2016年07月

2016年07月30日

ネジバナの写真をたくさん撮ったので、
今回は、本種を単独で紹介をします。

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「ネジバナ」
当地域では、7月中旬頃から咲き始める野草。
乾燥や草刈りに強く、都市部の公園、ゴルフ場でも見かけます。

花が螺旋状に連なること(ねじれていること)が和名の由来です。

写真のように株立ちになることは滅多になく、
殆どは茎1本立ちです。

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花を上から見てもこの通り、螺旋を描いていますね。
通常、花は桃色ですが、極稀に白花も現れます。

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やや湿ったところにも自生します。こちらの方が育ちが良い感じ。
乾燥や草刈に強いというだけで、特に好むというわけでもなさそうです。

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花には蜂が来ます。たくさん集まりはしませんね。
蜜を吸うのが難しそうです。。

写真の蜂は「トラマルハナバチ」。
可愛い花には可愛い虫。絵になります。



kubokawablogkubokawablog at 12:48コメント(4) 

2016年07月29日

このところ、早朝に雨の時間があります。
8時前には上がってしまい、涼しい風が吹きます。
田んぼもため池も潤っていい感じです。

さて、本日紹介する生き物は?

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「ホソクビツユムシ」

今月28日に当研究所付近で撮影しました。
写真はオスの本種です。

姿はキリギリスに似ますが、少し違う仲間。
ツユムシ科に属します。

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体(体長2.5㎝ほど)に対して非常に長い触角を持っています。
草食性で大人しい性格です。

全国の山地に生息する普通種ですが、
久保川流域の中流から下流付近では極めて稀にしか見られません。

ですが、久保川イーハトーブ世界の最上流、長倉地区(標高300m)と
更に標高の高い地域では普通に生息します。

確かに、山地に生息する種類なので、
当研究所付近の里地(低山)には少ないのでしょう。

因みに、当研究所は標高約200m、
撮影場所は標高約160mに位置します。

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上は「ホソクビツユムシ」のメス。
オスに比べてズングリしていて、別に首が細い感じもしません。

雌雄とも樹上で生活するので、姿を見る機会は少ないです。

写真では分りにくいですが、
メスは腹の後部先端にカギ爪の様な産卵管を持っています。

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メスは産卵管を使って、葉の中に卵を産み付けます。
上の写真、赤い円の部分に本種の卵が入っています。

よく薄い葉の中へ卵を入れられますね。関心です。

オスは主に昼夜を問わず、
「シッシッシッシッシーチキシーチキチキッ」
と鳴きますが、メスが近くにいると、違う鳴き方になります。


下の動画は、オスが鳴いてメスに求愛しているところです。
再生ボタンを押してご覧ください!⇩


秋を前に姿を消してしまう「ホソクビツユムシ」…
フラれたオスがより儚く思えますね。



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2016年07月27日

今回は、7月中旬過ぎから咲き始める花を紹介します!
本日、久々の雨天。外の作業は大変ですが、たまにはいいでしょう。

現在、ユリの花が咲いていますので、ユリ科の花で統一します。

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「ヤマユリ」
ちょうど今、見頃を迎えています。
一年に一輪花が増えて行くと言われますが、本当でしょうか?
写真のユリの球根は長生きなのでしょう。
林の縁の斜面によく見られます。


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「クルマユリ」
当地域では、やや珍しいユリです。林の内部、薄暗い場所に咲きます。
葉っぱが輪になるように付きます。(輪生という)
その葉の様子が車輪に似ることから和名がつきました。


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「ウバユリ」
薄暗く湿った場所を好むユリ。林の沢沿いに多いですね。
こちらのユリの和名の由来は?
葉が目立たない→葉が無い→歯がない→姥(うば)
歯(葉)が無い姥のようなユリ、ということで「ウバユリ」です。

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「コオニユリ」
中国産の「オニユリ」と比べ、花の数が少なく、
葉と茎の付け根にムカゴができないことで区別できます。
スーパーで売られている百合根は、大体、本種の球根だそうです。
どんな花が咲くか知らずに食べていましたね。

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「ヤブカンゾウ」
本日、紹介した中で唯一、和名にユリの付かないユリ科の植物です。
名前とは違い、藪よりも明るい場所に多いです。
よく似た「ノカンゾウ」と比べ、花が八重咲きになることで区別できます。


ユリの季節。
一番見かけるのは「ヤマユリ」でしょうか。。
そして、橙色をしたユリの仲間が多いようです。

…そうこうしている内に、もう8月ですね。




kubokawablogkubokawablog at 23:58コメント(4) 

2016年07月26日

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当研究所近くの棚田で「オオシオカラトンボ」の雄を発見。
地元では、あまり見られないトンボです。

久保川流域の下流部で稀に見られる程度だったのですが…
分布を広げているようですね。

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こちらのトンボは?雄とは全然配色が異なりますが、
「オオシオカラトンボ」の雌です。

水路でホバリングして何をしているのでしょう。。

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すると、腹の先端を水に差しこみました。
勢いよく水しぶきが上がっていますね。これは産卵の様子なのです。

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ホバリングと水中への腹の差し込みを繰り返します。
腹を差し込み、すくい上げる瞬間に卵を産んでいます。

当研究所が位置する流域の上流でも、
「オオシオカラトンボ」が普通に見られる日が近いかもしれません。


※「オオシオカラトンボ」については下記からもどうぞ!⇩
2015年06月25日チョウトンボの飛来



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2016年07月24日

暑いですね。夏ですから…
最近は雨が少なく晴れ間が続いています。
来週は降ってくれるでしょうか?

一方、夏は恋の季節。昆虫たちは元気です。
ため池では?⇩
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ジュンサイの花につかまって「クロイトトンボ」が産卵中でした。
黒みがかった水色のイトトンボで、成熟した雌は黄緑色になります。

水中に腹を潜らせ、水草に卵を産み付けている方が雌です。
雄が先頭、後ろに雌がつながって産卵するのですね。

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ジュンサイの花に別のクロイトトンボのつがいがやって来ました。
よっぽどつかまりやすいのでしょうか?

ちなみにクロイトトンボの食べ物は小さなハエなどの昆虫類です。
…後から来たつがいの雄は、先客の雄の羽につかまっていますね。

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これは…?どこにいるか分るでしょうか?
サクラの幹に「ニイニイゼミ」の雄が縦に2ひき並んでいます。

本種はサクラやケヤキなどの落葉樹の樹液を好むようですね。
このサクラの根元から羽化したのでしょうか。
「ニィ~ニィ~」と鳴きます。

P7080236
「モンシロチョウ」がウツボグサの花の蜜を吸いに来ていました。
この花には色々なチョウやミツバチ、アブの仲間が集まります。
紫色の花は虫たちに人気があるようです。

夏の花も盛りですね。
次回紹介しますのでお楽しみに!






kubokawablogkubokawablog at 11:09コメント(4) 
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