2011年04月
2011年04月18日
バラ焼きを食べ終わって満足したが、口の中が肉くさい。
コーヒーを飲みたくなったが、よさそうな喫茶店も見当たらない。14日の記事で「エビスビール」「COFFEE」と看板が出ている個性的な店が写っているけど、あそこは世界の酒やコーヒー豆を扱っているというだけであった。
しょうがなく、「とうてつ十和田市駅」まで歩く。アーケードも切れて、結構殺風景な中を歩かなければならない。ここらへんがアクセス面で困ったところだ。せっかく「とうてつ電車」は素晴らしいのに....。

乗り込んでみると、つり革が懐かしい。私は1993〜2000年の間、東急池上線沿線で暮らしていたのでこの「文化村つり革」になじみを覚える。

十和田観光電鉄はなかなかすばらしい。車内の広告スペース(どうせ埋まらないのだろう)を中学生の自由研究発表スペースとして提供するなど、アイデアも面白い。こういう所はわが士別軌道にも参考にしてもらいたい。
十和田市へのアクセスは、このローカル私鉄と八戸からのバスも合わせて、緩慢なものばかりだけど、この緩慢さをぜひ逆手に取った売り込みをしてほしいものだと思った。
最後に「とうてつ三沢駅」前で記念写真を撮ってもらう。
この駅のレトロ感もすばらしすぎる。「そば・うどんコーナー」に至っては門司港レトロどころではない価値がある。
いや「山城屋デパートが存在した時代の門司港並みだ」と、わかる人にはわかるネタで言っておこう。

コーヒーを飲みたくなったが、よさそうな喫茶店も見当たらない。14日の記事で「エビスビール」「COFFEE」と看板が出ている個性的な店が写っているけど、あそこは世界の酒やコーヒー豆を扱っているというだけであった。
しょうがなく、「とうてつ十和田市駅」まで歩く。アーケードも切れて、結構殺風景な中を歩かなければならない。ここらへんがアクセス面で困ったところだ。せっかく「とうてつ電車」は素晴らしいのに....。

乗り込んでみると、つり革が懐かしい。私は1993〜2000年の間、東急池上線沿線で暮らしていたのでこの「文化村つり革」になじみを覚える。

十和田観光電鉄はなかなかすばらしい。車内の広告スペース(どうせ埋まらないのだろう)を中学生の自由研究発表スペースとして提供するなど、アイデアも面白い。こういう所はわが士別軌道にも参考にしてもらいたい。
十和田市へのアクセスは、このローカル私鉄と八戸からのバスも合わせて、緩慢なものばかりだけど、この緩慢さをぜひ逆手に取った売り込みをしてほしいものだと思った。
最後に「とうてつ三沢駅」前で記念写真を撮ってもらう。
この駅のレトロ感もすばらしすぎる。「そば・うどんコーナー」に至っては門司港レトロどころではない価値がある。
いや「山城屋デパートが存在した時代の門司港並みだ」と、わかる人にはわかるネタで言っておこう。

(11:22)
2011年04月16日
十和田市現代美術館は休館こそしていたけど、いつでも見られる野外展示が多くてうれしい。


ちなみにカエルのぬいぐるみは pickles the frog というもので、無事に帰れるよう持ち歩いていたものです。

さて、現代美術館界隈からまた「シャッター通り」に戻る。
みちのく銀行ウラの焼肉屋さん「大昌」へ。
けっこうレトロな感じのお店だが、ずいぶん昔からバラ焼きを出しているそうです。

うまい!ジンギスカンとはまた違う。カロリーは高そうだからそこらへんは工夫が必要だろうけど、大量のタマネギがポイント。


ちなみにカエルのぬいぐるみは pickles the frog というもので、無事に帰れるよう持ち歩いていたものです。

さて、現代美術館界隈からまた「シャッター通り」に戻る。
みちのく銀行ウラの焼肉屋さん「大昌」へ。
けっこうレトロな感じのお店だが、ずいぶん昔からバラ焼きを出しているそうです。

うまい!ジンギスカンとはまた違う。カロリーは高そうだからそこらへんは工夫が必要だろうけど、大量のタマネギがポイント。
(16:16)
2011年04月14日
また来ることを誓って宮古市をあとにし、もう一つの目的地である青森県十和田市へ向かう。
以前NHK-BSの番組でみた「十和田バラ焼き」を食べることが目当てだ。また、まちおこし団体「十和田バラ焼きゼミナール」の「髭男爵」こと畑中さんの熱意に打たれて。彼はその番組の中でも、B級グルメの全国大会「B-1グランプリ」で泣きながらバラ焼きをプロデュースし、シャッター通りと化したわがまちを憂い、まちおこしへの熱いアツい気持ちを前面に出していて、私は心から共感したのだ。

JR八戸駅前から、11:00に発車する「とうてつバス」。
私含め4人が乗ったが、おばさん一人は百石(ももいし)中央で降り、春休み中の高校生カップルは「イオンモール」で降りてしまった。あとは若干の短区間乗降客がいたが、基本的に私ひとり。
ちなみに百石で降りたおばさんは「八戸のおみやげは駅周辺で買うのでなく『八食センター』で買いなさい」と助言してくれた。このおせっかいさが韓国みたいで面白い。
さて、十和田市「官庁街通り」バス停まで、65分1,220円(高い!)のバス旅。
実は、こういう緩行バスこそ今後のまちおこしや観光アクセスのカギになるのではと、私は思っている。日本中どこも新幹線で行けて、首都圏や関西圏からとにかく「速く」着くことができれば観光客誘致に有利だという時代ではない。「到着する前からすでにのんびり気分」というのが大事だ。そういう意味ではわが士別も、JR宗谷本線普通列車・快速列車で旭川から来るときのあの失調感を売り物にできるはずなのだ。道北バス「旭川・名寄線」を利用すれば失速感はもっとすごい。

十和田市の話に戻る。
畑中さんが嘆いていた通り、確かにシャッター通りだ....。
降雪対策のアーケードが立派な分、よけいにうらぶれて見える。

十和田市現代美術館が面白そうなので、みていこう。
あれれ....残念。(この日は3月31日で、翌日から開館だった)

以前NHK-BSの番組でみた「十和田バラ焼き」を食べることが目当てだ。また、まちおこし団体「十和田バラ焼きゼミナール」の「髭男爵」こと畑中さんの熱意に打たれて。彼はその番組の中でも、B級グルメの全国大会「B-1グランプリ」で泣きながらバラ焼きをプロデュースし、シャッター通りと化したわがまちを憂い、まちおこしへの熱いアツい気持ちを前面に出していて、私は心から共感したのだ。

JR八戸駅前から、11:00に発車する「とうてつバス」。
私含め4人が乗ったが、おばさん一人は百石(ももいし)中央で降り、春休み中の高校生カップルは「イオンモール」で降りてしまった。あとは若干の短区間乗降客がいたが、基本的に私ひとり。
ちなみに百石で降りたおばさんは「八戸のおみやげは駅周辺で買うのでなく『八食センター』で買いなさい」と助言してくれた。このおせっかいさが韓国みたいで面白い。
さて、十和田市「官庁街通り」バス停まで、65分1,220円(高い!)のバス旅。
実は、こういう緩行バスこそ今後のまちおこしや観光アクセスのカギになるのではと、私は思っている。日本中どこも新幹線で行けて、首都圏や関西圏からとにかく「速く」着くことができれば観光客誘致に有利だという時代ではない。「到着する前からすでにのんびり気分」というのが大事だ。そういう意味ではわが士別も、JR宗谷本線普通列車・快速列車で旭川から来るときのあの失調感を売り物にできるはずなのだ。道北バス「旭川・名寄線」を利用すれば失速感はもっとすごい。

十和田市の話に戻る。
畑中さんが嘆いていた通り、確かにシャッター通りだ....。
降雪対策のアーケードが立派な分、よけいにうらぶれて見える。

十和田市現代美術館が面白そうなので、みていこう。
あれれ....残念。(この日は3月31日で、翌日から開館だった)

(08:17)
2011年04月08日

鉄道(JR山田線・三陸鉄道)が曲がりなりにも動いているということで、宮古駅周辺の物資は一応足りていた。
駅ビル「キャトル」1Fのスーパーも営業していて、野菜やミネラルウォーターもあったし、水洗トイレも健在、4Fの100円ショップ「ラ・エン」も乾電池や懐中電灯類こそ売り切れだったが、菓子や食品類は充実していた。そこでこの100円ショップで、ウチの保育園で使う保育料納入用封筒を買う。「月謝袋」みたいなやつだ。
正直「いいんだろうか?」と思う。たかが封筒だけど、被災地でお買い物なんて....と感じたので、レジの方にその疑問をそのままぶつける。すると「こうやって営業できていることが大事だし、私もここで働けて、お買い物してくれる人がいるから気持ちも動揺しないでいられる」との答えだった。
調子に乗って、1Fの「四季彩 茶蔵(さくら)」でラーメン・カレーセット750円也を食らう。ここでも「ラ・エン」と同じ事を聞いてみる。「プロパンが無くなり次第閉店」と書いてあるのに、私が食べていいのか?
店主さんはにこやかに「いいですいいです。宮古に来てくださってありがとうございます。」とのこと。
宮古の人にかえって励まされている自分がいた〜。
するとそこに、ラーメンを食べに来たお客さんが。常連だったらしく、店主さんと抱き合って「生きてたの!無事でよかったよかった!」と喜び合っている。
そのあと出てきたラーメンは、涙の味がした。

(09:49)