ライトトラップ

2015年08月12日

お久しぶりです。
毎年、夏の恒例、ライトトラップを仕掛けました。

今月8日に実行!

場所は知勝院第三墓地(新・自然再生事業地)にて。
虫の光に集まる習性を利用して観察する仕掛けです。

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開けた場所に白い幕を張り、夕方から明かりを灯しておきます。
夜になると、光に引き寄せられた虫が集まってきます。
さて、観察…

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20時頃、集まったのは、子供からも大人からも人気なクワガタムシたち。
右から「コクワガタ」、「ノコギリクワガタ」、「ミヤマクワガタ」です。

…黒の三連星★
色は黒っぽくて似たり寄ったりですが、
体長や頭の形、キバ(大アゴ)の形などが違いますね。

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当ブログ初登場!
上の輝くカラフルな虫は「ハンミョウ」。大きさは約2㎝。

普段は地上を徘徊して小さな虫を捕えて食べています。
近づくと飛んで逃げてしまいます。

光に来るとは知りませんでした。

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日本には約6千種類の蛾が生息すると言われています。
そんなわけで、ライトトラップを仕掛けて一番集まるのは蛾の仲間です。

チョウに比べて地味な感じがする蛾の仲間、
じつは、そんなことは全然なくて、

上の写真のように不思議な幾何学模様の羽を持つもの
とても派手、奇抜な色の羽をもつものなど様々います。

…ところで上の写真の蛾は何なのか??分らない。。

P8080308

蝶が登場?!と思いきや、違うんですねぇ~これが。
上の写真はどう見ても蝶ですが、これも蛾の仲間です。

和名は「アゲハモドキ」。そのまんまの名前ですね。

本種は毒を持つ蝶である「ジャコウアゲハ」に擬態していると言われています。肝心の「ジャコウアゲハ」ですが久保川流域には生息しておらず、残念であります。

まだまだ集まった虫はたくさんいましたが、
今回はここまでとします。

今年中にあと何回かライトトラップを行うつもりです。


※関連記事は下記の「タグ」からどうぞ!⇩





kubokawablogkubokawablog at 22:08コメント(4) 

2015年03月02日

P2260044
ライトトラップとは、夜間に明かりをつけて、
夜、光に集まる習性を利用して虫を採集する方法です。

それを、雪の降る2/26日にやってみました。白熱灯を使用して、
暗くなってからより夕方から明かりをつけた方が効果的です。

そして、夜の8時…(生き物浄土館入口にて)

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…何かいました! 蛾、ですね。
どうも「シモフリトゲエダシャク」という種類みたいです。

冬に活動する蛾がいて、これをフユシャクと総称します。
本種は12月~3月にかけて成虫が出現します。

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夜10時。3びきの「シモフリトゲエダシャク」があつまりました。
当地域ではナラの木の葉を食べて幼虫が成長していると思います。

成虫には口がなく、産卵のためだけに羽化してきます。
翌朝8時に確認しましたが、数や種類は変わらず。。

雪がふっていなかったら、他の種類も集まったかもしれませんね。




kubokawablogkubokawablog at 20:58コメント(3) 

2014年08月26日

今月23日。久しぶりにライトトラップを行いました。
夜間、明かりをたいて、虫を呼び寄せる採集方法です。

今回は、長倉よりも奥の方、当地域外で決行しました。
さぁ、何が来るでしょうか。

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…カマキリ??  …ではなく、これは「カマキリモドキ」の一種です。
姿はカマキリに似ていますが、カゲロウの仲間です。

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本当にカマキリそっくりです。カマのような前足で虫をと捕えます。
この種類は体長2㎝くらいでした。

前足の構え方はカマキリと違います。
どうも、ハチに擬態(ぎたい)しているようなのです。

カゲロウの仲間なので、よく飛びまわります。
詳しい生態は不明。

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あ、こんなのが来ましたねぇ。「オニクワガタ」のオスです。
体長は大きくても2.5㎝くらいにしかありません。

種名の由来は、オスの大アゴが鬼の角に似ている事から。
ブナの森に住んでいます。

周辺にブナの木が殆どない長倉第二墓地でも採集した記録があります。ブナ以外にもミズナラやトチノキで幼虫が育つようです。

今回も蛾がたくさん来ていましたが、
殆ど種類は分りませんでした。


※前回のライトトラップは、下記からどうぞ!↓
2014年08月04日新・再生事業地の夏2



kubokawablogkubokawablog at 01:03コメント(3) 

2012年07月22日

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先日、研究所から離れた深い森に「ライトトラップ」を仕掛けました。
このトラップは、夜間、虫の光に集まる性質を利用して採集(調査)する方法です。
今回は、森の中の開けた場所に車を止め、白いシーツを掛け、
発電機を使用して水銀灯の明かりをつけました。

RIMG1141

18:30頃から明かりをつけ、22:30頃まで観察しました。
かなりの「ガ」の仲間が来ています。「ガ」の幼虫は植物を食べるので、これだけの成虫が集まるということは、この森が豊であるという事の証明になります。
細かく見ると、「ガ」の種類から、具体的に森にどのような植物があるのかも分かります。

RIMG1100
運がよければこんな子にも会えるかもしれません。
この厳ついクワガタは「ミヤマクワガタ」の♂(オス)です。
名前の通り、平地よりも標高の高い(寒冷な)山地を好みます。(ミヤマ、とは奥山の意味があります。)

RIMG1152
研究所前に仕掛けた蛍光灯には、やはり沢山の「ガ」と写真の昆虫が集まりました。
左上から順に、「スジクワガタ♀」、「コクワガタ♂」、「ミヤマクワガタ♀(小)」、「ミヤマクワガタ♀(中)」、「カムドムシ♀」です。因みに、森にある木の種類が大きく違うと、集まる(生息している)「クワガタ」の種類も
違います。

昆虫を調べることによって、周りの環境の色々な事がわかるのです。
しかし、調査する事より、単純に捕まえる事の方が楽しくて、いつの間にか目的がすり替わっている事も。。。(笑)



kubokawablogkubokawablog at 09:46コメント(5) 
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