・構築経緯

六鳥構築でエアームドを採用することは決まっていたが
具体的にどのような運用感になるのかが想像できなかったので
まずは普通のパーティに一度投入することで感覚を掴もうとした


・パーティ

チルタリス@チルタリスナイト ノーテンキ
176-×-111-119-126-118 →176-×-131-163-126-118
ハイパーボイス/追い風/羽休め/守る

ブルンゲル@拘りスカーフ 呪われボディ
175-×-90-137-126-123
潮吹き/冷凍ビーム/シャドーボール/ハイドロポンプ

エアームド@オボンの実 砕ける鎧
141-145-160-×-90-122
ブレイブバード/アイアンヘッド/ガードスワップ/フェイント

ランドロス@突撃チョッキ 威嚇
165-197-105-×-100-157
地震/岩雪崩/馬鹿力/とんぼ返り

ファイアロー@拘り鉢巻 疾風の翼
185-146-91-×-89-147
ブレイブバード/フレアドライブ/ファストガード/追い風

ハリテヤマ@ラム実 厚い脂肪
219-187-98-×-97-49
インファイト/はたきおとす/ワイドガード/猫騙し 


・コンセプト 
序盤はブルンゲルの潮吹きとをエアームドのフェイントとチルタリスのノーテンキで確実に通して消耗させ場を荒らす
ブルンゲルは中央か端は好みの問題だが端ブルンゲル潮吹き連発、消耗後ムーブで退場or受けの動きで
30%で呪われボディを発動させることができるのが非常に強烈

そして終盤から突撃チョッキランドロスと拘り鉢巻ファイアローを展開しこの2匹で詰めていく
ハリテヤマは相手の猫騙しを誘ったり、追い風やトリルが貼られた後に出して切り替えしていくのが基本 



・素早さについて
エアームドの素早さは通常時はランドロスやファイアローよりも遅く、1段階上昇でこの2匹よりも早く
しかしブルンゲルよりも遅いという素早さに設定
これはブルンゲルの潮吹き後にエアームドで追撃する際
潮吹き急所や相手の交換に刺さった場合に重ねておけば潮吹きで相手倒れる
→ブレイブバードが別のポケモンへ流れるという形でダメージを稼ぐことが可能になり
同時にランドロスの地震やファイアローの鉢巻ドライブの前にガードスワップを叩き込み防御を下げることができるためである

物理型であり補助技もなく、フェイントぐらいしか役に立つ技の無いエアームドを場に残すことが可能になる優秀な技なのでできるだけ採用したい

また2段階上昇すれば相手のスカーフランドロス以上の素早さとなるのも魅力



・使い方
エアームドは飛行タイプとして見られることが多いが
こいつの運用方法はハッサムに近い。技威力が120と高いため実際のステータスもASハッサムと似たようなものになり使い勝手は非常に良好

見た目が強そうに見えないのが最大の問題と言われるほどに無難な強さを発揮する
今までこいつが開拓されていなかったのが不思議なほどに無難 



・ファイアローの技
鉢巻ファイアローは寝言と滅び耐性のつく空を飛ぶという選択方法もあるが
今回はファストガードと追い風をチョイス

鉢巻ファストガードでも初手に猫騙しを防ぎスカーフ潮吹きを通せる場面は多い(対リザニンフズキン等)
追い風はファイアロー1匹では切り返せないがランドロスならば2匹まとめに相手に出来る(対ガルーラ+鋼や鋼2匹等)という場面に有効

両方の場面でエアームドがいるとフェイントアイヘブレバスワップの4つの技全てに刺さりうる可能性があるため優先度は非常に高い


・問題点
全体的に火力数値に難がありとにかく決定力不足
特にエアームドの火力は他のポケモンによる追撃前提の威力であり
素ブレバでハリテヤマが倒せなかったりする
ハッサム互換としてみれば普通に問題ないが使ってて残念な気分になるのは事実


ノーテンキ+ブルンゲルは雨やメガカメックスへの耐性はあるものの若干の不安が残る
貯水なら勝ってたなぁという試合が何度かあった
呪われのお陰で勝った試合のほうが少々多いはずだが好みだと思う


・感想
コンセプト通りチルタリスのノーテンキとブルンゲルの潮吹きの相性が非常に良好
晴れだろうと砂だろうと叩きだろうと怯えずに強気でスカーフ潮吹きを叩き込める

本来はこの並びの場合「モロバレル」と「ニンフィア」が単純に愛称面で非常に重く
ワイドガードを使われるだけで手も足も出ないという欠陥を抱えていたが
エアームドを採用することでこの欠陥が劇的に改善
モロバレルとニンフィアに耐性を持ちフェイントが使えるポケモンはそういないのだ
(それこそハッサムあたりになるのだがこいつはバレルへの速度がブレバのない分エアームドより遥かに遅く
 この時点の3匹で地震等倍が3匹とスカーフランドロスの地震で詰められやすくなってしまう)

エアームドの問題であった素の火力も他の全体技持ちと合わせることで十分に足りるようになりWin-Winの関係に
同様の欠点を持つ並びに採用すると新たな可能性を見出せると希望が見える結果となった



・最後に
「チルタリスがいなければ機能すらしない」というわりと珍しい構築かもしれない
ノーテンキが基本処理の前提として組み込まれていないので
チルタリスじゃなくてもいいじゃんという話になりにくい

チルタリス好きの人はぜひ使ってみるとどうだろうか?かなり活躍するし大事に使うことが出来る