プリーズ・プリーズ・ミー
フジ・ロック2日目です。みなさんはどうしてますか?やっぱりフジロックに行った方がよかったと思ってますか?どうでしょう。フジ・ロックでもこの毎日1枚CDレビューをやろうと思っているのですが、これは書き貯めヴァージョンの方です。これがアップされているということは遊びほうけているということです。というのは嘘で仕事に疲れて寝てるんだと思います。
去年のグラストンウ゛ェリーの目玉はポール・マッカートニーでした、というかグラストンウ゛ェリーの歴史のハイライトでした。ぼくもやっぱり、フジロックでポール・マッカートニーみたいです。ビートルズから全ての妄想が始まったのですから。ビートルズがいなかったら確実にこういう世の中になっていなかったでしょう。オタクが初期のロカベリーのシングルを切手のように交換したりしてるぐらいでしょうね。ライブも全て小さなライブ・ハウスでほそぼそとやっているだけでしょう。サイケデリックも本当に上流階級で細々と広がって終わっていたでしょう。
ビートルズが始めてアシッドをやったのは歯医者さんの家のパーティーに呼ばれた時だったみたいです。ジョンとジョージです。歯医者はアシッドやって乱交パーティーとかやりたかったらしいですが、そういうのごめんだと、ジョンとジョンの奥さんシンシアとジョージと彼女のパティはその場を早々と立ち去ります。車で帰っている途中に大変なことになってきて、こりゃやばいとクラブで休憩しようと、クラブに行きます。エレベーターが空いた瞬間、火がボーッとはいてきて「ウワッ」と思ったそうです。トンでる(笑)。
ポールはそんな二人よりも遅くアシッドを体験したそうです。ジョンがスタジオの仕事に疲れたのでアンフェタミンでも飲もうと思ったのですが、間違ってアシッドのカプセルを飲んでしまい、気分が悪くなって、スタジオでぐったりとしていると、メンバーがドラッグをやっているのを知らないジョージ・マーティンが、「屋上で風でもあびてきたら」と言うのでジョンはトンでるもんだから屋上に行く、これが一番危ないですね。
それに気づいたポールが大変だとジョンを連れ戻しに行きます。そしてポールは今こそぼくもアシッドをやるべきだとジョンのピル・ケースからアシッドを取り出し、飲み込みます。そしてジョンがポールの目を見て「分かっただろう」と聞いてポールがジョンの目を見て「分かった」と答える。ウワッー、アシッド、いい話。でも嘘だと思う。この事実ポールが普通にインタビューで答えているけど。たぶん作り話、そんなきれいな話ないやろ、チッチキチー(児玉ひびき風で)。
ロバート・ワイアットが車イスなのはアシッドやって木の上から飛んでしまったからです。当時はそういう事件が多かったとピート・タウンゼントが本当に悲しそうに言っていた。『トミー』はアンチ・アシッドのアルバムである。映画での出だしの裸の男は「戻ってきたぞー」ということなのだ。笑うな。
何の話だ。ビートルズだ。全てはここから始まったのだ。たった1日で録音されたアルバム。声が枯れるからと一番シャウトとする「ツイスト&シャフト」は最後に録音された。ライナーには1曲足らなくって、最後にきめたと書いてあったけど。
何時何分に全てのレコーディングが終わったのか分からないけど、本当は分かる。それは克明に記録されている。10時過ぎだった。その瞬間に立ち会えた人間はメンバーも含め10人もいなかったかもしれないけど、その興奮がどういうものだったか、このアルバムを聞くと30年以上経っても聞こえてきそうだ。まだエンジニアとかは白衣を着せられていた。そのざわめきの中でロックンロールはブルースはR&Bは次なる世界に歩き出したのだ。
一曲目はポール・マッカトニーが始めて作った曲18歳? 今もその曲は古くさくも子供ぽくもない、素晴らしいロックンロールだ。ポールのベース・ラインも本当に美しい。
Posted by kuboken99 at 16:48│
Comments(2)│
TrackBack(0)
アシッドトカカクカラ誰モコメントシナイネ。昔バリ島ノ両替店デアトランタムニ海賊版カセット買ッタラBEATLESノ「LET IT BE」モアッタ。ナツカシクキキハジメタラ、ナンカコノカセットコワイ音。ソウイエバレットイットビーノシングルトLPハ録音ガチガウンダッタ!シングルノホウハ大好キダケドLPハコワクテキカナイ。メンバーノ険悪サガスベテデテイルカラ。ドウユー?
アナタノイロンナブログヲ感心シナガラ読ンデイマス。追伸;長イ間イワナクテ胸ニツカエテイタコト・、BEATLESの「LET IT BE」ハ解散スルノデ最後ノLPトシテ絶賛サレタケド、メンバーガ技巧ハソノママニ今マデ積ミ重ナッタナントモ胸ガムカムカスル心境デ演奏シテイル。ソレニ比ベ解散後ノ「マイスウィートロード」「アナザーデイ」ジョンダケノ曲ノナントモ心地ヨイコトヨ!