2006年06月

2006年06月27日

今夜は千葉マリンスタジアムでM-Fs戦が行われる。

マリーンズは交流戦連覇を果たしたわけだが、最後の試合は阪神に完封負け。この経緯から見ても、今季については完全に自力優勝したわけではないことは明らかだ。誰もが、同じ日に神宮で行われていたYs-Fs戦でスワローズがリードしていたことで「2,500万円ずつ分け合い」を信じていたことだろう。

それを一気に覆したのが、セギノールの逆転ホームランである。

さあ、ロッテファンはどうする?

私がマリーンズファンになったのは1995年、ボビーの第一期だ。
ここ2、3年、ロッテファンのマナーの良さが話題になったりしていたが、もともとかなり凶暴なのである。相手チームのファインプレイにも拍手する(私もそうしている)など時には「偽善的」とすら言われてきたが、川崎時代は言うまでもなく、94〜96年頃は、西武球場最終戦で大暴れしたり、広岡GM解任を求めてかなり派手な示威行動をしたり、荒々しい側面もあった。ロッテファンはいわば「偽善」と「熱さ」と、時にはユーモアとを兼ね備えていたともいえる。

ただ一つだけ、あり得なかったタイプ、それは
「交流戦は神宮での里崎のHRで勝った」という類の、謙虚さを欠くファンであろう。
去年の優勝でそういうタイプも出てきたようだが、ここはきっちり古参のファンがイニシアチブをとって、バナナを振り回す(?)などしてセギノールへの返礼を示すべきである。彼自身が「自分もパリーグの一員なのだから、ロッテに単独優勝して欲しかった。パリーグに貢献できて嬉しい」と、それこそパ・ファンにとっては涙の出るようなコメントを残しているのである。

道民でありながらファイターズが余り好きではない私だが、今回のセギノールには心を打たれた。札幌ドームでは彼に拍手を送ろう。



(15:15)