2004年06月22日
雀帝とアルゼに思う
雀帝の発売延期とその顛末については何度かエントリー寸前まで行きながら、その都度思い直して削除を繰り返している。
何故かというと、ほんとに7月4日納品できるの？（笑）という黒い冗談は別にして、今回の件について、アルゼに対してどういった評価を下すべきなのか、結論を出しづらいというのが一つ。
自分中のパチンコ業界に携わっていく者の部分と「ぱちんこや」ノリに結論が出ない所など。
ともかく何度かに分けて色々な面から触れて見たいと考えつつ、まずは根底にある物の話。
何故かというと、ほんとに7月4日納品できるの？（笑）という黒い冗談は別にして、今回の件について、アルゼに対してどういった評価を下すべきなのか、結論を出しづらいというのが一つ。
自分中のパチンコ業界に携わっていく者の部分と「ぱちんこや」ノリに結論が出ない所など。
ともかく何度かに分けて色々な面から触れて見たいと考えつつ、まずは根底にある物の話。
まず自分の所の話。
筆者は実の所、事前に得ていた情報で「雀帝」の納品時期について若干の疑問を抱いていた。
もちろん予想していたのは、直前での納期飛ばしで今回のような結果を想定していた訳ではないが。
結局どうしたかといえば、どうしても6月3週の入れ替えに拘る店舗を除き、先週の展示会終了まで保留にしておいた。これは、ある程度の現金を当てなければならない予算の都合による所も大きかったし（実際問題支払い方法については話し合える余地は充分にあったのだが）他機種の納品時期を考えれば翌週以降でもさほど問題ないと考えた事、更に言えば、作り惜しみをしないメーカーであるため、出荷さえ始まれば何とかなるだろうという予測。
つまり、結果としてさほどの被害を受けなかったからこその意見である可能性は十分にあるので、これ以下の文章はそれをご理解の上読み進めて欲しい。
入れ替えを中止せざるを得なかった現場の方の気持ちを思えば、今回の件はとても容認しがたい出来事ではあるが、納品後不具合が発覚し一機種の営業をストップせざるを得ないような出来事と比べれば、（比べるのが適当かどうかは別にして）正味な話それほど手ひどい被害が出た訳では無いと思う。
被害を金額に直せば、4000円に満たない手数料と、一店舗当たり30万前後の広告宣伝費といった事になるだろうか。
もちろん、予定していた入れ替えが無くなる事が営業に与える影響は深刻だ。
だが現状ではそれをメーカー側に補償させる術を悲しいかな我々は持たない。
当初アルゼ側が使っていた「不具合」という言葉はその後「部品納品の遅れ」に訂正されたが、ここには隠れた大きな論点がある。
尊敬できるweb上でのオピニオンな方の文章がこの点について、業界全体を慮る意図でソフトフォーカスされているのを受け、あえてここでは詳細は割愛するが、今となって営業結果だけ考えれば、感謝すべきかもしれないが某機種で、某大メーカーが極最近使った言い訳である事も風化しないうちに書いておく。
真相がどこにあるかは別として、今後も起こりえる事だという認識は常に持つべきであろう。
考えるべきは今後であって、この教訓を今度こそ活かし、不公正な商習慣を改めていく切っ掛けになる事を切に願にねがっている。
そう「今度こそ」なのだ。
今回はこの辺で終わるが、アルゼそのもので最近起こっている事、それについて感じる事はまた改めて書くと思う。
筆者は実の所、事前に得ていた情報で「雀帝」の納品時期について若干の疑問を抱いていた。
もちろん予想していたのは、直前での納期飛ばしで今回のような結果を想定していた訳ではないが。
結局どうしたかといえば、どうしても6月3週の入れ替えに拘る店舗を除き、先週の展示会終了まで保留にしておいた。これは、ある程度の現金を当てなければならない予算の都合による所も大きかったし（実際問題支払い方法については話し合える余地は充分にあったのだが）他機種の納品時期を考えれば翌週以降でもさほど問題ないと考えた事、更に言えば、作り惜しみをしないメーカーであるため、出荷さえ始まれば何とかなるだろうという予測。
つまり、結果としてさほどの被害を受けなかったからこその意見である可能性は十分にあるので、これ以下の文章はそれをご理解の上読み進めて欲しい。
入れ替えを中止せざるを得なかった現場の方の気持ちを思えば、今回の件はとても容認しがたい出来事ではあるが、納品後不具合が発覚し一機種の営業をストップせざるを得ないような出来事と比べれば、（比べるのが適当かどうかは別にして）正味な話それほど手ひどい被害が出た訳では無いと思う。
被害を金額に直せば、4000円に満たない手数料と、一店舗当たり30万前後の広告宣伝費といった事になるだろうか。
もちろん、予定していた入れ替えが無くなる事が営業に与える影響は深刻だ。
だが現状ではそれをメーカー側に補償させる術を悲しいかな我々は持たない。
当初アルゼ側が使っていた「不具合」という言葉はその後「部品納品の遅れ」に訂正されたが、ここには隠れた大きな論点がある。
尊敬できるweb上でのオピニオンな方の文章がこの点について、業界全体を慮る意図でソフトフォーカスされているのを受け、あえてここでは詳細は割愛するが、今となって営業結果だけ考えれば、感謝すべきかもしれないが某機種で、某大メーカーが極最近使った言い訳である事も風化しないうちに書いておく。
真相がどこにあるかは別として、今後も起こりえる事だという認識は常に持つべきであろう。
考えるべきは今後であって、この教訓を今度こそ活かし、不公正な商習慣を改めていく切っ掛けになる事を切に願にねがっている。
そう「今度こそ」なのだ。
今回はこの辺で終わるが、アルゼそのもので最近起こっている事、それについて感じる事はまた改めて書くと思う。
