はじめに
【2021年にも対応してます】Twitterで「Apple Music」などのワードで検索すると、1日に1人か2人くらいは「聴き放題のApple Musicを使い始めたらCDの同期ができなくなった!」とお困りの方がいるのに気づきます。
たしかに
- iPhoneだけでApple Music聴き放題を使い始めていて、
- しばらく経って、新しくCDを買ってきたので曲を転送しようと久しぶりにPCを起動して、
- 今までやっていたように、パソコンのiTunesにケーブル接続して「同期」やドラッグ&ドロップして音楽を入れようとすると
できないんですよね。
見慣れたこの画面が出てこない
これは何故かといえば、Apple Music加入環境では、わざわざ曲転送のためにケーブルを繋いで同期という操作をすることが必要なくなったからです。Apple Musicでは、iPhoneに音楽を入れる方法がクラウド方式に変わりました。
そこでこの記事ではApple Musicを使いつつ、CDからのリッピング音源も簡単に楽に同居させる方法を説明します。別に裏技とかではなく、これが正規の方法です。
この記事に検索してアクセスしている時点で、なんだかよくわからないけど、今までやっていた方法で同期ができなくなって、とてもイライラしていることとは思います。
ですが、あなたは何も悪くありません。悪いのは説明が全く足りてないAppleです。まずは落ち着いて、ゆっくりこの長ったらしい文章をよく読んで理解しましょう。きっと問題は確実に解決します。
ちなみにこの記事と同じ内容の公式なヘルプはここです。macOS CatalinaとiOS13の状況での説明になってますね。
追記と注意:2019.12.6
ちなみに聴き放題のApple Musicサービス、もしくはiTunes Matchに未加入の人は、従来通りにケーブル繋いで同期転送のままです。その方式もちゃんと残されていますし消える予定もありません。CD曲を転送するには有料サービスに強制加入するしかないんだとか誤解しないようにしましょう(こないだ1人いました)
macOS Catalinaの人は有線接続での同期関係がFinderに移動してます。
iTunesから変わったミュージックのどこを見ても同期関係の機能、設定がないので、Apple Music、iTunes Matchに入ってクラウド同期しかできなくなったんだと思うのかもしれません。何も加入しなくてもケーブル接続でいいなら、従来通りできます。
記事中に出てくる「iCloudミュージックライブラリ」という名称はAppleの最新OSだと消滅しています。macOS Catalinaだと「クラウドミュージックライブラリ」もしくは「クラウドライブラリ」になっています。iOS 13のミュージックの設定項目には「iCloudミュージックライブラリ」という項目はなくなり、「ライブラリを同期」に改められています。適宜、置き換えてお読みください。
目次
結論
iCloudミュージックライブラリをオフにして同期する?? 嘘でしょ?
これからの方法・音楽は iCloud経由で入れる
iCloud環境での設定の流れ
いくつか注意する点が
iCloud経由での音質
iCloudでの同期を早くしたい時は
今回のまとめ
関連記事
結論
iCloudミュージックライブラリをオフにして同期する?? 嘘でしょ?
これからの方法・音楽は iCloud経由で入れる
iCloud環境での設定の流れ
いくつか注意する点が
iCloud経由での音質
iCloudでの同期を早くしたい時は
今回のまとめ
関連記事
結論
結論を先に書いてしまえば「何もしなくてよくなります」
PCとスマホの両方を正しい設定に変えれば、それ以降、Apple Musicは、iCloudを使って、あなたのパソコンのiTunesライブラリの全曲を自動的にiCloudで同一IDの全デバイスに同期してくれるのです(iCloudそのものの説明は端折ります)。CDを取り込んだ瞬間からその曲はiCloudにもコピーされて、iCloud経由でiPhone、iPadに流れます。
さて実際の設定ですが簡単です。
- PC/MacのiTunesのメニュー「アカウント」を見てサインインしてるか確認します。
- PC/MacのiTunesの設定で「Apple Music」と「iCloudミュージックライブラリ」、もしくは「ライブラリを同期」をオンにします。
- iPhoneでもミュージックの設定で「iCloudミュージックライブラリ」、もしくは「ライブラリを同期」をオンにします。
すると、パソコンのiTunesに入っている全楽曲(10万曲まで)がiCloud上に複製コピーされます。iCloudにコピーされると、それらの楽曲が自動的に同一IDのiPhoneやiPadのミュージックに表示され、再生できるようになります。
ちなみにわかりやすくするために複製コピーという言葉にしましたが、厳密に言えば裏でいろいろやっています(後述します)。複製なのでパソコンからファイルが「移動」するのではなく、パソコンには元の品質のまま残ります。
初回のコピー処理が終われば、以降は新しいCDを取り込めば自動でその曲だけがiCloudに上がって、自動的にかつ、すぐにPhone側にもそれが表示されますので、Apple Musicの聴き放題曲と同じようにストリーミングなりダウンロードなりして聴けるようになります。
「クラウドで同期って言っても、iCloudの容量を有料で増やしてないから入りきらないよ」という方、大丈夫です。Apple Musicの代金の中には10万曲まで対応できる音楽専用の枠が用意されているのです。だから無料のiCloud 5GBのままでも全然OKです。10万曲で足りない人なんて全人類の数%でしょう?
今までは、
- CDを取り込む
- パソコンとつないでiPhoneに曲を同期転送
という流れだったのが、自分で行う操作としては1だけで済むようになっているのです。あとは勝手にiTunesがiCloud経由でうまいことやってくれます。
iCloudを使った、iTunesに音源追加からiPhoneへの反映までを動画にしました
(2019.1.7追加)
※動画中で単曲に対してiCloudミュージックアップデートを行うシーンがありますが、これはWindows版にはない機能のようです。Windowsの人は「ファイル」→「ライブラリ」→「iCloudミュージックライブラリを更新」を実行して、ライブラリ全体の更新をしてください。
「あー、クラウドで同期するのね、はいはい」と分かった人はこれ以降は読まなくてもいいですが、一応、細々とした説明、注意点を長々と書いていきます。分かった人もトラブル系のところは目を通していただいた方がよろしいかと思います。
ちなみにですが、複数のモバイルデバイスを使っている場合、「パソコンとつないで同期する」と「iCloudで同期する」はそれぞれのモバイルデバイスごとに選択することができます。
例えばiPhoneとiPadはiCloudで自動同期するけど、iPod touchではケーブル経由で指定した曲だけ手動転送といった感じで使えます。
iCloudミュージックライブラリをオフにして同期する?? 嘘でしょ?
「Apple Music CD 同期」などのワードでGoogle検索をすると同様の問題の解決方法を解説したブログがすでにいくつか存在します。内容はだいたい以下のような感じです。
- iPhone側のiCloudミュージックライブラリをオフにする
- するとiTunesとiPhoneの間で従来通り、CD音源の同期がUSBやWi-Fi接続で出来るようになる
- その後、iPhoneのiCloudミュージックライブラリをオンにして「ミュージックを残す」を選択
- iPhone上のApple MusicでDL済みだったデータは未DL状態になってるけど、再DLすればいいよ
この方法を紹介するブログは、比較的、Apple Musicが始まった初期に書かれたものが多いようです。たしかにこの方法でも目的は達することができますが、さすがにCDを追加するたびに繰り返すのは面倒ではないでしょうか?
CDの曲を転送する度に、Apple Musicでオフラインダウンロードした曲が未ダウンロード状態になるとか、どう考えてもおかしいですよね。どこでも聴けるように端末にダウンロード保存する人には悪夢としか言えません。こんな方法が正しい方法であるはずがない。もっと正しい方法が他にあるに違いないんです。
この方法は、ケーブルを繋いで転送という、iPodからの伝統の方法を、Apple Musicのシステムでなんとか強引に再現する方法です。でもこんなことをする必要はありません。もうそんな時代じゃありません。
Apple本社の人が日本人はこんなやり方で曲を転送していると知ったら「クレイジー」と言って泣き出すかもしれません。
これからの方法・音楽は iCloud経由で入れる
Apple Musicの環境では、iOSデバイスにCD音源を入れるのに、PC/Macといった母艦との同期ではなくて、クラウド経由で自動的に入れるという設計思想になっています。だからApple Musicを使ってる人は、CD音源をiPhoneに入れたいときに、CDを取り込む以外は特別に何かする必要はありません。
パソコン側、スマホ側の両方でシステムを正しく設定すると、iTunesにある曲は全て(10万曲まで)、iCloudにコピーされます。そしてiPhone、iPad、Android、他のMacなどへはiCloudを通じて曲が同期されるのです。
iCloud経由のメリット
「直接PCとつないで同期した方がシンプルだ」という人もいるかもしれませんが、例えばiPhoneとiPadなど複数台を同時利用している場合などは、1台ずつ同期していくよりもiCloudで同期した方がはるかに楽だと思います。
また従来方式では、パソコンから転送していない曲は聴けませんが、iCloud同期ならば、 Apple Musicの聴き放題部分はもちろん、CDを取り込んだ音源でもライブラリ全曲にアクセス可能となるので、出先で急にあの曲が聴きたくなったというような場合でも、出先でダウンロード、ストリーミングで再生できます。いわば音楽の四次元ポケットみたいなものです。
上の画像はCDを取り込んでiCloudにアップされたシングルです。右側に赤い雲マークが表示されていると思います。これはiCloud上にファイルがあるけど、iPhoneの中には無いという状態になります。つまりこの状態ではiPhoneのストレージをほぼ消費していないわけです。
曲の部分をタップすればストリーミングで再生しますし、雲マークをタップすればPhoneの中にファイルをダウンロード保存することができます。その後にiPhoneからファイルを消してiCloudだけに戻すことも自由にできます。
事前に外で聴きたい曲をオフラインダウンロードしておけば、ケーブルで繋いで転送するのと結果としては同じことになります。ミュージックにはダウンロード済みのものだけ絞り込んで表示する機能もあります。
私のMacのiTunesには32000曲ほど登録されているらしいのですが、これを従来のケーブル同期転送方式でiPhoneに入れようとしても、32GBモデルなので無理です。ですがiCloud経由の同期では、iPhoneではファイルそのものは持ち運ばず、曲の目録情報だけ持ち運んでいるので、電波さえあればいつでも32000曲のどれでも再生できるわけです。
仮に大容量ストレージのiPhoneに32000曲を全て詰め込んでも、外出中に聴ける曲数なんて知れてますよね。例えるなら会社と家の往復時にスーツケースに手持ちの服を全て入れて持ち運ぶことに意味はありますか?ってことです。そんなに再生頻度の高くない曲に、安くはない(むしろ高コスト)iPhoneのストレージを食われるのもったいなくないですか?
聴きたくなった時だけクラウドから再生というのはとても合理的だと思います。ちなみにApple Musicの聴き放題は要らないけど、手持ちのCD音源をクラウド化したい人には「iTunes Match」というサービスが用意されています(年額3980円)
iCloud経由のデメリット
iPhone側に曲を入れるのに、携帯電話回線を使うなり、Wi-Fiを使うなりインターネットを経由する必要があります。
システム的にパソコンからアップロードして、スマホでダウンロードする形になりますから、全体を見ればそこそこの通信量になります。家に固定回線がなく、パソコンも携帯電話回線でネットに繋いでいる人にとっては、曲のアップロードにもダウンロードにもパケットを使うことになり、通信量的に厳しくなるでしょう。
ですが家に固定回線がある人ならば、外で聴く曲だけ事前にオフラインダウンロードしておけばいいだけの話になります。ケーブル使って転送するのと結局は同じことですよね。
「スマホではライブラリ全体は見えなくてもいい、ダウンロードしてある曲だけ見えればいい」という人は、必要な曲をオフラインダウンロードした上で、ミュージックアプリの画像の部分を選べば、絞り込み表示ができます。
あと後述しますが、WAVやロスレスなどでCDを高音質に取り込んだ音源でも、 iCloudにコピーする際に、全て圧縮音源であるAAC形式(256kbps)になってしまいます。従来のケーブル接続方式だとロスレス形式のままでも転送できたので、ここは明確に「今まで出来ていたことが出来なくなった」部分と言えます。音質を犠牲にして利便性を優先した形です
(AACになるのはiCloud上だけで、PCのiTunes内オリジナルファイルはそのままなので安心してください)
考え方を変えれば、曲による音質差を無くすためとも言えます。iPhoneの中に、AACの曲とロスレスの曲が混在している場合、混ぜて聴いているときに音質に統一感がないことが、聴いていてストレスになるかもしれません。
また家族で1台のPCを同じアカウントで使ってる人も困るかもしれません。iTunesのライブラリに家族の曲が混ざっているようなケースです。
これをiCloudミュージックライブラリで運用すると、家族の曲が全部iPhoneに見えてしまいます。ですがこれは本来、PC側もアカウントで区切って、自分の曲は自分だけという運用にしておくべき話ですね。
iCloud同期での設定の流れ
流れは以下の感じになります。大前提として当たり前ではありますが、パソコンのiTunesとiOSデバイスは、Apple Musicを契約した同一のApple IDでログインしてください。iTunesにサインインせずに使ってる人もいるようです。メニューのアカウントを見てサインインしてるか確認してください!
(iOSやmacOSは、通常のバックアップ用やメールなどのAppleIDと、Store用のAppleIDを別々に指定できますが、iTunes Store、App Storeで使ってるIDを使います)。
- PC/MacのiTunesでCDを取り込む。
- 自動でiTunesがiCloudミュージックライブラリと照合して曲のコピーを実行
- 少し待つだけでiPhoneのミュージックに自動で表示される
- iPhoneのミュージックでストリーミング再生でもダウンロードでもお好きにどうぞ
iPhone側の準備
iOSの設定を開きます。下のほうに「ミュージック」があるはずなので、開きます。画面内にある「iCloudミュージックライブラリ(iOS13の場合はライブラリを同期)」をオンにします。
iCloudミュージックライブラリをオンにすると、上の画像が出てきます。赤丸をした「ミュージックを残す」を絶対に選択してください。「削除して置き換える」は無視してください。絶対に「ミュージックを残す」を選択してください。
次にiOSの設定の「ミュージック」内にある「自動的にダウンロード」をオフにします。そうしないとライブラリに新規追加した曲を自動でダウンロードしようとします。基本的にはオフでいいと思います。
iPhone側の設定はこれだけです。
PC・MacのiTunesの準備
↑メニューのどこかに「環境設定」というのがあります。それを開いて上の画面を出します。Apple MusicとiCloudミュージックライブラリにチェックを入れます。もしiCloudミュージックライブラリという項目が表示すらされてない場合。それはiTunesにApple IDを入れてサインインしてないことを意味します。メニューの「アカウント」→「サインイン」を使って、サインインすれば表示されます。
(iTunesのバージョンによって「Apple Musicの機能を表示」はない場合があります。またCatalinaの場合は「ライブラリを同期」になります)。
パソコンがネットにつながったままであることを確認したら、あとはiTunesが処理を終えるまで電源を入れたまま放置します。
すると、あなたのiTunesライブラリの中の
- CDをリッピングした音源も
- iTunes Storeで買った音源も、
- moraとかレコチョクとかで購入した音源も
- e-onkyoとかで買ったハイレゾ音源も
- ラジオなどを録音した音源も
コピープロテクトが掛かっていない、「DRMフリー」な音源ならば、全てiCloud経由で複数のデバイスにて使えるように、iCloud側にコピー処理が行われます。ただし、あなたのiTunesライブラリの規模(つまり曲数)にもよりますが
この最初の処理が「すごく長い」
この処理中にiPhoneを開くと、iPhoneに曲が見えているけれどもグレーアウトしていて再生できないという状態になったりします。
なので、おとなしくiTunes側の処理が完全に終わるまで待ちましょう。
(待ってる間も普通にiTunes側では再生はできますし、iPhoneで開いても聴けないだけで支障は別にありません)
先日、ちょっとしたmacOSのトラブルでこのアップロードを全部やり直す羽目になったのですが、その時は光回線の環境で3万曲ちょっとを23時間くらい掛かりました。目安にしてください。
また初回の処理が終わっているのに一向にiPhoneに出てこないという症状もあったりします。iCloudの調子でそんなこともあったりしますが、だいたい丸一日経過するとシレッと表示されることが多いようです。のんびり待ちましょう。
ちなみにこの初回処理以降にも iCloudミュージックライブラリのオンオフはできますが、2回目以降はオンにしてもそんなに時間はかかりません。
またこのiCloudへの音源のコピー処理は、iCloudで契約している容量とは別腹でカウントされます。つまり無料のiCloud 5GBのアカウントのままで、10万曲までアップロード可能です。Apple Musicの代金に音楽専用枠が含まれているんですね。
iTunesの右上でくるくる回っているときは処理中。プルダウンで進行具合も見える。
最初の処理が終わってしまえば、それ以降の楽曲追加の際は、追加した楽曲分だけの差分処理になっていきますので時間はさほどかかりません。CDの取り込みが完了してから、後述する手動操作をすることで数十秒ほどでミュージック側にも表示されます。いちばん最初だけ我慢してください。
いくつか注意する点が
ちなみに上記の処理を行うとアートワークが差し替わるとか、タグがめちゃめちゃに書き換わるとかトラブルが発生することもあるようです。検証を進めて解決策を別記事で書きましたので、トラブった方はご覧ください。
重要・アルバム内は1つのアートワークで統一されてしまう
飛ぶのが面倒な人のために一応書いておくと、iCloudミュージックライブラリをオンにするとiTunesではアルバムの1曲目(先頭曲)のアートワークで2曲目以降が上書きされます。思いつく感じで想定されるケースは以下の感じでしょうか?
- 多数のバージョン違いCDジャケットが存在するので、それらをアルバム内でカップリング曲に違うバージョンのアートワークを貼り付けていたなどの場合(再生曲が切り替わるごとにアートワーク表示が変わる)
- ラジオ番組を録音・取り込みして各放送回ごとにゲスト写真や場面写真などをアートワークとして貼り込んでいたなどの場合(番組をアルバムにして、各放送回を1曲として運用)
これらのケースはiCloudミュージックライブラリをオフの状態では、何も考えず手動で埋め込んでいけば実現できますが、オンにした瞬間に、母艦たるiTunes上ではアルバム内1曲目のアートワークで、2曲目以降のアートワークが上書きされてしまいます。オフにしても戻りません。
そしてオンにしたままの状態では2曲目以降を「曲の情報」の「アートワーク」で入れ直しても、すぐに1曲目のアートワークに切り替わってしまいます。回避策はありません。
とはいえ、こういう特殊ケースでなければ、iTunesで埋め込んだアートワークが全デバイスにiCloudで反映されます。リアルタイムで同期する様子を動画にしたのでよろしければご覧ください。
アップロード処理が終わってもiTunesで曲を削除してはいけない
また iCloudミュージックライブラリの処理が終わると、iTunesで「ダウンロードしたものを削除」することで、ライブラリに登録は残したまま曲データだけを削除することができます(つまり再生する時にHDDやSSDのファイルではなく、iCloudからのストリーミング再生にもできる)。iCloud上にしか音源の実体がない形になるわけです。ですが削除してしまうとストリーミングされるデータや、再ダウンロードできるファイルはAAC 256kbpsのファイルになってしまいます。
この機能を使って、絶対的にCDを取り込んだ音源や、ハイレゾ音源といった高音質オリジナルファイルは削除しないようにしてください。
怖いのは「ダウンロードしたものを削除」の操作で消したファイルはゴミ箱にも入らずローカルから完全消滅します。他の場所にバックアップなどがない音源ファイルに対しては絶対に操作しないでください。
(MacならTime Machineを稼働させていればファイルは救出できるとは思いますが)
iCloudミュージックライブラリは音源ファイルの恒久的なバックアップ先ではありません。
あくまでもクラウドでの同期、ストリーミング再生をするための一時的な展開先なのです。恒久的なバックアップはあくまでもパソコンであると覚えておきましょう。解約したらアクセスできなくなりますし。
iPodも出始めの頃はこんな悲劇がありましたよね。
- iTunesから全曲iPodに転送してコピー完了する
- iPodに全曲あるから、iTunesからは消していいと勘違いして消す
- 後日、曲が消えたiTunesにiPodをつなぐ
- 曲が消えた状態のiTunesに同期して、iPodからも曲が消える
(基本的にiTunesフォルダは安全のために丸ごとバックアップしておきましょう。Macの人はTime Machineをちゃんと設定して稼働させましょう。)
マッチング処理とは何か
iCloudミュージックライブラリへのコピー処理は、手持ちのライブラリの楽曲を全てシンプルに「アップロード」するわけではなく、「マッチング」という処理も行われます。これは手持ちの曲がApple Musicにある曲と「同じ」であると判定された場合は、アップロードは行われず、Apple Musicにある曲データを流用します。
こうすることで例えば星野源「恋」が、何万人からもアップロードされて、Appleのサーバーを無駄に圧迫することを防ぐわけです。 ところが、この判定が微妙に間違うこともあり、いざ再生してみたら、曲が違うものに入れ替わってる!? という現象に出くわすこともあります。
発生頻度はあまり高くはありませんので、出くわしたらSNSでネタにして楽しむくらいにしてイライラするのはやめときましょう。 イライラするだけもったいないです。これといった回避方法ないので。生物の遺伝子だってコピーミスを頻発するんです。世の中に完璧なものなんてありません。
アップロードすることができない曲の条件
ちなみに iCloudミュージックライブラリにアップロードできない音源というのもあります。- 元のファイルサイズが200MBを超える曲
- 曲の長さが2時間を超える曲
- 曲のビットレートが96kbps以下の曲
しつこいですが、もう一度確認・iTunesでApple Musicをオフにしてませんか
↑画像はオフになっているの図
Twitterで同期ができないと呟いている人とコンタクトを試みると、iPhoneだけでApple Musicを使って、パソコンのiTunesではApple Musicをオンにしていない人がかなり多いんです。iTunesではCDの取り込みだけ行って、iPhone、スマホでしか音楽聴かない人が増えてるんでしょうね。
「Apple MusicもiCloudもオンにしてるのにクラウドで同期できない」という人がいました。Twitterでやりとりして最終的には解決したんですが、原因は「パソコン側で設定画面すら開いてなかった」ということでした。設定した瞬間に話は終わりです。
スマホでも設定、パソコン側でも設定です!! スマホメインの人が増えてパソコンのスキルがない人が増えたのか、スマホだけ設定したらそれで終わりと思い込んでしまうのかもしれません。パソコン側も忘れずに設定しましょう。勝手に設定は変わりませんので。
iCloud経由での音質
iCloudにコピーされた音源は、Apple MusicやiTunes Storeで配信されている音源と同等のAAC 256kbpsというものになります。いわゆる圧縮音源であり、音質については別に気にならないという人もいれば、聴けたものじゃないと断ずる人もいます。
でも聴けたものじゃないという人は、そもそもApple Musicをはじめとしたストリーミングサービスには契約しないかもしれません。ストリーミングサービスの多くは圧縮音源で提供されていますからね。
ここで問題となるのは、以前のパソコンからケーブル転送を行う方法では、CD音源をCDとほぼ同等の品質を保つ「Appleロスレス形式」でiPhoneに入れることもできたということです。WAVやAIFFのような非圧縮ファイルでも可能でした。
音質的な理由から音楽配信は使わずにCDを購入するという人も多いと思います。以前の同期方式だとiTunes Storeで買ったものはAAC 256kbpsで、CDで購入したものはロスレスの高音質で、それぞれ混在してiPhoneに入れることができました。
しかし iCloudミュージックライブラリでは、今のところロスレスのままクラウド化する方法は用意されていません。すべてAACに統一になります。
PCのiTunesではオリジナルのロスレスで聴けますが、iPhoneではAACでのストリーミング or ダウンロードになるわけです。
ストリーミング再生を含めてのクラウド化の時点で、現時点では音質という部分は犠牲になったとも言えるわけですが、多少変化球ですが解決策がないわけでもありません。
考えられるものとしては
- 諦める
- 上の「 iCloudミュージックライブラリをオフに?」の項目で説明した面倒な方法を使って、指定した曲をロスレスで転送する。指定しない曲はクラウドからAACを聴く
- ロスレスを使える別のアプリにiTunesファイル共有で曲を個別に入れる
- Apple MusicはiTunesでのみ使い、iPhoneは昔ながらのiPodスタイルで使う
3の方法を説明します。
上の例ではONKYO HF Playerを指定してCDからリッピングしたAppleロスレスの音源ファイルを転送しています。HF Playerは本来はハイレゾ再生のアプリですが、44.1kHzのCD音源でも転送して再生することが可能です。
このようにiTunesファイル共有を使うことで、HF Playerにロスレス音源を転送することができました。ミュージックよりも高音質で再生することのできるアプリなので、ミュージックでロスレス再生するよりもいいんじゃないでしょうか。ちなみにMacの場合はAirDropを使って転送することも可能です。
iCloudでの同期を早くしたい時は
iCloudミュージックライブラリのアップデート(つまり新しく取り込んだ曲をiCloudにアップする)は基本的に自動で行われますが、CDを取り込んだ後に待っていても一向に処理が始まらないこともあります。 処理が始まって終わらないことにはiPhoneで聴くことができません。手動でアップデート処理を始める方法も説明しておきます。
ちなみに画像の曲はe-onkyoで購入したハイレゾ音源だがこれも iCloudでストリーミング化できる
画像の赤丸のところに点々な雲マークが表示されているときは、まだこの楽曲が iCloudミュージックライブラリに入ってないことを示しています。メニューの「ファイル」→「ライブラリ」→「 iCloudミュージックライブラリをアップデート」と手動操作することでライブラリ全体に対してアップデート処理を開始できます。
追記:macOS Catalinaの「ミュージック」では「ファイル」→「ライブラリ」→「クラウドライブラリをアップデート」になります
Mac版だけ曲の時間が表示されているところをクリックでメニューが出せる
Mac版iTunesでは、曲上のメニューにある「 iCloudミュージックライブラリに追加」でも処理できます。この操作は指定した単曲が即時処理されるものの、その曲しか処理してくれません。1曲ならベストな方法ですが、アルバムとか複数の曲を一気に処理したいときは、ファイルメニューから操作することをお勧めします。
追記:
macOS Catalinaの「ミュージック」では単曲メニューの項目名が「ライブラリに追加」に変更になっています。ちょっとこの文言だと、何のライブラリに追加なのか直感的に意味がわかりにくいですね。クラウドライブラリに追加する意味になります。
今回のまとめ
- Apple Musicでは曲転送のためにiPhoneとのLightningやWi-Fi接続での同期操作は必要ない
- PC/MacのiTunesでも設定のApple Music、iCloudミュージックライブラリをオンにする。
- iTunesに入れた音源は、なんでもかんでもiPhoneでストリーミング(もちろんダウンロードも)できるようになる
- ただしiCloudミュージックライブラリをオンにすると、その瞬間にアルバム内のアートワークは1曲目のもので統一される。慈悲はない。
- 音源のアップロードに必要なiCloudの容量は別腹扱い。有料で増やさなくても10万曲まで許される
- 高音質のまま(ロスレスや非圧縮のまま)聴きたいときは工夫が必要
- iCloudにアップロード後も、iTunes内のオリジナル音源ファイルは削除してはいけない。 iCloudミュージックライブラリをバックアップ先と考えてはダメ。あくまでもストリーミング可能にするための一時展開先。
- 1秒でも早くiPhoneで聴きたいときは手動で iCloudミュージックライブラリをアップデートして更新すればOK
- イライラしたり感情的にならないで、ゆっくり落ち着いてシステムを理解して使おう
質問等あればコメント欄に。気づいた時点で気が向いたら回答します。
専用Twitterアカウントもあるので、そちらにでも質問OKです
おまけ
アプリのこと言ってるのか、サービスのこと言ってるのか、困ってる人ほど正しく状況説明できないので、名称の意味を整理してみました。
関連記事
・【2018年版】Apple Musicでアートワークが入れ替わったら
・【2019】Apple Music を試す前に必ず知るべきこと
・【2019】Apple Musicで曲の追加・解禁に気づく10の方法
・サブスク解禁した嵐ファンのためのApple Music入門
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最後までご覧いただきありがとうございました。もしこの記事がお役に立てたならば、シェアしていただけると嬉しいです。
他にもいろいろ書いているので、ぜひブログ全体もご覧くださいね
コメント
コメント一覧 (159)
アップロードがうまく完了しないとのこと。実はここ数日、Apple Musicの調子が悪いのです。2月入ったくらいから、なんか不調な感じですね。
調子いいときでも最初のアップロードは負荷が高いからか一発で終わらないことも多いです。多分、何回かやってればそのうち終わります
答えにくい質問が来ました。これは明言するのが難しい問題ですね。
2019年時点ではiCloudに「アップロード扱い」になった曲は、DRMが掛からない状態になっているはずです。なので、iTunesライブラリにアクセスするタイプの各種アプリでも、楽曲をiPhoneにダウンロードしておけば使える・・・はずです。ただしストリーミング状態では難しいでしょう。
ただしマッチング処理で「マッチ」つまりApple Music側に音源を使うことになった曲は、DRMが掛かっていると思われます。これはサードパーティアプリで再生できません。
厳密に言えば単純なプレイヤーアプリだと、Appleのエンジンで再生するタイプのものがあるのでサードパーティプレイヤーでも聞けます。ただし耳コピ系やDJなどファイルをいじるタイプのもので、Apple Music音源をいじれるものは存在しないと思います。
結論としては、アップロードしてみないと、どの曲が使えて、どの曲が使えないのか、やってみないとわからないという状況になります。iCloudミュージックライブラリは、耳コピやDJとは極めて相性が悪いということですね。
PCのストレージからdropbox等を経由して外部アプリに転送するか、スマートではありませんがicloud同期を断念するかの二択になりますかね…。itunesの仕様といい、純正ミュージックアプリのUIや機能といい、どうにもモヤモヤする点が多い…楽曲数や料金には大いに満足しているだけに何とも…
懇切丁寧なご回答ありがとうございました。大変参考になりました。
読み込んだCDの・・・マークを押したのですが、iCloudミュージックライブラリに追加するの項目がでてこないので、選択できませんでした。
どこか設定等で不足なところがあるのでしょうか。
検索していろんな方の記事をみましたが、1番的を得てらっしゃっていたので、ぜひ回答をお願いしたいです。
いくつか整理したいことがあります。
1 まずiTunesはWindowsですか?
2 iPodはiPod touchでしょうか、他のiPodでしょうか? それともiPhoneのこと?
3 Apple Musicに加入してますよね?
返答が来てから次を考えたいんですが、とりあえず
「ファイル」→「ライブラリ」→「iCloudミュージックライブラリを更新」
これはあると思うので、実行してみてください。終わればiPod?iPhone?側にも見えるようになると思います
1 Windowsを使用しています。
2 iPod touchです。
3 Apple musicに入っています。
帰宅後やってみたいと思います!
回答ありがとうございます。
iPod touchでCDから取り込んだものがiCloud経由で聴けているものが一つでもある場合は、WindowsのiTunesから「iCloudミュージックライブラリの更新」をやり続けることで、いつか全部の曲が聴けるようになると思います。
一つもCD由来の曲がiPod touchで聞けない場合は、何か設定の見直しも必要になってくるかと。
ご親切に対応ありがとうございました。
ライブラリ→iCloudミュージックライブラリの更新がないという事
Windowsで使ってる人から画像用意してもらって、そこにあることを確認したんですが。もしかして、そもそもの大元のiCloudミュージックライブラリを設定でオンにしてないってことありませんか?
なぜ表示されないのかわかりません( ; ; )
iTunesのバージョンが古いとかありませんか?
ちなみにiPod touchにはCDから取り込んだ曲は一曲も表示されない?
WindowsだとiTunesに曲を追加した瞬間から自動的にiCloudへのアップデートが入るって聞いたので、もしかしたらもう処理が終わっていて表示されないというオチも考えれらるかなと
何年か前に入れたCDは表示されていますが、新しく入れたものはまだ表示されません。
すでに何度か更新を繰り返していますが、もう少し粘ってやってみたいと思います。
今までCDをitunesに取り込んできていましたので、上手くやっていきたいと思います。
コメントありがとうございます。なんだかんだで手持ちの音源もサブスク音源もシームレスに扱えるApple Musicは便利なシステムだと思います。
分からないことが起きたら、気軽にコメントしてください
しかし、自分はこの記事を読む前にとても長い初期処理を中断してしまいました。
そのためやはりiPhoneでは再生と一時停止を繰り返していたら流れてくるような状況です。
初期処理を中断してしまったらもう取り返しはつかないのでしょうか?
初期処理を中断してしまいましたが、
iPhoneにミュージックを転送?することはできました。しかし、再生まで5秒ほど待たないと流れません。これには原因があるでしょうか?
また、iPhoneのミュージックではCDの音楽はオフライン再生できないのでしょうか?
iCloudミュージックライブラリをアップロード?するというところは薄くなって押せませんでした。
とりあえずiPhoneでCDの音源をオフライン再生することはできます。システムの設定が全て適切なものになっている、かつ正常に処理が終わった場合ですが。
察するにWindowsのiTunesを使われているような気がします。こちらにWindowsがないので正確な案内ができかねるのですが・・・
「ファイル」「ライブラリ」「iCloudミュージックライブラリを更新」を行う。もしこの項目がグレーアウトしていて実行不可な場合ですが。
設定の中にあるであろう、iCloudミュージックライブラリを使うか使わないかのオンオフする部分をオフにして、一旦再起動、次にオンにすればもう一度マッチング&アップロード処理が始まるんじゃないかと思うんですが。
ありがとうございます。
この場合、マッチングされると、Apple Music内で取り扱われてないCDの楽曲はiPhoneで再生できなくなるのではないでしょうか?
マッチングで何をしているかですが、iTunesライブラリの内容と、Apple Musicの内容を照合して、Apple Musicにある曲はApple Musicの曲を利用して、Apple Musicに無い曲はiCloudにアップロードされます。
つまりiPhoneではパソコンのiTunesライブラリの曲が全て聴けます。
PCのiTunesでiCloudミュージックライブラリをオンにしたところ、無事iTunesの曲がiPhone上でも全て表示されるようになりました。
しかし、表示はされているけど聴けない曲がいくつかあるのです。その曲を選ぶと、「この項目は使用できません」と表示されます。
その聴けない曲群の共通項は「iTunes Storeで販売してなさそう」だということです。特典ディスクだったり、限定販売のものだったり、、。そういうレアな曲こそ、頻繁に聴きたくなるのでこの状況に困っています。
どうか、iPhone上でもレア曲を聴けるようにできないでしょうか?そして、この問題はなぜ起きているのでしょう?どうか教えていただきたいです。よろしくお願いします。
(一応ほかの方々のコメントは全て読んでいます。もし見落としがあり、似た質問が既に出ていたのなら申し訳ありません。)
まず大前提としてiCloudミュージックライブラリは、曲がApple MusicやiTunes Storeで提供されているかどうかに関係なく、音源を扱うことができます。例えば自分が歌ったり喋った録音をiCloudミュージックライブラリを介して各デバイスで聴けます。
状況をパッと推察するに、単純にiCloudミュージックライブラリへのマッチングとアップロードが完全終了してないんじゃないかと思います。
https://support.apple.com/ja-jp/HT203564
ここのヘルプにiCloudミュージックライブラリのステータスの見方が書いてあるので参考にしてください。待機中だったら待ってればそのうち終わります。
「ファイル」>「ライブラリ」>「iCloud ミュージックライブラリをアップデート(winだと更新)」をしてみてもいいでしょう。
iCloudミュージックライブラリのアップデートをしたのですが、依然変わらず、聞けないままです。
聞けない曲をiTunesの曲のところで見てみると、雲マークにビックリマークがついています。エラーということですよね。何か対策があれば、ぜひ教えていただきたいです、、。
単純にパソコンのiTunesにあるCD由来の曲をiPhoneで聞く場合は、Apple Musicに加えてiTunes Matchを契約する必要は全くありません。私の環境もApple Musicだけです。
さてiCloudのステータスがビックリマークとのこと。エラーとしか分からないステータスなので、やれることといえば、タイミングをみて何回かアップデートをかけ続けてみるか、一旦iTunesから該当曲を消して、もう一回CDや退避させておいたファイルからiTunesに登録をかけてみるくらいでしょうか。
米国アカウトを絡ませた運用は私はやったことがなく、自分がやったことがないものは正確に案内できません。
ただ不具合しか出ないような運用な予感はします。iCloudミュージックライブラリは日本アカウント単独でも不思議な症状が出たりするくらいのシステムですので、複数国アカウントを切り替えて運用というのは、かなりのチャレンジになるのではないでしょうか。
質問があり、コメントさせて頂きます。
私の家族は、共有PC内の1つのitunesに各々がCDをインポートし、それぞれのiPhoneに同期して来ました。
最近全員がApple Musicに加入し、CDをPCに取り込んでiPhoneに同期することができなくなったので、記事のようにiCloudとitunesライブラリの結合?をしようとしたところ、父のiPhoneだけ、itunes上の曲を続々と自動ダウンロードし始めました。
itunes上には父が聞かない曲も入っているので、困っています。
どのような対処が考えられますか?ご返信頂ければ幸いです。
全員がApple Musicに加入したとありますが、共有PCのiTunesは誰のアカウントになっているのでしょう? 誰かのアカウントになっているのだと思うのですが・・・。
iTunesはiCloudのアカウントは同時にはひとつしか使えないと思うので、iCloudミュージックライブラリを使い始めるにあたって、家族AのアカウントでiTunesを設定した場合、同じ家族AのiPhoneにはiTunesの全てが見えますが、家族BのiPhoneではアカウントが違うので、何も見えないことになります(CD由来の曲に関しては)。
iCloudミュージックライブラリはPCのiTunesを家族で共有する運用は想定してない気がします。どちらかといえばPC上でマルチユーザーにして、パソコンを使うときは、同じパソコンを共有していてもアカウントを分けてログインして使い、iTunesもそれぞれのユーザーの状態になっていることを設計上は想定していると思います。
続く
書かれている内容を見た感じでは、同じパソコンを同じアカウントで、iTunesにそれぞれがCDで入れ込んで、多分プレイリスト指定か何かで、自分の曲だけ転送していたんだと思います。
そして私の記事を参考に、iTunesをお父様のアカウントに設定してiCloudミュージックライブラリへのマッチングアップロード処理が行われ、お父様のアカウントのiPhoneで自動的にダウンロードが始まったという流れなのだと解釈しました。違ってたらご指摘願います。
それはさておき、お父様のiPhoneが自動でダウンロードするとのことですが、iOSの設定の中のミュージックを開いて、画面中程からちょい下の「自動的にダウンロード」がオンになっていませんか?
オフにすれば、ライブラリに曲は全部見えますが、勝手にはダウンロードしません。ストリーミングで聴くか、個別にダウンロード操作していく形になります。とりあえずダウンロードしてしまった曲を一括でサクッと消したい場合は、iOS設定の一般→iPhoneストレージ→ミュージックに入ればダウンロードデータだけを消すことができます。
さて根本的な解決ですが、Windowsにしろ、Macにしろ、家族でマルチユーザーに分けて、それぞれのログイン環境でiTunesを構成し直すしかないのではないでしょうか。ちょっと手間が掛かりますが、本質的に一台のパソコンを複数人で共有する場合は、そうするものですし、そうやっておいた方がこういった面倒も無くなります。
ご返信ありがとうございます。
ご指摘の通り、父のiCloudアカウントで家族全員がiTunesを使用していました。共用PCに家族別のユーザアカウントを作成し、それぞれのiTunesを使うことにしました。大変助かりました。
本題ですが、PCの iTunesで再生した曲の再生回数は増えるのに、ウォークマンのように使用している古いiPhone上で再生した曲の再生回数がPC上で更新されないというのは、どういうことなんでしょうか… どちらもバージョンは最新です。これに半年以上悩まされています、iCloudミュージックライブラリの同期が出来ていないというわけでもなさそうです。どうにかPCのiTunes上で回数を更新できないでしょうか… PCのiTunesの再ログイン、iCloudミュージックライブラリのオンオフは行なっております。ストリーミングで聴いている曲数が膨大なため、できるだけ、iPhone上でiCloudミュージックライブラリをオフにすることはしたくないです。
この問題なんですが、なんとなくそんな気がしてたんですが、見て見ぬふりをしてきた問題なんですよね。やっぱり同期してないですよね。そんな気がしてたんです。
個人的にはあまり再生回数に思い入れがなかったので追求してこなかったんですが、ちょっと即答できない案件なので調べてみますね。
Apple Musicの始まる前のiTunes Matchの時代はiCloudミュージックライブラリで回数が同期してたってブログは見つけたんですが。Apple Music時代はどうなんでしょう。
検証はしてみます
Twitterとかでアンケートしてみたら、割とみんな合算表示になってるよって人が多かったんです。自分の環境でチェックしたんですが、結果としては確かに合算になっているようです。
ただし合算のタイミングがリアルタイムではなく、1日の決まった時間にバッチ処理みたいな感じで実行されるみたいなんです(ネットの情報
試しにiPhoneでしか再生していない曲を用意して検証したところ、丸一日経たないくらいでMacに最終再生時刻とともにカウントされていました
あちゃんさんは、何日経ってもまるでカウントしない感じでしょうか??
実家のPCでも自分のアカウントでログインしていたことを思い出し、本日実家へ戻りアンインストールし再ダウンロードしました。実家PC内のCD音源に、iCloudミュージックライブラリへのアップロードが済んでいないものがあったことが判明し、ただいまアップロードさせているところです。これを終えても反映されなかったらもうどうしようもないかなあと……
話をまとめると、実家PCと自宅PCとスマホが登場すると思うんですが、もしかしたらPCが複数台絡んでいるのでデータの混ぜ合わせがうまくいってないのかもしれませんね
Apple MusicとiTunes Matchを使っているのですが、iOSのミュージックで一部のアーティストアートワークがiTunesと異なっています。
例を挙げると「ビートルズ」の画像が他のアーティスト(Antoine Goudeseuneというアーティストのようです)の画像になっています。iTunesでは正しくビートルズです。
iTunesからマッチ処理したアルバム「Abby Road」があるのですが、iOSではなぜか、先ほどのアーティストの関連情報がアルバム表示の下部に表示されます。これが関係あると思うのですが、うまく修正できません。
環境はiOS 13.1.3とmacOS Catalina 10.15です。
iOS13というかmacOS Catalinaなんですが、iTunesからミュージックへ切り替わったということもあって、いろいろトラブル満載な気がしています。私もライブラリ移行でドツボにハマって大変でした。
思うに現状は、何かをしても無駄な時間を過ごすだけと思いますので、落ち着くまで「気にしない」が一番だと思います。そのうち勝手に治るかもしれません。
(iOS12とmacOS Mojave環境だったとしても、ちょっとアーティストアートワークをいじるという方法が思いつかないのですよね)
ごめんなさい、CatalinaではiTunesではなくMusicでした。
確かに今回は不具合が多いみたいですから、少し落ち着いてから修正を行った方がよさそうですね。
関連があるか不明ですが、iOSでアルバム表示からアーティストの名前のリンクを押したり、「コンプリートアルバムを表示」を押すと違うアルバムが表示されることがあるのですが、マッチが間違っているのでしようか?
経験したことがない症例ですが、再現性100%ならば、該当する作品をmacOS Catalina側で「情報を見る」でクラウドの状況を確認。「マッチ」ならば誤マッチだと思われます。「アップロード」なら違う作品になるはずがないので。
この場合、どうするかですがまずiOS側で該当作品を「ライブラリから削除」。
そうするとmacOS Catalina側のミュージックでは、ローカルファイルが残りつつ、クラウドから外れた状態になります。ここでもう一回クラウドライブラリに追加します。
再追加の方法ですが、「ライブラリに追加」がアルバムのメニューになくて単曲メニューにしかないみたいなんですが、1曲ごとに「ライブラリに追加」することで、もう一度マッチング判定をやり直してクラウド化させます。
これで改善するかはわからないんですが・・・
念のため、ローカルファイルは確実にバックアップがある状態でお試しください
バックアップをとってからやってみたところ、アーティストの名前のリンクが押せなくなりましたが、「コンプリートアルバムを表示」が消えてすっきり(?)しました。
しかし、アーティストアートワークは更新されないです。
ところで現行のマッチング方法は曲のメタデータは関係ないのでしょうか?星のレート表示やリンクなど綺麗にマッチングできているアルバムもあったりして違いが気になりますね。
iOSは最新の状態です
iOSが最新ということはiOS13だと思います。ミュージックの設定の中にある「ライブラリを同期」というのをオンにしてください。それがiOS12までのiCloudミュージックライブラリの設定になります
Apple musicに昨日加入しました。3ヶ月の無料トライアル期間中です。
私は今までCDから音源をパソコンに落として、iPhoneに繋いで曲を入れていました。
Apple musicに加入した場合、iCloudミュージックライブラリをパソコン、iPhone共にオンにすれば今まで通りCDから曲を入れられるということですが(合っているでしょうか…)、無料トライアル期間が終了して、Apple musicを解約した場合、曲が全て消えてしまわないかが心配です。
もちろんApple musicでダウンロードした曲が消えてしまうのは当然かと思いますが、今までCDから入れた曲たちはどうなってしまのでしょう。
解約=iCloudミュージックライブラリは使えなくなるということですよね。
怖くてパソコンのiCloudミュージックライブラリはオフのままです…
お手数ですが、もしお分かりであれば教えていただければ幸いです。
WindowsやmacOS Mojaveまでなら「iTunes」、macOS Catalinaなら「ミュージック」からのiCloudミュージックライブラリへのデータ提供は、オリジナルファイルはそのままに残って、複製という形で行われます。
人為的操作で自分でパソコン上から曲を削除しない限りは、iCloudミュージックライブラリを使ったことによってパソコンから曲が消えるということはありません。
解約した場合も、ご指摘の通り、聴き放題の曲はきれいに消えますが、パソコン上には問題なくCDから入れた曲は残ります。
ただ注意点としては記事内でも書きましたが、ひとつのアルバム内で曲ごとに違うアートワークを貼った場合です。これは全て1曲目のものに書き換わってしまいます。これは困る場合はiCloudミュージックライブラリの利用を断念するしかありません
そうなんですね。安心しました。
パソコン上には、ということはiPhone上のミュージックに入っている曲たちは一度消えてしまうのでしょうか。再度パソコンと同期する必要はありますか?
諸事情により、すぐにパソコンと同期ができないので、iPhone上から曲が消えてしまうと困るなと思いまして…
なるほど…アートワークについては、アルバム内で曲ごとに違うものを設定したりはしてないので大丈夫なのですが、今までCDから入れた曲は、アーティストや曲の読み仮名を自分で入力して、きちんとあいうえお順になるようにしていました。
今回Apple musicに加入したことで、今まであいうえお順だったのが、すべて読み仮名がない状態になりすべて「#」のところに並べ替えられてしまいました。これはもうどうしようもないのでしょうか。
アートワークも全然違う人のものになっていたり…以前のように自分で設定することはできなくなりますか?
これらはApple musicを解約しても元には戻らないということでしょうか?
拙い文章で申し訳ございません…
よろしくお願いいたします。
iPhoneでiCloudミュージックライブラリをオンにした時に「置き換える」「ミュージックを残す」の二択が出ます。もう出たかもしれませんが。ここで「残す」を選べば、iPhoneに同期ずみのCD曲は消えません。「置き換える」を選ぶと一瞬で全て消えます。パソコンから曲をiCloudに上げない限りは復活しません。
iPhoneだけでApple Musicを始めた場合、アートワークなど入れ替わることがあります。これはiPhoneとiCloudミュージックライブラリとの照合機能が機能限定されているためです。
パソコンからアップロード処理を実行すると、アートワークなどはパソコン上のものが反映されます。
ただタグ関係に関しては、あれこれ勝手に書き換わるという話はよく聞きます。こだわりのタグ記述管理をしている人ほど困る事態になります。基本アップルの登録データに身を委ねるというのはApple Musicの世界ですね
とてもわかりやすいご説明ありがとうございます。
今まで自分で読み仮名等設定していたものは書き換わってしまうんですね。五十音順だと曲が探しやすかったので残念です…使っていくうちに気にならなくなるかもしれないですが。
そういったこだわりがある人はApple music利用には向いていないんですかね。
無料トライアル期間中なので、少し考えてみます。
お忙しい中ご丁寧にありがとうございました。
また何か質問させていただくことがあるかもしれません…
1番知りたかったところが分かりました。
他の項目も噛み砕いて説明されていたので、ポイント押さえながら設定してみたいと思います
とても分かりやすい解説ありがとうございました!!
「Apple Music CD 取り込み」で調べて最上位にヒットするサイトなどは、「正規の方法」と言いつつ大変面倒な方法を紹介し、その代わりに自社ソフトを推奨するという嫌〜な感じでした。
こちらの記事を見つけられて良かったです!
ありがとうございます!
Apple Musicに存在するアルバムの”ミックス違い”のアルバムを、iCloudミュージックライブラリ経由でアップロードしてみたところ、
今回取り込もうとした「Please Please Me (Remix)」の中に、Apple Music上に存在する、いわば正規の「Please Please Me」の曲が組み込まれてしまいます。ミックスが違うので大変不便な思いをしているのですが、解決方法はありますでしょうか。
分かりずらい説明で申し訳ありません、よろしくお願いいたします。
もっと短くまとめて欲しい
マスターよーだとも思えないお言葉ですね。短くするなら
「パソコンでもApple Musicの聴き放題を使って音楽を聞く。そのための設定をしろ」
これだけです。パソコンでも聴き放題を楽しむ設定をすれば、
それでクラウド同期のための設定も終わります。
この同期の問題は、みんなパソコンではApple Musicを使ってなかったから
ぶち当たってる問題なんですね。本来は問題ですらない。
先日Apple Musicに入って、色々と紆余曲折ありましたが、なんとかiCloudのミュージック同期は完了した(と思う)のですが、Mac側のミュージックのクラウドステータスが空白、クラウド状況が「待機中」になっています(エラーと重複の曲除く)。一応、再生はできるのですが、これは正常な状態なのでしょうか?
ちなみにiPhone側では正しく雲から↓が出ているアイコンで再生/ダウンロード共正常にできています。
よろしくお願いします。
Mac側のステータスの表記はおかしい気もしますが、iPhone側でクラウド経由での処理はできてるようなので、結果オーライということで気にしないでいいと思います。
macOS Catalinaのミュージックはまだバギーですしね。聴けてれば問題なしって判断でいいと思いますよ
しかし、追加で不具合が判明しました。Mac側のミュージック.appでApple Musicにある曲を再生はできるのですが、ライブラリに追加しようとすると、「エラー9,039が起きました」のエラーメッセージが出て追加できません。
これはアップルに投げないと無理でしょうかね?
ご報告お待ちしております
どの辺がわからないですか?
と言っても特殊なことをしたわけではなく、ミュージック.appを2,3回再起動したり、いったん環境設定の「ライブラリの同期」をオフにしてミュージック.appを終了させてから再起動してオンにする、と言った基本的な対応をしただけです。正直、アップルのテクニカルサポートの力を借りるほどでもなかった気がします。
不具合があったらまずアプリを再起動、それでもダメならシステム再起動、というトラブル時の基本的対応をまずやるべきでした。お騒がせしました。
解決したようで良かったです。お疲れ様でした。
分かり易い記事、ありがとうございます。
ひとつ質問なのですが、PCでiCloudミュージックをオンにすると、保存されている曲がiCloudミュージックにアップされて、勝手にDRM付きになってしまう、という記事を別に見ました。
そうなると、もしApple Musicを解約した時、今までCDリッピングで聴けていた音楽が聴けなくなってしまうのでしょうか?
もし、Apple Musicを解約した際にそうならない様にするにはどのように設定すればいいでしょうか?
Apple MusicのiCloudミュージックライブラリの仕様は徐々に変化してるみたいでして。初期の頃は、とにかくなんでもDRM付きになるという事実が確かにあったんですが、2019年時点では
・聴き放題にないのでアップロード扱いになった曲
これに関してはDRMは付かないと思います、実際ついてません。
という前提を踏まえてではありますが。
結局、どっちの仕様でもPC側のiTunesファイルが勝手に書き変わるわけでもなく、iCloudにある曲は同時にPCにも全部あるという前提のシステムなので。
自分でiTunesから手動でローカルファイルを消してクラウド上にしかないという状況を作らない限りは、DRM付く付かないは気にしなくていい問題だったりします。
解約した時はiCloudMLが使えなくなるだけなので、PCにある全曲からまたケーブルで転送する流れに戻るだけですね。
詳しいご回答ありがとうございます!
現在では特に気にしなくてもいいのですね。
これでスッキリしました!ありがとうございます。
これに関しての対処法などはあるのでしょうか…。
ぴろろさん
経験則なのですが、この機能で表示されている場合、なぜかiCloudへのアップロードがうまくされないことが多いようです。
http://blog.livedoor.jp/kumakazu1207/archives/52285268.html
↑アートワークを正しく表示する方法は別記事を書いていますので、これでやっていただければ意図通りのものが表示できると思います。
そうですね、、確かにその機能はオンにしてたかと思います。まずはオフにしてみます。
早速記事も拝見させていただきました。一度消して新たに埋め込む…。なるほど…。
Apple Musicを利用し始めて初めてCDからの取り込みも行い、このような事にぶち当たって首を捻らせていたところでしたので、たいへん助かりました。現在手元にPCがないのでまたいじれる機会に試してみます。ありがとうございます。
こちらの記事、大変分かりやすく、他のサイトでは深掘りしてくれないところまで書いていたので理解できました。
そこで質問なんですが
iTunesの環境設定を開くところで、私の画面上に
「Apple Musicの機能を表示」しか出てきません。
サインインすると表示されると書いてあったので、アカウントをクリックするとサインイン済みでした。
この場合の解決法があれば教えて頂きたいです。
以下、現在のiPhoneとPCの状態です
・iPhone XS iOS13.4.1
・iPhone上の「ライブラリを同期」→オン
「自動的にダウンロード」→オフ にしています
・Windows で最新バージョンにしています
・iTunesも最新にしています
何か分かることがありましたらどうぞ宜しくお願いします。
大前提として、WindowsからiCloudミュージックライブラリ(クラウドライブラリ)へのアップロードが全く発動してないという状況でよろしいでしょうか?
そして申し訳ないのですが、当方Windows環境がないものでして検証ができないのです。
思いつくこととしては、iTunesのサインイン、サインアウトを試すことくらいでしょうか。昔Mac版でサインアウトさせてからのMac再起動、そして再びサインインで動き出したことがあります。
素早い対応ありがとうございます。
先ほど解決いたしました。
iPhoneの設定からサブスクリプションを開いてみたらApple Musicが無くて、そこで昔使っていたAppleIDでサインインすることに気がつきました。
自分でAppleIDが2つあることを忘れていて、昔のIDでApple Musicに登録していたのにPCでは今のIDでサインインしていたことが分かりました。
対応して頂いたのにこんなことで時間をとらせてしまい申し訳ないです。
昔のIDでサインインしたらすぐにアップロード始まりました。
良記事でしたので悩む方の目に留まるといいなと思ってます。
今までCD等はiPod Classic、Apple musicはiPhoneで聴いていたのですが、流石に不便なので、iPod touchを新たに購入し、そちらでひとつにまとめようとしています(iPhoneは容量不足&できるだけダウンロードしておきたいため)。
そこで、本記事の通り、iTunesにある曲を一通りiCloudに上げたのですが、その後iPod touchにすべて移行されていることが確認できたら、iPhoneにある”ミュージック”アプリをそのままアンインストールしても問題ないでしょうか?
同じアカウントなので一緒にiPod touch内のデータも削除されて、またイチから作業し直す等の問題が発生しないか、疑問に思いましたので確認させてください。
ミュージックアプリごと消すという発想をしたことがなかったのですが。理屈で考えれば、同一IDのデバイス間でライブラリの内容が同期するのは、アプリ上でライブラリへの登録削除操作をした場合だけのはずです。
そうでないと例えばiPhoneとiPadで使ってて、たまたまiPadを初期化復元しないといけない場合を考えた時、iPhoneまで巻き込まれてライブラリが消える・・・、そんな仕様だったら暴動がおきますね。
とはいえ、万が一を考えて、iPhone側のオフラインダウンロードしている曲をダウンロードだけ消すというプランはどうでしょう? 設定→一般→iPhoneストレージ→ミュージックに入ると、容量を使っているオフラインデータだけ全曲まとめて消す操作ができます。
こうすればiPhoneの容量だけ空けてミュージックアプリは残ります。
ありがとうございます!
そうですね、iPhoneの方は全てダウンロードだけ削除で問題ないです。
どうもデータが大きすぎるせいか、一括削除してる途中で落ちちゃうんで、地道にやろうと思います。
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質問させて頂たいのですが
現在、Apple musicとCD音源の音楽が同居している状態です。
選択した項目だけを同期にしているにも関わらず、チェックボックスを外した音楽もiPhoneに同期されてしまいます。。
こちら対応策ご存知でしたら教えて下さると嬉しいです😭
よろしくお願いします🙇🏻♀️
Apple Music、iTunesの基本システムというのは、2001年くらいに発売したiPodから始まります。iPodの基本概念は、ケーブルで接続すればPCのiTunesライブラリにある「全曲」が同期転送されますよというものでした。
しかしながらiPodの容量もそこまで大容量のものを搭載するにはコスト的な問題もあり、全曲転送できない曲数を保有している人も多いのが実際のところでした。
そこで選択したものだけiPodに送るという機能が生まれました。
時代は進んでApple Musicの登場です。CDの曲はiCloudにあげてしまえばいいという発想、そして10万曲までいけるというわけで、実質的に選択した曲だけiCloudにあげる必要がある人はほぼいないわけです。
PCにある曲はiPhoneのApple Musicのライブラリでも全部見える。最初のiPodの理想がやっと実現したわけですね。
つまり指定した曲だけ転送するというのはiPod、Apple Musicの思想には基本的にないんですね。全部聞けた方がいいでしょっていうのがアメリカ的な発想なわけです。土地が広い国なので
iCloudミュージックライブラリによって、iPhoneに全部見えてしまっている作品の中で、どうしてもiPhone側では見たくもないんだ・・・という作品がある場合
iPhone側から、その該当作品を「ライブラリから削除」をしてあげれば、iCloudから消えてiPhoneからは見えなくなります。PCのiTunesにはそのまま残ります。
一個一個を削除していくのは手間ですが、どうしても視界から消し去りたい場合は、この方法を使うといいと思います。
一点だけ、もしご存知なら教えて頂きたいです。
iPhoneのミュージックアプリ側では、iCloudにアップロードしたパソコン側の全ての音楽と、プレイリストが表示されるようになります。
カーオーディオにiPhone接続して聴こうとすると、ダウンロードしていない曲やプレイリストが全て表示され、「ダウンロード済み」は表示されません。
そのため、目当ての音楽を探すのも一苦労で、非常に使いにくいです。
本来なら、むしろ「ダウンロード済み」だけ表示させたいところですが、この問題を解決する方法はないものでしょうか。
お知恵を貸していただけたら幸甚です。
確認不足で申し訳ありません。
車に乗らない人なのでわからないんですが、カーオーディオ側のUIで未ダウンロードも全部表示されちゃって、探すのにも一苦労ってことでしょうか?
だとしたらカーオーディオ側の実装の問題なので、できることはなさそうです。
まぁ力技でiPod touchとか用意して、そこにカーオーディオ用の曲だけ集めておくとか、物理でなんとかする方法は思いつくんですが。
もしかすると他の人も質問している事かもしれませんが、私のような場合はどうすればいいか教えていただきたいです!
私は元々、CDをPCに取り込んでからケーブルを繋げてiPhoneと同期したり、iTunes Storeで曲を単体で購入したりして聴いてきました。
その後、Apple Musicのみで先行配信!といった曲があり、Apple Musicに加入しました。
そして、いつもの通りCDを入れてケーブルで同期したら、一部の曲名が英語表記になってしまい、私的にそれは嫌だったので、それを元に戻そうとしました。そこで編集ボタンをクリックして名前を編集すれば良かったのですが、私は何故かその曲を一度ゴミ箱に入れてしまいました💦
なんとか元には戻せたのですが、そしたら今まで聞けていた曲が聴けるものもあれば点線の雲マークや!マークが出て聴けなくなってしまった曲が発生しました😢中には重複している曲もありました。完全なる自業自得です笑
それの改善策をと思って色んな記事を見て、結果的に全ての曲を一からDLする、という方法を取り、無事に消えてた曲は戻ってきました!
しかし、ここからが本題で、本日CDを購入して、パソコンに取り込んで同期して聴こうと思い、ケーブルをiPhoneに繋げて同期ボタンを押したところ、iPhoneに入っていた曲のほとんどがDLし直しの状態になってしまいました😭
作ったプレイリストも一部を残して、ほとんどが消えてしまっている状態です。
これもまた気長に待って、DLをし直すしかないのでしょうか...?(続きます)
長文で読みづらくてすみません。PCはWindows10を使用しており、iPhoneは最新のiOS14.4.1、機種は11です。
何かわかることがあれば教えていただけると嬉しいです、よろしくお願いします🙇🏻♀️
ブログサボり気味なのでコメントいただいたのに気づくのが遅れました。Windows環境がないので正直検証ができないのですが、いただいたコメントで気になるのはここです
「PCの設定にある「iCloudミュージックライブラリ」はオン(グレーがかっていてオフには出来ません)」
パソコン一般で言うと、グレーがかってる表示というのは、その機能が有効化されていない場合が多いのです。オンにできてる場合は必ずオフにも自分の意思で操作できるようになります。
ではなぜグレーになっているのか・・・と想像すると、iTunes上でAppleIDのサインインができてない可能性があるのですが、この辺はどうでしょうか? iTunes Storeで購入歴はあるとのことですが、もしiPhoneで購入してて、PCでは購入したことがない・・・だとすると、この想像が当たる気がします。
もしPCでも買ったことあるよって言う場合は、iTunesでサインアウト、サインインをしなおしてみるといいかもしれませんね。
返信ありがとうございます!!
管理人さんの仰るとおりで、Apple IDを一度ログインし直したら、プレイリストも全て復活しました...!
ありがとうございます🙇🏻♂️
あとすみません、もう一つ聞きたいことが出来てしまったのですが、よくPCだけ一部の曲が重複してしまいます...。これの原因は何か分かりますでしょうか?
とても分かりやすくご説明書いてくださりありがとうございます。
先日、Mac OSをBig surにアップグレードし、MacがiTunesからミュージックアプリになりました。
iTunes時代にiPhone7のプレイリストというのを作り、そこへiPhoneのミュージックで聴きたい曲だけを入れ、iPhoneに同期し聴いていました。
Big surのミュージックアプリにiTunes時代の曲が全部引き継がれ、また今度もiPhoneで聴いていたiPhone7のプレイリストを同期させたのですが、iPhoneのミュージックの中の「ダウンロード中」という場所に、Big surのミュージックアプリの中の全部がダウンロード中になっているのですが、これはこれで正解なのでしょうか?
お使いの全てのデバイスで聴けるとAppleのHPに書いてありますが、全部ダウンロードしたらiPhoneの容量オーバーにはならないのでしょうか?
すみませんが、ご回答よろしくお願い致します。
久々にCDをレンタルしてきてPCに取り込んだのですが、何回やっても同期が出来ず、色々なサイトをさ迷ってこちらのページに辿り着きました。記事の内容がとても分かりやすく、無事に同期出来ました!!Apple musicの仕組みがよく分かっていなかったのですが、やっと理解出来ました。
分かりやすい解説を書いて下さり、ありがとうございました!!
仕組みがわかれば簡単なシステムなんですけど、Appleの説明があまりにも無さすぎるんですよね。ゲームみたいにチュートリアル最初に入れろよとか思います