8月が終わる。
僕の懇願は届かない。
愛は8月を救わない。
8月はあくまでも去る。
まるで駐車違反の切符を切るおまわりさんのように、
まるで夕方になったら山に帰るカラスのように、
やるべきことを済ませたらいかなる抗議にも耳を貸さず、
涼しげに潔く颯爽と去る。
ちょっと憧れる。

今夏共に暮らしたミヤマクワガタ(オス)は息を引き取った。

晩夏の太陽が照りつける。
台風一過の8月末日。
9月が来ても僕は変わらない。君も変わらない。
でも昨日とは違う。少しずつ違う。

ロックな先輩の車に乗せてもらったら、
さっき僕がジョギング中に聴いたばかりの同じアルバムがかかった。
う〜ん、シンクロ。気が合う。
しかも昨日そのミュージシャンの武道館コンサートを予約したのだった。
予約しておいてなんだけど、行けるかな?行きたいな。


全然話は変わるけど、
賑わう真夏のビーチで、沈む夕陽を眺めながら聴くクマガイ的ベストソングはこれである。
理由はない。昔からそうだ。
夕暮れの美しいビーチで聴く音楽はこれくらい他愛ない歌がいい。
疲れる音楽はいらない。
第二位はビーチボーイズの「Surfer girl」なのだが、それくらいベタベタでちょうどいい。
頭悪いくらいでいい。
ビーチボーイズですら僕からしたらビーチで聴くにはややアカデミックに感じるくらいだ。





Tシャツも着たら最高だと思うよ。

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さよなら。

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さよなら。

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こんにちは。

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