2016年08月26日

明日、観察会

P1040280大学での講義の前夜もそうだったが、観察会の前の日はうれしくて眠れない。
そう、子供の頃、遠足や運動会の前夜に興奮して眠れないのと同じだと思う。

教材のムササビとモモンガのぬいぐるみを準備。
お土産はムササビとモモンガ、オリイオオコウモリのバッチ。
そうだっ!夏休みで子供たちが多いので化石のレプリカ(商品で余ったヤツ)もあげちゃおう!

今回はしっかりと準備ができた。
最終下見では、ふたつある天然樹洞からも顔を出してくれたしな。
明日、巣箱からも顔を出してくれたらいいな。
Lは明日午前中にも下見に行って(樹洞にいるかどうかを確認)くれるそうだ。
俺にはわからないのだけれど、Lには巣材が出てるとか尻尾が見えるようで。
Kさんは、絵葉書や名札の準備。
C姐は、締め切り間際だというのに来てくれる。

さて、ガイダンスの練習をするか!
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 22:59Comments(0)TrackBack(0)ムササビ 

2016年08月24日

モミボックリ

P1040277今週末の観察会のための最終下見。
 季節食痕は、カエデがそろそろ終わりで、青いドングリに移る頃だ。
しかし、地面にはチョッキリの仕業ばっか・・・なぜチョッキリってわかるってか?!
切り口がまっすぐで、ドングリのハカマに小さな穴が開いている。
そもそもドングリ自体が食われていない。
 青いドングリは、この時期のムササビの子供の離乳食だから、ドングリ食痕が見つからないということは、この周辺で出産がなかったのかな?とも考えられる。
この離乳食という話しは、福島県鳥獣保護センターの溝口のお兄ちゃんの奥さんの洋子さんから教わった。
ムササビの子供を保護して育てていたときのこと、スポイトミルクを嫌がるようになったので、「・・・この時期にムササビのお母さんだったら何を子供に上げるだろう」と考えて、森の中を歩いた時に青いドングリを見つけた。
見た目は青いから、おそらく苦いだろうと思って齧ってみると、とにかく柔らかかったので与えてみたら喜んで食ったそうだ。
 ペンギンだったか忘れたけれど、奴らは五つある味覚のうち、二つしかわからないそうだから、ムササビにも苦味がわからないのかもしれないな?
 サルだってワサビ田からワサビを盗んで齧る・・・ハクビシンは柚子を食う。
なっ?多分、わからないのだと思うのだ。

・・・こんなものを食っていた、マツボックリならぬモミボックリだ。
結構でかいからねぇ、鱗片も大きい。
リスのように手でむくのか?歯でむくのか?
食いたい部分、種子は鱗片の下にあるわけで、片手で持ったまま食うのはなかなか大変だ。
リスみたく地面で食うほうが楽だろうな。
これまでの下見では留守だった、天然樹洞の二箇所ともムッサがいた。
しかし、下の巣箱エリアでは1頭も会えなかった。
観察会的にはどっちがいいんだろうねぇ?  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 22:33Comments(0)TrackBack(0)ムササビ 

眞田丸33話を3回見ちゃったからね・・・

「どこか遠くに行け、死人として・・・・・生きろ」
人間、最後はこの言葉しかないのだろうかなぁ・・・殺すというほどの愛情は無いからねぇ。
誰もがわかっているのに、必死に認めようとしない姿は無様だなぁ。
・・・・いつか俺もそうなるのだろうか。

 今日は某会議に出席した。
いつだって俺は野党の立場だから、会の代表や、ことなかれ主義で「なぁなぁ・・・とりあえず」というセンターに陣取る事務局(結構味方になってはくれているのだけれど、立場ってのがあるんじゃない?)に、ヤイノヤイノと突っかかる。
これは16歳の時から、会議の場はこの方が「健全だ」と考えているのだからしょうがない。

 この年になると、言い方が上手くなってきたのか、それなりに自信と実績が伴ったのか、共感者や賛同者も現れるようになってきた。
その連中には命を掛けてでも応えようと思っている。
 面白かったのは、いつの頃からか会議に座る場所が決まってしまっていることだ。
センターから左側が俺や賛同者・・・・そして右側には代表と同じ団体の連中(言わば与党)。
 ふ〜〜ん、これって「右翼・左翼と同じだ!」と思った。
この言葉は、ナポレオン時代のフランス国会で出来た言葉なのだが、知らず知らずにそんな席に座っていたのだネェ?

人間社会の中ならいざ知らず、自然まで人間社会(ヒエラルキーや経済)を持ち込む奴は許せない。
しかし、そ〜ゆ〜連中は「それが社会だ」とばかりカエルの面に小便なのだ。
そんなヤツの足の裏をありがたがって舐めるヤツもいる・・・これも社会だ。
・・・あのね、そんな時代、いつまでも続かないよ・・・自然がほおって置かない、必ず天誅が下る!

 今回の眞田丸(33話)・・・おもしろかったなぁ、歴史的に最後を知っているだけに「滅びの美学」を感じた。
昌幸も信繁も、三成も、大谷刑部もみんな死ぬ。
残り15話だというのに今までの布石をきちんと拾って、関が原〜大阪夏の陣へ突入だ!
片倉小十郎(せがれ)と信繁の娘とのエピソードはあるかな?その娘こそキリとの間の子だ。
 「義」や「信念」で動くヤツは社会にとってウザイのだ。
しかし、これだけで動いている喜びは、動いていないヤツには絶対にわからない。
例え、それが敗けようが、恥じることは無い。
・・・三銃士を笑えるか?城に特攻するガンダルフを笑えるか?アラモに残ったクロケットを笑えるか?三国志を笑えるか?こっちこそ「ライトサイド」だとみんな知っているけれど、それができないから「ダークサイド」に堕ちるのだ・・・不器用だと言われてもいい、どうやら俺はこっちが好きなようだ。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 02:00Comments(0)TrackBack(0)その他 

2016年08月22日

ネズミの恩返し

「動物園動物の福祉について悩む会」という講演会に参加した。
 演者は岩田エリさん・・・面白かったネェ。
一番面白かったのは、パワポのオープニングにコラージュされていたイラストだ。
 ネズミが「仲間の危険を察知すると助ける行動をすると」いう実験結果のイラストだった。
ネズミのケージの中央を仕切っておき、ちいさなドアをつける・・・そのドアは片側からしか開かない仕掛けだ。
片側の部屋に水を入れておくと、ドアを開けて仲間を迎え入れる。
水が入っていなければ緊急事態ではないと判断してドアを開けないのだそうだ。

 そうなのだ、ネズミは仲間を助ける・・・俺の本(「クマはクマッとなく!?」)に、小田原の農家の人に聞いたおもしろ話として、ネズミ捕りにかかったネズミを殺すのが忍びなく、真冬でもあったので凍死するだろうと野外に放っておいたところ、夜中にネズミたちが仲間の命を助けるべく、ネズミ捕りを納屋まで引きずっていった話を紹介した。
 こんな様子が、昔話の定番の、お世話になったお爺さんとお婆さんに米俵を運んでいった姿になったんではないのか?という結びなのだが、こんな「まさかぁ??」と言う話が、実験で証明されているというのがうれしかった。
P1040274
 こ〜ゆ〜話が聞けるから岩田さんの話はおもしれぇ、彼女はラボとフィールドの両方チャンネルを持ってる稀有な人だと思う。
 福祉については、俺は野生動物をやっててホントに良かった、野性をやってる限りそんな問題を考えるこたぇねぇのだもの、これからも今までどおり、野生動物に思い込みと主観だけで、管理を強いる奴らと戦えばよい・・・・「老後」があるのは管理動物と人間だけなのだからね。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 05:15Comments(0)TrackBack(0)その他 

2016年08月18日

下見

ム27日の観察会のため、ガイドが全員揃っての下見。
 前回のときと違い、Lはかなり具体的にシミュレーションができていたようで頼もしい。
今回は初めてフィールドでアイパッドを使うことにした・・・これは便利だ、今までは写真をプリントアウトしてパウチしたり、樹洞の場所を示すボードを用意していたのだから。
 これは鳥や動物の位置を示すのにも使えそうだ、「・・・堰堤があるだろう?そこから右に少し行って、藪があるけれど、その中央の枯れた木からちょっと上に上がったところにカモシカがいるよ」と、教えていたのだ。
アイパッドなら、現在見ている画面に指で→や丸で囲めば示せるわけだからね。
 
 天然樹洞では姿が見られなかったが(これは昨晩、台風が来ていたからだと思われる)、下でのべ3頭見ることが出来、滑空が2回(俺は1回しか見ていない)、そして生態的にすげぇ状況を観察することが出来た。
フフフ・・・図らずも追い出してしまった巣箱に戻ってきてくれるかな?
温度計はこの時期は当てにならネェな、おそらく暑いのだろう。
富山市FPでも夏の間は巣箱を使っていないと言うし、モモンガだって、冬と夏で巣穴を移動する。
まぁね、秦の始皇帝だって夏と冬で宮殿が違っていた・・・鳥だって渡りをするではないか。
よしっ!百葉箱みたいな「風通しのいい巣箱」を作ってみよう!

 体調を崩されていたKさんも元気そう(お腹が出てたよ 笑)・・・おっかぁも相変わらずだった。
二人とも、ムササビが元気でいることをとても喜んでいた。
C姐は、いつもと違った印象・・・。
来週、最終下見をしよう、後は細かい事務的なやり取りをすれば当日の観察会は問題ないだろうと確信できた。
今回はフィールドに時間を使おうと思う、チョッキリとムササビの食痕の違いも知ってほしいしね、連中は樹木の剪定をしているのだよ。
そうやって何千年も森を維持していたのだ。

・・・全く、巣箱を掛けていなかったらどうなったのだろう?・・・まぁね、はたして巣箱を掛けたから現状維持できているわけではないのかもしれない(自然はもっとパワフルだから)、でもね、少しでも俺らが森の維持のための末席になっていると錯覚してもいいだろう?
 ここのムササビは、あと10年は大丈夫だ。
「・・・昔はいたけどネェ・・・」なんて言葉はニホンカワウソで終わりにしようぜ。

明日のフィールドはアウェイ!
壊れていた赤フィルターを新作したので、仕事場の玄関ドアを開けて外に出て照らしてみたら、あははぁムッサが居た!
へぇっ、戻ってきていたんだね。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 04:26Comments(0)TrackBack(0)

2016年08月17日

・・・それが日本だ私の国だ。

カワウソトラック1 2005-01-10 20-39-48ブログ主と電話で話すことが出来た。
場所は高知県西部とのことだったが、彼は当たり前のように具体的に教えてくれた。
それもそのはず俺の著書を読んでくれていたそうで、あらためて自分の仕事に感謝した、ありがたいなぁ。
これまでの目撃者は、胡散臭いヤツらばっかりだったから、てっきりそれを覚悟していたのだ。
ここが今までと違い、信憑性のある情報だと思う根拠でもある。
彼は今までも、釣りをしていて何度か横切ったり泳いでいる姿を目撃していたそうだ。
ってぇことは信じられない話だけれど(もしニホンカワウソだとしたらば)、今までずっと繁殖を繰り返しながら生きながらえてきたわけで・・・・安藤先生は立場上「ネッシーみたいな話ですね」と冷たい。
都動協も「興味深い話ですが・・・」と剣もホロロ・・・・。

やはり俺が睨んだとおり、80年から94年まで(近年)、ロードキルや誤殺の記録が残っていた場所だった。
俺もその近くには行ったことがあり、一晩中テントの蚊と格闘したことのあった場所だ。
明日から暗視カメラやビデオをなど数台で、2日間、仲間と張り込むという。
決定的な写真が撮れたらいいなとエールを送る反面、「タマちゃんフィーバー」の再現によって、こんな状況が(これは韓国ね)マスコミや野次馬によって踏み荒らされてしまうのだろうな。

 須崎市なんか「カワウソの町すさき」を観光の目玉にしているんだから、コンクリートのカワウソ像ではなくて「カワウソ研究センター」を作ればいいのに・・・「UFOの町」や「ツチノコの町」ってのと同じで、「ゲッ!?ホントにいてもらっちゃぁ困るんだけど・・・」なんだろうな。
あぁ、それが日本人・・・。

俺は「あぶりだす側」に興味は無い、それは誰が見つけたっていい。
俺がやらなくちゃいけないのは、「では、見つかった場合(生き残っていた場合)具体的にどうするのか?」ということを準備することだ。
これは「青梅の森」の住宅開発の時に学んだ。
「残すのも大事だけれど、残った後どうするか?という明確なビジョンがなければ市民を説得できないのではないか?」と俺が言ったら、「確実に残るというのなら管理する!と言われた。
ダメだ、オトナが「机を買ってくれたら勉強する」みたいなことを言って、誰が納得する?
 そこで、吉祥寺の仕事場を引き払い青梅に移った・・・緑地が残ったら俺だけでもナントカしようと決断したからだ。

 だから何年か前に飯能で「ヤマネをあぶりだす」という話にも乗らなかった。
あぶりだすのなら、その後どうするか?の覚悟がなければならないのだ。
残念ながら俺にはヤマネに対してそこまでの愛情はない。
まして「熊谷さんは飯能のヤマネがどうなってもいいんですか?!」と、何もしないだろうし、結果的に何もしなかったヤツに言われたくも無い。
 飯能のヤマネはあぶりだされた・・・・でも、「いたっ!」というだけで、何も手は打たれていない。
・・・ヤマネェ、人選んで出て来いや。
ニホンカワウソ・・・今の俺なら何とかできるかも?・・・出てきてもいいぞ!  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 05:50Comments(4)TrackBack(0)ニホンカワウソ 

2016年08月15日

きた〜〜っ!!

http://sikoku.nomaki.jp/newpage382.html昼から、この対応に追われていた・・・あちこちに電話をし、メールを書き・・・来たね、こんな日が。

今のままでは、「クーちゃん」や「タマちゃん」にされるだけで、自治体が特別住民票を授与して終わりだろう。
だからこそ韓国から具体的な保全・保護を学ぼうと呼びかけていたんだ。
 まずは、安藤先生を中心にしてカワウソ観察プロジェクトを発足、周辺のフィールドワークをする。
フン分析からDNAを読み解き、ニホンカワウソと確認されたら、周辺3キロ四方は立ち入り禁止にして、1年間の集中観察、家族でいるのか?繁殖の確認は?場合によっては生け簀を作っても良い。
その一方で、万が一の時のための施設を準備、今のところ、アクアマリンふくしまがベストだろな。

こんな形でニホンカワウソがあぶりだされたわけだが、誰が見つけようが俺には興味がない。
だからこそこの日に備えて韓国から学ぶ姿勢には変わりがない。
ようやくこれで、カワウソシンポジウムの意義(入り口・とっかかかり)が見つかった!
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 21:11Comments(0)TrackBack(0)ニホンカワウソ 

2016年08月04日

一足早く秋が来た

P1040246
机の上・・・一足早く秋が来た。

キノコもほしいな? カモシカのエサに作ろうか? 
まぁ積極的に食べるわけではないけれど、農作物やスギ・ヒノキよりはいいだろう。

今夜はこれからムササビ観察会の下見だ。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 14:15Comments(0)TrackBack(0)フィギア 

2016年07月21日

繁殖行動だっ!(2日目第二部)

IMG_00931臨場感のあるいい写真だネェ、Lが撮った。
彼女は最近マニュアル撮影に嵌っているから、タイミングのばっちり合った写真が時々撮れる。
 樹洞巣の主(おそらくメス)を観察していたのだが、極普通の出巣、ただし、ヤケに警戒しているな?という感じはあった。
昨夜の騒ぎはなんだったんだぁ?なんて思いながら下山し始めると、頭上を2頭が滑空!
そしてこの写真になる!












IMG_01031右がメス、左がオス。
オスが尻尾をパタンパタンさせながらメスを誘う。
完全に繁殖行動だっ!
この後、2頭で谷の方へ滑空していったので見失ってしまった。
明日また行ってみようか?でも、メスはそれほど嫌がっていないのだなぁ??だからどこぞで交尾しているのかもしれない。
もし、樹洞の主がメスだったら交尾栓が確認されるかもしれないな?

・・・それにしても一体、ど〜ゆ〜ことなのだろう?
単純に繁殖時期が3週間くらい遅くなったのだろうか?だとしたら、オス個体がもっといてもいいはずだ。
わからねぇ!
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 00:25Comments(0)TrackBack(0)ムササビ 

2016年07月20日

ムササビからの洗礼(2日目第1部)

IMG_00621以前から懸案だったムササビの巣箱に温度計を付けた。
 巣箱を掛ける段階で温度計を仕込んで置けばよかったのだが、巣箱はいつ入るかわからず、齧っただけで使用しないということもある。
 長い場合は、掛けてから3ヶ月も使用してくれなかったこともあった。
その間、温度計を活用しておくのもムダだし、いたずらされたり断線することもある。
そこで、齧って興味を持ってくれたら温度計をつけようと思っていたのだ、まさか、掛けて4日目に齧るわ使用するわなんて思っていなかったからね。

仕事終わりの造園屋のおじさんに、「疲れているところ悪いネェ」とお願いした。
昨日、この巣箱には入っていなかったから平気だろうと思ったら、なんと、居た。ハシゴを掛けた途端、あわてて巣箱を飛び出し・・・よしゃぁいいのに、次に付けようと思っていた巣箱に入ってしまったではないか!?
 結局、二度も追い出すことになってしまった・・・。

IMG_00781さすがに驚いたのか、枝の上で失禁、ムササビは水を飲まないのに結構な量をするのな?
下に居た俺は、頭から洗礼を受けてしまった。

で、ムササビの出巣時間まで飯を食いに行き、いよいよ昨日の続きを観察することにしたわけだ。(続く)


  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 23:10Comments(0)TrackBack(0)ムササビ 

ここ2日のムササビ(1日目)

にじりここ2日、ムササビがおもしろい!
 まだ明るいというのにムササビが巣木から全身を出してじっとしていた・・・するとその木の反対側でソロリソロリと匍匐前進でにじり寄る1頭のムササビ!?まるで獲物を狙う肉食獣のようだ。
(それがこの写真ね)
そしてメス(多分)と思われる個体に襲いかかり、まぁメスは危うかったが滑空で逃げた!
もちろんオスは追いかけたのだが・・・この行動は「完全に繁殖行動」だった。
だから俺とLは「・・・なんだぁ?この時期に繁殖行動か?」と半信半疑。
だって、この辺りのムササビの繁殖行動は、12月中旬と6月初旬なのだから。
仮に、繁殖時期に妊娠に失敗したり、子供をなくした場合、イレギュラーでメスが発情することもあるそうだけれど、いくらメスがその気でも、オスは繁殖時期が過ぎれば睾丸が収縮してしまい、役にタタネェはずだ。
 どう考えても「いつだってやりたがっているオス」が、「もよおしてしまって」、メスを見つけたから襲ってしまえ!という構図なのだ。
 こんなことは初めてのことだった。

ただ、2頭とも雌雄の確認は出来ていなかったので、縄張りを持っているメスが、放浪メスを追い出しにかかった可能性も否定できない。
 明日確認しよう!(続く)
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 22:43Comments(0)TrackBack(0)ムササビ 

2016年07月15日

知らなかった!?

プンスカ打ち合わせも兼ね、タスマニアデビルを見に多摩動物園に行ってきた。

いつも、コツメカワウソの飼育舎はスルーしていたのだが、そういえば「アブラコウモリが展示してあったっけ!?」と飼育舎の中に入ってみると、なんと俺の絵が展示してあるではないか?!
そういえば、6年前に井の頭でカワウソのワークショップをしたときに、「使わせてください」という話があり、データを送ったことをすっかり忘れていた。

ニホンカワウソの絶滅とその原因、カワウソという生き物、さらにエコロードの説明までが展示してあった。
それにしても、コツメカワウソというだけで、6年間も観ようともしなかった俺のこだわりというか、信念もすげぇだろう?
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 03:09Comments(0)TrackBack(0)ニホンカワウソ 

2016年07月13日

まだまだだなぁ

7椎葉)いたたたた・・・昔撮ったリバーサルの写真を整理していたら、こんな写真が出てきた。
 授乳中のムササビの死体写真だ、誰かから送ってもらったのをデユープさせてもらったのか?それとも八王子の恩方で撮ったのか?
 当時(30年前)は、死体を見つけるたびに地元から連絡をもらうようにしていたので、解剖、そして頭骨標本を夢中になって作っていた時代だから、後者かなぁ?全然覚えていない。
 最近、ムササビの乳頭式を知りたくなって、さんざん人に聞いたり調べたりしていたけれど、ちゃんと撮っていたんだなぁ・・・でもね、この写真を撮った時は「針状軟骨」だけに目が行ってしまい、乳頭まで目が(考え)が行かなかったんだと思う。
見事に1+2+0=6という答えがでているではないか!?

 観察・・・察に観る・・・まだまだおろそかだった。
フィールドをやっていて、そ〜ゆ〜ことはしばしばある。

足跡の写真を検証していて、すっかりおろそかになっていた部分に気がつき、あわてて現場に観に行くことなんかしょっちゅうだ。

 ムササビの乳頭の数を本に書く時だって、モモンガ(本州と大陸で)の乳首の数が違うという大きな情報の方に引きずられてしまい、知らず知らずに「情報のトリアージ」をしていたのだろう。
だから俺の本には(さんざん書いているのに)ムササビの乳頭式が出ていないのだな。

何よりの反省は、せっかく提供してくれたこの死体に対し、きちんと供養していなかったということだ。
合掌。  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 03:54Comments(0)TrackBack(0)ムササビ 

2016年07月11日

僅かな希望

P1040219選挙速報を聞きながら、ウロコのモールド彫りを始めてしまった・・・他にやらなくちゃならないことがいっぱいあるのだが、これがまた嵌る!

 与党は、沖縄と福島で現職大臣が落選したということを反省点にしてくれるといいのだが・・・カエルの面にションベンなんだろ〜なぁ。
 
 1日前倒しになったことと投票所が増えたとはいえ、僅かながら期日前投票の投票率が上がったこと。
 
 共産党が言いだしっぺの選挙協力(野党共闘)が効を奏したこと。
 そして北海道で、民主党時代に経済産業大臣で「原発エネルギー政策見直し人事」をしようとして辞任させられた(マスコミにはめられて?)、鉢呂氏の当選に僅かながら希望の光を見た。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 03:07Comments(0)TrackBack(0)その他 

2016年07月09日

新発売!

P1040211お待たせしました!
「化石レプリカシリーズ」発売です!

シリーズ1は「入門セット」で、三葉虫・アンモナイト・ウニ(ゴニオピグス)・サンカクガイ(トリゴニア)
シリーズ2は「恐竜の歯セット」、ティラノサウルス・アルバータサウルス・ケラトサウルス・モササウルス

子供たち・・・この夏休み、じいちゃんにねだって買ってもらえ!  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 17:43Comments(0)TrackBack(0)フィギア 

2016年07月08日

50センチモデル

P1040208

ど〜〜よ! シーラカンスの50センチモデルだおっ!
富山で製作工場をやってる友人のI君が、6箇所ヒレ可動シーラカンスを3Dプリンタで拡大してくれたのだ。
そもそもでかいサカナだから、ヤッパリこの大きさになると迫力あるね。
昨晩は、うれしくてうれしくて1時間半もひざの上に載せて撫で回してしまった。
本体は石膏、ヒレは樹脂で作ってもらった。
ウロコのモールドが多少甘くなっているけれど、ここからが面白い!
中空のソフトビニールで販売できたらいいなぁ・・・単価がいくらになるかによるけれど。


シーラカンス乞うご期待!
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 13:49Comments(0)TrackBack(0)フィギア 

なぜこの時期に?

メス8月末の観察会のために下見に出かけた。
観察者には天然樹洞のムササビを見せたいと思い、山ムサを待ってみたがお留守。
下に下りて探したら、明らかに囮行動を思われる滑空・・・・囮行動をするのは母親(メス)なはずだからと、じっくりと写真を撮ってみると、なんと乳首が目立つ!?
う〜〜ん、この時期にここまで吸われた乳首って?
その後、TK神社に行ってみると、久々に1頭見つけた。

そして、北谷津に行ってホタルを満喫した。
まだピークではないと思うのだが、ヘイケボタルが200くらいはいたね。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 06:44Comments(0)TrackBack(0)ムササビ 

2016年07月05日

あらためてムササビに感謝だなぁ

北谷津ムサ
青梅の森は特別緑地保全地区だから、俺が自由に出来るわけではない。
(現実は俺が好き勝手しているわけだけれど)
 建前上は、近隣の小学校の校長やら、商工会議所の人たちによる運営委員会があり、その人たちが緑地をどのようにしていくかを決めている。
これをアリバイ工作だの形式だけだと毒を吐くつもりは全く無い。
 社会には手続きだの立場だの、いろいろあるのは知っているからね。
ただ、傍聴だけでもさせてくれと言っているのだが、許されない。(まぁ、俺は危険分子なのだろうな 笑)
 その会議ではどうしても「人間がどのように自然を利用するか」に重点が置かれていると言う。
まだまだ、緑地利用といえば、家族でバーベキューが出来る場所を作るだの、芝生の広場だの、フィールドアスレチックだの、教育田んぼ、という考え方なのだろうな・・・人間中心主義で、自然は人間のためにあるものと思っているのだろう、やむを得まい・・・これは90%の人が思っていることだ。
自然保護団体の奴らでさえ、自然は自分たちのオモチャだと思っている・・・でなけりゃ、自然の中でフォーチュンクッキーは踊るまいや。

今日、市役所から「ムササビの写真を貸してくれ」と連絡があった。
運営委員会にこの写真を見せて、緑地は動植物が利用してこそ、人間の利用できる緑地なのだと言うことを伝えてくれるのだと言う、いい職員がいるのだ。(ムササビの繁殖を一番喜んでくれた職員だ)
・・・本当にムササビが繁殖してくれて良かった・・・言葉で話すよりもインパクトがあるし、説得力も持つだろう、この写真を見た運営委員会の人たちも「青梅っ子の誕生」を喜んでくれるはずだ。
俺は巣箱を掛けただけだ・・・よくぞ入ってくれた、そしてよくぞ繁殖してくれた・・・心から感謝する。


「的確な保護というのは、人間がちょっと手を貸すだけでいい・・・後は自然が自分でナントカしてくれる、だからこそ人間は積極的に野生を知らなければならない」・・・とは、鳥島でアホウドリを復活させた長谷川先生の言葉だ。
   
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Posted by kumagai_satoshi219 at 22:58Comments(0)TrackBack(0)フィールドニュース 

2016年07月04日

やっぱり、いたね・・・。

よこはまズーラシアの石和田さんの講演を聞いてきた。
石和田さんってぇのは「オカピの石和田」の石和田さんだ。
神奈川県の動物園の重鎮だ。

その講演を聞いて、やはりこれからもお節介を続けていこうと思った。
どんなお節介かと言えば、動物園や水族館、博物館の人間をフィールドに誘うことだ。
石和田さんもおっしゃってくれたが、「現地に行く」ことは環境を体験することであり、エンリッチメントにも、飼育にも、展示にも、そして来園者に説明する時だって、深みや説得力が出ると考える。
科学博物館の解説員も「・・・子供たちにムササビの滑空を伝える時に自分が見ていなかったら説明できない」と言って、俺の観察会に参加してくれた。
本当に自分が伝えたいことや知りたいことがあったとき、「何が何でもくらい付く」そこが大事なんだと思う。

・・・但し、俺の観察会に来る人間の顔ぶれがいつも同じだ・・・某動物園の人に言わせると、動物園の職員でフィールドに行きたがるのは2%しかいないと言う。
 でも、ゼロではない・・・来月はムササビの観察会のために、下見を何回かするので、よかったらおいで〜!

という呼びかけをしたら、「是非とも観察会を企画してください」との働きかけがあった!
これはうれしい!

野生動物は「座学」と「フィールド」が両輪なのだから。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 01:42Comments(0)TrackBack(0)

2016年06月29日

予定通り!

15年前、青梅の森が開発の憂き目にあっていたとき、他の団体に「残った後のことも具体的に考えておこう」と提案した。
何しろ、開発業者だけではなく行政も敵に回しているわけだから、行政の支援は当てにできないと思っていた。
いわば坂本竜馬の「船中八策」だ、それがより現実的なら市民の共感も得られるだろうと思った。
すると某団体の人間が「・・・確実に緑地が残るというなら管理してもいい」との答え。
バカタレ、いい年して「机を買ってくれたら勉強する」みてぇな話を誰が信じるもんか!
だから俺は自然保護団体が嫌いなのだ。

 俺は当時出していた通信(私信「さとやま通信」)に、俺なりの理想(夢)を書いていた・・・2008年2月の通信だ。
「・・・近隣の道路はアンダーパスをこさえたエコロードにしてさ、俺がガイドマップを描いてさ、リスやムササビのための巣箱を設置してさ、風の子太陽の子広場の管理棟は「鳥獣保護センター」にしてさ!
河辺の図書館には「青梅の森コーナー」を作ってさ、何しろこの緑地を取材して描いた本が15冊出てるんだから・・・俺が描いたガイドマップが置いてあってさ、さまざまな団体の観察会や保全のスケジュールがわかってさ、俺がこの図書館の多目的ホールで青梅の森の奇跡の講演をするんだよ!」


・・・ようやく地図に地名を入れた・・・開発業者が残していった「開発ジオラマ」に手を入れよう。
そして俺がイラストマップを起こそう・・・おそらく俺が描くのが一番いいだろうと思うからね。
エコロードや鳥獣保護センターはまだまだだけれど、この前この話をしてきた、そう、図書館の多目的ホールでね。
今、ムササビの巣箱を掛けに行く時、心の底から楽しい。
この、全国で4番目に広い、そして東京で一番広い「特別緑地保全地区」の森は、俺が何をやってもいいのだ。
この森には本州に棲んでいる動物のほとんどが棲んでいる、しかも繁殖もしているのだ。
そして多くの人が(行政も含め)、繁殖していることを喜んでいる。

夢はかなう・・・誰よりもフィールドを愛することだ。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 02:58Comments(0)TrackBack(0)その他