2020年05月27日

世界カワウソデーを受けて、朝日新聞の論座というサイトに、カワウソの文章を書きました。https://webronza.asahi.com/national/articles/2020052100003.html

(17:50)

2020年04月11日

足跡3クラウドファンディングの調査報告に詳しく書いたので、ここはサラッとね。
 第一回調査(クラファン後)で、いきなりカワウソの痕跡(足跡・フン)なんか見つけられるわけがない!ってぇのが本音なんだけど・・・・見つけちゃったんですよねぇ。
 現場で石膏型を採りながらも、ほっぺたをつねり続けている感じ。
というのも、カワウソではなく、カワウの足跡もそこそこ大きく、水かきがあるわけでね。
でもって俺は、カワウソの足跡には詳しいけれど、カワウの足跡は知らないわけだ。

そこで、FBに友達限定、時間制限で公開したところ、カワウに詳しい人から「カワウらしくない」とのコメント。
数日後、知人のカワウに詳しい人から「カワウやカモのように、水かきのある鳥ではない」との鑑定をしていただいた。
根拠は、水鳥は体重が軽いので、このような地面の状態にこれほどはっきりした足跡はつかない・・・とのことだ。
カワウソの体重は10キロ前後、カワウは3キロ程度だからね。
ってことは、「カワウソに詳しい俺がカワウかもしれない」と言ってる足跡が、カワウに詳しい人たちから「カワウらしくない」と言われたら・・・「カワウソでいいんでないか?」

 同じ日に、昨年11月に行った環境省の全島一斉調査の結果が新聞で発表された。
(このタイミングが怖い)
その結果によれば、フンは見つからなかったものの足跡が見つかったので、カワウソは相変わらず対馬で元気に生息しているということだ。
 環境省が見つけた場所が下島、俺らが見つけた場所が上島・・・同個体と言うことは考えにくく、うれしい発見だ!

カワウソは確実に対馬にいるっ!!
てことが1回目調査の報告ですよ。







(16:06)

2020年03月24日

1584957231583クラウドファンディングのミッションその1、「対馬空港に実物大カワウソフィギアを寄贈する」。

実現しましたよ!
空港側がアクリルケースを作ってくれるとのことですので、それまでは、到着ロビーのバッゲイジ・クライムで皆さんのお出迎えをします。
さっそく福岡便で到着した皆さんが、荷物を待っている間、パシャパシャと写メっていました。
これで、対馬はヤマネコだけではなくカワウソもいるのだというアピールになるでしょう。




(13:56)

2020年02月25日

1ヶ月もの間お騒がせいたしました、クラウドファンディング終了です。
167人の方が共感してくれました!!

 フィールドワーカーをやってきて40年…さすがに体力的な衰え、瞬発力、集中力が落ちているのを感じます…しかし好奇心だけは反比例してますます磨きがかかっているのです。
 そこで「何が何でもやるしかない!」ところに自分を追い込むため(みなさんに背中を押してもらうため)に始めました。
まぁこれで達成できなければ「カワウソが望んでいないのだろう」とも思いながら。
 いざフタを開けたら、ファーストゴールをなんなく1週間でクリア! セカンドゴールも終了間際に達成! 
TBSラジオもタイミングよく募集期間内に番組を放送してくれました。
 金額の達成はもちろんですが、多くの方に共感していただけたことに心から感謝いたします。
また、プロジェクトページ、ツイッターの方も、連日1000人もの方が覗いてくれましたし、ラジオを聞いて共感してくれた方もおりました。
 最悪な(「外国産だったらしいよ?・・・残念」という環境省の狙い通りの)形で終息しかかっていたツシマカワウソの貴重さや存在を知らせる意味でも大きかったと思います。
「調査」という、結果を約束できないプロジェクトに、不安はありましたが、「…まずは熊谷、思うままにやってみろや!」というみなさんの愛情と手ごたえをビンビンと感じています。
30年に及ぶ、韓国でのフィールドワークと保護・保全のノウハウ、以前にも紹介したPCRといったサイエンス機器、この両輪で、カワウソを二度と手放すまい!

 多くの方の熱意と共感を背にした俺を、おそらくツシマカワウソも粗末にはするまいと念じながら…。

 本当にありがとうございました!


(23:07)

2020年02月24日

ニホンカワウソ・・・いればいいなぁだった、この俺でさえほとんど諦めていた。
フィールド本を書いても「・・・どうして絶滅したカワウソの情報を入れる必要があるのですか?もっと活かせる情報を!」と編集者に言われたけれど「いつか見つけてくれる人のために・・・」と、ケンカしてまで載せていた。
・・・30年・・・やっぱり対馬にいた!

クラウドファンディングの応援コメント・・・「いたらいいなぁ」ではなく、「普通に見られる日が来るといいなぁ!」なんだよ。
現在、確実に4頭いる(オス・メス各2頭、しかも下島にまで)
 
 3年前のカワウソシンポジウムに200人集まってくれた、翌日のアクアマリンふくしまのエクスカーションに30人・・・本気でカワウソを考えてくれているのは、いいとこ50人くらいかな?と思った。
しかし、現在、共感者が150人を超えている! 

クラウドファンディング終了まで40時間、セカンドゴール達成まで89000円!
俺、やるよ!!















(03:08)

2020年02月02日

mimi今夜の確認個体、左耳の耳介が大きく欠損しているので個体識別がしやすい。
しかしこの樹洞に棲んでいる個体は、左耳に傷があるなぁ・・・と思っていたのだが、PCを探してみると!?

う〜ん








3年前に撮ったスージーの写真。
 耳の傷が大きくなっただけみたいだな?!
雌雄判別はできなかったけれど、もしメスならスージーってことになる。

・・・13年来の付き合いになるぜ!
「野生のムササビの寿命は8〜10年」と本に書いた俺の立場は?!

(19:49)

2020年01月18日

_DSC0611
ご協力ありがとうございました!
クラウドファンディング、カワウソプロジェクト、無事に目標金額に達し、成立いたしました!
公開からわずか1週間という驚異的なスピードです!
まだ終了まで1か月以上ありますので、ネクストステージを設定することにします。
車中泊のつもりで試算していましたが、せめて民泊にさせてください。





(02:27)

2020年01月14日

16002814_1057062334439025_3071945601410607987_n東京動物園協会と共催で開いた「国際カワウソシンポジウム」・・・このシンポジウムは、俺の中でニホンカワウソへの諦めと、絶滅させてしまったことへの謝罪であった。
 あれからわずか3年しか経っていないのに、現在、国内でカワウソ調査をするためのhttps://readyfor.jp/projects/tsushima-kawausoクラウドファンディングを立ち上げているなんて!!?
 
公開から3日半で、すでに51人もの共感者が協力してくれている! 2月25日までなのでよろしくね!

俺がクラウドファンディングを立ち上げたのは、もちろん共感者からの応援で、目標金額を達成したいと言うこともあるけれど、対馬のカワウソが「対馬にカワウソ?! な〜んだ、外国から流れて来たのか・・・」といった、おかしな形で終息してしまったことへの憤りだ。
 クラウドファンディングのページに、プロジェクト概要が出ている。
それを読んでもらえるだけでもうれしいのだ!

(00:05)

2020年01月10日

ツシマカワウソ-001 (3)


あけましておめでとうございます!。
この度、グランドファンディングを立ち上げました。
いよいよツシマカワウソへ突入です!
https://readyfor.jp/projects/tsushima-kawauso
募集期間は1月10日〜2月25日までです。
募集金額は73万円です。
ツシマカワウソのモニタリングポイント設置のための調査と、対馬空港への実物大フィギユア寄贈に使います。
募集期間までに目標金額が達成できないと、支援金が全額返金されてしまうシステムになっています。

詳しくはプロジェクトページをご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/tsushima-kawauso
なにとぞ、御支援いただきたく思います、どうかよろしくお願いいたします。


(13:50)

2020年01月03日

LINEやメールで「今回の繁殖行動は終わったよ」と知らせたけれど、未練を残した連中が5人も集まった。
ちょっとした観察会の人数だ。
俺は未練よりも「連続10日間」にこだわったのだがね。

 川道先生の教えに従って、明るいうちに交尾栓を探したが、実物を見たことのないものを探すのは難しく・・・・。
俺はみんながいる境内ではなく、離れた植林の中で一人で観察することにした。
時折、仲間が照らす赤ライトに驚く。
はは〜ん、まぶしさもあるだろうけれど、影が大きく動くのが嫌だったのだな? と、我が身をつねってムササビの気持ちがわかった。
考えてみれば、自分の影におびえる競馬馬だって、シャドーロールやブリンカーを付けるではないか!?
「影が大きく動く」のを野生動物は一番嫌っていたのだ。
サーチ(探して)している時はしょうがないけれど、できる限りライトはいたずらに振り回さずに、ピンポイントで当てるように心がけよう・・・今更だがね。

 繁殖行動が終わった直後の森は、ほんとに静かだ・・・俺としては「集大成本」とか言っていながら、今回のようなことがあると、まだまだ傲慢だったな・・・と反省もできた。
今日メスDSC_08256時過ぎにようやく裂け目スギから出巣・・・あっ27日に見た「鼻齧りメス」ではないか? ひょっとしてこの子が新しい縄張りメスになって、この裂け目スギを継承していくのだろうか? 実はこれも謎解きテーマのひとつだったのだ・・・あるいは、従来の裂け目メスが、鼻にケガをしただけなのかもしれないが。

 今回はこのフィールドで、2回(2頭のメス)の繁殖行動があったはずだ。
・・・フィールドは、いろいろと宿題をくれるねぇ!

※上が27日、下が今夜


(21:45)

2020年01月02日

※ 末尾に備忘録として時系列を追加しました。1/3

昨夜、あれほどアピールしてオスたちに声掛けしたメス。
今夜はよっぽどすごいことが展開されるに違いない!と出かけた。
しかし! 5時26分に遠くで短い啼き声・・・45分にいつもとは逆方向への滑空・・・のみ。
昨晩が交尾日だったのだろうか?

その1、優位オスが縄張りメスの血縁だったのではないか?
そのために、縄張りメスがオス(汚れオス→おそらく血縁ではない)を追いかけて行ったのではないか?(12月27日)

その2、31日・元日とも、裂け目スギから出巣した個体は縄張りメスだろう。
31日は、メスをオスが追いかける形だったのだが、行った先で、メスとオスが並んでさえいた。
オスは尻尾を振り回し興奮状態だったものの、2度、メスに顔を殴られる。
メスの生殖器を見ると既交尾かも知れないと思えるから、もう繁殖行動は終わりということでオスを拒否したのか?それとも血縁だから拒否したのだろうか?
血縁の場合、言い寄るオスをメスが舐めて興奮を鎮めるというのを観察している。
その後もメスは、逃げようともせずにオスと一緒にいた。
これが血縁関係なのでは?という根拠になっている。

その3、元日、5時前から裂け目スギの勝手口でオスが出待ち、尻尾を振り回し、後ろ足で幹をトントンしていたから、メスの出巣を促していたのだ。
で、メスが出巣と同時に滑空! すぐさまオスも同じ方向へ滑空。

その4、行った先でオスもメスも確認できたのだが、オスは言い寄ろうともせずメスの近くで待機。
おそらく昨晩の血縁オスだったのか?
「あんた〜、昨日も言ったよ~に、あんたとはできないの!」なのだろうか。
繁殖期のオスは、前の晩にメスにたしなめられても、わからないものなのだろうか。

そしてそんなオスをほっといたまま、メスは大興奮状態で啼き続ける。
その声を聞きつけた他のオスが2頭やってきた。
軽い追いかけっこはしたものの交尾には至らず。
なんと、メスが別のオスまで連れ戻ってくる。
この時点でオスが4頭(血縁オスも入れて・・・この4頭の中に「汚れオス」はいなかったと思う)。
そのままメスは、30日に追いかけたオス(汚れオス)の樹洞付近で、いつまでも啼き続けていた。
その啼き声の意味が「近々、交尾日よ」なのか、「今夜よ!」なのかがわからない。

今までの繁殖期は、メスの樹洞(巣箱)前で、オスたちが出待ちをしているのしか見たことがなかったから、このようにメスが出張ってまで、近隣のオスたちを呼び集めるというのは初めて観察した。
これはたまたま、優位オスが血縁だった?というアクシデントなのだろうか?

・・・まぁ、明日も行って見よう。

25日からのメモ(備忘録)

12月25日 メスを2頭確認(1頭は若い個体、おそらく親子)
26日    メス2頭、オス1頭
27日   のべ頭数7頭、実数5、雌雄確認3(オス2.メス1)
28日   オス3頭確認
29日   オス3.メス1 オス同士の追い払いが2回
30日   オスが興奮した様子で出待ち オスが追い払いをしている隙にメスが出巣
31日   風が強かったが、5時前からオスの優位宣言 最大オス5、メス1
1月1日  おそらく交尾日? オス4、メス1 追いかけっこが3回
2日     終わったか?

※追い払い→オス同士、追いかけっこ→オスとメス
31日と1日に裂け目スギから出巣した個体を、同一メスとして観察していたが・・・はたして?





(22:22)

2020年01月01日

DSC_0886「まさかぁっ!?」ってぇ話をする・・・長年(37年)の謎解きができたのだ。

なぜ、オスたちがメスの樹洞付近に集まるのか?! なぜ、近郷近在のオスたちがメスの発情を知るのか?! という謎が解けた気がする!
ムササビは、顎の下の臭腺でニオイ付けをするからフェロモンみたいなことなのかな?と思っていた。
 けれども、自分の縄張り外(縄張り内のは優位オス)のオスたちまで集めるってぇのは、何か違うことをしているのでは?と思ってはいた。

・・・誰に話しても笑われるような話だよ。
メスが事前に「告知」している!。
つまり、片っ端から近郷近在のオスに、勧誘の電話をかけまくる、とか駅前でチラシを配るとか、新聞に折り込み広告を出すとか・・・みたいな話だからねぇ、笑うなら笑うがいい。
今夜は境内周辺を離れ(おそらく縄張り外)、トイレ奥(現場を知ってる人しかわからないが)の方までオスを誘導(追いかけさせ)、俺も初めて入る林の中を啼き続けながら飛び回る。
追いかけてきたオスも、それ以上は言い寄らない。
まるで「あんたは知ってるわよね?」「ハイ!」みたいな。

まだよ林の中から声を聞きつけた他のオスたちもゾクゾク駆け(滑空)つける。
わざわざ崖下(俺たちはとても行けないような)まで滑空、しばらく見失っていたら新たなオス(4頭目)を連れてくる! そのオスとも軽く追いかけっこをさせながら、体では「まだよサイン」(尻尾を下げて)で、いつまでもどこまでも届く声で啼き続けるのだ。
こ~ゆ~時は目が多いと本当に助かる(今夜は3人体制)。
俺たちはメスの声に導かれるままに、コケツマロビツ山の中を藪こぎをしながら追いかけまわした。

「アッ、飛んだ!」
「こっちにいる!」
「こっちからも飛んできた!」
「声がする!・・・ここだ!」
一人だったらとてもできなかったなぁ・・・自分がどこにいるのかもわからないまま、追い続けていたのだ。
1時間ほど3人で山の中を歩き回り、ようやく(それでもメスは啼き続けている)「・・・神社は多分、こっち方向だろう?」と藪こぎしながら下りてきたら、なんと社殿裏!?
「キツネに化かされて」ウロウロと山の中をさまよった感じ。
 
 今度は、数日前にメスの方が追いかけた意中(おそらく)の「汚れオス」の樹洞前で啼き続ける!?
「何であんたはコンテストに参加しないの?」とばかりにね。

これって「根回し」と言うか「広報活動」でしょう?? 
「数日後に交尾日が来ますので、近郷近在のオスの皆様、お集まりくださいね〜♪ウッフン」みたいな・・・。
・・・そう、確かに擬人化過ぎてるとは思うんだけれど、俺はこれを「メスの告知行動」と名付ける。 











(22:24)

2019年12月31日

ムササビ191231-1「風の強い日は飛ばない」って本に書いたのダ〜レ?! フラフラはしているけれど、むしろ滞空時間が長く、撮影者・観察者にはベスト!







DSC_0882











これは何事!? 身内だったの?!(手前がオス、後ろがメス)。
興奮して迫ってくるオスを、メス(母親、姉妹)が、「オスを舐めて鎮める」って本に書いたのダ〜レ?
メスがオスの顔を2度引っぱたいたぜ。
明日も行く!だから教えてくれ。



(23:03)

2019年12月28日

繁殖行動が例年と違い、あまり面白くないので昨日までは「やさぐれて」さえいた。
で、ほとんど意地、義務感だけでNK神社へ。
遊歩道で待つという、いつもとは違うポジション。
17時30分、左後ろ奥で声がする・・・社殿の右わきに1頭いたが見失う。

参道脇のアラカシの梢で採食中が1頭・・・メス
DSC_0824
俺の頭をかすめて石段に向かって滑空する個体が!・・・これは社殿右脇にいた個体だろう。雌雄は不明










手水社裏の細い木に左から来た個体が着地・・・オス
DSC_0821
18時、裂け目スギ勝手口から1頭、出巣はしたもののすぐに穴に戻る。
雌雄は不明だが、出が遅いということはおそらくメスだろう・・・

気が付くとアラカシに2頭いる。






1頭は、採食していたメスであり、もう1頭は手水社裏にいたオスだと思われたのだが、撮影してみると別のオス個体。(フグリの左下に汚れがある)
DSC_0830
さぁここから面白いことが始まった!
アラカシの上にメス、真下にオス、2頭とも動かない。
状況的には、メスの樹洞近くでメスの出巣をじっと待つオスの感じ。
おそらくはメスが滑空して(逃げて)オスがそれを追いかけるだろうと見ていた。
その時に、手水社裏にいたオスも追いかけるのだろうと。
これでメスがしっぽを下げれば(交尾はまだよ)、オスが引き上げるはずだ。

しかし、2頭ともじっと動かない・・・この間約20分。
するとオスの方が移動を始めた・・・メスがサインでも送ったのだろうか?(葉の隙間から目が光るだけで、行動は観察できなかった)
参道を横切り、神楽殿裏へ・・・見失う。

すると、メスが全く同じルートで移動を始めるではないか!?
さっきのオスを追いかけ・・・しかも時々立ち止まり匂いを嗅ぎ、全く同じルートをトレースするように。
やがてテン杉まで到達、見失う。
何だこれ?!

この時期は、メスに優先権があり、オスを追わせるはずだ。
メスの意中のオスだったのだろうか? 「じらしすぎてゴメン」ってな感じ。

(05:18)

2019年12月27日

NK連日NK神社。
一昨年が24日、昨年が27日・・・交尾日でなくても前後はそれなりに兆候があるので面白いのだが、今年は一向にその兆候が見られない。

殺人事件があったせいで交通規制があり、かなり遠回りをしながらアプローチしているのだが、例年とは反対方向から見てみると、なかなかの山だ。
184段もの石段を登らなくちゃならないのがわかるだろう?
山頂に見える2本の杉の木が御神木で、縄張りメスの巣穴であり、例年交尾木となっている。

夏に、この神社の境内でフクロウを見てから、急激に頭数が減った。
必ずしも食われたわけではあるまいが、ムササビがフクロウを警戒するようになり、観察しずらくなっているようには思う。
TK神社でもフクロウがフィールドに入ると、ムササビの出巣が遅くなったり、滑空が少なくなったり、啼かなかったりということがある。
最近エリア1にムササビが近づかないのも、そのせいなのかもしれないなぁ、なんせ3羽もいたからね。
フクロウの巣箱に、2回も卵を産んでくれたのはうれしいのだけれど。

ひょっとして、裂け目スギの巣を使っていた縄張りメスが死んだのか・・・しかし、昨年の優位オスがにおい付けに来たりしていたしなぁ・・・。
今夜は3頭(オス1・メス2)、T君が見つけてくれた。
彼も俺と同じ思いで、ほとんど意地というか「落とし前(納得)」つけたいのだ。

こ〜なったらフィールドに試されていると思うしかない、通い続けてやるぞ!




(04:46)

2019年12月22日

7の侍

初日の朝一で字幕版を見てからすぐに、吹き替え版の3時の回を購入、2回見てきた。

ネタバレも何も・・・
ぼんくらフィンが、シナリオをベッドの下に放り込んでいたために、見つけた掃除婦がネットで販売、かなり早い段階で内容が拡散していた。
 その事件を受けて撮り直しもしたそうだが、まぁ8割方は俺の知っている内容だった。

だからネタバレ全開で書く。

何よりも、JJの、EP8の監督、ライアン・ジョンソンに対するメタが感じられた。
つまり「・・・俺たちのSWを粗末に扱い、しかもずたずたにしやがったな!?」というファンボーイズとしてのJJの思いがだ。

その1、EP8で壊れたヘルメットを、つなぎ合わせてまで(まるで博物館の縄文土器のように)レンがかぶる。
これはライアン・ジョンソンが粉々にしたSWを私が何とか直して形にしますよ、ということだ。

その2、レイが、燃え盛るタイファイターに向かってライトセーバーを投げ捨てると、EP8ではライトセーバーを簡単に投げ捨てたはずのルークが霊体となって現れて受け止め、「・・・ジェダイの武器に敬意を払え」という。
これこそ、俺らおじさん世代(旧ファン)のみんなの思いを代弁してくれているのだ!
このシーンだって「7人の侍」のオマージュだ。

他に、ローズがEP2・3のジャージャー・ビンクス並みに脇役にされている。
「基地に残れと言われたわ」ってのは、受付をやっていて評判が悪かったので「倉庫係に担当替えになったわ」に等しい。
 ラストの「・・・レイ・スカイウォーカー!(きっぱり!)」は知っていたけど、泣ける。
真田丸で、大阪城に乗り込む源次郎が、大輔にツボの中から丸めた紙を引き当てさせて名前を決めた時と同じで、誰もが「村」という字を引き当てるだろうな?そうあってくれ!という「お約束」だな。

・・・他にも言いたいことがたくさんあるのだが、ともかく、JJありがとう!
そしてSW、42年間ありがとう! 
何度か裏切られたこともったけれど、ワクワクしながら公開日を指折り数え、9話とも初日に見てきた俺としては泣けた。(シリーズで泣いたのは「ローグ・ワン」とEP9だけだ)
これは話に感動したからというより、卒業式だ。
ディズニーは続編を作る気満々だそうだが、俺はもう見ないよ。














(08:00)
CIMG0904
はたして補助としてどれほどの効果があるのかは知らないが、キングギドラにも「前幕(前縁フラップ?)があったことを考えると、航空力学を意識して造型していたと思われる。

 では、敬意を表して俺も・・・
右手を上げることで右翼全体をフラットにし、左手を下げることで左翼のキャンバー(翼の反り)を増やしている。
つまり、左翼側の揚力が増して、体全体が右に(向かって左が下がる)傾くってぇと、右旋回できるのだ。
ムササビと同じで、アスペクト比の短い翼だから、手首の上げ下げが重要だ。

ならば、顔の向きを右にしろと・・・はい、わかっているのです、一度頭を切り落として右向きにしたのですが、どうしてもかっこ悪いので元に戻したのですよ。
ここんとこが生物的(力学的)に正しいか? 着ぐるみの再現ということで逃げるか? という造形家の悩むところなんですねぇ・・・でも一番楽しい部分でもある。




(06:07)

2019年12月14日

DSC_0784例年、ムササビの交尾日は14~26日なのだよね?
交尾日ではなくとも、追いかけっこをするだとか、恋狂いの兆候は見せてくれるはずだよね?
 今夜はのべ4頭・・・滑空は一度もなし(昨年の今日は滑空だけで21本)。
で、あまりにも動きがないので1年ぶりにN寺へ移動。
すぐに見られたのがこのオス個体・・・確かにフグリはまぁまぁ目立つけれど、この時期特有の動き(追いかけっことかそ〜ゆ〜の)は無く、落ち着いたもんだ。
みんな、今年はど〜したのだぃ?
 さて、17、18日と観察会をするのだけれど、どこでしようかね?


(20:08)
備忘録として載せます、インタビューに応えたもの・・・ブレてねぇ!
但し長いよ!

Q.熊谷さんが「野生動物にこだわる」ようになったきっかけをご教示ください。
A.仕事で「自然科学の学習マンガ」を描いていたのですが、「恐竜」や「動物」といったジャンルが得意でした。自分がそのジャンルに詳しくなれば、編集者や監修者も「あの絵描きならば間違った絵は描かない」と信頼され、営業的にも有利だったのです。自分の好奇心も活かせるわけで。
それで自分でも資料をそろえ、動物園・水族館・博物館の人間とも積極的に交流するようにしました。また「フィールドこそ正義」とばかりに足しげくフィールドに入るようになって、いつのまにか野生動物に嵌っていたのです。

Q.その中でも、カワウソ研究会として、特にカワウソを研究しよう!となったのは、なぜでしょうか。カワウソとの出会いのきっかけや研究を進めるに至った経緯をご教示ください。
A.ムササビやタヌキといった身近な里山動物を片っ端から観察・調査をしていたのですが、カワウソの観察をしようと思った時、すでに絶滅寸前になっていたことを初めて知り、驚きました。
そこで当時、在野のカワウソ研究者(高知県で、79年の最後のニホンカワウソの写真を撮っている)、JALのパイロットである内田実氏の講演会を自分で企画して接触、韓国調査に同行することができました。
彼は「ニホンカワウソ研究会」という5~6人のグループを作っており、私もそのグループのメンバーとなって韓国・九州・四国の調査をするようになったのです。
今はそのグループは雲散霧消していますが、その生き残りである私と前田が(日本だけではなく韓国も含めたという意味で)「カワウソ研究会」を名乗っています。
 カワウソは、人間社会との接点でとてもデリケートな動物(写真に撮れば高く売れる、珍しい動物だから論文を書けば教授になれる、見つければ有名になれるといった「あわよくば」の指標動物)ですから、調べれば調べるほど生態だけではなく、絶滅への経緯や環境、行政や権威、自然保護団体の矛盾など、カワウソというレンズを通して社会が見えました。
 地方行政においても、カワウソにいてほしいと願う人より、いなくなった方が都合がいいと考える側の方が、金も政治力もある、ということも。
 つまり、野生動物と関わる人間社会の「ウンザリ」を全て象徴する動物だったのです。
カワウソを守れなかった日本人、カワウソが逃げ出すような川の水を毎日飲んでいる日本人ってどうなんだろう?と考えた時に、カワウソの調査研究をしていくことこそが、自然保護・保全の源流であると思いました。


(01:09)

2019年12月08日

黒ギドラキングギドラは、ゴールドを塗るのではなく、まず艶消しブラックを施してから、シルバーを噴き、クリアオレンジで仕上げる。
そうすると「真鍮っぽい金」になるのだ。


CIMG0839今更ながらモスラは「こんなにもかっこいい怪獣だったのだ!?」と思える。
地球最大の決戦に登場するモスラの幼虫は、生き残ったメスの方だからね・・・しっぽの先もちゃんとメスにしてあるよ。

(05:25)