60歳からの青春

59歳で突然会社を辞めてからはや10年。明らかに、世界は広がった。自転車・家具作り・河内木綿に環境保全活動、今年(2020年)からは農業見習いも始まった。ブログ『60歳からの青春』をよろしく・・・!

GTマウンテンバイク

久々、GT MTB『プチ改造』です。

20203月にBBの修理をして以来、久々に手を加えます。


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何時も乗ってるCaracle-Sの荷台に取り付けたこの道具入れ。結構重宝してるので、これから冬場の路面対応で出番が増えるGT MTBにも取り付けられるようにしてみましょう。

アルミ製のリアキャリアに加工をしないで、バッグ取付の金物を取り付けます。


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5mm厚のアルミ端材と、製作図です。


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昇降盤で、アルミ帯板を寸法切りします。


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小さな部品の加工は、指先が刃物に近いので、ちょっと怖いです。


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部品の切り出し、完了です。


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取付ボルトの穴加工です。


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これは後のコーナーで、アルミキャリアを挟み込む部品です。


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ちょっと複雑な形状をしています。パ
ーツ加工完了です。


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リアキャリア、ここにバッグを乗せます。


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キャリア前方です。捨て穴を利用して、プレートを取り付けます。


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キャリア後方の、コーナー部です。


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上手く組み立て出来ました。


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バッグ取付穴ピッチ220mmに、ケガキ線を入れます。


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一度分解して、バッグ取付ボルトのタップ加工です。


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本組します。ネジ部には、ロックタイト263を塗布します。


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本組み立て完了です。


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バッグを取り付けてみます。


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バッグの中の、取り付け蝶ボルトです。


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なかなか『よくできました♪』です。


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これでお弁当持って、山道を徘徊できます。

GT MTBの『BBが焼け付いた』。悪戦苦闘の修理です。

23年前の通勤から乗り出して45,000㎞以上走ってる『GTマウンテンバイク』。


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今年の正月早々整備をした翌日、なんだか今日は足が重いなと走ってて、高山棚田の登りで完全に止まってしまった。なんと、クランクが回らなくなった。


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2018年の年末のBB(ボトムブラケット)の修理が頭をよぎった。


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何となく今回は、私の手には負えないと思って、サイクルショップ銀輪亭に持ち込んだ。


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BBが弛まず、修理が延び延びになってた。竹自転車のジェルソンが応援に来てくれて、3人掛かりで修理を始めた。


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二人で自転車を押さえて、出口さんがパイプを突っ込んだスパナに全体重をかけて回した。


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一瞬『パキッ・・・』と音がしたので弛んだと思ったけど、その後もずっとスパナが重い。多分フレーム側のネジがやられたと直感した。


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反対側から潤滑剤を入れて、ハンマーでシャフトを叩きながら・・・


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・・・・、ようやくBBが出てきた。


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BBのネジ山が、フレーム側のネジの頭を削って、髪の毛のようになってる。もう駄目だと思った。でも、プロの二人は諦めなかった。


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タップを使って、ネジ山を整えだした。


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ネジ山が、それらしく見えてきた。


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これがタップです。


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ネジ部にグリースを塗って・・・・


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・・・・、ゆっくりゆっくりBBを締め込んでいきます。


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今回使ったBBBOTTOM BRACET)は、これです。


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クランクを取り付けて、修理完了です。お見事としか言いようがないね。本当に感謝です。これでまた、一番古い相棒と走れます。


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明日の試走を前に、明るい所で修理箇所を見てみた。


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ズルっと回ってしまったらお終いなので、完全に締め込まなかった為、0.5mmぐらいの隙間があります。


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弛むことはないとは思うけど、弛んだ時にすぐにわかるように、ポンチでアイマークを打った。


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さあ、明日はこれで激坂『高山棚田』、リベンジに出かけましょう。

327日 追記


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クランクはこんなに軽く回るのかと思うぐらい、快調に走れるようになった。特にゆるみの気配もない。ただ、どうしても『何で回らなくなったのか?』をどうしても知りたくなった。


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カートリッジを開いてみることにした。


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熱で内部の油から煙がでるのかとおもってたら・・・


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・・・・、何の気配もない。


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な・・・、な・・・、何と油っ気が全くない。


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ハウジング側も・・・・


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・・・・、玉押し側も、虫食いもない。


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そのまま捨ててしまってもよかったんだけど、BBを解剖したばっかりに『大恥を曝す』ことになってしまった。45,000㎞以上も走ってるので寿命だろうと思てたら、なんと潤滑切れ・・・!自転車のメカの事何も考えずに、汚れの落ちにくい所にCRC-〇〇をブシュブシュ吹きかけてた結果、グリース溜まりがカラカラ!これでよく走ってたものだと、呆れてしまう今日この頃・・・。


23歳のGT MTB 『軽トラ』を整備します。

荷物が多い時や冬場の箕面の散走以外出番が無くなった『軽トラ』、今年は活躍しそうなので、ちょっと整備をしておきましょう。


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今までに色々と整備スタンドを自作してきたけど、やっぱり前輪固定方式が一番いいね。パワートレインが、本当に整備しやすくなった。


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BIKEHANDを使って、自作洗浄装置でチェーンを丸洗いします


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それほど乗っていないとはいえ、洗い油がこんなに真っ黒になります。


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この自転車は、粘っこいWETを使いましょう。


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ESGEダブルレッグスタンドの股間、タイヤの飛沫が当たるので、ジャリジャリになってしまいます。


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綺麗に洗って、グリースをたっぷり塗って、ゴム板でスプラッシュガードを取り付けましょう。


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昨年秋に中古の振れ取りを使って作った振れ取り台。これが無かったら、リムの振れ取りはまあいいかで済ませてしまうところだね。


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ニップル回して、わずかな振れを取っていきます。


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多分振れは、0.2mm以下ぐらいには収まったと思う。ダイアルゲージがあったら、測ってみたい。視力の左右の大きな差で、遠近感(隙間)が分かりにくい。わずかな隙間は見えないので、接触音で判断してる。


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カセットも、奇麗にしてやりましょう。


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整備完了、明日は試走しておきましょう。

BB(ボトムブラケット)の不思議は、未だ霧の中!

記憶が飛ぶ前に、ちょっと纏めておきましょう。


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45
歳から約9年間往復30㎞の通勤で使っていたGT MTB昨年はハブの修理を行った。


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ペダルをもう一度点検しようと作業台に乗せたら、BBにほんの僅かガタがある。まだまだ軽トラ・雪道で活躍してもらわないといけないので、メンテナンスをすることにした。


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ちょっとその前に、ブレーキシューを交換です。


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このサイズはShimanoには無いんだけど、TIOGA 453CVに交換します。これで、4台の自転車全てがR55C4で統一されます。消耗品は何種類も持ちたくないからね・・・。


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近くの自転車屋さんで、新品のクランクを外す工具を借りてきた。


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外してみて初めて気が付いた。以前オーバーボールしたPelotonと、構造が全然違います。


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またまた近くの自転車屋さんでBBを外す工具を借りてきた。


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調整できると思ったら、こんなカートリッジになってるんだ。近くの自転車屋さんに写真を見せたら、『たぶんサンツアーだね・・・、もう部品は入らないと思うよ!』だって・・・。


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寸法が近いものを探すので、スケッチしてほしいという事で・・・。


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『どっちか合う方を使って・・・!』ということになった。


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じゃあ、こっちを使ってみるか!結構いい加減ですね。


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まずはこちらからカートリッジを入れて・・・・


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・・・・、しっかりと締め付けます。


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今度は反対側を捩じ込もうとしたんだけど、なぜか全くネジ山が喰わない。エッ・・・、逆に回してるんか・・・?いや、そんなことは無い!


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冷静になって中を覗いてみてびっくり・・・、なんとセンターが上に偏心している!これじゃあ、ネジが入って行くわけがない。近くの自転車屋さんに写真を送っても、原因が分からない。FBにこの苦境をアップしたら、流石に頼もしい仲間が助け舟を出してくれた。


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カートリッジを少し緩めて、シャフトが上下に少し動く状態で、反対側のネジを締めこむ。Shimanoのカートリッジではだめで、結局問題のあるサンツアーのカートリッジを再組立てした。


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なんで右と左のネジのセンターが一致していないのか、原因は未だに霧の中・・・・・。


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折角だから、チェーンのお掃除をして修理完了・・・????

蘇れ、21歳の『GT マウンテンバイクのハブ!』

自分の整備ミスで殺しといて、蘇れも無いもんだけど・・・・


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恒例イベントの天王ヒルクライム、山岳コースに挑戦するので、MTBで参加することにした。

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しかし、何だか後輪が変だ。とにかくイベントを走り終えて・・・・

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早速、点検をしてみた。

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何だかガリガリしているので、玉押しを外してみたら、なんとグリースっ気が全くない。

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酷い・・・!玉押しが、ジャリジャリ・・・・。


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駄目だこりゃ!これをベアリング溝の、虫食いと言います。通勤で10年も使って、何も知らずにCRC5-56を吹きかけていたから、グリースがすっかり流れ出してしまってる。

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今日はここまで、交換部品を手に入れましょう。シマノのスモールパーツで探しても、自転車の問屋さんに聞いても、もうそんな古い部品はありませんだとさ!

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自転車屋さんの部品箱を探しても、同じものが見つからない。

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仕方がない、甲子園口の中古部品屋へ行ってみた。

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お店の年配のおじさんに、『これと同じ玉押しを探してるんだけど・・・』と尋ねてみたら、顔をしかめて『ちょっと待ってて・・・』と言って店の奥に行って、箱の中をゴソゴソ探し出した。

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『これを使ってみて・・・!』と持て来たのがハブAss’yだ。32穴ならごっそり交換するけど、36
穴なので中身を使う事にした。『いくらですか・・・?』『300円!』エッそんなに安いの?

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不具合が見つかってから5か月、ようやく修理の開始です。

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ハブAss’yからシャフトを抜き出して、並べてみた。上が今まで使っていたシャフトです。シール部分の部品がかなり違うけど、基本的な寸法は同じです。

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ベアリングのサイズも数も同じです。さあ、いよいよ組み立ててみましょう。

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アウター側に専用グリースを塗って、ボールを並べていきます。

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シャフトにも、グリースを塗布します。

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シャフトを挿入すると、グリースが丸見えです。

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中古ハブに、こんなパッキンが組み込まれていました。これを使ってみましょう。

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良い感じですね、これで行きましょう。

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リヤバブの、オーバーボール完了です。異常は感じられないけど、前輪ハブも点検しておきましょう。

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後輪よりずっと良い状態だけど・・・・・

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・・・・なんて事だ、前輪も虫が食ってる。

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という事で、銀輪亭に出向いてハブが欲しいとお願いしたら、物置からDEORE LXを、探し出してくれた。苦しい時の銀輪亭頼み、感謝します。

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シャフトを抜いてみた。グリースっ気が、残ってます。

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上が虫食いシャフト、下がDEORE LXです。

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何だかちょっと違うけど、使えそうですね。

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ベテランの方二人のアドバイスで、ちょっとゴロゴロ感があるぐらい、玉押しを強めに締めます。

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修理完了!

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さあ、これで雪でも鑓でも降ってこい!来週はこれで何回か勝尾寺へ走ってみましょう。それにしても、リアハブの不具合が見つかってから修理完了まで、半年もかかってしまったよ・・・!

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