これから5月、6月、と大会が増えていきます。
保護者の方から「試合の時はどのような応援をすればいいのでしょう?」と質問を寄せられることもあります。

サッカー少年の保護者向けサイト「サカイク」から、一部抜粋して紹介します。
(サッカーと武道を一緒にするな!という声も聞こえてきそうですが、保護者側のスタンスはさほど変わらないと思います。長文なので、関心のある方は参考にご覧下さい)



ピッチに入ったら、というより、家を一歩出てグラウンドに向かう時点で子どもはチームの一員です。それなのに、試合でミスをしたり、負け始めると、自分の親のほうをちらちら見る子どもが非常に多いのが日本の現実です。
逆もまた然りで、ゴールすると、お母さんのほうを見てガッツポーズします。

低学年ならまだしも、中学年以降は一番に仲間と喜び合える感覚になってほしいもの。
親はあくまで大勢いる「ギャラリー」の一部で良いのです。

よって、少年サッカーの応援の基本は「ほめる」と「励ます」で十分です。

いいプレーがあれば「ナイス!」
頑張って最後までボールを追った子には「ナイスファイト!」
ミスした子には「ドンマイ!」
バテそうな子には「頑張れ!」とか「もう少しだよ!」

それらの言葉を精一杯の拍手にのせて、子どもたちに贈ります。

負けてしまったら「次、頑張ろう!」と励まし、勝てたのなら「良かったね」でいいのです。

サッカーの経験者じゃないからとか、ルールをよく知らないからと遠慮することはありません。頑張っている子どもたちをリスペクトする気持ちを持てば、口から出てくる言葉はおのずと選ばれるものです。


汚い言葉で罵ったり、怒鳴ったりする大人は、子どもたちをリスペクトしていません。
大人に尊ばれない子どももまた、対戦相手や仲間をリスペクトできません。

大人は子どもの鏡。子どもも、そこにいる大人の鏡なのです。


エース級で上手な子どもが、技術の劣る仲間を罵倒するという話をよく聞きます。
そんな子どもが減らない背景には、スキルの優劣や強い弱いに関係なくリスペクトし合う大切さを、チームでも家庭でも伝えていないからです。



「サカイク」からの抜粋は、以上です。

特に空手の試合は短いので、あれこれ難しいことを言っても伝わらないし、出来ません。

主役である子どもを尊重する気持ちを持って、シンプルな言葉がけをしてほしいと思います。



〜稽古中〜

ここからは、稽古中の応援について。

特に応援することは無いのですが(笑)、ひと昔前は応援というか、稽古中に保護者の指示の声が飛び交っていました。
「こら〜!」「ハイなんかいらん!」「なんで下がるねん!」等々、今では考えられませんが…。(^^;

その保護者の声が聞こえるたびに子どもたちはビクッとしたり、保護者の顔色を伺って稽古していたのを思い出します。
とにもかくにも僕の指導のいたらなさが招いたことで、当時の子供たちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。


そのようにスパーリング中に声を荒げる人たちというのは、準備体操や基本稽古の時は無関心でぺちゃくちゃ私語をし、スパーリングの時だけ熱心に我が子を見るんです。
今はそのようなことは全くありませんが…。

皆さんにお願いしたいのは、スパーリングよりも準備体操や基本稽古に取り組む姿勢を見てほしい、という点。

スパーリングは相手しだいで、思うように動けないことは多々あります。
ですが、準備体操や基本稽古は一番自分と向き合うことが出来ます。
ある意味、一番全力を出しやすいものです。


あと、水筒やサポーターの出し入れなどは、全て自分でやらせてあげてください。
休憩時間になると、保護者の方がバッグからタオルや水筒を取り出してお子さんに手渡す場面をよく目にします。

稽古に行くための準備(道着、サポーター、水筒、タオルなど)も自分で行いましょう。
保護者に準備してもらっている子に限って、何かあると「お母さんがサポーターを入れ忘れた」「お母さんが帯を忘れた」等と言います。
「お母さん違うやろ!お前が使うものやから自分のせいやろ!」と、そんな時は厳しく叱ります。


自分のことは自分でやる習慣をつけましょう。

試合場では1対1で戦わなければなりません。
社会に出れば、自分で考えて動かねばなりません。
そういったベースを、子どものうちに作っていきたいものです。