2011年02月28日

3年ぶりにブログ更新!いつのまにか私は市議会でいろいろやっていました。
んなわけで、ちょっと議会基本条例(前文)の私案を作ってみたので、ここに残しておきます。
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私たち士別市民(以下「市民」)は、日本国憲法と地方自治法の各規程と精神にのっとり、士別市の議会制度を半世紀以上にわたり維持発展させてきました。市議会は、市長とは別の選挙によって選ばれた議員によって構成され、議会と市長等とで性質は異なっています。しかし、二元代表制のもとではいずれもが競い合いながら市民の意思を市政に反映し、地方自治の本旨を実現していくことが使命です。
 
かつての経済成長時代は、広範かつ多様な基盤から選ばれた議員が、発展による福利の配分を調整していく機能が求められ、その役割を果たしてきましたが、低成長時代に到り議員に求められる資質が変化し、わが国にあっては二元代表制に曲がり角が訪れています。

 そして今日、首長の権限を増大させ強力な統率力を求める議論があり、その反面、議会の規模を縮小し議員の役割を制限しようとする意見も多くなっています。しかし、あまりに強力な首長や直接民主主義のみの多用は、民主主義の質をかえって一過性で浅薄なものにおとしめ、少数意見を圧迫し、議会なき専制への道をふたたび開くことになりかねません。

 議会とは自由な討論の広場であり、そこでの弁論はどんな少数意見でも尊重され、現時点では少数でも将来は多数意見になる可能性が留保されます。また、議会での議論は市民各界各層での討論の最高の模範となるものでなくてはなりません。万人に開かれた議会で繰り広げられる自由討論の輪を中心として、市民のなかに討論の文化が根付くことこそ、成熟した持続的な民主社会を裏打ちするものです。そして議会を中心とした討論と、市長の用いる直接民主的手段との併用によって、士別市民憲章の「夢を語り 未来に広がる明るいまちをつくります」の実現へと踏み出すことが可能となるのです。

議員は、自由討論における主要な発言者として常に研鑽に努めるだけでなく、討論の組織者として、多種多様な市民の意見を聞き、参加を促し、市民一人一人が市政への「夢を語る」ことばが持てるよう不断に助力しなければなりません。

士別市議会はここに、主権者である市民への誓約として、議会、議員の活動の基本原則や、議会と市民との関係および議会と市長等とのあり方について基本的な事項を定め、議会の最高規範として、この条例を制定します。


(20:53)

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