1666bc31.jpg今朝の朝日新聞だ。2008年3月に「なは/あかつき」「銀河」の廃止と、日本海と北斗星のそれぞれ1往復減と。更に2009年の春には「はやぶさ/富士」が廃止されるという。

「いつかはそんな日が来るだろう」とは思っていたが、それはどちらかと言うと車両の老朽化によるものだと信じていた。そして、サンライズのような交直流寝台電車が開発され、代替で運行されたらいいなと思っていた。
しかしやはり、理由は利用客の激減によるものだという。

広島に来たばかりの頃、好きだというのもあったが、帰省や出張には良くブルートレインを利用した。夜遅くまで仕事して次の日の早い新幹線に乗るよりは、夜行で横になって移動した方が楽だと思ったからだ。でも、そういう考えのひとは少ないんだろうな。

そして、かつては人気列車だった東京−大阪間の急行「銀河」までが・・・。今、のぞみが速くなったから、朝一からの仕事でも、夜行に乗らずとも始発で間に合ってしまうからか。

まだ東京にいたころ、京都で会社の先輩と飲んでいた時のことだ。その日は最終の東京行きの新幹線は確保していたのだが、飲んで盛り上がって「夜行で帰りなはれ」という話になった。で、京都駅のみどりの窓口に行って新幹線から急行「銀河」への変更を申し込んだのだけれど、その日はA寝台を含めて全て満席だったのだ。そして、その後の特急「出雲」(出雲市→山陰本線経由の東京行き。京都駅に停車した)も満席だった。ああ・・・。
残念ながら、その日は最終の新幹線で東京に帰った。
その時の記憶もあるのだから、急行「銀河」は廃止になることは無いだろうと思っていたのだけれど。

「出雲」はサンライズ出雲という電車寝台特急になって残っている。このサンライズ用車両は非常に快適だ。これで携帯電話やネット環境が整って、東京−大阪間で運転すれば、今でも充分人気が出る可能性があると思うけどなあ。でも新幹線か飛行機ということなのだろうか。

夜行列車に乗りたくなった。