2018年04月17日

生後二週間

1-P1080531生後二週間の子供達、ようやく顔を見せてくれた。
1号巣箱に引っ越してくれたのだけれど、むしろ撮影しやすいので助かっている。
目はまだ開いていない。過去2回の観察では産後28日、31日であった。
こいつらは出産期間が長いのに「晩成型」なのだねぇ、なんでなんだろう?

見てもわかるように、赤ん坊の毛色が違っているのがわかるだろうか?
これはネコの子供が、ブチだったりシマだったりするのと同じなのかもしれない?
つまり父親がそれぞれ違うのではないのか?ということなんだね。
形質が多様な方が生き残りには有利なわけで、ムササビが「乱婚」するのは、そういう意味があったのではないのか!ということなのだ。
S君に連絡したら、すぐにDNAをやっているW君から「おもしろそぉ!」というメールがあった。
FBにそのことを載せたら川道先生も「調べた人は、今まで誰もいませんでした」と面白がっていた。

在野とラボが合体した!こうやって不思議てのは解き明かしていくべきなのだ。
これまではラボの人の方が年上だったから、どうしても「都合よく利用されている」という気になって、拒否反応もあったのだろうな。
年取るのっていいなぁ・・・・。
1ヶ月もすれば、子供達だけで留守番をするだろうから、毛を数本抜くのは問題ないだろうと思う。
フンのDNAも大事だけれど、こっちの方が新発見になるぜ!
エリア1だけではなく、飯能も、富山FPでもトヨタの森でも、今年は双子が生まれているからね。
俺の1箇所だけではなく、みんなが協力してくれるだろう。
それだけ論文の信頼性も出るだろう。

飯能のNさんのところは大きさも違うからね、これは猛禽のような淘汰児と本命児だと思っていた。
これまでは「確実に妊娠したいために乱婚をする」と言われていたのだけれど、今年のブースカみたいに、「確実にオスを選んでいる」しね。

まずは齧歯目のハムスターを調べてみれば?と言っておいた。
ラボだけをやっていた若い研究者たちがフィールドに飛びついてくる・・・そういったヒントを思いついた場所を提供できていることが嬉しい、俺は論文を書く必要はないからね、若い連中、新発見をしてどんどん偉くなって、野生動物を守って(人間界に通用する論文で、結果的に野生動物が守られる)」くれ。

  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 02:18Comments(2)ムササビ 

2018年04月10日

フクロウ

1-DSC_0437-001このところ、ほとんど毎回(毎日?)フクロウに出会う。
ムササビのように、ライトで探すことは俺にはまだ無理だ。
声のするほうに行ってみたら頭上から飛び立つ!?みたいな観察しかできていないからね。
いまひとつフクロウに対しての「のめりこみ」が足りない・・・フクロウにもそれが届いているのだろうな、フィールドは、怠けたりサボったりすると、いきなり最初からだから。

「本気か」「ついでか」な〜んて、ハナっからお見通しだ。
まして「ちょっとお休みします」なんてことは「降りた」と同じだ。
ブースカが「ちょっと母親をお休みします」とか、サクラが「来年はお休みして咲きません」なんてことはないからね。
毎年、稲刈り後の田んぼに産卵に来ているトンボに「減反政策で来年から田んぼはやりません!」と言ったところで、トンボは「聞いてないよぉ!」だろう。
だからこそ自然は、裏切っちゃならんのだ。

 「・・・仕事が(他に楽しいことがあって)忙しくて、フィールドをおろそかにしていましたがようやく再会します!」な〜んてことを容認してくれているのは、人間側の都合だ、人間界は許してくれるだろう、行政や大手自然保護団体がやろうとしている観察会は、その程度の自然観と認識しかないからね。
それをいつまで続けるのだ???

「自然は(休んだり怠けたりした奴を)二度と受け入れてはくれないのだ!」ということを心せよ!
その覚悟があるのなら休め。

フクロウの巣箱にムササビが入ってしまった・・・それはそれでも構わないのだけれど、今夜などは、巣箱の周辺にフクロウが3羽もいた。
そしてまるでムササビの繁殖期のように追いかけっこが観察できた。
 フクロウの専門家に聞いたところ、この時期は「抱卵期」だから縄張り争いだったのではないか?とのこと。
ムササビよりも樹洞が減って困っているのはフクロウなのかもしれないな。
そこで、フクロウの巣箱をもっと積極的に掛けていこうと思った。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 00:38Comments(0)フィールドニュース 

2018年04月04日

TK神社の新樹洞

5-DSC_0217TK神社でフクロウが鳴いていたので寄ってみた。
シルエットで飛ぶのが見られたが、撮影は難しかったね。
で、いつもと違う方向に迷っていたせいか、新樹洞を二つも見つけてしまった!
こ〜ゆ〜ことってあるんだね!?


場所は、曲がり角の石の鳥居の脇のケヤキ・・・割れ目の奥。
ちょうど出巣するつもりだったようで、俺がライトを当てたから戻ったのだ。
出てきていなければ、まずわからないな。


4-DSC_0215駐車場の、「以前顔を出していたよ」といったスギの木の裏側。  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 19:49Comments(0)ムササビ 

続報!

3-P1080488
今回は双子でした!!
・・・考えられる父親は、これらのオス。

1-DSC_0147まずは早くから巣箱に陣取っていた優位オス。
ブースカは出巣後、このオスと交尾した。
しかし、交尾栓を自分で外して、性器をきれいに舐め取っていた。





2-DSC_0158優位オスに追い払われるのを恐れ、2号巣箱に潜んでいたためウンコを漏らした「ヘタレオス」。
明け方、ブースカはこのオスとも交尾する。
明らかに、ブースカはこいつの子供がほしかったと思われるのだ。



さて、ひょっとして子供達の父親は、両方の可能性がある。
形質が多様な方が、生き残りには有利だからだ・・・生物は常にそのように進化してきた。
そこで、S君たち「安藤チルドレン」に、DNAを調べるようにお願いしている。
いくらでも提供するからさぁ!だ〜れも調べていないんだってさ、大発見だよね。


  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 19:32Comments(0)ムササビ 

産まれたっ!!

1-P1080484
ブースカ、予定通り生まれましたっ!今回も1頭だけかな?  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 13:09Comments(2)ムササビ 

2018年04月03日

サクラと大滑空

1-DSC_0211奥多摩は桜が満開!毎回、新しい食痕はあるんだけどねぇ・・・。



1-DSC_0003

で、大滑空はと言えば、4時52分と5時ちょうどの2本!
マニュアルだとストロボが届かないのと、水平滑空中の正面にストロボを当てるのはご法度(俺だけのしばり)にしてあるため、体を起こして着地体制に入ったところを腹側から撮ってやろうと、置きピンで待つ。
・・・遅かったね・・・ショボン。

友さん頼むわ!


  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 06:09Comments(0)ムササビ 

先は長ぇや・・・

青梅市役所から、毎年6月の「環境フェスタ」協力の要請があった。
3年続けて講演をしたが、これは、実績を作れば発言権も得て、ムササビ観察会が出来るのでは?と思い、アリバイ工作としか思えないイベントにも目をつぶり、何も言わないでいた。
しかし「仏の顔もサンドバック」・・・先日の事前説明会では途中退席した・・・すると、課長が廊下まで追いかけてきて、何とか協力してくれと、引き止められたので、俺の方から譲歩案を出し、その上でなら協力するということで落ち着いた。

しかし!「ムササビ観察会」が却下。
夜間でもあり、参加者の安全面の保障ができないからとのこと。
他団体とのコラボの「巣箱掛けワークショップ」も、材料の調達と場所がないとのことで却下。
事前ガイダンスの場所(青梅の森活動拠点)も、調整が難しい(公園緑地課と環境政策課の確執?)ということで却下。
ガイダンスをするなら市役所でやって、青梅の森まで歩けば・・・という。
飯能市だって市のマイクロバスを出したぞ!?

市役所側からは、「(昼間できる)野生動物の痕跡を探しながら山を歩くというワークショップに変更できませんか?」と言う。
やっぱり市役所は「・・・とりあえず、勉強っぽいことで山を歩かせてくれれば参加者の子供達が満足するでしょう・・・いかにも環境フェスタのコンテンツっぽいし・・・」ってぇことだけをやりたいのだ。
・・・あのな、野生動物の痕跡を面白がるってぇのは、自然観察のレベルが高くないとダメなんだよ。
「・・・これはアナグマの巣穴です、(キツネ穴と違って)入り口が横に広いでしょ?」と言ったところで、アナグマもキツネもイメージできない奴らを引率したってムダなんだ。
だからこそ観察しやすい(場所と時間が決まっているのだから「待ち合わせ」しているのに等しい)ムササビ観察が入り口なのだ。

市側は、何も伝えたいと思っていない、自然なんかどうでもいいのだ・・・残業も休日出勤も事前準備も、責任を取らなくても、調整もしなくてすむからね。
いつまで自然を、そんな上っ面だけの、アリバイ工作の子供だまし、託児所に使うつもりだろう。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 00:34Comments(0)フィールドニュース 

2018年04月02日

出産予定日

1-P1080476奥多摩にも行かなくちゃならないのだけれど、やはりブースカの出産が気になる。
今日は4号巣箱に戻っていた。
4度目の出産ともなると余裕だね。
あまり刺激をしないように、そっと切り上げTKとNKをはしご。



1-DSC_0207NKは、5時前に、すでにテン杉に(おそらく兄弟)戻っていた。
まるでインドネシア土産のお面の横顔・・・目の部分が光る。

  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 05:56Comments(0)ムササビ 

2018年03月30日

誰だ?

3-P1080467昼間、それぞれの巣箱を覗いた。
これはフクロウ巣箱ね・・・いるいる。

2-P1080466そして1号巣箱には、出産間近なブースカ・・・いるいる。








1-P1080465そして、昨日異常のあった4号巣箱・・・誰かいるっ!?
しかもカメラを掴もうとする・・・誰だろう?
ってんで、奥多摩に行くのをやめて、急遽この4号巣箱の住人を確認することにした。







3-DSC_019818時25分、ははぁ〜ん、チビだっ!
しばらく姿を見かけなかったけれど、戻ってきたのだな。
結論 ヘルパーの謎
もし、他に樹洞(巣箱)がなければ、チビはブースカの巣箱で一緒に寝ていたと思う。
だからたまたま親の巣穴に同室したのが、親の出産に立ち会ったり、母親が出巣してる間、弟や妹の面倒(結果的に暖める)を見るという「ヘルパー」に映ったのだろう。
やはり、ある程度の広さのエリアに、いくつも樹洞がある環境は天然には少ないということだ。
2号はメンテナンスして残し、3号・5号は外そうかな?

フクロウ巣箱の住人が「ブースカか?」と書いた時、川道先生の見解は「離れているので、おそらく別個体だ」と睨んでいたという・・・さすがだね。
ましてメスだから、新たな縄張りを構築するのだろうか?
近くに、巣箱を新設しよう・・・。

2-DSC_0202チビはやっぱりオスだったね。


  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 23:45Comments(0)ムササビ 

サクラとムササビ

4-P1080461ムササビはヤマザクラの方を好むのだが、ここのムササビはソメイヨシノも食う。
元々、ムササビの棲んでいる環境に、ソメイヨシノはそんなに多くはないだろうからね。
ただ、写真的に(絵的に)ソメイヨシノがいいなぁってんで、30年前に撮ったことのあるOH神社へ。
やっぱり食痕があったね〜♪
ここの連中は遠出をするから、出巣したときと戻ってくる時間にちょいとつまみ食いをするのだろうと読んだ。

3-P1080459出巣の時間帯はモモンガにかまけていたから、戻り時間を狙おうと3時に出かけた。
今朝は530と510の2台使い。
510には標準レンズを装備、マニュアル対応にしてある。







2-DSC_01964時47分・・・社殿の右端に・・・この位置ってことは大滑空から帰ってきたのだな!?
おそらく、すぐには樹洞に入らずにこの周辺で遊ぶはずだ・・・サクラに来いっ!
社殿裏をうろうろしてたけれど、樹洞へ。



1-DSC_0195こいつは「三本スギ右側、枝の根元(ほとんど住所だね)」の住人らしい。
メスだね。




そうか!大滑空も撮っちゃおってんで、SWポイントへ・・・。
5時!きた〜っ!!マニュアルにしてある510を構えようとしたのだが、530のストラップが前になっていたっ!無理やりに撮ってやろうと思ったら、ストラップ同士で自分の首を絞めてしまった。
こっちの個体は迷わずケヤキ穴に入った。
あの距離からピンポイントで巣穴に(巣木だけではなく位置まで)飛んでくるんだから・・・すげぇな!

今夜はモモンガを諦めて、こっち(サクラ)をリベンジ!

  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 06:47Comments(0)ムササビ 

2018年03月29日

今夜の滑空する人たち

1-DSC_0192友さんのブログに「(モモンガの滑空を撮るための)・・・作戦がある」と書いてあったので、面白そうだから行った。
今夜はいつもよりも10分程度、出が遅かった。
足場も慣れてきたので、今夜は正面から撮ってみたよ。
友さんは下でスタンバイ!
顔を引っ込めた・・・(引っ込めた途端に滑空する)のを知ってたから、レンズを引いて闇雲にシャッターを切ってみた!
 その後、いくら待っても滑空がない・・・不安になり友さんに「出てネェよなぁ?」と聞いたら「出てないはずです」との答え・・・写真を拡大してみると・・・・

2-DSC_0194なんと、幹の右上に登る姿が写っているではないかっ!
奴は、友さんの死角になる反対側を登っていたのだ。
それにしても巣穴からの出も見逃すほど(二人で見てたんだけどネェ)動きが速いんだなぁ。






エリア1
1-P1080458フクロウの巣箱にいました・・・無防備だね。

1号巣箱は留守・・・おやぁ?と思い、4号巣箱に回ると、入り口に巣材が乱雑に引っかかっている??
いやぁな予感・・・・。




1-P1080456これはこれは・・・明らかに誰かが掘っくり返した跡だ!?
ふ〜む、この時期はムササビの出産シーズンだから、巣材に隠された子供を狙って、テンやハクビシンが入り込んだのだろうか?
ブースカの身に何も無ければよいけれど・・・・。







  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 20:48Comments(2)ムササビ 

2018年03月28日

今日のエリア1

1-Satobe_Desktop20フクロウ巣箱は留守それにしても巣材が増えたね。
右が10日前、左が今日。
エリア1の1号巣箱が留守?!





1-P10804524号巣箱から視線を感じた。
なんだ、ブースカじゃないか・・・4号巣に移動したんだね。  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 18:16Comments(0)ムササビ 

2018年03月27日

今日の滑空する人たち

1-今夜モモサクラとムササビが撮りたくて奥多摩へ。
その前にモモンガ・・・友さんのブログではここ2回空振りとのことだったけれど、待ってみた。
待っていると友さんがやってきた。
俺は巣木の真下に陣取り、友さんが下の道からという布陣。
樹洞を使っているかどうか(戻ってきているか)がわかればいいので、何も撮らなくてもいいのだがね。
でも、この可愛さがネェ・・・。

滑空は速ぇし、着地後も追えねぇし、結局、毎回同じ写真でゴメン。
前足がかわいいだろぅ?
顔を引っ込めたと思ったら上の穴から下の道の方へ出巣!(最初に見たときと同じ)

神社へ移動、ムササビをハシゴする・・・こいつらは出巣に時間差があるのでホント助かるわぃ。
のべ3頭確認。
サクラはまだツボミだ。

1-P1080440昼に撮ったエリア1、1号巣箱のブースカ、出産間近だネェ。

2-P1080441今日はフクロウ巣箱にも入っていたよ・・・馴染みになったら名前付けなきゃね。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 20:18Comments(0)

2018年03月26日

「カワウソグッズ」贈呈式

1-4-P1080413今までは、ムンさんや、研究センターのハンさんの作った「韓国カワウソグッズ(ウィンドブレーカーやキャップ、シール、Tシャツ)」をもらっていただけだった、でも、もらったことで、韓国カワウソが増えるための「側面支援の仲間入り」ができているのだと、自分にいい聞かせていた。

今回は違う!「カワウソ研究会グッズセット」を、ムンさんに渡すことが出来たのだ、そう、「日本のカワウソ」のね!

よくぞ対馬に姿を現してくれた!!  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 21:34Comments(0)ニホンカワウソ 

日本の「ムンさん」になりたいっ!

1-KakaoTalk_20180321_135405468晋陽湖(ジニャンホ)のカワウソは、「チンジュ市カワウソ生態研究会代表」のムンさんの努力で保護・保全されている。

ジニャン湖は、ダム湖なので、カワウソが上陸できる砂浜や岩場がない、そこでこのようなフロートを浮かべている。
砂がしいてあり、カワウソがゴロニャんと体を乾かすことも出来るし、発泡スチロールの岩は繁殖穴(実績あり)にもなり、休み場にもなる。
この3月に新しいフロート5基と取り替えた。
古いのは3メートル四方だったが、今回は3×5メートル。

3-KakaoTalk_20180321_135407082ムンさんと一緒に飯を食ってると、市長が挨拶に来るし、暗黒面にだって顔が効く。
当然権威の研究者たちも一目置いており、権威と在野が両輪で韓国のカワウソをここまで増やしたのだ。
ムンさんは、日本人には理解しにくいかもしれないけれど、(韓流ドラマの時代劇を見ていればわかる)、「両班出身」の、いわば「町の顔役」で、研究会の会員だってボランティアというより「手下」といった感じで動く。
(一昨年、一緒に行ったLが「・・・ラスボス」とつぶやいた)



2-KakaoTalk_20180321_135406613このクレーンだって、ムンさんの電話一本だったのだろうな。
費用は約300万、公的資金が7割(残りは寄付とムンさんが出資)

韓国で最初の「カワウソサンクチュアリ」は、こうした一在野の信念と愛情で保たれている。
はたして、対馬(我が国)はど〜なのだろう?せっかく在野が、他の場所で見つけてきた足跡やフンの情報を環境省が吸い上げ・・・(たぶん、何もしない)。
ムンさんのような活動が、在野と権威の両輪で、クラウドファンディングで出来る日が来るといいなぁ。  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 21:00Comments(0)ニホンカワウソ 

2018年03月25日

チビはどこだ?

1-DSC_0182フクロウ巣箱は留守。
エリア1の1号巣箱に誰かいる・・・よし!ブースカかチビかを確認してやろう!

18時35分顔を出す・・・赤ライトをつけなくともブースカだというのがわかった!
ってことは、フクロウ巣箱はチビかぃ?
自信なくなってきたぞ・・・いずれにしても出産はエリア1だね。  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 19:59Comments(2)ムササビ 

2018年03月24日

あれっ!?

1-DSC_0173フクロウの巣箱を使っているのが、本当にブースカなのかの確認をしに行く。
森の奥で盛んにフクロウが鳴く・・・飛んできたっ!!巣箱を掛けたすぐ近くの木に止まる・・・ライトを当てたら逃げちまうので、闇雲にシャッターを切った・・・のがこれね。
フクロウってことだけはわかるだろう?

やはりここは「フクロウの沢」だったんだ、巣箱を掛けたのは間違いではない。
日没が17時57分だから、18時半までには出巣するだろうと張っていたが、一向に顔を出さない。
確認だけだと決めていたので薄着のまま来てしまったから寒い!

19時5分・・・ようやく顔を出したがすぐに引っ込めて、20分まで顔を出さない。
おやぁ?ブースカなら慣れているはずなのに・・・・??
28分・・・顔を出すもまた引っ込める、これでブースカではないことを確信。


1-DSC_017637分、ようやく体を出したのがこれね。
ほら、ブースカではないだろう?ブースカなら耳介のピンクがもっと鮮やかだし、胸ももっと白い。
それにこの個体は全体にくすんでいる印象だ。
ただ、今夜はいつもよりも距離があったからなぁ・・・ライトが届かないってぇこともあるなぁ。

・・・出巣してからもしばらく巣木にたたずんでいた・・・初めての個体ならすぐに飛んでいくはずなのに。



2-DSC_0178メスだっ!
この辺りでは初めて出会うメス、青梅の森で8頭目になるムササビ。

  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 20:46Comments(2)ムササビ 

エリア1

P1080428Nさんに韓国土産を届けながら、シイタケを採り、エリア1の様子を見に行った。
フクロウの巣箱に入っていたね、顔が幼く見えるけれどブースカだろう。
産室に決めたのかな?
フクロウの巣箱は底が深いから安心できるのだろうか?




P10804241号巣箱にはチビ。
巣箱の空きスペースから子供だとわかる。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 14:53Comments(0)ムササビ 

ヤマネコの石膏フン

1-P1080416チェジュ島にも昔はヤマネコがいたが、今はいないだろうな?と高さんが話していた。
高さんの若い頃まではいたというから、姿が見えなくなったのは50年前ほどだろうか。
チンジュ湖でフンを見つけた!しかも石膏フン。
石膏フンとは、食べた動物の骨のカルシウム分をまとめて出すというもので、キツネによく見られる。
この辺にキツネがいるのだろうか?(そもそも韓国全土にキツネは少ない、俺も20回の渡韓でキツネの足跡は1度しか見たことがない)
内容物を調べると鳥の羽やらネズミの骨片とネズミの毛。
初めはタヌキのタメフンのできかけか?とも思ったが、ひょっとしたら初めて見るヤマネコのフンではないか?ヤマネコもキツネのように石膏フンをするのだろうか?
そこで、ツシマヤマネコの研究者の山村さんに鑑定してもらった。

下の黒いのはヤマネコのフンに間違いないとのこと。
上の白いの(石膏フン)は?、両端にネジレが無いことなどから「?」なのだが、鳥を食った場合などは石膏フンをするとのこと。

※但し、キツネの石膏フンも団子状になったり、モスラフンのようになって「ネジレ」はない。
  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 12:41Comments(0)フィールドニュース 

カワウソは100キロを渡る!

1-DSC_0183チェジュ島に川はない。
大雨の時に流れるための「溝」があるだけだ。
火山島であるために、雨は地下水となり伏流水になる、従って淡水魚もほとんどいない。

1月にロードキルにあったカワウソが、どこから来たのか?本土から(一番近い光州の島からでも80キロ)100キロも離れたチェジュ島に流れ着いたのなら、対馬の49キロは楽勝だろう。

チェジュ島は定期船やフェリー、漁船が頻繁に本土と繋いでいる。
船を使ったであろうことを「人為」と考える意見もあるが、それは違う。
人間が「乗せて運んだ」場合が人為であり、カワウソが自分の意思で船に乗り込み、運ばれた場合は「自然分散」であり、ファウナの拡散と考えていいだろう。

2-DSC_0198今回は4つの河口と、流れ込みの川(溝)を調査することが出来た。
街の中に渓谷がある。
チェジュ島は観光島だから、街中を流れる川は日本と同じようなコンクリート三面護岸かと思っていた。
しかし、河口から3~4キロまでは水のある渓谷か、護岸がされていても溶岩の石積みだから、カワウソの休み場やねぐらはいくらでもある。
海で餌を求めてさえいれば、定着することは可能だと思えた。

1-P1080401幸いにドライバーが、日本語が達者な79歳になる高さんというおじいさんで(10歳の時に「4・3事件」を経験している!!)、ロードキルのカワウソが最初に運ばれた「野生動物救護センター」で話を聞くことができた。
※写真は、チェジュ野生動物保護センターの人たちと
チェジュ島の哺乳類は(鳥類は調べられているが)ほとんど調べられていない。

農作物被害があるので、イノシシとノロジカ・アナグマがいるだろうとのことで、ヤマネコは高さんが子供の頃はいたんだそうだ(センターの職員は知らなかった)、もちろんカワウソの記録はない。
しかし、今回ロードキルに遭ったわけで・・・・やはり本土から流れ着いたと(船を使ったかもしれないが)考えていいのではないだろうか?そう考えると、環境省の調査地以外でもカワウソの糞や足跡が見つかっている対馬の方が、生息していた可能性(もしくは流れ着いた個体が繁殖している)が高い。

やはり対馬のカワウソは「な〜んだ、外国のカワウソかぁ・・・」ではなく、「再発見」と考えるべきだろう。
そういう意味では、(泳ぎ着いてきたのなら)対馬に、韓国のカワウソを再導入(自然が、あるいはカワウソの意思で船を使って)したということだ。

かつて日本には4種類のカワウソがいた・・・北海道にラッコが(2011年にクーちゃんが戻ってきてくれた・・・どっかに行っちゃったけれど)、とサハリン由来のエゾカワウソ(ルトラ・ルトラ・ホワイトリィ)、本州・四国・九州にニホンカワウソ(これは状態のいいDNAが見つかっていないのでナンともいえないが、常識的に考えて日本固有種になり得たと思うので、ルトラ・ルトラ・ニッポン)。
そして対馬に大陸産(中国南部・韓国)由来のツシマカワウソ(ルトラ・ルトラ・ルトラ)がいた。
すでに絶滅していたと思っていたこいつらのうち、2種(ラッコとツシマカワウソ)が戻ってきたと考えていいだろう。
日本はまだまだカワウソの棲める国、カワウソに見離された国ではなかったのだ。
二度と失ってはならない!  
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Posted by kumagai_satoshi219 at 02:46Comments(0)ニホンカワウソ