くふう塾としてログハウスを建てて、もう6年になる。随分と色々な物を作ってきた。随分と作業環境も改善してきた。でも、最後まで手が付けられなかったのが・・・・


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・・・・、床の上に置いた卓上ボール盤。屈んで作業しないといけないし、木工教室の生徒さんにも申し訳がないと、ずっと思ってた。よし、『床上ボール盤』を、お金をかけないで『卓上ボール盤』にしましょう。


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12mmのラーチ合板(針葉樹構造用合板)です。これは、実は余り物!


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余り物だから、寸法も足りません。


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合板は木口が弱いので、接合部は桟木を取り付けます。今回の接合は木ねじを一切使わず、接着剤とフィニッシュだけです。


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コの字が、出来上がりました。


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天板を取り付けます。12mmの張り合わせです。フィニッシュは40mm・・・。


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これじゃあまるで鶏小屋・・・


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・・・・、せめて木口だけでも額縁で隠しましょう。


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まあ、これならいいでしょう。


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水性アクリルのエボニを塗ると、木目が浮き上がって来ました。


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床上ボール盤を解体します。


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ベースは、補強をして使いましょう。


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さあ、いよいよボール盤を取り付けます。


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この鉄の塊、30㎏もあります。何とか乗りました。ボール盤をご存知の方は気づかれたと思うけれど、分けあって金属のベースは、実は180°回してあります。


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こうしておくと、柱や背の高い物にも穴あけ加工ができます。例えば長さ1mの柱の木口に穴を開ける等々・・・。


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懐はそんなに広くはないけど、まあ70mmあればそこそこ加工はできます。


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テーブルを付けると、こんな感じです。


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さて、今までテーブルの下に格納してあった『床上ボール盤』どこにしまおうか?はい、ロフトの梯子の下が丁度よろしいようで・・・。もちろん頭でっかちだから、地震の対策は怠りませんよ!