2018年09月10日

さと研究員はただ今出張中。
東京都、多摩川流域某所にて。⇓
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十数年前、都内で自然観察会の講師を勤めていた頃、
恩師と共に何度か訪れた思い出の場所。

当時の観察会終了後、恩師から、
「君は残って虫取りしていったら?」
これは、恩師からの最高の優しさの言葉でした。

恩師も途中までお付き合いして下さり、
私は夜になっても鳴く虫の観察を続けたものでした。。。


本日9月10日。当地を訪れるのは二年ぶりです。
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「ショウリョウバッタモドキ」。都の絶滅危惧種。
二年前よりも更に増えた様子。嬉しい!
十数年前は探すのに苦労しました。

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「ヒナバッタ」は当地で最も普通に見られますが、
岩手県の内陸部には殆ど生息していないのです。

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「オオカマキリ」が花に集まる虫を狙っていました。


おや?別の茂みから懐かしい虫の鳴き声が…?⇓
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「チョン、ギィ~ス」と鳴く
「キリギリス(ヒガシキリギリス)」です。

夏の鳴く虫といえば本種でしょう。昼間に鳴きます。
岩手県での分布は非常に局所的。県南(一関)には生息しません。

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上の写真は、岩手県北でキリギリスの生息記録のあった地域。
先日、地域内を探した結果…なんと一匹も見つけ出せず。
もしかすると地域絶滅かも?
全てを見て探した訳ではないですが。。残念でした。

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そんなわけで、都内、久しぶりのキリギリスだったのです。

多摩川の河川敷を歩いて、
恩師のこと、自然観察会の生徒たちのこと、
当時、よく聴いていた曲のこと、
などなど、色々な記憶が頭の中を巡りました。

それを思い出させたのは、慣れ親しんだ自然と生き物たち。
地域と生物多様性を保全する意思を新たに、
思い出の地から久保川へ帰ります。


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kubokawablogkubokawablog at 21:01コメント(4) 

コメント一覧

4. Posted by さと研究員   2018年10月09日 13:38
カワセミ さま
キリギリスは雑食性が強くて大食家です。
好物はキュウリ、金魚のエサなども食べます。お肉も大好きですよ。
3. Posted by さと研究員   2018年10月09日 13:35
カワセミ さま
思い出の場所は、たまに訪れるからこそ、胸に感じるものがあるのかもしれません。岩手に戻り、私にとっての第二の故郷である一関、自然再生の前線地域で努力します。
2. Posted by さくら   2018年09月11日 17:27
 カワセミさんに同意です。特に一番最後にUPされたキリギリスははち切れそうですね!
1. Posted by カワセミ   2018年09月11日 09:56
さと研究員さまの思い出の場所での観察、こんな良い場所での思い出を胸に今があるのかしらとじ~んと伝わってきました。
ここのバッタやキリギリスはどの種も栄養状態が良さそうでまるまるしてますね。

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