June 24, 2011

プレミアム

今年は出張が多くてっていうか、国内も海外ももうひたすら行ける限り行くことにしているけど、それぞれ発表は4〜5件、2件くらいなもんだけど先週はヘルシンキに行っててなかなか楽しかった。旅行も楽しいけど、学会自体楽しい。本当は秋の上海の学会に行きたかったけどネタが追いついてこなくて今のところ断念中。

で、今年はANAのマイルのメンバーになって、基本飛行機で移動することにして、どこまでマイルが貯まるかってところに興味があって、マイルもそうだけどプレミアムポイントとかっていう、いっぱい乗ってくれてありがとう的な特典を得られるポイントを貯めるのが楽しくなってます。

出張以外にも宮古島や沖縄に遊びに行ったり原発から逃げたりしてたのであっというまというほどでも無いけど、ブロンズなんとかってグレードになっていて、あと2万ポイント弱でプラチナってグレードになります。これになるとスーパーフライヤーズっていう資格が得られて、特定のクレジットカードの会員になるとずっとラウンジが使えたり、空席待ちが優先されたり、アップグレードが優先されたり、荷物を沢山預けられたりっていう得点が付いてきます。年の維持費は1万円くらいなので、特に自転車を担いで飛行機に乗る機会の多い私に取ってはものすごく価値がある資格だったりするし、プレミアムクラスの空席待ちも優先されるので嬉しいことも多い。

まぁ、こういうこともあって、この機会に資格を取っておこうということで、今年はANAで貯めているわけです。

で、これから、飛行機に乗る予定を考えてみると、すでに購入済みの航空券に全部乗れば8月中に48000ポイントくらい行くから、50000ポイントで到達となるそのグレードには9月の出張で確実に到達するだろうって感じにはなってて、スーパーフライヤーズの資格が得られる感じになっています。クレジットカードの審査に落ちなければ無事資格を得ることになります。落ちたら笑うけどって言ってて落ちたことあるのでそれはそれで心配。グダグダな性格が災いして電話代滞納とかやってたから、多分信用情報に瑕疵があるはずなので何気に審査は五分五分なのかもしれません。クレジットカードは無事故でン千万の支払い実績があるので優良ユーザーだと思うんだけど。

で、そもそも始めて飛行機に乗ったのは高校の卒業旅行の時のJALだけど、っていうか、1歳になるまえにヒロシマから東京に来るときに飛行機に乗ったらしいんだけど、本格的に乗り始めたのはM1の国際会議に行くために乗ったUAで、指導教員の勧めでUAのマイレージに登録して、それから基本的にスターアライアンス系ばっかり乗ってて、UAのマイルは、毎年の沖縄とか、人にあげてる分とか引いても30万マイル近く貯まってるんだけど、今年からそのスーパーフライヤーズ目当てにANAに切り替えて、着実にポイントが加算されているわけです。今はブロンズなんとかなのでANAのホームページでログインするとページがブロンズ色になってたりして、って演出があります。

ニュートラルに見れば特に飛行機の出張だらけっていうビジネスマンでもないし、そんなに社会的なステータスが高いわけでもない私でも、少し頑張ればこの上級資格的なものに手が届くわけです。まぁ、大学の先生は上級資格を持ってる人が多いみたいだけど、修行と称して上級資格を勝ち取るマイラーと呼ばれる人もいて、この上級資格というのが、手がとどくところに来て、どうも胡散臭く感じるように思えてきたりもしています。

確かにプラチナメンバー的な資格に到達するには、普通にやってる分にはそれなりのアクティビティや財力が無いと到達できない様になっているっていうか、普通に得られる資格では無いと思うんだけど、普通にやらないマイラーもかなり混じってるワケで、そうなると、その資格が表すステイタスってのが怪しくなってきます。日本でステイタスも何も無いんですが、飛行機の世界は独特で、そのちょっと欧米的なステイタスみたいな考え方を元にしたサービスが一部提供されていることもあるわけで、そんな中で、ちょっと身近にマイラーがいて、沖縄日帰り往復とか一生懸命にやってるのを見ていると、やっぱなんかこうちぐはぐな感じになってたりするわけです。胡散臭いというかちぐはぐというか。

航空会社としては特別なお客様っていうスタンスで囲い込みの意味で色んなサービスを提供しているわけだけど、まぁ、そういう人がいることも織り込み済みで、最近はラウンジなんかも2系統に分かれていて、本当のVIPと似非VIPを分けている訳だけど、似非VIPだとしてもなんか変な持ち上げられ方をしたりもするし、なんかちょっと違和感も感じるし、その身の丈に合ってない過剰なサービスに居心地の悪さを感じたりもするわけです。

まぁ、それでも、荷物やら空席待ちやらラウンジのシャワーやらってのはとても助かるのでこのまま貯めて資格を取るわけですが、なんとなく感じる違和感はそのままだったりもします。慇懃無礼と紙一重というか、なんか、ひとまとめにされて扱われているというか。言葉にしにくいところでもあるのですが。

私はカラダが無駄にデカイってのもあるし、お酒飲み放題とかってのもあって、ANAのプレミアムクラスに乗ることも多いのですが、一人ひとりにご搭乗ありがとうございます、と挨拶に来るあの感じは未だに慣れません。昔のJALのスーパーシートは乗るとCAに名前を呼ばれて挨拶されてたので、それに比べればマシですが、なんだかなぁという感じがあります。

この前、ゲートで優先搭乗で呼ばれて行ったらCAがそこまで来てて、プレミアクラスに乗る客が私だけだったらしく、そのままCAがご案内しますって言いながら座席まで一緒に来てくれて、なんかその後も座席の隣にいて話し相手になってくれて、後ろの席の客が乗ってる間もそこにいて出発まで話し相手になってくれて、えらいきれいなお姉さんとニコニコしながら話が出来るのは悪い気はしないけど、なにもそこまでしなくても…というのがありました。

まぁ、飛行機ってのは不思議な文化に感じます。

特に日本は独特。海外のCAはなんか普通のおねーちゃんだったりおばちゃんだったりおにーちゃんだったりで面白いんだけどなぁ。

あ、でも、エーゲ海航空のCAは制服からしてやたら色っぽかったりってのもあったり。どっか忘れたけど妙に執事的なCAが多かったり。

まぁ、いろいろか。


ちなみに、いろいろWebページを見てると、航空会社の評判みたいなのが出てきますが、特に多いのが食事で、機内食がマズくて気分を害したみたいな話も多くて、それ見るたびに、普段どんだけいいもん食ってんだ?と思ったりもします。サービスのタイミングとかミシュランみたいなこと書いてる人も多いですが、日頃からそんな生活してるやつがエコノミー乗るなよと思ったりもします。

なんか、この辺の、変に背伸びした客と、慇懃無礼と紙一重のサービスが妙な空気を作ってんのかな、と思ったりもして、追記。

kuma_x at 00:58|PermalinkComments(0)

April 05, 2011

地震その後

大きな地震があって、原発とかいろんなことが起こって1ヶ月が経とうとしていて、新年度を迎える慌ただしいはずの大学は半ば機能不全なまま仕事量が倍みたいな状態になっておかしなことになっていた。

私は、電力の関係で大学が閉鎖になったので、学会も軒並み中止だし、ネットワークさえつながっていればどうにかなるのでさっさと飛行機のチケットを取って沖縄に行ってた。東京にいても停電で不便だし、節電は必要だし、ジムも閉まってて運動も出来ないし、寒いし、ってことで、いる必要のない人は東電エリアから出るべきだと思って、思い切ってブレーカー落として東京を出た。

原発も心配だったけど、まぁ、東京にいるぶんにはそこまで酷い状況にならないだろうという無根拠な考えもあって大学が再会したら帰ってきたけど、原発は今もおかしな状態が続いている。

原発の問題は地震の被害を見えなくしてしまうほどのインパクトで、農業や漁業の影響を考えると収束までにこれから何年かかるのかさっぱり分からない状態で、天災なのか人災なのかも良く分からない状況で、これはたぶん100年経っても分からないままなんだろうなぁという感じがする。少なくとも今この問題に関して結論を出している人は嘘つきだと思う。

今の暮らしは電気ありきで成り立っているのに夏だけかもしれないけど輪番停電は何年続くのか分からない。大学でも授業くらいならなんとかなるのかもしれないけど、実験は厳しい。その対応も大変。っていうか出来ない。

で、肝心の国の対応だって、あれ?って思うところも多く、震災の対応はそりゃいろいろ不具合もあるかもしれないけど、その後の長い目で見たビジョンが見えてこない。サクっと無かった事にできるほどの震災といは思えないんだけど、そうでもないんだろうか…

最近は報道も減って緊急事態という意識は薄れている気がするけど、未だに原発は変わらず大変な状況なはず。情報操作じゃないけど、結果的には同じことが起こっている。

原発の仕組みなんて分からなかったので、地震から1週間でもの凄く原子力の勉強して、説明を聞いて理解することは出来るようになった。結局は高校の物理の範囲とあとちょっとなんだけど、これ普通の人が着いて行くのは厳しいだろうなと言う気もする。でも、それで世の中の意見は動いている。この状況で世論がまともな方向に動くかどうかは確率の問題になっている。

書けないことも書くべきでないこともたくさんあって、もうなんだか分からないけど、そういう状況なんだなぁと認識するのが大切なのかもしれない。

東京は直接の被災地ではないけど停電と原発の影響で少なからず影響を受けていてそっちに気が行きがちだし、地震の時は外の喫煙所にいたので建物があり得ない揺れ方をしているのを目の当たりにした。実際地震の時に見た大学の建物の揺れている様子を思い出すと正直今でも怖いんだけど、一日でも早く被災地の人が落ち着いた生活に戻れることを祈るばかり。

とは言ってもできることは節電と義捐金くらい。

週末は暖かくなりそうだから東北のお酒を持って花見かな。

kuma_x at 00:20|PermalinkComments(0)

March 05, 2011

一段落

だいぶブログを書かなくなったけど仕事は一段落。来週後半からはほとんど学会に行ってる状態で、研究室の立ち上げもしないと行けない時期だけど、学生も就活で忙しいし、まぁ、なるようになる。

運動は3月はランがメイン。青梅マラソンでそこそこいい感じに走れたので4月の彩湖でのマラソンでサブ4を目標に。

寒くて乗ってなかったオートバイを久々に動かそうとしたらバッテリーが上がってたりしてバイク屋さんに搬送。ついでにリコール修理もしてもらう。と、メモ。

kuma_x at 16:46|PermalinkComments(0)

January 17, 2011

スタッドレス交換

前回のスタッドレスタイヤの交換が2006年の12月というのは全く忘れてたけど、「メモしとかなきゃ kuma_x スタッドレスタイヤ」で検索かけて見事検出。便利だ。

というわけで、今回もなんかの時のためにここに書いておくことに。スタッドレスタイヤは2011年1月に交換。在庫が無かったので実際の交換は来週だけど。

スタッドレスタイヤを買ったということは、今の車に数年乗り続けることで、実際そのツモリだけど、ヨーロッパで売ってるスバルのディーゼルエンジンが日本向けにも乗れば新しいの買っちゃう。

軽油は安いし、燃費も悪くないし、トルクも太いし、良いと思うんだけどなぁ。

エクストレイルもディーゼル出たので、それに引っ張られて出ないもんだろうか。


kuma_x at 18:56|PermalinkComments(2)

December 28, 2010

今年も年末は年末っぽくない

去年はいろいろ大変だったけど、本厄だった今年は特に何事も無く終わりそうな感じです。が、年明けの〆切やら卒論の追い込みやらがあるので年末年始はやっぱり慌ただしくて、休みな感じではありません。元旦だけは休むけど後は基本的には仕事。

今年は年初にいくつか目標を立ててたんだけどイマイチパッとしない出来だったかもしれません。仕事に関しては、まぁ、それでも思った研究成果が少しづつ出るようになったのでヨシとするところです。

途中から決めた今年の目標は年間52日の休日を取ることだったりもして、それはだいたい達成できているんですが、結局沖縄行ったり宮古島に行ったりの連続した休みを取るために休みなく働いている感じになっているのが難点で、どうにか日曜日くらいは休んで、さらに遊びにいくときは休暇を取るって状況にしていきたいものです。まぁ、無理なので、目標にはしませんが、将来的には、なんとか。いつの日か、多くの社会人の休日がそうであるように、土日104日+祝日15日+有給20日ってのを実現できるといいなと思います。完全に有給消化できる人は少ないのかもしれませんが年間100日くらいは休みたいですね。

で、休日が52日と言っても、中途半端に半日休みにしたり、夕方から出て仕事だったり、ってのもあるので気分的にはもう少し休んでる気もしますが、常に仕事に振り回されるのはやっぱり休まらないもんで、頭のリセットってのは大切です。

それでも今年は運動会での遠征や仕事での出張も多かったりして、忙しいなりにも気持ちを切り替えることが出来てよかったように思えます。沖縄、宮古島、福岡、広島、大阪、神戸、徳島、佐渡、大島、シドニー、ギリシャ、などなど、運動会と出張でいろんなところに行けました。

取り合えずは年明けの原稿3本と査読1本をなるべく早く片付けて、学生の1枚の原稿3本を完成させられれば落ち着くんですが、ここに卒論の添削も入ってきたりして、やっぱりギリギリな感じになってしまうのは、自分で仕事を詰め込んでしまうからなんだけど、まぁ、好きなことを仕事でやってんだから文句は言わないということで。

kuma_x at 15:52|PermalinkComments(0)

December 05, 2010

気合い

ツール・ド・おきなわが終わって、翌週はシドニー、さらに帰ってきて徳島と出張続き。まだ自転車は輪行バッグに入ったまま、今週末奄美チャレンジサイクリングの代わりに企画した宮古島合宿に突入しそうな感じですが、その宮古島に行けるかどうかがまだわからない。土日はなんとかなるとして月曜日を休めるかどうかが微妙。

シドニーはシンガポール経由で羽田発で行ってみたけど、羽田発はなかなか便利。夜中初なので当日フルに使ってから出発できます。しかも、今回はラウンジ使えたので出発前にシャワーまで浴びれて快適な旅行でした。

まぁ、シドニーでは飲みっぱなしで、帰ってきてまたフルに働いて、木金土と徳島でやっぱり飲みっぱなしで、ラン強化月間なんて言ってた割にはシドニーで走ったくらいで全然走れてません。

なかなか仕事が収束しないのでしょうがないんだけど早く落ち着いて運動生活に復帰しないと太る一方でどうしようもありません。

と、言っても、まぁ、まずは仕事をしないと生きて行けないので、頑張って生活の基盤を整えないといけません。生活自体は破綻してる気もするけど。

徳島では久々に恩師に会ったりして、恩師の前で話すのなんて公聴会以来だったりして、なかなか懐かしくもあった出張でした。

出張は来月の北海道までは一段落だけど、北海道の前に宮古島と鹿児島に行ければなぁ、という感じで、飛行機は取ってあって、行けるかどうかってだけの状態で、なんだかもう毎週のように羽田なうってつぶやいてる状態は体力的に厳しいように見えて、なんか走り出すと勢いが付いて案外行けるなって感じになっています。

しかも、年末は久々に忘年会がフィーバーしていて2日くらいしか開いてない状態でなんか久々に充実していたりして、楽しいんですが、現実に戻ると締切り地獄な1月を乗り切るためには、まぁ、なんですかね、気合いかねぇ…



kuma_x at 22:45|Permalink

気合い

ツール・ド・おきなわが終わって、翌週はシドニー、さらに帰ってきて徳島と出張続き。まだ自転車は輪行バッグに入ったまま、今週末奄美チャレンジサイクリングの代わりに企画した宮古島合宿に突入しそうな感じですが、その宮古島に行けるかどうかがまだわからない。土日はなんとかなるとして月曜日を休めるかどうかが微妙。

シドニーはシンガポール経由で羽田発で行ってみたけど、羽田発はなかなか便利。夜中初なので当日フルに使ってから出発できます。しかも、今回はラウンジ使えたので出発前にシャワーまで浴びれて快適な旅行でした。

まぁ、シドニーでは飲みっぱなしで、帰ってきてまたフルに働いて、木金土と徳島でやっぱり飲みっぱなしで、ラン強化月間なんて言ってた割にはシドニーで走ったくらいで全然走れてません。

なかなか仕事が収束しないのでしょうがないんだけど早く落ち着いて運動生活に復帰しないと太る一方でどうしようもありません。

と、言っても、まぁ、まずは仕事をしないと生きて行けないので、頑張って生活の基盤を整えないといけません。生活自体は破綻してる気もするけど。

徳島では久々に恩師に会ったりして、恩師の前で話すのなんて公聴会以来だったりして、なかなか懐かしくもあった出張でした。

出張は来月の北海道までは一段落だけど、北海道の前に宮古島と鹿児島に行ければなぁ、という感じで、飛行機は取ってあって、行けるかどうかってだけの状態で、なんだかもう毎週のように羽田なうってつぶやいてる状態は体力的に厳しいように見えて、なんか走り出すと勢いが付いて案外行けるなって感じになっています。

しかも、年末は久々に忘年会がフィーバーしていて2日くらいしか開いてない状態でなんか久々に充実していたりして、楽しいんですが、現実に戻ると締切り地獄な1月を乗り切るためには、まぁ、なんですかね、気合いかねぇ…



kuma_x at 22:41|PermalinkComments(0)

November 17, 2010

ツール・ド・おきなわ

今年もツール・ド・おきなわに行ってきました。やんばる一周とシニア50kmの3泊4日。

やんばる一周はものすごい豪雨っていうか、台風並みの嵐で、速く帰りたい一心で漕ぎ続けた結果、最速タイムで帰ってきました。

と言っても、途中までアウターだけで行ってたので、なんとなくこのままアウターでクリアしたくなって、最後は足無くなってギコギコ帰ってきたのでたいしたことないんですが、まぁ、それでも、4時半くらいに帰ってきたと思うので頑張りました。今年はかなり放置な傾向で休憩もほとんどなく、嵐の中ひたすら走ってたってのもあったのかもしれません。

アウターだけでやんばる走りきったのは筋トレでしか無いんだけど、まぁ、それでも少しは自信が付いたかなぁという気もします。だって、7年前の初参加では、初めの坂の途中で登れなくなって歩いて登ったくらいですから。

当時とは自転車も違ってコンパクトなんだけどね。

で、翌日は50kmのレースで今年からまちなかスタートということで、名護の商店街からパレードランでスタート。コースが変わって距離が伸びたのかパレードランの影響かわからないけど、結果は去年より2分遅かったけど、順位は10%くらい上がったのでいいことにします。

パレードランとは言っても35km/hくらいで2km走るだけなのでそんなにタイムロスは無いと思うんだけどよく分かりません。トップから18分遅れなので来年は10分遅れくらいまで伸ばしたいなと思ったりもします。

一日目のやんばる一周とほぼ同じコースを走るんだけど、一日目と比べて明らかに坂を登るスピードが違います。サイクリングで余裕で登って20km/h+αな坂の後半が13km/hとかになります。坂は短いけから坂自体でのタイムロスはたいしたことないけど、結局そこでちぎれて後ろの集団を待たないと走れないってのが問題で、ちょっと来年は50kmのレースだけに出てみようかななんて気もしてきました。

じゃなきゃ、サイクリングだけって手もあるんですが、ちょっと自分の実力を知っときたいってのもあって、何となく今はレースに傾いてます。

まぁ、そんなこんなでいろいろ課題もあった沖縄でしたが、帰ってきて、現実に戻って、来週から出張続きだったりもして、相変わらずエクストリームな感じです。

50kmのレースが終わった後は各種山系レースのゴールを観戦してましたが、プロのゴールスプリントを始め間近で見るレースは物凄い迫力で楽しめました。優勝をかけたスプリントは70km/hとか出てるはずでそりゃ凄いです。迫力あります。

ただ残念なことにゴールの観客数もイマイチで、プロの選手も指摘していましたが、宇都宮のジャパンカップに比べて、多少、盛り上がりに欠けていた気もします。

だって、ツール・ド・おきなわではコアな自転車ファンのほとんどはプロのレースのゴール時に自分もレースやってますからね。なんかしょうがないって気もします。大雑把に言うと、宇都宮は見る大会、沖縄は出る大会だったりするのです。

もし、市民レースが土曜日で、日曜日はプロレース一本だったらまた違うかもしれません。が、二日も公道を規制できるのかってのは、なかなか難しい問題だと思います。これが出来ればかなりの盛り上がりになるとおもうんですけどね…

あと、MCが酷かったのは、まぁ、ねー
サッシャさんとか来てくれれば、ねー

で、来週のスライドでもつくろうかと飲み屋でパソコン広げてみたものの、イマイチはかどらず。30%くらいので出来ですが明日頑張ることにします。

kuma_x at 22:31|PermalinkComments(0)

November 07, 2010

優先順位

何も無いというか、楽しいか楽しくないかは別の話として、時間的に拘束されることが無くフリーな週末は今週が最後じゃないけど、今後当分無いという状況で、なんとなく時間を費やしてしまいました。

寝てたり、自転車のタイヤを交換したり、買い物行ったり、仕事をしたり、で、まだまだやりたいことはたくさんあるんだけど、なかなか全てはこなせないので、出来ることからやっていきます。

出来る事からやるというのは、最終的に全部こなすことが出来る時には良いんだけど、これまでそういうつもりで、大体全部こなしてきたからそれで良かったんだけど、最近は歳のせいで動きが鈍くなったからか、単に強欲になってやりたいことが増えてきたからか分からないけど、全てをこなすことができなくなってきたわけです。

で、こんな状況になって、取捨選択しなくてはいけなくなった時には、出来ることからやるってのは非効率というかダメで、やりたい事からやってかないと、ストレスが溜まる一方だったりします。

でも、なかなか染み付いてしまった習慣からは抜け出せないようで、やっぱり出来ることからやりだしてしまい、で、出来る事ってのは、比較的短時間で終わって、準備もあまり必要のないことばっかりだったりして、なんかイマイチ雑用に追われて何も進展しない的な印象が拭えません。

買い物なんて、検索してポチだから一瞬なんだけど、そういうもんばかりじゃないからなぁ。

というわけで、Twitterは一瞬だからつぶやくけど、ブログは短くても5分とか10分とかかかるわけで、その時間を作ろうとする方向に気が向かないってのはなんかあんまり良い傾向ではない気がする。

ということで、なんだかいろいろと生活を立て直す必要があるんだけど、なかなかそのスタートラインに立てないというジレンマでストレスはさらに溜まって行くのです。



生活を立て直すと言えば、部屋の片付けもしなくてはいけませんが、もう、いっそのこと、廃品回収業者を呼んで、いろいろガーっと捨ててニトリで一から揃えるのが一番な気がしてきたりもします。

布団セット7000円だったり、カーテン3000円だったり、こたつが10000円しなかったり、もう、ニトリとユニクロがあれば生きていけるような気すらしているのはかなりの末期症状だったりするのだろうか…



kuma_x at 20:10|PermalinkComments(0)

October 31, 2010

遠征

早いもので明日から11月。11月から12月にかけて、自転車だったり学会だったりで、沖縄、オーストラリア、徳島、奄美、福岡と遠征が続く。一段落着くともう年末。忘年会のシーズン。

年末はゆっくり過ごしたいけど、年明けがまた山場なのであんまりゆっくりもしてられない。やりたいことやってる結果なので精神的にはキツクないけど、体力的にはやっぱりきつい。

それとは別に精神的にもきつい仕事がいくつか。オトナになるとそういうもんなのかもしれない。仕事に関してはオープンで駄々漏れってのが一番楽なんだけど、それは私の方針ってだけで、そうではなくて情報を絞って絞って仕事を進めていくやり方もあるようだ。なんかの戦略なのかもしれないけど、結局自信がないように見えてバカにされるし、服従させることは出来ても、協力を得ることは出来ないように思っていて、しっくりこないし好きではない。

まぁ、それでもいろいろな人がいて世の中成り立っているわけで、非難していても何も解決しない。解決しなくてもいい人達は気楽だ。

と、まぁ、慌ただしいのはいつものこと。

仕事も大事だけど、運動も大事。今後、参加する運動会は月イチペース。何度か書いてるけどおさらい。

11月のTDOはかなり恒例行事化して、今年もやんばる180km+50km。50kmのレースは9時半くらいにゴールするのでその後は念願のちゅら海水族館へ。
12月は奄美チャレンジサイクリングで山がちなコースを240kmという変態サイクリングだけど奄美の雨の被害で開催がどうなるか分からない。中止でも行ってボランティアでもなんでもしたいもんなんだが、どうなることやら。
1月はフロストバイトロードレースという横田基地内のランニングイベントでハーフマラソン。米軍基地は日米親善トライアスロンで厚木に行ったのに続き2回目。沖縄ほどでは無いにしても、米軍基地の多い地区に住んでいるのでこういう行事には積極的に参加しときたい。
2月はやっぱり東京マラソンに落ちたので青梅マラソン一本。青梅マラソンは30km。今年も頑張る。
3月は大島。過去2年はマラソンに出てたけど、今年はウルトラランニングの部。と、言っても、短い方の58kmにエントリーです。ロードレースだけど三原山を登るので結構タフなレースです。頑張って完走したい、ってくらいの目標。
4月は何もなしなんだけど、宮古島のトライアスロンの応援に行ってみようかなと思ったりもする。出るには体的にも日程的にも調整がつかないので出ないけど、土日で行って応援して来ようかなという感じ。出来れば月曜日も休みたいけどどうなることやら。
5月は鬼あし50km。まだ、未エントリーだけど、過去のエントリー者に申し込みの優先権があるらしいので恒例行事化しそうな感じ。ひたすら平地の50kmでランのシーズンもおしまい。
6月はツールド宮古島で今年も100kmサイクリング+100kmレースかな。日程が厳しければサイクリングだけとかレースだけとかなるかもしれないけどどっちかは必ず行く。
7月はタテトラ。初の51.5で楽しみ。多分ニューTTバイクのデビュー戦はここ。
8月はリレートライアスロンってのに出るらしいけど、詳細不明。スプリントを3人連続でやるというかなりめまぐるしい競技。

で、9月に佐渡。テレビが来るのでなんか慌しくなりそうだし、エントリーも増えそうだから出れるかが怪しいけど。今年のリタイアの雪辱を晴らすべく。

kuma_x at 15:21|PermalinkComments(0)

October 17, 2010

ハーフマラソン

昨日は勉強会でそのまま懇親会、と言ってもほとんどの参加者は学生なわけで、完全に大学生のノリの飲み会なわけだけど、そんな飲み会で2次会まで行って、いや、明日ハーフマラソンなんで…とか言いながらも、しこたま飲んで来ました。

たまに行く勉強会はやっぱ楽しい。

で、飲んで午前様で帰ってきて、今日は北千住でハーフマラソン。酒の残る身体を引きずって荒川河川敷に着いて、なんか気持ち悪いままスタートでしたが、周りのペースに引きずられてそこそこのスピードで走り始めます。本当は2時間半くらいかけてゴールでいいかなと思ってたんだけど、曇天で気温も低めだったので思ったより快調。

と、言っても、そもそもがそんなに速いわけではないので、キロ6分をちょっと切るくらいのペースで、折り返し地点まで来て1時間弱で、このペースで行けば2時間切るかなぁなんて思ったらお日様が出てきて気温がガッと上がり失速。結局2時間10分くらいでゴールでした。後半はきつかった。

まぁ、でも、止まらずに走り切れたし、均せばキロ6分くらいで走れてるってことなので良いことにしましょう。また、来年の佐渡に向けて上げていけばいいってことで。

で、レースでは自転車との衝突事故もあったけど、何人か倒れたりもしていて、意識なくしてる人とかもいて、運営の人は大変だったようです。昔はマラソン大会で倒れる人なんてそんなにいなかったんだけど、最近はやっぱ裾野が広がったせいか、よく見るようになりました。

十分な準備ってのは私が言えた義理じゃないので言わないとして、趣味の運動は自分の限界の中でやるってのがルールなのかなぁと思ったりもします。限界を超えることは必要かもしれないけど、それは練習の成果であって、その場の踏ん張りでどうにかしようと思ってはいけないのだと思います。じゃないと趣味じゃなくなっちゃうし、長く続けていけない。目標を達成できないなら、次回頑張れば良いのです。

しかし、最近のマラソン大会は女性が多くて良いですな。

しかも綺麗な人が多いという。

それなりに練習している人も多いし、ぴったりなウェアが流行りだから練習成果のスタイルの良さも強調されるし、あまりにゴテゴテの化粧もしないし、ってので余計綺麗に見えるのかもしれません。

今回の大会は私が始めて参加した大会でもあったりします。7年くらい前だけど、その時は5kmの部に出て、たった5kmの完走に感動したもんです。

初心を忘れないというのは何事においても大事だな。

kuma_x at 22:19|PermalinkComments(0)

October 11, 2010

三連休

世の中は三連休なわけだけど、うちは大学祭だったりするので、休みにならない。休みにならないと言っても別に仕事って感じでもなく、OBが遊びに来て飲みに行くという感じ。

大学祭自体は特に何も見るところもなくて基本研究室にいるわけだけど、大学主催の同窓会イベントがあるのでその時間だけ会場に行くんだけど、結局、自分のOBは自分の研究室に来るからぼーっとしているだけになる。車で来てるからビールも飲めないし。

それでもまぁ何人かは知ってるOBとか退職した先生とかとも会って小一時間話したりもするわけだけど、結局同窓会なのに先生は先生同士で話してるだけだったりすることも多くて、一人でぽつんとしてるOBもいたりして、なんだか良く解らん状態になったりするわけです。

と、いう、感じでまだまだ改善の余地はありそうな同窓会イベントは置いといて、研究室に帰ると午後に向かってだんだん人が増えてきます。

私というか研究室のメインは夜の飲み会で、来年から研究室に来る3年生も誘って参加者は35人くらい。着任した年から3つの学部を渡り歩かされたので、学生の所属も歴史があって仕事してきたんだなぁという実感があったりします。

連絡取れなくなったOBが多いので、もっと集まると良いんだけどなぁ、とは思ってるんだけど、このへんはなかなか組織的に動かないのが難点で、私がしっかり名簿管理すれば良いんだろうけど、それも結構な労力だし、やっぱ一定の割合で参加したがらない学生はいるし、だいたい20台中盤から30歳前後になると仕事も忙しいし世界も狭くなって動きが鈍くなるので、普段から離れているとちょっとなんかその場で気まずい感じもする研究室の同窓会には足が遠のくというのもあるようです。

社会に出るってなんか世界が広がるイメージがあるかもしれないけど、もちろん広がってる人もいるけど、実は狭くなって窮屈に生きてる人の方が多いんだと思います。そこに気付いてなお前向きな考えが持てれば同窓会も行ってみようかというモチベーションになるんだけど、なかなか難しいのかもしれません。

しかし、風邪が治らない。10日以上治らんので、明日は午前会議で夕方ゼミなので合間を縫って病院に良く予定。で、週末はハーフマラソン。風邪の具合によってはぶっつけの可能性もあり。

佐渡で壊した左膝はまだ復調しない。

と、なんか体調的にはボロボロな感じ。

kuma_x at 20:18|PermalinkComments(0)

September 20, 2010

ギリシャ

ギリシャ行ってきました。お仕事で。

iPhoneにしてから写真とるようになったのでアップしてみます。

まずは成田で。初めてA380に乗るので子供のように興奮気味です。
IMG_0411


なんですが、最終的にA380は乗らない方がいいという結論になりました。乗ってる人が多すぎるのか航空会社がオペレーションに慣れてないのか、何かと不手際が多いです。

エコノミーに乗っててご飯が配られる順番が最後だったんですが、ビーフとチキンとかって問題じゃなく、そもそも食事が足りないという状態で30分くらい待たされた挙句、なんか全然違うもの持って来て配りだしたので、勘弁してくれと言ったら、ビジネスクラスの食事をプレートにてんこ盛りにして持って来ました。寿司の上に温かい料理を重ねて持ってくるという何とも言えない感じでなんの嫌がらせだろう?という感じ。

しかも、帰りに成田についてからは荷物が出るまで1時間待たされます。しかも、一つの便に人数が殺到するからかパスポートコントロールもセキュリティチェックも大渋滞。1時間の乗り換え時間で間に合わないという状態でした。

いまんとこ、航空会社に対する恩恵しかないです。あの飛行機。

で、気を取り直して機内ではこればっかり飲んでました。帰りにご飯を待たされている間も何本飲んだことか。。。
IMG_0412


ホテルの部屋はこんな感じ。街全体は汚いんですが、泊まったホテルの中は小奇麗です。これで一人で使って80ユーロ。
IMG_0413


二日目のバンケットは少し会場から離れたところでやって、そこまで歩いていったのですが、途中の海沿いの風景はこんな感じ。テッサロニキは古い港町で道路から柵も何もなくいきなり海です。砂浜じゃなくて、すぐに海です。きっと年間何人もの人がダイブしているんじゃないかと思います。
IMG_0421

IMG_0422
IMG_0423
IMG_0424


時間的に夕日が綺麗だったりします。

バンケット会場の目印になっていたホワイトタワーというのがあります。
IMG_0425

なんか有名な建物らしいのですが、私にはイマイチわかりません。でも、有名な古い建物らしいです。

会場からこんなに綺麗に見えたりします。
IMG_0429


バンケットが終わって、酔っ払いながらまた歩いて帰る途中に街の風景を撮りました。何かと有名な建物とか銅像とからしいんですが、余習も復讐もしてない私には何がなんだかわかりません。

IMG_0430

IMG_0431

IMG_0433
IMG_0434
IMG_0435
IMG_0436


で、よく考えたら経済破綻やテロの関係でいろいろ治安が心配とか言ってたわりには夜中でも安全でした。少なくとも表通りは。

本当は公共の機関の建物や人の集まるところとかはテロの危険もあるらしいのですがあんまりそんな雰囲気も無かったです。そういうもんなのかもしれません。



翌日は酒にやられたのか風邪を引いたのか気持ち悪くて午後のセッションも休んで寝てたので何もありませんが、最終日のお昼にホテルの近くにある鉄道の駅に行ってみました。
IMG_0437
IMG_0439
IMG_0440

外観はなんかあんまりヨーロッパっぽく無いんですが、大きな駅のようです。

で、帰りの日に空港で街の遠景でもないんですが、眺めが良かったので。
IMG_0444
IMG_0443


で、乗り換えのドイツの空港で。やっぱこれです。
IMG_0445


そんなこんなな旅でした。

ちなみに出発の直前に姪が生まれたので帰りに神戸に寄ってから帰ってきました。成田→羽田→神戸→新幹線→家という経路で何がなんだか分かんない帰り方ですが、姪は可愛かった。

成田→羽田がバスで1時間くらいなので意外と便利だなと思ったんですが、それでも単に国際線→国内線の乗り換えのコストが3000円ってのは高いよなぁ。

来月からは羽田にも国際線が充実するのでもうちょっと考えたほうが良さそうです。

kuma_x at 20:47|Permalink

September 10, 2010

設定変更

なんか意味の分からないコメントがよく来るので、コメントは確認後に表示することにしました。

まぁ、最近はコメントないし、ほぼ影響は無いから良いや。

しかし、まぁ、迷惑だ。言っても理解出来ないのだろうけど。

kuma_x at 20:00|PermalinkComments(0)

September 09, 2010

反省文

今年の佐渡は暑かったとかなんとか言っても結局完走できなかったのは避けられない事実で、確かにDNFは多かったけど、77%は完走しているわけだから本当は言い訳にならない。

で、いろいろ言い訳したくなる己の弱さをぐっと我慢して反省して来年につなげる方向で考えてみよう。

まず、前々日。

別企画で佐渡に来ていた大学の先生や関係者や学生と会食。帰りの足が自転車だったので酒は飲まなかったけど遅くまで盛り上がった。まぁ、これはこれで良くて来年も機会があれば行っても良い気がする。

で、前日。

いつもより早めに宿を出て、ちびっ子トライアスロンの観戦。一緒に行った人達はスイムの練習をしてたけどこれには参加せず。毎年のことだけどこれも特に問題無し。頑張るちびっ子を見てモチベーションアップなので来年も観戦したい。一昨年はちびっ子トライアスロンのボランティアもやったけど、朝が早くて宿でご飯を食べられないのでそれは今後も無し。

夜は9時就寝。お酒も少しだけでいつになく健康的。なぜか物凄く緊張していたのは去年完走したのに今年完走できなかったらどうしようという変なプレッシャーのせいだと思う。来年はまた別のプレッシャーがかかるのかもしれないけど、プレッシャーはどうしようもないし、結果的に影響は無かったと思う。

で、当日朝。

3時起床。食事、トイレ、洗顔をさくっと済ませて4時に出発。例年もう少し早く出ていた気もするけど、これくらいで十分だ。マーキングの後もすでに気温が高かったので去年のように寒くてブルブルみたいなことはなかった。

スイムのアップは軽く。水温も温水プール並に高いので温度に慣れる必要もなく、仰向けバタ足で一旦心拍を上げて、100mくらい泳いでおしまい。別にここで頑張っても早くなる下地があるわけでもないのでこれくらいで良い。

で、スイムスタート。

去年と同じく最後尾からスタートしたのはバトルを避けるためで、徐々に追いついて行って抜かせる分だけ抜かせば良いという考え方だった。これでほぼバトルもなく1時間30分で帰ってこれる、という算段だったんだけど、去年より泳力が付いていたようで、700m地点にたどりつく前に真剣に泳いでいる遅い集団に追い付いてしまう。

真剣に泳いでいる遅い集団ってのは上がりのタイムが1時間20分〜30分くらいの人達でここに参加者の半分くらいが密集している。この集団の後方で上がる予定だったんだけど、ここで自分の位置をイマイチ把握できてなかったのと、少し欲が出てしまったのが一つめの失敗だった。

で、700mのBの折り返しを過ぎたあたりからバトルが始まる。真剣に泳いでいる遅い集団よりも遅い人のほとんどは追いつかれたら譲ってくれるんだけど、真剣に泳いでいる遅い集団の人の多くはなかなか抜かせてくれない。追いつかれているんだから自分の方が遅いことは分かるはずで、しかもこんな500番台で順位を気にする必要も無いのに、それでもかなりのバトルになる。抜かせてくれない。

強引に割って入るとキックやパンチが跳んでくるのはまぁある程度しょうがないんだけど、隙間を見つけてぬこうとすると体を寄せてきてキックやパンチってのは意味が分からん。初めのターンの時にはゴーグルの上からおもいっきり足の裏で顔を蹴られて、かなり痛かったので、ちょっと仕返しさせてもらった。冷静に考えれば、仕返しなんて自分の体力を消耗するだけで何の意味もないのに、まだまだ私も未熟なようです。

そんなこんなで2回折り返して3100m地点を過ぎるまでバトルしっぱなしで、かつ、抜けないという散々な状況で体力だけを消耗したスイムでした。これを解決するには70分を切る泳力を付けて前方からスタートするか、90分でゴールするように調整するかだけど、現実的なのは後者。自分のペースで泳げないのはこれまたストレスってのが問題点なので、ここは今後の課題だなぁ。

途中、2500mくらいで足を吊ったのは暑かったからだろうと思うことにする。ウォーターローディングとかミネラルとか前々日くらいから考えておくと良いのかもしれない。足はそんなに使ってないのであまり支障は無かったし、上がったときには気にならないくらいに復活してたのでトラブルとしては大したことは無かった。ボートを呼んで、捕まってストレッチして、少し水をもらったりして暑い中の良い休憩になったくらいに考えてスイムを再開できました。

で、バイク。

とにかく暑い中でのバイクだったので体力温存モードで走り始めました。今年はDHバーも付けずに純粋なロードレーサーで走ったんだけど、これは単にポジションの調整が面倒だったからだったりする。多分今のロードバイクを本気でDHポジション取れるくらいに調整するためにはステムを変えないと行けない気がするし、そこまでやらないなら中途半端にDHバーを付けるよりもいつものポジションで乗ったほうが楽だと思ったからだけど、それは間違ってなかったと思う。

コンパクトに乗り続けている効果なのか、去年辺りからかなりペダルを回す乗り方が出来るようになってきて、前半のアップダウンもかなり楽に回してクリア。アウターが50でスプロケも27のギアを付けてたので、登りも50×27で楽に行けます。

そんなこんなでZ坂までは快調。ただ、暑さは確かにきつくて、脱水が怖かったので、水はアホみたいに飲んだりかけたりしてました。Z坂直前のエイドでは一旦下りて、トイレ行って、さぁ行くぞと気を取り直して走り始めたこともあって、去年よりもかなり楽な感じで登れました。Z坂も大野亀もインナーに落としてクルクルでらくちん。

ただし、時間的な部分では去年よりも遅いペースで、これは暑さのせいもあるから仕方がないと割り切ってたつもりだったけど、やっぱりどこか焦ってたりもして、ここから両津までの区間は焦ったり、気を落ち着けたりと心の中が忙しい状態が続きます。精神的にはこう言うのが一番良くない。

結局両津に付いたのは12時で、まぁ、そこそこ予定通りなんだけど、ここから3時間でゴールとか考え出すとやっぱり焦るわけで、しかも3時間は消耗してなければ走れるタイムだったりもするのでたちが悪い。このへんの目標の立て方はもう少し考えなおさないといかんなと反省。

で、水津までの向かい風区間を焦りながら走り終えた辺りから、左膝が痛みはじめました。自転車で膝が傷むのはかなり久しぶりで、ってことは最近は上手く乗れていたってことなのに、本番になってなんで…という気もあって、さらに焦りだしたりしてだんだん収拾がつかなくなってきます。

水津から小木までの平地追い風区間はそれこそ40km/h近いスピードで飛ばすところなんだけど、膝が不安なまま中途半端に飛ばしたりセーブしたりで結果的に物凄く効率の悪い走り方になってしまっていました。ここも反省点。行くなら行く。抑えるなら抑えるを徹底しないといかん。

で、小木の坂は、まぁ、キツイけど膝の方が気になって気になって気になっているうちに終わってしまって、今年はあんまり印象が無いんだけど、トランジットに帰ってきたのが3時半ということで、目標より30分遅れたけど、この時点ではまだ全然完走できる時間だったわけです。ただ、体力の消耗は酷くて、よくぞバイクゴール出来たなぁ、というくらいで、少し休めないとランの途中で潰れるなというのがその時点での自己判断だったわけです。それは正しかったと思う。

で、ラン。

暑さはさらに厳しくなっていたので、トランジットもゆっくりで、とにかく体力の回復を第一の目的に動きます。5時くらいには気温も下がって少し楽になるだろうからという目論見で、それまでにいかに体力を回復させながら距離を稼ぐかということを考えていました。

5時から走り出して完走するためには、4時間30分で走れる距離を残した地点まで行かなくてはいけなくて、それは少し余裕を見てたぶん10km地点だろうという計算で、1時間半で10km地点まで行けば良いやという作戦を立てます。

で、まぁ、ちんたら暑い中を歩いて進んでいたんですが、歩くのがもうきつくて、5kmのエイドで道端で座り込んでしまいました。しかも膝が思ったより重傷で、なかなか回復してくれないっていうか、たぶんその日のうちに回復するような状態じゃないことが分かって、この辺で完走を諦めます。

それでも、もしかしたら回復するんじゃないかという一縷の望みを持って歩いて進んでいったんだけど、田んぼのなかでついにコースからそれて木陰で寝ることにしました。木陰は物凄く気持よかったってのもあったんだけど、どうせなら膝が少しでも回復してくれないかなということで長い時間休むことにしました。30分以上寝てたかも。

で、さすがにそんだけ寝ると体力も復活して、気温も下がってきたので、まだ膝はだめだったけど、足切り時間もあることだし、起き上がって走り始めます。この時点でもう5時はとっくに過ぎてて、でも、復活御はたぶんキロ6分くらいでは走れてた感じで、明らかに周りの人とスピードが違って、しかも膝がそれなりに動いててくれたので気持よく走れてました。

10kmのエイドに着くと、エイドの人が早くチェックポイントを通過しろと騒ぐので、時計を見ると足切り30秒前というなんとも絶妙な時間。で、さらにそれなりのペースで走って、次のエイドでは足切りまでの時間を数分稼いだけど、このへんで膝が落ちるようになっておしまいです。一応神社のT字路で応援してくれてた人がいたので、まだ待ってると悪いなと思って足を引きずって行ってみたけど、すでにバスにのった後だったようで、それを確認してマーシャルに申告してリタイヤ。

相変わらず選手に厳しいドナドナ号に1時間くらい積まれて気持ち悪くなりながら帰ってきました。

というわけで、まぁ、いろいろ反省点はあるんだけど、

・暑さ練習不足
・前日までのローディングも含めて補給の取り方が悪い
・膝の強度不足
・その場での目標の立て方が曖昧で下手

って感じだったような気がします。

対策はこれからいろいろ考えて試していくけど、取り合えずTTバイクを買うことにしました。OraかなP2かな。Oraだな。たぶん。10年モデルをすぐに買うか11年モデルを待つかが悩みどころだけど。。。

kuma_x at 12:04|PermalinkComments(0)

September 07, 2010

佐渡未完走

いやー、今年の佐渡は暑かった。

完走する気まんまんで望んだ今年の佐渡でしたが、結果ランの途中でリタイヤです。っていうか、実質バイクで潰れました。

詳細、反省はまた今度。

kuma_x at 08:37|PermalinkComments(1)

September 03, 2010

佐渡

今年も佐渡の時期になりました。

一度完走しているからか、去年ほどぎゅうぎゅうに練習しているわけでもなく、しかも、途中であまり気にしなくなってしまったのもあって、体重も去年に比べて1kgくらい多い状態だったりして、いい意味でも悪い意味でもリラックスしているんですが、それでも頑張って練習してきたので、今年も完走はしたいところです。

トライアスロンが終わると、海外出張やらなんやらが目白押しで、これまた体が休まらない日々が続くんですが、まぁ、とにかく頑張ってきます。

今年は9時前に帰ってこれると良いなぁ、と少し欲を出しつつ。

kuma_x at 06:25|PermalinkComments(0)

August 25, 2010

あっという間に8月も終り

ということは、佐渡まであと僅か。

今年はあまりギュウギュウに絞ることもしてないので、なんとなく身体も締まってない気もするけど、体重は去年に比べて1kgオーバーくらいだからそんなにブヨブヨという感じでもない。それでも、そこそこ泳げてるし走れてるので、今年は特に絞らずにこのまま行くことにします。

練習もお盆休み期間で集中的にやって、今週の月曜日にはマッサージに行って疲れを取る期間に突入。疲れを取んなきゃいけないのに今日はゴルフだったりして、なんか準備がのんきなんだけど、今年はこれで良いことにする。これで完走できなかったら、っていうか、目標の15時間を切るが達成できなかったら、来年は目の色変えて練習することにする。

トライアスロンの前後に中間発表の審査が五月雨式にあって、トライアスロンが終わると東京でやる学会とまた一日ゴルフがあって、すぐに慌しく国際会議でヨーロッパで、帰ってくると授業が始まる。

何気に、トライアスロン前後の予定がエクストリーム。

kuma_x at 22:42|PermalinkComments(2)

August 08, 2010

柳沢峠

土曜日に自転車で柳沢峠。たぶん2年ぶりという久々の柳沢峠は道は変わってたけど相変わらずきつかった。古里から徐々に始まるアップダウンをすぎて奥多摩駅を超えて暫く行くと短い登りがあって小河内ダムに到着。昔はここもえらい坂だと思ってたけどさすがに何回も行ってると慣れてきて坂は坂だけどあまり山って感じでもなくなってきた。

小河内ダムからは奥多摩湖畔の道を暫く走って丹波山に入り山の間を縫うように走って丹波山の中心地に抜ける。ここも少し登りで一部キツイところもあるんだけど、まぁ、そんなに長くないのでえっちらおっちら超えていきます。で、丹波山の中心地からは峠まで17〜18kmの登りでここから本格的な山になります。

丹波山の中心地を出るとおいらん淵に着くまではしばらく上り基調のアップダウン。ここで残り9kmで、ここからは緩いか急かの違いで登りしかありません。

おいらん淵から3km地点のSK落合で休憩して、SK落合から3キロちょいの湧き水で水分補給して、峠に辿り着くとなんとも言えない爽快感。標高1472mの峠だけあって涼しいです。

で、そのまま勝沼の天空の湯に向かう道は約25kmだけど、峠からの20km弱の区間はペダルを一回もこがなくても進むダウンヒル区間だったりするので、ブレーキで手と肩が痛くなりながら降ります。高度が下がると次第に盆地特有のモワッとした熱気を感じるようになります。峠は涼しくても下はやっぱり暑い。

おもいっきり下った後は、温泉までの最後のちょっとした登りを登ってゴール。八ヶ岳から縦走してきたうっちーと合流して乾杯して電車で帰ってきました。

峠まではうちから85kmくらいだけど、昔は朝7時に出て2時半に辿りくって感じで、初めて行ったときなんて登れなくて歩き出したりして4時くらいまでかかったりもして大変な思いをした峠だったけど、昨日は9時半に出て3時到着。しかも、調整したはずのリアディレーラーがなんかおかしくて、ローに入らなくて、途中で止まっていろいろ調整してたり、結局それでもローギアは使えなかったりというハンデもあってなので頑張れば実質5時間くらいで行けるようになりました。

よく考えると、丹波山から先はあんまり変わんないんだけど、そこまでが速くなったのかも知れませんが、まぁ、人はなんだかんだと成長するもんです。40歳を超えても。


kuma_x at 15:49|PermalinkComments(1)

August 01, 2010

減量月間

7月は早めに目標体重に到達したので最後の10日くらいは体重増やす方向で73kgまで増えた。ジムでボディスキャンをやったら、体脂肪率は15%くらいで、腕の筋肉は増えて脚の筋肉量は減ってそれ以外が少し増えてトータルは変わらず。体重は増えたけど、あまり体は育ってなかったみたい。

というわけで、いよいよレースまで1ヶ月とういことで8月は減量月間。水が抜けた状態で69kgくらいまで行くように落として、71kgでレースの予定。といっても、今日から出張だし、お盆は結婚式に絡めて前後で飲んだりして誘惑も多いのでどこまで絞れるか分からんけど、まぁ、それなりに頑張る。

今日は朝ゆっくり寝て、ローラー少しやって、ツール・ド・おきなわのエントリーして、プールで1200m泳いで、トレッドミルで1時間走やって、帰ってきた。

ローラーが良かったのか、2分/100mペースをキープできたし、最後の100は1分40秒だったし、1時間走も妙に楽だったので最後の10分は時速10kmで上り坂にして見たけど楽だった。体自体は夏バテからも復活していい調子らしい。

明日から徳島で学会。これから取り敢えず神戸まで行ってみる。

せっかくだから鳴門から淡路島まで走ろうかと思ったのに、大鳴門橋は歩行者が通れないらしく残念。

kuma_x at 16:29|PermalinkComments(0)
Recent Comments