2018年08月04日

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「夏の真昼を鳴き通す」


 アブラゼミ。町でも里でも、「ジィー・・・」という鳴き声は聞きなれたもの。夏の暑さを倍増させるセミの代表だ。

 ミンミンゼミやツクツクボウシの声もよく聞こえる。彼らの種名は、鳴き声そのものが由来となっているが、アブラゼミは別。鳴き声が油で揚げる時の音に似ることから「油蝉」の名が付けられたらしい。

また、羽の透き通っていないセミは日本で珍しく、アブラゼミの他にはニイニイゼミの仲間くらい。

 ごく普通に見られる生き物も、よく観察し、特徴を知ると面白い発見があるものだ。そして、ごく普通に見られたものが失われた時、はじめてその大切さを知るのかもしれない。

 夏の真昼を鳴き通すセミたち。
いつの間にか秋になって彼らの声が聞こえなくなると、妙に寂しい気持ちになる。



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kubokawablogkubokawablog at 20:53コメント(4) 

コメント一覧

4. Posted by さと研究員   2018年08月05日 15:24
カワセミ さま
本日、岩手県は一時的な大雨に見舞われましたが、今は小雨。少しの雨では全然へこたれることなく、セミは鳴き続けます。気温が最高潮となる真昼は、ヒグラシは林の下草で休み、エゾゼミの声も少なくなります。反対にアブラゼミの声はよく聞こえてきます。
3. Posted by さと研究員   2018年08月05日 15:18
さくら さま
普通にあるものも、見方を変えると新しい発見がありますね。面白いものです。身近にみられるセミの中で一番多いのがアブラゼミでしょうか。久保川では、ミンミンゼミの方が少なく、ツクツクボウシは稀です。
2. Posted by カワセミ   2018年08月04日 23:22
油蝉の由来、あまり考えたことなく私も恥ずかしながら教えて頂きありがとうございました。また羽が透き通っていないことが日本では珍しいということも。画面から「ジィー・・・」と聞こえてきそうです。
1. Posted by さくら   2018年08月04日 21:26
 油蝉は他のセミとはかなり違っているのですね。名前からして鳴き声そのものではなく鳴き声が油で揚げる時の音に似ているからだそうで、羽も他の多くのセミのように透き通っていないですね。恥ずかしながら今まで知りませんでした。教えていただき有難うございました。

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