以前から行ってみたいと思っていた江戸東京博物館。「東京の交通100年博」なる特別展(2011年9月10日まで)がやっていたので、思い切って行くことにした。
まずは特別展から。殆どが撮影不可の展示であったが、殆ど無くなってしまった都電関係の展示は力が入っていた。
このヨヘロ1型の1/1モデルは撮影可能だった。室内も再現されていて非常に良くできていた。
それと、別室にNゲージの都電のレイアウトがあった。
いやあ、たまらんですな。
ハセガワ製の電車が快走していた。
雷門。
昔の渋谷駅。
勝鬨橋。
結構凝ってますなぁ。
また作りたいな。
屋外に6000系の展示があった。コレは撮影可。
新聞社の名前が気に入らんが、雰囲気はいい感じ。
なるほど。そうだったのか。
そういう手があったか。
お、また続編が出るのですな。
う〜ん。いい感じですな。
子供の頃はこんな街並があったような気がする。
電車の中に乗ることが出来た。まあ広電の古い電車に何度も乗っていたから、あまり感動は無いけれども。
電車の中から表を見るとこんな感じ。
車内の広告も当時を再現?
もひとつ展示が。札幌市電の除雪車。ササラ電車だ。
元は東京都電のヨへロ1形。
この「ササラ」で雪かきをする。
内部のメカも見えるようになっていた。
メカ好きにはたまらない?
特別展を後にして、常設展へ。昔の日本橋を模した橋が掛かっているのにビックリ。
いや、この常設展もスゴいのだ。昔の街並のジオラマなんか、スゴい精密に出来ている。
タマランですな。
日本橋周辺の賑わい。
時代劇に出て来そうな一コマだ。
本当に良くできている。
コチラは両国橋。
三井越後屋。後の日本橋三越か。
良く作り込まれている。
江戸ゾーンの他、東京ゾーンもあって、戦後の東京の発展が描かれている。関東大震災や戦争の事も多く展示されていたこともあってか、コチラはあまり写真を撮らなかった。
コレは浅草にそびえ立っていたという凌雲閣。当時12階建ての建物は大変珍しかったというが、関東大震災で崩壊した。
はんぺん自動車!(キカイダー世代には懐かしい)
スバル360。日本の名車だ。フィアット500と同じRR(後部エンジン+後輪駆動)だ。当時のメカとしてはRRは画期的だった。駆動系と操舵系を完全に分けることが出来るので、メカがシンプルになるし、操舵が軽快になる利点がある。が、英国のミニのFF(前部エンジン+前輪駆動)に駆逐されてしまった。FFの方が後部にトランクを作ることが出来て、室内スペースや荷室が確保できるから。現在生産されている殆どの自動車がFFなのはスゴいことだ。
下に降りてみると隣は両国国技館であった。
かなり豪華で金掛けて作った博物館だし、特別展と常設展の両方を見たら1500円近く掛かる(東京都民なのに!)あたり決して安くないが、ここまで度肝を抜く展示があれば文句をつける気にはならないな。
とにかく、東京都民として一度行けて良かった。
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