守」 (井は井戸の意味)
 ヤモリ=家の壁などにいるので漢名は「家守

二種類は生息する所が全然違いますので、
漢名の意味で覚えれば間違えないと思います。

…水の中にいたら「イモリ(井守)」 
…壁にはり付いていたら「ヤモリ(家守)」  と、いう具合に!

また、イモリ=両生類 ヤモリ=爬虫類 と、いうように、
動物の分類が異なるので、生態自体は全然違います。

…詳しくはまたいつか。。それでは!


※久保川流域の「アカハライモリ」については下記からどうぞ!⇩
2015年01月03日くぼかわ記事 第5弾



kubokawablogkubokawablog at 21:52コメント(6) 
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